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2025年8月29日 (金)

ANAの国内線仕様 B747-481D JA8955 国内線仕様から国際線仕様に、そして再び国内線へ

cn25639/ln914として製造、1992年4月17日に初飛行、5月12日にANAに引き渡されたのがJA8955でした。

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1996/10/19 HND

-481Dの2号機として国内幹線を中心に就航しましたが、1996年11月、国際線需要の高まりにより、翌端にウィングレットの取り付け(といっても単にウィングレットを取り付けるだけではなく、JA8099の記事で紹介したように主翼端の改修、フラップの改修などの工事があります)、SATCOMの装備、機内の改修などを経て、12月15日に国際線仕様機としてデビューしました。

Ja8955-ana-b747481d-cn25639-ln914-9612231996/12/23 NRT

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欧州線、東南アジア線などに就航しましたが、2001年9月のアメリカ同時多発テロの影響で国際線需要が落ち込み、再度、国内線仕様にコンバートされました。

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2004年11月から2006年1月にかけて「愛・地球博 モリゾー&キッコロ」特別塗装機として2階席部分に特別塗装が施されました。

2008年8月、タイで重整備を受けている最中に火災を起こし、大破、そのまま除籍、解体となってしまいました。

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2025年8月28日 (木)

東武鉄道 日比谷線直通用 70090型

東武鉄道は50000系50090型に次ぐマルチシート車両として日比谷線直通車両に70090型を導入することを2019年3月26日に発表、同年12月19日には列車名をTHライナーとし、当該サービスを2020年6月6日から開始するとアナウンスしました。

Thliner-poster-201017edit2020/10/17 TH Linerの運行開始をアナウンスするポスター

車両定員はロングシート時は先頭車126人(座席39人)、中間車136人(座席45人)、クロスシート時は先頭車122人(座席39人)、中間車132人(座席45人)となっています。

70090-77791-2406242024/6/24 西新井 71791F

70090-71792-211105-22021/11/5 西新井 71792F

70090-77793-2406242024/6/24 西新井 71793F

70090型は2019年度に4編成、2020年度に2編成投入されました。

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2025年8月27日 (水)

東武鉄道 日比谷線直通用 70000型

東武鉄道は日比谷線直通車両として
2000系 1962年5月31日~1993年8月1日
20000型 
20050型 1988年3月25日~2020年3月27日 20050型は20000型の5扉版 自動界磁励磁制御式主回路チョッパ制御からVVVF制御
20070型 1997年3月25日~2018年3月7日 20050型を3扉にしたもの 
が活躍してきましたが

03系と同様に20000系時代は3扉車と5扉車が混在し、ホームドア設置に支障を及ぼし、乗客の混乱も招いていました。これらの問題を解決するため東京メトロ13000系と歩調を合わせる形で2017年から導入されたのが70000型でした。製造は13000系と同様に近畿車輛が担当しました。東武の車両を近畿車輛が製造するのは初で、この実績から2025年から導入された80000系も近畿車輛の製造となりました。

主要諸元

最高運転速度 100 km/h(東武線内) 80 km/h(日比谷線内)
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 1,035人
車両定員 先頭車:140人(座席45人) 中間車:151人(座席51人)
自重 Mc1:34.3 t M1:33.2 t M2:32.9 t M3:35.1 t M2':33.2 t M1':33.1 t Mc2:34.5 t
編成重量 236.3 t
全長 先頭車:20,470 mm 中間車:20,000 mm
全幅 2,780 mm
全高 3,972 mm パンタグラフ付き車両全車3,995 mm

床面高さ 1,140 mm
車体 アルミニウム合金 ダブルスキン構造
台車 ボルスタ付モノリンク式片軸操舵台車 SC-107 (TRS-17M)
主電動機 永久磁石同期電動機 (PMSM) 全閉自冷式 SEA-535
主電動機出力 205 kW
駆動方式 WN継手式平行カルダン方式
歯車比 109:14 (7.79)
編成出力 2,870 kW
制御方式 2レベルSi-IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 三菱電機製 MAP-214-15V284A (M1・M1' 車)MAP-216-15V285A (M3 車)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ・純電気ブレーキ
保安装置 新CS-ATC 東武形ATS・ATO

車体の外観は異なるもののアルミニウム合金、ダブルスキン構造は13000系と同様であり、制御装置は13101~13121Fと同様となっています。主電動機も1時間定格205kWの永久磁石同期電動機 (PMSM) を採用しています。1つの台車を固定軸と操舵軸に分け電動機は固定軸に取り付けられています。

70000
東武鉄道 70000型 編成表

70000-77701-170708-22017/7/8 中目黒 71707F

70000-77703-211105-22021/11/5 西新井 71703F

70000-71718-211105-22021/11/5 西新井 71718F

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2025年8月26日 (火)

