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2024年10月15日 (火)

2023年晩夏の関西旅行 JR西日本編 その14 223系6000番台 近ミハMA20~22編成

JR西日本の223系シリーズ、多くの番台が存在しますが、6000番台とは先日の225系6000番台と同様に運用線区を考慮し、221系と同様の最高速度120km/h仕様に設定変更されたグループと言えます。

2236000

223系2000番台5次~7次車を種車に元番号+4000で改番しました。4次車で8連W編成の製造は終了し、5次車は4連14本、6連2本のグループとなりました。車体の構造も開閉窓や窓周りの配色が1000番台と同じものへ戻され、前面貫通扉の窓が縦方向に短いものとされました。また、床材や付随台車の見直しも行われ、付随台車については駐車ブレーキ準備工事に伴い形式をWTR243Eに変更し、踏面ブレーキは片押しユニットブレーキとなりました。このときから宮原区にMA編成としてまず7本が投入されました。当初は1個パンタで番台も2000番台でした。6次車はMA08~20までの13編成52両のグループです。配置後、6000番台と改番されました。7次車は223系最後のグループで車体強度が強化され、4連2本がV65、V66編成として網干に配置されましたが、2012年3月改正を前に6000番台に改番され、宮原支所に転属、MA21,MA22となりました。

2008年3月15日のダイヤ改正でおおさか東線が開業した際に営業運転に投入されました。同年6月29日の運用改正からは丹波路快速にも投入されました。2個パンタ車はJR東西線、地下区間の剛体架線の離線対策でパンタグラフが増設されています。2011年3月12日の改正でJR東西線、おおさか東線での運用は終了しました。2012年3月に改番され加わった、1パンタ編成は同時期に225系0番台から改番された225系6000番台4連MY01~03編成と共通運用となっています。

2236000-ma08-101208 2010/12/8 第一淀川橋梁 223系6000 MA08編成
6000番台車であることを乗務員に注意喚起するため、正面にオレンジのラインが2本入れてあります。

2236000-ma10-11226 2011/12/26 島本 MA10編成

2236000-ma16-101208-3 2010/12/8 大阪 MA16編成

2022年3月のダイヤ改正で運用が減少、余剰車が発生したため、MA01~MA09編成が近キトに転属となり、R201~R209編成となりました。

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コメント

B767−281様 こんばんは。こうして西日本の車両の解説をしていただくと、用途に分けて細かく仕様を変えて使われていることがよくわかります。それは東日本も同じですが、車両の質が違うように思います。勿論京阪神地区の混雑は首都圏とは全く違うのでクロスシートなのは理解できます。しかし、東日本の車両はカーテンが無い、網棚はまるで板のようで座面が暗いなどいかにも安物と言う感じがします。先日話題の中央線快速のグリーン車に試乗してみましたが、こちらは流石に近い将来有料になるので良い設備ですが。今のところ組み込み編成が少ないのでさほど問題は起きていないようですが、もう少し組み込みが増えてきた際の混雑、遅延が心配です。もっとも私が今通勤で乗るのは豊田から立川と立川から西立川というわずかな区間なので大丈夫だとは思いますが。

細井忠邦さま、おはようございます。

JR西日本の車両に関しては私も今回、223系の現状に関して調べてみて、JR化直後に量産された221系の動向にかなり影響された6000番台化であることが分かりました。221系もあと数年で引退が始まると思いますが、それまでの間、221系を如何に使いこなしてゆくか、そのために後輩の223系が221系との併結運用などを行うために今後もいろいろな線区に進出して行く気もします。
わたしも昨日、中央快足線E233系のG車組込編成を見て来ましたが、面白かったのはまだG車が組み込まれていない編成の前面に10両編成であることを示すステッカーのようなものが表示されていたことです。それも10両貫通のT編成、6+4のH編成では異なり、さらにT編成でも書体、内容の異なる何種類かのステッカーがあることでした。今後、12両化が進めば、あのステッカーも消えて行くはずですので、逆に今はきちんと記録すべきかと感じた次第です。

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