東急電鉄の地下鉄線乗り入れ用車両 横浜高速鉄道みなとみらい線、副都心線、東上線、西武池袋線、相鉄線乗り入れ用 5050系 part1 8連
東急5050系は2004年4月1日から営業運転に投入されました。田園都市線に投入された5000系との違いは東横線では車両限界に縮小限界が採用され、建築限界と車両限界の間隔を190mmとしたことで、車両限界幅を2820mmに拡大したことにより、車体幅も2798mmとなり、5101Fよりは28mm,5102F以降よりは20mm拡大しました。このことにより、先頭車の定員は140人から142人へ、中間車の定員は152人から154人へ増えました。
8両編成の5050系と10両編成の5050系4000番台が存在し、後車は東京メトロ副都心線・有楽町線・東武東上本線・西武池袋線への直通運転対応用となっています。8連も直通運転に対応しています。
以下、東横線とその乗り入れ先に活躍の場を移した5050系、同4000番台、5000系(斜体)の変遷を年代別に見てみると
2004年度 5151F~5156F 入籍(以下同)
2005年度 5157F~5158F
2006年度 5159F~5165F
2007年度 5166F~5168F
2009年度 5122F:7R 5118F, 5119F:6R サハ5522,5418・5518,5419・5519 これらは元サハ5417、5408・5407、5409・5410
2010年度 5169F・5173F・5174F:8R、5170F~5172F:6R
5121F:8R サハ5470・5570・5471・5571・5472・5572 5472は元デハ
5154F・5156F・5157F・5155F・5158F・5163Fに東京メトロ副都心線等への直通運転対応工事
2011年度 4101F~4104F:9R、4105F、4106F:10R、5175F サハ5572・5569・5573・5574
5161F・5160F・5162F・5159F・5164F・5151Fに東京メトロ副都心線等への直通運転対応工事
2012年度 4107F~4109F
5165F・5166F・5152F・5121F・5122F・5167F・5118F・5119F・5168F・5153Fに東京メトロ副都心線等への直通運転対応工事
2013年度 4110F、5176F
中住吉事故で5155Fが運用離脱→廃車
2016年度 5177F
2017年度 5166FがY517Fとして横浜高速鉄道へ
2019年度 5178F デハ4611 サハ4711
2020年度 5173Fがデハ4611 サハ4711を組み込み10連化→4111F
2022年度 サハ4412・4415・デハ4512・4515
2023年度 サハ4413・4414・デハ4513・4514
5050系 Qseat 組み込み完了 5167F,5168F→4113F,4114F

2013/10/6 多摩川 Y516編成
同編成は2014年2月の元住吉事故で廃車となりました。
2014年2月15日0時30分頃、東横線元住吉駅構内で渋谷発元町・中華街行き下り各駅停車(5155F)が駅に停車していた先行列車の渋谷発渋谷発元町・中華街行き下り各駅停車(横浜高速鉄道Y500系 Y516F)に追突、Y516Fのデハ556とY546、5155Fのクハ5855とデハ5755が脱線、デハ5755がクハ5855にめり込む形で大破しました。両列車の乗客約140名、乗員4名のうち乗客72名が負傷する事故となりました。事故原因は雪がブレーキシューと車輪の隙間に入り制動力が低下したことによるもので1986年3月23日に西武新宿線田無駅で起きた2000系の追突事故と非常によく似た事故でした。この事故で5155Fは編成ごと廃車、Y516Fも廃車となりました。東急から5156Fが横浜高速鉄道に譲渡され、Y517Fとなり、5155F、5156Fの代替として5177Fが2016年に、5178Fが2019年に新造されました。前車は5000系の6扉車置き換え用新造4扉車に準じた仕様となり、後車は田園都市線2020系の仕様を取り入れた編成となりました。
元々8連だった5166Fから5169Fと5173Fは2022年10月からの一般車として、2023年8月からのQ Seatサービス開始で2両のQ seat車が組み込まれ10連化、これに伴い、4000番台に改番され4112F~4115Fとなりました。5173Fは6・7号車を新造し、4111Fとなっています。
5170F・5171Fの4・5号車、5172Fの4号車(旧5号車)は5000系からの転入車です。
2016/4/23 石神井公園
トップナンバー5151F 東横線に2004年度最初に入籍した5050系で5156Fまでが同期です。
2016/12/25 中目黒
5156F 編成の運命というのはどうなるのかわからないもので5156Fはその後、元住吉事故の車両補償として横浜高速鉄道に譲渡されY517Fとなりました。
2025/4/8 中村橋 5156FからY517Fへ
2013/10/6 多摩川
5166F 2007年度入籍車で5168Fまでが同期です。この同期3本と5169F、5173Fは10連化されて4000番台へ改番されました。5166Fは2022年6月に10連化されています。
2016/2/11 石神井公園
5173Fは2010年度に新製、2019年8月に新製されたデハ4600+サハ4700を6・7号車として組み込み、10連化、4111Fに改番されました。
2017/9/22 練馬高野台
5177F 2016年度新製
2020/5/2 富士見台
5178F 2019年度 新製
5177F,5178F どちらもスノープラウのようなスカートが特徴的です。ということで8連版は5178Fがラストナンバーです。
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B767−281様 お早うございます。遅れましたが暑中お見舞い申し上げます。連日の暑さ、なんと本日北海道帯広で40℃というとんでもない予報が出ています。温暖化極まれりという感じです。さて東急5000系列こうして整理していただくとなかなか奥が深いのですね。やく20年もかけて新製が続いたといのにまず驚きです。また改番が結構あるのと他社への譲渡?も興味深いです。たまに乗らない西武池袋線でQシートに出会した時には驚きました。
投稿: 細井忠邦 | 2025年7月24日 (木) 08時40分
細井忠邦さま、おはようございます。
私も西武鉄道の車両を記録するために池袋線に遠征した際に東急の5000系、5050系、同4000番台を「ついでに」撮影していた状態だったのですが、編成数が多いのと既に見られなくなっている番号が多いのには驚いている次第です。
また東急の場合、自分の会社内で車両の改造を行ってしまう能力があるので、結構複雑な改番が行われていることも今回初めて知った次第です。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2025年7月25日 (金) 04時10分