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2024年10月 7日 (月)

2023年晩夏の関西旅行 JR西日本編 その9 京都線・神戸線新快速 A seat 223系改造車

2014年8月、JR西日本は訪日観光客や国内の不慣れな利用者のために近畿エリア、広島エリアの各路線に路線記号を振ることにしました。近畿エリアでは北陸線・琵琶湖線・京都線・神戸線・山陽線・赤穂線をA線とし、同線を基準に北から同線から分岐する順にB,C,D・・・となるようにしました。すなわち、近江塩津で分岐する湖西線をB,草津で分岐する草津線をC,京都で分岐する奈良線をD,山陰線をE,新大阪で分岐するおおさか東線をF(2014年時点では放出~久宝寺区間は開業済みでしたが、新大阪~放出間は2019年3月16日に開業)、大阪環状線はOとして、福知山線をG,学研都市線をHといったように各路線にアルファベット1文字を当てて行きました(JR西日本のニュースリリース,2014/8/6付け)。

2231000-v3-030326-3 2003/3/26 南草津

2231000-v4-120915 2012/9/13 新大阪

2019年2月から3月にかけ、クハ222がAseat車に改造された223系1000番台、V3(上)、V4(下)編成

2019年3月16日のダイヤ改正ではA線の野洲・草津~姫路・網干間で運行される12両編成の新快速電車の9号車に有料座席サービス「Aシート」が導入されることになりました。網干総合車両所配置の223系1000番台、V003,V004編成のクハ222-1007、-1008の2両が2019年2月22日(-1008)、3月14日(-1007)にAシート化改造工事を施工され、3月16日のダイヤ改正から営業運転に復帰しました。

外観は窓回りに黒、窓下に青帯を配し、車体中央の扉を埋め込み2扉車とし、乗降扉部分に黄色のラインが入れられました。車内はテーブル付きリクライニングシートが設置され、特急車両の普通車に相当する仕様となりました。また公衆無線LANサービス、荷物スペースが設置され、各座席にコンセントが設けられました。

2231000-v003-aseat-230831 2231000-v003-aseat-230831-3 2023/8/31 大阪

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2231000-v003-aseat-230831-8 2023/8/31 野洲

2019年3月のダイヤ改正で登場した際には

平日
下り 野洲1059~姫路1302、野洲2059~網干2316
上り 網干0722~野洲0949、姫路1810~野洲2016
土休日
下り 野洲1159~姫路1402、野洲1928~姫路2134
上り 姫路0840~野洲1043、姫路1610~野洲1816

2020年3月には

下り
3449A 野洲1059~姫路1302 土曜・休日運休
3457A 野洲1159~姫路1402 土曜・休日運転
3529A 野洲1928~姫路2134 土曜・休日運転
上り
3434A 姫路 0840~野洲1043 土曜・休日運転
3494A 姫路1610~野洲1816 土曜・休日運転
3516A 姫路1810~野洲2016 土曜・休日運休
といった運転でした。
着席料金は500円でした。

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コメント

B767−281様 こんばんは。中央線では来週からお試しでグリーン車がいよいよ導入されるそうですが、お金に厳しい関西人、Aーシートの利用率はどうなのでしょうか?まあ京都から姫路など長距離になれば乗ってみたくなる人もいるかもしれませんが。乗降については関西圏の混雑を考えれば全く問題はないと推測されますが、中央線の場合導入当初は混雑して遅延につながりそうで心配です。人情としてタダならグリーン車に、と誰しも考えそうです。

細井忠邦さま、おはようございます。

関西でもJRのAseat、阪急京都線の2300系などの優良着席システムと似たようなシステムが登場していますが、JRの場合など、登場して僅か数年で値上げが行われています。果たして、値上げにどういう意味があるのか分からない状態です。

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