2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その8 7000系 part4
7000系の更新工事、鋼鉄車の中では7005Fと7030Fが未施工でしたが、2016年度から2022年度にかけてはアルミ合金線車体8両編成、11本のリニューアル工事が施工されました。今回の特徴は前面の貫通扉の窓が大型化されたことで新たな7000系の顔が登場しました。さらに制御装置は界磁チョッパから1000系に準じたVVVFインバータ(SVF102-C0)に換装され、主電動機も全閉自冷式永久磁石同期電動機(PMSM:形式 SEA-538A、出力 190kW×4)となりました。
2023/8/29 十三 7013F
70133F: 2016年5月23日施工
2023/8/31 西宮北口 7014F
7014F:2016年8月9日施工
この編成は近畿車輛で更新工事が施工されました。入場時は嵐山線直通運用に入る関係で6連化されていましたが、7006Fの6連化で余剰となった7556・7586が組み込まれ8連に戻されました。
2023/8/31 西宮北口 7019F
7019F:2016年10月6日施工
2023/8/29 十三 7115(7015F)
7015F:2017年5月19日施工
2023/8/29 十三 7022F
7022F:2017/9/29施工
2023/8/31 西宮北口 7012F
7012F:2018年5月15日施工
7011F:2019年9月12日施工
2023/8/29 十三 7021F
7021F:2019年11月14日施工
2023/8/29 十三 7118(7018F)
7018F:2020年10月6日施工
2023/8/29 十三 7027F
7027F:2021年2月9日施工
2023/8/29 十三 7017F
7017F:2022年9月14日施工
かくして1998年から開始された7000系の更新工事は4期にわたって進められ、22編成が更新されました。こうした製造以来、順当な歴史を歩んできた車両以外に、8連として製造されながら現在は一家離散状態の7005Fや元2200系の7000系編入などの歴史を次回のこのシリーズで触れてみようと思います。
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