世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その84 24機目の-446 中短距離用 JA8912
cn27099/ln1031として製造、1994年5月19日に初飛行、同月31日にJALに引き渡されたのがJA8912でした。
同機はJA8910,A8911と同様、中・短距離用仕様で、引き渡し後、イリノイエアクラフトリーシングに売却され、JALがリースという形で運航されました。1994年9月3日、大阪伊丹発の国際線最終便に投入、翌日はイベントチャーター便として関西国際空港に最初の到着便となりました。
2003/6/7 NRT
JALの国際線用B747の中では最後にMAGIC-IIに改修された機体でもありました。2001年8月1日からは国際線用B747-446の中では唯一、JAL Dream Express塗装(Disney Sea号)となり、2002年7月まで、香港線、シンガポール線、ジャカルタ経由デンパサール線、上海線など就航しました。
2010年8月、JAL機として退役し、同年10月まではファイナンスリース会社AARの管理下にあり、レジはN744ARとなりましたが、元JAL機の中では異例のイラク航空が購入し、YI-AQQのレジで再就職しました。2022年2月以降はストア状態のようですが、解体はされていません。
JA8913がJALに納入されたのは1998年5月のことで、1991年1月から続いてきた-446,-446Dの導入もこの機のあと少し間があきました。
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