2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その1 平日朝のラッシュ時のみ走行する8200系
速報版でレポートはしてありますが、2023年8月28日から9月1日にかけ関西を旅行しました。このときのターゲットは阪急電鉄、嵐電、大阪メトロ、JR西日本関係では3月のダイヤ改正でオープンした大阪駅うめきた口、吹田貨物ターミナル~安治川口間の補機運用などでした。さらに近畿地方の城巡りとして琵琶湖東岸の長浜城、彦根城、そして岸和田城を訪れました。
まずは阪急編ですが、コロナウイルス病蔓延前の2019年10月に阪急全線乗りつくしの旅を行い、車両に関しても8200系以外は撮影することが出来ました。
8200系は速報版の記事でも書きましたが、8000系をベースとして朝夕のラッシュアワーのような混雑時に座席を収納できるようにした車両で1995年に2両編成2本(8200Fと8201F)が製造されました。阪急では*200番台は試作的要素の強い車両に付与される系列番号で結局、以後量産されることなく4両で製造は終了となりました。座席収納運用も2007年に廃止となりました。2両編成2本ということから平日朝の神戸線上り8連通勤特急の増結編成という運用形態に落ち着きましたが、2022年12月のダイヤ改正では10連の通勤特急が無くなり、休車状態となり、2023年2月のダイヤ改正で10連の通勤特急が復活し、8200系2編成も働き場を得た形となりました。
ということで8月29日には十三駅にて大阪梅田に向かう神戸線の通勤特急を狙うことにしました。
7:03 8201+7138
7:19 8033+7102
7:34 8035+7109
7:50 8031+7107
8:06 6016+ ?
8:22 8201+7138
8:37 8033+7102
8:53 8035+7109
9:08 8031+7107 といった編成が10連(梅田方に2連、神戸方に8連)としてやってきました。
2023/8/29 十三 8200系の前面、近くで見ると貫通扉のガラスに対して外側のガラスは若干スラントがかかっているのがわかります。
8月29日は8200Fの運用投入が見られなかったので8月31日にもう一度、今度は西宮北口駅で車庫から出庫、本線運用に入る姿をウオッチすることにしました。
その結果、10連の運用は
6:29 7110+6016 (回送)神戸三宮方面
6:44 7107+8031 (回送)神戸三宮方面
6:48 7109+8200 西宮北口発、大阪梅田行き と3本目に8200Fが入っていました。
2023/8/31 西宮北口 同駅始発の通勤特急に投入された8200F
全検、要検の年月が乗務員室の仕切り壁に表示されています。
2023/8/31 大阪梅田 運転台
大阪梅田到着後は休む間もなく神戸三宮行き通勤特急に 反対側の8250の運転台が本線走行で使用されることが今後あるのだろうか?
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