2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その3 彦根駅を通過する東海道線貨物列車
東海道・山陽本線、東は新鶴見信号場、あるいは東京貨物ターミナルから、西は幡生操車場、あるいは下関貨物駅までの1100kmを越える長距離を現在は新鶴見機関区、吹田機関区、岡山機関区のEF210形が最大1300トンのコンテナ貨物を牽引して、日夜運用に就いています。
そんな日常において今年7月24日12時32分頃、山陽本線新山口駅構内において福岡ターミナルから東京ターミナルに向かう2054レの牽引機、EF210-341号機が同駅で停車し、発車した直後、脱線する事故が起きました。同機は23両のコンテナ貨車を牽引していましたが、脱線したのは機関車の車輪のみでした。
事故について調べると大阪寄りの第一動輪車軸が折損していることが判明しました。341号機は2022年製造のグループでJR貨物では最新鋭のタイプです。脱線した車軸と同時期に組み立てられた輪軸を装備するEF210形式や他形式の機関車の車軸の点検、コンテナ貨車の車軸の点検が急遽、実施されました。その結果、9月頃には日本中の鉄道会社において輪軸の圧入過程において圧入力値が高いにもかかわらず、あたかも正常値で圧入したように記録簿が改ざんされていたことが発覚し、社会問題となりました。
確かに圧入値を偽って記録していたことは問題ですが、そもそもEF210-341号機はなぜ脱線したのか、規定値よりも高い圧力で圧入された輪軸の破損が脱線の原因なのかは現時点ではまだ不明なようです。8月13日に新山口から9874レとしてEF210-122号機に牽引され、広島貨物ターミナルに到着、広島車両所に入場、現在も臨時検査入場中のようです。
2023/10/5 4095レを牽引して西国分寺を通過する新鶴見機関区配置時代のEF210-341号機
同機は落成後、新鶴見機関区配置となりましたが、2024年3月のダイヤ改正を前に吹田機関区に転属していました。
本題に戻りますが、東海道・山陽線系の貨物列車の撮影しやすさ、昼間の時間帯の本数などを考えた場合、首都圏よりは、名古屋周辺、あるいは関西圏の方がはるかに魅力的と私は感じています。そこで今回は彦根駅で撮影した貨物列車を紹介したく思います。
2023/8/31 吹田機関区EF210-146号機牽引 5060レ 東福山4:14発、東京タ20:19着で西濃運輸カンガルーライナーTF60 1200トン貨物です。途中、姫路貨物でのみ着発線荷役作業があり、6:37着8:49発となります、他は運転停車です。日・月曜日運休です。
2023/8/31 吹田機関区EF210-354号機牽引 59レ 盛岡タ19:52発、安治川口15:21着 こちらも福山レールエクスプレス ブロックトレインです。仙台タ、郡山タでコンテナ荷扱いがあります。土。日曜運休です。
2023/8/31 吹田機関区EF210-334号機牽引 1062レ 本来、岡山区のA5運用ですが、吹田区が代走しています。鹿児島タ16:14発、名古屋タ15:30着
2023/8/31 新鶴見機関区EF210-348号機牽引 2059レ 陸前山王(仙台港)23:12発、吹田タ15:14着 西濃運輸カンガルーライナーSS60 仙台タ、郡山タでコンテナ荷扱いがあります。日曜日運休です。
2023/8/31 吹田機関区EF210-108号機牽引 1054レ 鍋島21:27発、東京タ21:04着 休日運休
EF210-108号機は2024年3月改正を前に新鶴見機関区に転属しています。
最初の5060レが通過したのが11:57、その後、彦根城を見学、約50分して駅に戻り、最後の1054レが13:53と実質1時間の間に5本の列車を撮影することが出来、しかも中線があり、直線区間が長いため、編成全体を写し込める点が魅力的でした。
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