世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その69 15機目の-446 JA8087
cn26346/ln897として製造、1992年1月4日に初飛行、2月18日にJALに引き渡されたのがJA8087でした。
この機体は導入直後にエヌアイエアクラフトリーシングに売却され、JALがリースの形で運航していました。当初はFCクラスの座席が多い成田~ニューヨーク、成田~ロンドン線用「ビッグエクスプレス」C44コンフィグレーション(F/30,C/104,Y/128)でFクラスはAゾーンだけではなく最前部搭乗口後ろのBゾーンにもありました。Fクラス4DG席の前方には三角形の空きスペースを利用したスカイマッサージシートも装備されていました。Cクラスはシートピッチを拡大、さらにリクライニング角度を深くしたJALスーパーエクゼプティブシートが装備されていました。
1998年以降は2クラス仕様に改修、MAGICII装備の2クラス機となり、アムステルダム、ラスベガス、一部東南アジア線、ホノルル線などを中心に運航されました。
2002/5/19 NRT
2011年3月、保管状態となり、Aersale社の管理でレジはN346ASに、7月1日からスペインのPullmantur Airにリース、レジはEC-LNAに、2014年に同社がWamos Airに吸収合併されると、同じレジのまま同社にリース、2015年10月29日にはベネズエラのConViasaへWamos Airからリース、2016年11月8日、再びWamos Airに戻りますが、2016年11月、N803KYのレジで保管状態に、2020年1月、解体されました。
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