世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その81 21機目の-446 JA8909
cn26353/ln980として製造、1993年5月21日に初飛行、6月7日にJALに引き渡されたのがJA8909でした。
JALにとって最初に国際線用に導入したJA8101~JA8103の3機の-146が退役したのが1992年6月から12月でした。JA8101は終生、JAL機で、JA8102とJA8103は1982年から1986年までJAAに移籍していますが、これら3機のリプレイス用として、「ジャンボの後継はジャンボで」というポリシーで導入された機体のようです。
2005年夏にはサッカー日本代表応援ステッカーが機体に添付されました(写真はこちらをご覧ください)。日本代表チーム(監督はジーコ)
は2005年6月8日にアジア最終予選B組1位となり、ドイツで開催される本大会FIFA WC 2006の出場権を獲得しています。これは世界で一番のりでした。
本大会はグループFに入り、初戦オーストラリア戦は1-3、第2戦クロアチア戦は0-0、第3戦ブラジル戦は1-4と勝ち点1、グループ4位で予選リーグ敗退でした。決勝はイタリアとフランスの戦いとなり、120分で決着がつかず、PK戦となり、5-3でイタリアが勝利しました。イタリアは6大会ぶり4回目のWC優勝となりました。
1998/10/25 NRT 2004/4/14 NRT
JA8909はMAGIC-II装備の3クラス機として欧米線、東南アジア線に就航、2006年12月には旅客型から貨物機に改修され、-446BCFとなりました。2009年8月に退役、2010年12月6日からKalitta Airのフリートに加わり、レジはN744CKに。現在もActiveです。
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