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2025年7月15日 (火)

東急電鉄の地下鉄線乗り入れ用車両 半蔵門線用 8500系

1978年8月1日の営団地下鉄半蔵門線渋谷~青山一丁目間開業時は1977年4月7日に新玉川線として渋谷 - 二子玉川園間が開業した際の8500系がそのまま使用されていました。これは営団の路線の距離が2.7kmと短く、新製車両を投入しても運用車両よりも予備車両が多くなるため、経済面から不適合と判断されたことと、半蔵門線開業時に東急の鷺沼検車区を営団が譲り受け使用する予定でしたが、東急鷺沼検車区の移転先だった長津田検車区の建設工事が遺跡の発掘調査で遅れることになり、営団は車両の検査・管理をする車両基地がないことから開業から3年間は東急の車両を借り受けて営業することになったからでした。営団独自の車両として8000系の運転が始まったのは1981年4月1日からでした。

8500-8615-790929-21979/9/29 永田町 8615F
半蔵門線青山一丁目~永田町間1.4kmが単線で開業した直後 8615Fは営団貸し出し車両ではなく東急からの乗り入れ車両でした。

東急8500系は1975年から1991年と長期に渡り、計400両が製造されましたが、1976年度製の第8次車(第1次から5次は8000系)からは冷房準備車として製造、1977年度製第9次車-2の8628F,8629F各6両は新玉川線用として製造、1981年度製第13次車以降は東急車輛製造が独自に開発した軽量ステンレス構造を採用した軽量車に(屋根もそれまでの塩化ビニール材を張り付けた屋根布方式から絶縁塗料を塗った塗り屋根構造となり、1990年度製の最終増備車では制御方式がそれまでの界磁チョッパ方式からVVVFインバータ方式となりました。

8500-8629-1701132017/1/13 8629の車内に掲出されているローレル賞のプレート
8601Fのプレートはオリジナルですが、8602-8630Fに掲出されていたプレートはレプリカでした。

運用的には1975年には4両(8601F~8610F)10本が田園都市線に投入され、その後、新玉川線が開業するまでは新製車両は東横線に配置、新玉川線の開業で6連11本が同線に転用、1979年8月12日、田園都市線大井町 - 二子玉川園 - つきみ野間は、大井町線大井町 - 二子玉川園間と新玉川線渋谷 - 二子玉川園間・田園都市線二子玉川園 - つきみ野間に系統分離され、田園都市線・新玉川線用の車両は地下鉄半蔵門線乗り入れに対応した8500系に統一されることになり、全車が田園都市線・新玉川線に集結しました。その後、営団8000系の運転開始で営団に貸し出されていた車両が返却となり、編成に余裕が生じたため東横線にも配置される車両が復活しました。

8500-8506-160826_202507140837012016/8/26 二子新地 
8606Fは2020年度に廃車されましたが、東武線乗り入れ対応改造を受けるていない〇囲みKマーク車として最後まで活躍しました。

半蔵門線が延伸し、押上まで開業、東武鉄道との相互直通運転が始まるとまずは南栗橋へ、2006年3月18日には久喜までの乗り入れが始まり、当初は8500系全編成が東武線対応保安装置を設置する予定でしたが、新型車両二代目5000系が東武線相互乗り入れ対応となり、8500系の大井町線転属が始まりました。

8500-8614-1602062016/2/6 西新井 8614F 「伊豆のなつ号」
8614Fも2020年度に2020系置き換えられる形で廃車となりました。

8500-8521-1701092017/1/9 堀切 8621F
1976年度製第8次車で冷房準備車として落成、後に冷房化されました。

8500-8628-1209012012/9/1 五反野 8628F
1997年度第9次車-2として当初、6連で新玉川線用に落成した編成

8500-8637-160701_202507140905012016/7/1 小菅 8637F 「TOQ-BOX号」青帯装飾

8500-8542-160826_202507140911012016/8/26 二子新地 8642F
東武乗り入れ非対応編成ですが、中間の0818・0718・0802・8799はVVVFインバーター制御車
ひとつの編成内に界磁チョッパ、試作改造インバータ、量産型インバータの3つの異なる制御装置を搭載した編成
東武鉄道での乗務員教育の手間を少なくするため同編成は東武線乗り入れから外されたそうです。

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コメント

田園都市線沿線の新しい住宅地に似合っていたなぁ。最近の車両は色や飾りがゴテゴテしてて。それに比べるとシンプルで品も感じられる。一番好きなのはモーター音、発進時のあの甲高く吹き上がる音が。

お名前(HNで結構ですが)も記載がないので、呼びかけられませんが、
8500系に関するコメントありがとうございます。

仰る通り、8500系は東急を象徴するような車両でしたね。

むかし、藤が丘駅最寄のもえぎ野に住んでいました、8500系であざみ野や渋谷に行きました、オヤジは赤坂見附まで通っていました、

高槻のおっさん さま、はじめまして。

田園都市線も新玉川線と接続することで、半蔵門線につながり、さらには東武線にもつながりとその後の大きな発展になったのですね。かつて渋谷から二子玉川園まで玉電が走っていた時代と較べると大きく交通体系が変化した例ですね。

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