世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その70 16機目の-446 JA8088
かつてJALは-246BのJT9D-7R4G2エンジン装備の3機(JA8161,JA8162,JA8169)を「Executive Express」として成田~ニューヨーク線専用機にしたように-446の世代でも性能的には他の-446と違わないながら、初期に導入した20機のうち、最後の-446,3機を「Big Express」として成田~ニューヨーク、ロンドン線専用機にしたようです。ちなみに20機目のJA8090は-446Dでしたから、JA8087, JA8088,JA8089の3機が該当します。
今回、紹介するJA8088はcn26341/ln902として製造され、1992年2月1日に初飛行、2月24日にJALに引き渡されています。JA8087, JA8088,JA8089の3機の共通性はBig Expressとして活躍したことに留まらず、引き渡された直後にリース会社に売却され、JALがリースするという形で運航していたことです。リース会社はJA8087とJA8089がエヌアイエアクラフトリーシングでJA8088は興銀リース他4社となっています。
1998/2/14 NRT
2003/1/2 NRT
2003/5/26 NRT
1998年、JA8913からの新世代ジャンボが就航するとBig Expressの称号を譲り、2クラス仕様に改修されています。2011年3月、JAL機としてリタイア、N349ASにリレジとなり、2011年10月15日、Atlas Airのフリートに加わり、レジはN464MCとなりますが、2021年9月にリタイアしました。
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