地下鉄日比谷線 営団地下鉄~東京メトロの車両たち その2 13000系

東京メトロでは乗客のホームからの転落事故の防止などを目的に日比谷線の各駅にホームドアを設置することを決定し、18m3扉車と5扉車が混在する03系を新形式車両に置き換えることを2014年4月30日に発表しました。新形式は20m4扉車とし、編成はそれまでの8両から7両とし、近畿車両の一括受注で製造されることになり、系列名は13000系となりました。
 拙Blogにおいては2017年7月19日の記事でデビュー間もないころの同系列について触れていますが、今回、再び触れようと思います。
日比谷線は昨日の記事でも記述しているように半径200mを切るカーブが多数存在するため、これまでは18m級の車両が投入されてきました。今回、測定機器を用いて再計測を行ったところ、一部標識等を移設すればトンネル躯体に大きく手を加えずに20m級車両の入線が可能であることが分かりました。これを受けて13000系は20m車体とし、東武・東急・東京メトロとの3事業者で作成された「2号線車両規格」も大幅に改定されることとなりました。

主要諸元

最高運転速度 80 km/h(日比谷線) 100 km/h(東武線)

設計最高速度 110 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 1,035人
車両定員 先頭車:140人 中間車:151人
自重 33.3 - 35.4 t
編成重量 239.1t
全長 先頭車:20,470 mm 中間車:20,000 mm
全幅 2,780 mm 車側灯間:2,829 mm
全高 3,585 mm パンタグラフ付き車両:3,995 mm
車体 アルミニウム合金
台車 ボルスタ付きモノリンク式片軸操舵台車 SC103
主電動機 東芝製 永久磁石同期電動機 (PMSM) 全閉自冷式 MM-S5B形(東芝形式SEA-535)
主電動機出力 205 kW
駆動方式 WN継手式平行カルダン方式
歯車比 109:14 (7.79)
編成出力 2,870 kW
制御方式  13101F-13121F Si-IGBT素子VVVFインバータ制御 13122F-13144F フルSiC-MOSFET適用VVVFインバータ制御
制御装置 13101F-13121F:三菱電機製 MAP-214-15V284形、MAP-216-15V285形
     13122F-13144F:三菱電機製 MAP-214-15V318形、MAP-216-15V319形
制動装置 ATC連動電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用)純電気ブレーキ
保安装置 新CS-ATC 東武形ATS ATC-P(鷺沼回送時のみ使用)

制御装置は第21編成まではSi-IGBT素子VVVFインバータ制御、第22編成以降はSiC-MOSFET(13122F-13144F)を使用したレゾルバレス・2レベル・ベクトル制御のVVVFインバータ制御となっており、インバータ1基で1基の主電動機を制御する個別制御の1C1M制御で6号車の13200形 (M1)と2号車の13600形 (M1')は4群構成としたものを、4号車の13400形 (M3)は6群構成としたものをそれぞれ搭載しています。

13000系はJR西日本などが導入している全電動車方式、車軸によって動力軸と付随軸がある方式を採っており、付随軸は、曲線走行時においてレールと車輪から発せられる騒音を低減するため、曲線通過時に車体と台車で発生する向きの変化量に応じて、リンク機構を介して、輪軸を外軌側(曲線の外側のレール)に移動させるとともに輪軸の向きを自動的に変えられる自己操舵軸としているのが特徴です。

導入予定に関して当初は03系と同じ42編成を予定していましたが、虎ノ門ヒルズ駅の開業などにより、44編成に計画変更され、2020年5月13日付で入籍した第44編成を最後に投入が完了しました。定期検査が鷺沼工場にて実施される関係で東急線内を走行することがあり、東急線対応ATC-Pが搭載されています。

13000_20250825073401
東京メトロ13000系 編成表

13000-13101-2010292020/10/29 西新井 13101F

13000-13003-1705052017/5/5 西新井 13103F
13101F,13102Fは準備工事でしたが、13103FからはATOが搭載されています。

13000-13022-2406242024/6/24 西新井 13122F
この編成からVVVFの素子が変わりましたが、運転操作等には変化がないためか03系のときのような特別な表示はありません。

13000-13041-2506102025/6/10 北千住 13141F

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2025年8月25日 (月)

地下鉄日比谷線 営団地下鉄~東京メトロの車両たち その1 03系

2025年8月は1945年から80年目、1985年から40年目にあたり、広島・長崎原爆投下、日航ジャンボ機墜落事故、太平洋戦争終結関連のニュース、ドキュメンタリーなどが例年に比べて多かった夏のように感じます。そんな8月も残すところあと1週間強、9月になっても猛暑の日々は続くと予報では言っていますがなんとか乗り切りたいと感じています。
先週は東急大井町線で活躍していた9000系の2編成,9011Fと9003Fが4連化され、西武小手指車両基地に運ばれたというニュースがありました。また中央快速線では先に入場していたE233系T8編成に代わり、T9編成が長野総合車両所に入場、その際にT40編成がT8編成入場中に組み込んでいたG車ユニットを外し、長野に向かい、長野でT9編成のG車ユニットを組み込んで再び12連化されたというニュースもありました。このことからE233系一般車とG車の関係、T40編成の役割がはっきり見えてきたように感じます。これらの内容は写真を撮ってから記事にしようと思います。

