EF210 基本番台の旧塗装は間もなく見納めに
昨年6月13日の記事でレポートしましたが、試作機を含めて19両製造され全機、岡山機関区に配置されているEF210基本番台ですが、最後の全般検査とされている第3全検を17両が終了しており、昨年11月26日(?)から18号機が広島車両所に入場中で間もなく出場する予定です。それと入れ替り、8号機が入場すると基本番台全機が第3全検を受けることになります。
昨年6月13日の記事では2024年4月に入場し、6月4日に出場し、新塗装化された17号機について触れましたが、その後、予定通りに15号機、5号機が全検を終えていますのでそれらについて今回は触れようと思います。
15号機は1998年10月20日に落成、2006年5月8日に第1全検出場、2014年5月23日に第2全検出場で、第3全検出場は2024年8月22日でした。
2003/3/26 新大阪 第1全検前で側面の空気取り入れルーバーがまだ細いタイぷっだた頃
2006/11/3 新川崎 第1全検出場直後、側面の空気取り入れルーバーの形態は同じ
2007/12/17 下関 側面の空気取り入れルーバーが大型のものに
2023/6/20 西国分寺
2024/11/23 府中本町 第3全検で新塗装に
5号機は1998年8月4日に落成、2006年10月6日に第1全検出場、2014年4月3日に第2全検出場、第3全検出場は2024年10月25日でした。
2003/2/15 黒磯 当時の直流機の北限の機関車交換のための入換
2009/4/4 浜松 フィルターは大型化
2024/4/6 西国分寺
2025/1/7 新座 第3全検で新塗装に
落成~第1全検、第1~第2全検までの間隔が8年程度に対して第2~第3全検までの間隔が10年程度となっているのは新型コロナウイルス蔓延による影響だったのでしょうか?
100番台の最近の第2全検出場車はルーバーが300番台のように帯線が途切れないタイプに変更されていますが、基本番台の全検出場車にそう言ったタイプに交換されたものはありません。
8号機の入場で1996年の落成以来続いた、基本番台の旧塗装は見納めとなります。
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