西武多摩川線車両交換甲種回送列車を国立にて撮影
西武鉄道では離島的路線である多摩川線で働く101N系の武蔵丘検修場での定期検査のため、3か月に1度の頻度で車両交換が実施されています。今回(12月14日から15日にかけて)は狭山線で活躍中の1251F(近江鉄道湖風号カラー)が多摩川線に、多摩川線からは1253F(赤電カラー)が本線系にJR貨物の機関車に牽引され、甲種回送となる予定です。尤も、1253Fは今年6月に本線系から、多摩川線に異動となった編成で、僅か半年の多摩川線赴任で帰還というのは異例のことのようです。
2020年秋に多摩湖線の101N系が9000系に置き換えられてから、101N系を撮影することは滅多になくなりましたが、今回は久しぶりなので武蔵野線から中央線に転線する国立駅で甲種回送列車を撮影することにしました。
本線系から多摩川線に回送される編成は、小手指車両基地にて準備(自動連結器への交換、反射板の取り付け等)の上、263Fに牽引され、新秋津へ、新秋津からはJR貨物のEF65 2000番台(新鶴見機関区)に牽引され、1346発の9285レで新座貨物ターミナルへ、1356着 新座貨物ターミナルにて、機回しが行われ、1456発の9267レで八王子に向かいます。国立通過は1536の予定、八王子到着は1553. 八王子で機回しが行われ、深夜になるまで停車、056発の9282レで武蔵境着128で西武鉄道に引き渡されます。
一方、多摩川線から本線系に回送される編成は白糸台車両基地で準備が整えられ、武蔵境駅まで自走、315発の9281レでEF65に牽引され351に八王子に到着、機回し後、1154発の9286レで国立通過1213、新秋津に1229に到着となり、西武鉄道に引き渡されます。
2024/12/14 国立 多くのギャラリーが待ち受ける中、9267レ甲種回送列車はEF65 2086号機に牽引され、所定時刻より
早めの15:22頃、国立駅を通過してゆきました。
思えば新鶴見機関区のEF65も今年度が最後の活躍年度かもしれませんし、西武101N系もサステナ車両の導入で淘汰されるのは時間の問題と思われ、こういった回送シーンがあと何回見られるのかわかりません。かくいう、私も来月には69歳になりますが・・・。
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