東武伊勢崎線(スカイツリーライン)曳舟駅(TS04) 創世期の本線、現在の本線、都心乗り入れの本線が分岐する駅
1899年8月、東武鉄道が最初に開業したのが日本鉄道海岸線(現、常磐線)北千住~久喜間でした。1902年4月1日には北千住~吾妻橋(現、東京スカイツリー駅)間、1904年4月5日には亀戸~曳舟間が開業しました。亀戸~曳舟間の開業と同時に総武鉄道に乗り入れ、両国橋(現、両国)までの直通運転を始めました。ちなみに両国橋駅の開業も同じ1904年4月5日でした。直通運転の開始で吾妻橋~曳舟間は廃止され、亀戸~曳舟間が本線格の扱いとなりました。東武鉄道の都心のターミナルは両国橋駅となりました。
2016/12/23 亀戸線ホーム
2017/1/13 亀戸線0キロポスト
2025/6/17 曳舟 8500型 8579F
2025/6/10 曳舟 10030型 11262F
1907年9月1日、総武鉄道が国有化されると東武鉄道はターミナルを吾妻橋駅に戻すことになり、1908年3月に吾妻橋~曳舟間を貨物線として再開、1910年3月に吾妻橋駅を浅草駅に改称し、同区間の旅客営業が再開、亀戸~曳舟間は支線(亀戸線)となりました。但し、国鉄常磐線からの貨物列車は引き続き亀戸線を経由し両国橋まで運行されていました。1926年7月1日、国鉄は常磐線金町駅と総武線新小岩駅を結ぶ貨物専用の短絡線新金線を開通させ、東武亀戸線の貨物輸送は終わりました。
曳舟~押上間は2003年3月19日に地下鉄半蔵門線が押上まで延伸した際に線増として開業しましたが、列車運用、人の流れ的にはまさにこちらが現在の本線的位置づけにあります。
2016/3/12 曳舟駅駅名標
ちなみに現在は2017年4月1日に駅直結のビルに東京曳舟病院が開院したことから副名称で「東京曳舟病院前」が追加されています。
一方、曳舟~浅草間は浅草駅に発着する特急列車のルートではあるものの、急行、区間急行、普通列車に関してはターミナルである浅草駅のホーム有効長が1番線のみ8両、他は6両であることから、10両編成の急行列車は曳舟駅から押上駅~半蔵門線方面に向かう運用がメインであり、区間急行は下り列車は浅草駅基準で平日が5 - 9・16 - 23時台、土休日が5 - 9・21 - 23時台、上り列車は東武動物公園駅基準で平日が5 - 9・22 - 23時台、土休日が5 - 9・23時台の運転となっており、昼間の時間帯は浅草~北千住間の折り返し列車がメインとなっています。
2025/6/17 曳舟 浅草~北千住間の各停として活躍する10000型11603F
2025/6/17 曳舟
昼間の時間帯、伊勢崎線から半蔵門線に直通、あるいは半蔵門線から伊勢崎線方面に直通する急行列車は曳舟駅で浅草~北千住間のローカル列車と緩急接続を行っています。急行列車の停車しない東向島、鐘ヶ淵、堀切、牛田の各駅に向かう客は反対側ホームの北千住行き各停に、浅草から北千住以北へ向かう客は急行に乗り換えとなります。上り列車においても同様の接続が行われています。
曳舟駅ホーム下通路にある曳舟そば
最近、昔からあった駅そば店がどんどん無くなりつつある中で、東武鉄道ではこうして駅ホームや地下通路に店が残って営業が続いているのはうれしいことです。
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