世界で一番多い保有数を誇ったJALのBoeing747 その89 29機目の-446 JA8917

cn29899/ln1208として製造、1999年3月25日にN6009Fのテストレジにて初飛行、4月20日にJALに引き渡されたのがJA8917でした。JA8916のcnが26362でJA8913の26359から4機連続した番号となっているのに対して、JA8917は一気に3500以上飛んでいること、そしてJA8918から最後のJA8922までは再び、27000台となっていることに若干の違和感を感じますが、これはなにか事務処理上の都合だったのかもしれません。

さて、この機体も導入後にツイン・クレイン・リーシングに売却され、JALがリースする形で運航されました。新世代ジャンボという位置づけではあるものの、JA8913などとは異なり、ファーストクラスの設定の無いMAGIC-I装備の2クラス機というコンフィグ（K51)になりました。

2001/2/25　NRT

1999/10/30　NRT

2001/4/29　NRT

2005/1/14　NRT

2010年10月に退役、僅か11年半の在籍期間でした。N916UNにリレジされ、2012年4月27日からはEI-XLEのレジでTransaero Airlinesのフリートに加わりますが、2015年10月26日に運航停止に、2016年4月1日から同じレジでRossiyaのフリートに、2022年3月9日からはRA-73285にリレジされました。しかし同月中に保管状態となり現在に至っています。

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