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2024年9月 2日 (月)

2024年度になって増えた西武新宿線の珍編成

西武鉄道では界磁チョッパ車である2000系の廃車、2000N系の廃車、編成の短縮化が続いていますが、その影響なのか、今年度に入り、平日の新宿線運用における2000系(もはや2連2編成を残すのみ)、2000N系による細切れ編成が頻繁に登場しています。今回は目撃情報サイトの情報を基にそれらをまとめてみました。

まず、以前は珍しかった2+4+4の10連はほぼ連日登場しており、これは珍編成には含めないことにしました。

最近の傾向として頻繁に登場するようになったのは2連と6連による8連が各停を中心とした運用に入る例です。

 日付                編成内容(左側が西武新宿側)   
2024/3/5-3/8 3/11-3/15               2047F+2463F
2024/4/1                        2051F+2417F
2024/4/8,4/9,4/11,6/11,6/24           2047F+2417F
2024/5/1                                     2053F+2457F
2024/5/7-5/9                               2453F+2053F
2024/5/17                                   2049F+2419F
2024/7/25,7/26                       2049F+2461F
2024/8/13,8/14                    2051F+2465F
2024/8/21-8/23                    2419F+2049F
2024/8/26-8/29                    2047F+2419F

池袋線では2連と8連で10連を組む場合、2連の連結は池袋~飯能間の場合、ほぼ飯能側(8連の奇数車側)に限定されていますが、新宿線ではどちらにもありでしたが、2+6による8連においても2連はどちら側にも連結されていることがわかります。また一度編成を組むと同じ編成が数日間に渡って運用に入る場合がありますが、6連や2連のどの編成が特異的に連結されるといったことは無いようです。また出現はいまのところ平日運用に限定されています。これらのことからこういった編成は8連貫通編成の代用としてやむを得ず組成されたものと想像されます。

2000-2-2420-240828-2

2000n-6-2047-240828

2024/8/28 井荻 西武新宿側2047F、本川越側2019Fで組成された8連

2000n-6-2047-240828_20240901043401 2024/8/28 沼袋 同編成

2000n-6-2047-240828_20240901043501 2024/8/28 小平 同編成

2047Fにとってみれば同編成の通常の働き場所は国分寺線で時たま、4連と併結で10連となり、本線の急行・準急運用に入ることもありましたが、2連と組んで8連の各停運用はこれまでに殆ど無かったと思われます。

さらにもっとレアなケースとして3編成による8連、10連(2連2組と6連からなる)も登場しています。

2+6+2
日付                編成内容(左側が西武新宿側) 
2024/6/13,6/14                         2457F+2049F+2465F
2024/6/25,6/26                         2419F+2047F+2417F

2+2+6
日付                編成内容(左側が西武新宿側) 
2024/7/3                                  2451F+2453F+2077F
2024/7/10                                2455F+2461F+2051F

2+2+4
日付                編成内容(左側が西武新宿側)
2024/6/11-6/14                         2461F+2453F+2523F
2024/7/4                                  2451F+2453F+2531F

4+2+2
日付                編成内容(左側が西武新宿側)
2024/8/8                                  2533F+2455F+2465F

これらの編成が登場したのは2000系8連の消滅、2000N系8連の減少によるものかと想像されますが、今後どうなるのか見守ってゆきたく思います。

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コメント

B767−281様 こんばんは。2000N系の最近の編成について、色々あるなあとは私も感じていましたが、こうやって整理してご教示いただけるとまだ見ていないものもあり新しい発見があります。一番見るのは国分寺線ですが、更新車が増えていますが、小田急8000形との関係はどうなるのか見ものです。8000形が本格導入されたら新宿線に戻るのでしょうか?そうなると4連✖️2の8連との関係はどうなるのか。興味は尽きません。

細井忠邦さま、おはようございます。

私も目撃情報サイトの情報を調べてみて、3月以来、こんなに珍編成が増えたのだなということを初めて知った次第です。
仰るように国分寺線に関しては2000N系の6連化投入と小田急8000形由来の車両の関係がどうなるのか、従来から活躍していた6連は一掃されてしまうのか、未だに落ち着く形が見えないように感じます。
それも鉄道ファンとしての醍醐味かも知れないと思い、観察を続けるのしかないのでしょうか。

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