2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その5 7000系 part1
阪急電鉄の7000系は1980年から1988年までに210両製造された阪急では最大の製造数となった系列です。
長期に渡り、かつ多く製造されたため変化が見られるのも7000系の特徴です。最初は鋼製車体でしたが、1984年製の7011Fおよび7021F以降、アルミ合金車体となりました。界磁チョッパ制御方式が採用され、8連、6連、4連、2連が登場し、本線は8連、山陽電鉄乗り入れ用に6連、増結用に2連といった構成でした。1998年からは屋根付近にアイボリーが入る塗装となり、1999年からはバリアフリー対応工事、2001年からはリニューアル工事が始まり、前面の形態が変化した編成も登場しています。2016年からは制御方式をVVVF化した編成も登場しました。2019年3月には7006Fが「京トレイン雅楽」に改造されています。廃車も2017年から始まっており、2018年には能勢電鉄に譲渡された編成が7200系としてデビューしました。
7000系 鋼製車 登場時の編成 8連の最初はMcとM'の間にTが挟まっている編成でした。
7000系 アルミ合金車体編成表 1984年5月竣工の7021Fから、McとM'が繋がる編成となり、鋼製車も同様に組み換えられました。また6連で竣工した鋼製の7001F,7003F,7006Fにはアルミ合金製のTが挿入され8連化されましたが、7016F,7017Fは6連のままでした。7024Fは4連、7025F,7026Fは増結用2連として登場しました。
1981年頃の御影 登場間もないころの7000系で編成がMcTM'TTMTM'cであることが分かります。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その73 湾岸戦争後の航空不況でアメリカに留め置かれた JA8901 | トップページ | 2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その6 7000系 part2 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 9000系の後継として1992年に登場した2代目1000系(2024.12.11)
- 2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 2015年から運転を開始した7000系・7100系(南海本線)、6000系(高野線)置き換え用の8300系(2024.12.10)
- 2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 特急四国の後継として特急サザンで活躍する10000系 (2024.12.09)
- 青梅線開通130周年、青梅駅駅舎築100年(2024.11.28)
「民鉄:阪急電鉄」カテゴリの記事
- 速報版 2024年晩夏 京都の旅 3日目 嵐電から始まり、阪急PRiVACE、JR、阪急2300系で締めくくり(2024.09.05)
- 2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その19 1300系(2024.07.31)
- 2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その18 3300系(2024.07.30)
- 2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その17 5300系(2024.07.29)
- 2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その16 6300系(2024.07.25)
« 世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その73 湾岸戦争後の航空不況でアメリカに留め置かれた JA8901 | トップページ | 2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その6 7000系 part2 »
コメント