西武4000系 4017F 西武秩父線開業55周年記念ラッピングを撮影
1969年10月14日、約2年の工事期間を経て、吾野~西武秩父間の西武秩父線が開業し、今年で55年となりました。開業と同時に旅客輸送では池袋~西武秩父間に5000系特急「レッドアロー」が、そして一般車両として25‰の連続勾配走破のために大出力モーター、発電・抑速ブレーキを装備した101系が投入されました。同線は元来、秩父への観光輸送の他に武甲山から産出される石灰石を原料にしたセメント輸送・砂利輸送、東横瀬駅構内の三菱鉱業セメント工場への重油輸送の目的を有しており、そのために国鉄EF60形電機に匹敵する性能を有したE851電機が投入されました。
1980/5/24 所沢 現役時代のE851 現在、この場所は所沢エミテラスになっています。
2024/11/19 飯能 5021レとして発車を待つ4017F
4017Fは11月8日に武蔵丘車両検修場を出場しましたが、出場直後の試運転では赤一色の姿でした(情報はこちら)。色彩的にはE851を彷彿させますが、サイドビューの第一印象は営団地下鉄丸ノ内線の300~500形の再来かとも感じました。
飯能から同編成に乗車し、久しぶりに西武秩父に向かうこととしました。
2024/11/19 吾野
吾野駅は西武池袋線と西武秩父線の接続駅ですが、駅横に開通55周年の看板が設置されています。
同駅では後続の特急の通過待ちのため数分間停車します。
2024/11/19 吾野 4021編成
さらに上り、飯能行きとの交換もあり、標準色の4021Fとの対比も楽しめました。
2024/11/19 西吾野 001系A編成
西吾野では吾野で交換した各停を追ってくる特急とも交換、なぜか「右側通行方式」のすれ違いとなっています。
2024/11/19 西武秩父 飯能出発から58分で西武秩父に到着
同編成は6分のインターバルの後、5032レとして飯能に向けて出発、飯能到着後は武蔵丘に回送される運用でした。
西武秩父駅構内も55周年で様々な飾りつけがなされていました。
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