« 2023年晩夏の関西旅行 嵐山電鉄編 その3 嵐電の車両 part4 モボ631形 | トップページ | 2023年晩夏の関西旅行 大阪メトロ編 その1 大阪の地下鉄網はどのように形成されたか »

2024年8月14日 (水)

2023年晩夏の関西旅行 嵐山電鉄編 その3 嵐電の車両 part5 モボ2001形

2000年の嵐山本線開業90周年を記念し、モボ501形の置き換えのため登場したのがモボ2001形でした。武庫川車両工業で2両が製造されました。それまで長く続いてきた吊り掛け駆動式から嵐電初のカルダン駆動方式(WNドライブ)となり、制御方式も2レベルIGBT-VVVFインバータ制御方式になりました。ただ、形式名は以前として1929年以来のモボが付いており、沿線への誘導障害対策から回生ブレーキは装備されませんでした。2023年になり、回生電力貯蔵装置が導入されたことから回生ブレーキが付加されました。制御方式が他の形式とは異なるため、朝夕のラッシュ時の併結運転はモボ2001+2002の併結で実施されています。

2002-230829
2002-230829-2 2023/8/29 西院 モボ2002

嵐電の車両の紹介は今回で終わりますが、2023年5月に発表された「KYOTRAM」が2024年度から2028年度にかけ計7両導入予定されており、それによってモボ101形、モボ301形が置き換えられるそうです。わたしも近いうちに再度、嵐電を訪問し、風前の灯火となっているこれらの車両を撮影しておこうと思います。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村 
鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 2023年晩夏の関西旅行 嵐山電鉄編 その3 嵐電の車両 part4 モボ631形 | トップページ | 2023年晩夏の関西旅行 大阪メトロ編 その1 大阪の地下鉄網はどのように形成されたか »

旅行・地域」カテゴリの記事

路面電車」カテゴリの記事

私鉄」カテゴリの記事

コメント

B767−281様 お早うございます。なるほど初のカルダン駆動ということで一気に番号が2000に飛んでいるのですね。宇都宮を始めとして、このところ路面電車が見直されていることは良いことだと思っています。かつては都心も都電網が張り巡らされていて便利だったそうです。今の交通状況を考えるとうまく残していればなあ、と思います。私にとってオリンピックの騒ぎが終わってほっとしています。金曜日から大阪に研究会で出かけますが、台風う接近ということで少々心配です。

細井忠邦さま、おはようございます。

機構的に1929年製のモボ101形、あるいはその仲間である形式の制御装置、駆動方式をこれまで使っていた嵐電がチョッパ方式などを経ずいきなりVVVFインバータ方式を採用、さらに回生ブレーキまで導入するという大転換をモボ2001形でやったわけですから、同社のメンテナンス人も最初は大変だったと思います。そして2024年度からはKYOTRAMとしてさらに新しい車両が入って来るわけですね。
大阪への研究会旅行、暑さは相変わらず厳しいと思いますが、お気をつけて。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 2023年晩夏の関西旅行 嵐山電鉄編 その3 嵐電の車両 part4 モボ631形 | トップページ | 2023年晩夏の関西旅行 大阪メトロ編 その1 大阪の地下鉄網はどのように形成されたか »

カテゴリー

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村