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2024年12月18日 (水)

2023年晩夏の関西旅行 南海電鉄編   1962年登場の6000系のスタイルを引き継いだ6300系

南海電鉄は1962年12月、東急車輛製造がアメリカ・バッド社のライセンス供与を受け製造した、日本初の20m級オールステンレス車である6000系を高野線にデビューさせました。これは当時、高野線の平坦区間である三日市以北の沿線宅地開発の進展で通勤客が急増し、輸送力を増強する必要性に迫られたからでした。当時、南海本線には6000系の鋼製車バージョンである7000系も投入されました。高野線がステンレス車、南海本線が鋼製車とされたのは高野線は踏切が少なく、万が一の事故の場合の修繕の問題を考慮してのことと言われています。
6000系は側扉が片開き式でしたが、1970年に登場した6100系は側扉を1.3m幅の両開き式とし、1965年には架線電圧の600Vから1500Vへの昇圧が決まっていたので、複電圧方式で製造されました。拙Blogにおいても6000系に関しては2018年7月24日25日の記事で、6100系に関しては7月26日の記事で触れていますが、あれから6年が過ぎ、2018年の時点で製造開始から56年が経過しつつも全車72両が健在だった6000系も52両が廃車となりました。6100系は1996年から台車をパイオニア台車からS形ミンデン台車に履き替える改造工事が施工され、2009年までに76両全車完了し、系列名も6300系となり、今なお全76両が健在です。

6301-2308312023/8/31 新今宮 モハ6301を先頭とする6300系 6連 6301は6100系時代は6119でした。

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