2023年晩夏の関西旅行 JR西日本編 その19 関西本線(大和路線)の221系 part3 奈良支所の4連
221系は幹線からローカル線までJR西日本の直流電化区間、どこでも走れるように従来からのMM'方式とMプラスTの1M方式で製造されたことは昨日の記事で触れました。実際に奈良電車区に配置された編成は関西本線(大和路線)運用のみならず、和歌山線や桜井線、奈良線、さらには阪和線・紀勢本線の運用も持ちました。一方、網干区に配置された編成は播但線の運用を持ち、後に京都支所の運用になりましたが、草津線の運用も初めは網干区が担当しました。
2024年4月1日現在、奈良支所には221系の4両編成が35本、計140両配置されています。これらはその構成、由来から2つのグループに分かれます。NA418からNA429までの12本は元々クモハ220+クハ220だった1M方式の2連にモハ220+サハ220を組み込み、4連化した編成です。それ以外の編成はクモハ221+モハ221+サハ221+クハ221のMM'方式の編成です。奈良支所の編成のなかでもこれらの編成は4連併結、8連での運転があるので、全編成に転落防止幌が設置されています。
2024.4.1時点での奈良支所配置の221系4連
2018/3/25 桜ノ宮 NA404編成
22023/8/30 平野 NA405編成
2023/8/30 平野 NA408編成
2023/8/30 平野 NA421編成
この編成は220形で構成される編成ですが、先頭の番号表記も221形の番号と区別するため、04となっています。
2016/9/3 福島 NA425編成 転落防止幌未装着の頃
2018/3/25 大正 NA429編成 クモハ、クハ220は1~12まで製造され、10~12は前の写真同様、0を頭に付けて表記されています。
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