2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編 50000系 ラピート(rapi:t)
この2023年の関西旅行シリーズの最後で触れる長浜城~彦根城~そして岸和田城の城巡りのために、彦根から新快速に乗車、大阪まで行き、大阪から環状線で新今宮、そこから、岸和田へは南海電鉄を利用しました。
南海電車に乗車するのは2018年3月の和歌山方面に足を延ばして以来となりますが、路線や車両に新規のものはありません。今後の変化として2025年4月1日より、泉北高速鉄道を譲受し、南海泉北線(中百舌鳥~和泉中央14.3km)として営業することが決まっていること、新今宮から大阪駅地下ホームまでなにわ筋線の開業に向けて工事が進められていることが挙げられます。
2023年8月31日の南海本線乗車の際に撮影した車両、トップバッターは1994年9月4日の関西国際空港開港とともにデビューした50000系特急車両、ラピート(rapi:t)です。
2023/8/31 新今宮駅に進入、停車、難波駅に向かう50000系 特急ラピートβ 54号
前頭部のデザインはスピード感と力強さを表現し、構想初期にはもっと鋭角なデザイン案が提示されていましたが、運転関係からは先方が見えないとの問題提起があり、車両限界なども勘案し、このスタイルに落ち着きました。一見すると「鉄人28号」にそっくりではありますが。
早いもので登場して30年の年月が過ぎましたが、ノンストップタイプのラピートα、中心のダイヤでデビューしたものの、その後の乗客数の低迷から、同じ南海本線を走る和歌山方面特急サザンと同タイプの停車駅パターンとしたラピートβがメインのダイヤとなりましたが、フラッグシップトレインの座は譲っていません。6両編成、6本の36両体制で活躍を続けています。
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