さて東急シリーズの続きとして中目黒から北千住までの日比谷線、さらには東武伊勢崎線(スカイツリーライン緩行線)で活躍する東京メトロ、東武鉄道の車両に今週は触れてみたく思います。

日比谷線は足立区の北千住駅と目黒区の中目黒駅間20.3km(営業キロ)、起終点駅を含む駅数22の路線で古くは1925年3月30日の「東京都市計画高速度交通機関路線」の改訂(内務省)で目黒駅~南千住駅間の都市計画第2号線として告示された路線でした。同年5月6日に東京市が路線免許申請を行い5月16日に取得していました。この免許は1941年9月1日設立された帝都高速度交通営団に譲渡され、1946年12月7日の改定(戦災復興院)で祐天寺駅 - 北千住駅間・浅草橋駅 - 錦糸町駅間の路線として告示されました。
1957年5月18日、営団地下鉄が都市計画第2号線(日比谷線)の建設計画を決定、6月17日、都市交通審議会答申第1号に基づいた告示により、都市計画第2号線は経由地を現在の日比谷線北千住 - 中目黒のルートに改訂し、分岐線は廃止となりました。1958年には路線免許が取得され、用地交渉も開始、1959年5月1日、建設工事に着手しました。1960年4月にはオリンピックの開催が1964年に東京で開催されることが決まり、オリンピック開催までに全線開業が決まりました。

1961年3月28日 南千住~仲御徒町間3.7km
1962年5月31日 北千住~南千住間2.1km、仲御徒町~人形町間2.5km、東武伊勢崎線北越谷まで相互直通運転
1963年2月28日 人形町~東銀座間3.0km
1964年3月25日 霞が関~恵比寿間6.0km
   7月22日 恵比寿~中目黒間1.0km
   8月29日 東銀座~霞が関間1.9km  全線開業、東急東横線日吉まで相互直通運転
当初計画では北千住側から順次開業してゆく予定でしたが、銀座付近に東京都が計画した三原橋 - 祝田橋間(日比谷線東銀座 - 霞ケ関間と重なる)に地下自動車道の建設構想があり、営団地下鉄との間で調整が難航したため、オリンピックに間に合わせるため、中目黒側からの工事を先に進めました。

路線はそのほとんどが既存の道路の下に開削工法で建設されており、交差点付近の平面線形は半径200m以下で90度曲がるカーブが連続しています。最小曲線は日比谷→霞ケ関間・A線(内側)で126.896m、茅場町→人形町・東銀座→築地・六本木→神谷町間のB線(内側)も127.44m、これらのカーブの外側線も131mとなっています。軟弱地盤の日比谷地区、河川下横断部は予め用意したケーソンを沈める潜函工法(ニューマチック・ケーソン工法)が採用されました。

南千住~仲御徒町間が開業した際に投入されたのが3000系2両編成でした。営団地下鉄、東武鉄道、東京急行電鉄の3事業者による「2号線車両規格」に基づき、丸ノ内線300形を発展させた車両で2両を1単位とするユニット構成としました。3000系に関しては2020年1月7日の記事で触れているので、今回はその後継として1988年度から製造、投入された03系について触れようと思います。

主要諸元

最高運転速度 80 km/h(日比谷線内)100 km/h(東武伊勢崎線内)110 km/h(東急東横線)
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
減速度(非常) 5.0 km/h/s
自重 21.9 - 32.7 t(高周波分巻チョッパ車)21.3 - 31.0 t(VVVFインバータ車)
全長 18,100 mm(先頭車)18,000 mm(中間車)
全幅 2,780 mm
全高 3,990 mm(第01 - 25編成)3,973 mm(第26 - 42編成)3,995 mm(パンタグラフ付き車両全車)
車体 アルミニウム合金
主電動機 直流分巻電動機 160kW
かご形三相誘導電動機 185kW,190kW
駆動方式 WN平行カルダン
歯車比 分巻チョッパ車 86:15 (5.73)
VVVFインバータ車 109:14 (7.79)
制御方式 高周波分巻チョッパ制御 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 ATC連動電気指令式空気ブレーキ(回生ブレーキ併用)
保安装置 新CS-ATC・ATC-P 東武型ATS・東急型ATS

03
03系 編成表
黄色は中目黒事故、代替新製車
紺色は1995年3月20日の地下鉄サリン事件当該編成

1988年度の1次車から1994年度の7次車まで製造され、1992年度5次車の第25編成までが高周波分巻チョッパ制御、第26編成以降、最終の42編成までがIGBT素子VVVVFインバータ制御方式となりました。またラッシュ時の乗降時間短縮のため第09編成で編成の両端2両を5扉車とする試作車が製造され、第28編成までの20本が5扉車となりました。2012年より制御装置の更新工事(B修工事)が開始され、2015年3月末時点で01~08編成のVVVFインバータ制御化が終了しました。

3000系では東武ATS,東急ATSと乗り入れ先のATS搭載は編成毎に異なり、乗り入れができない編成があり、運用が限定されていましたが、03系では全編成に東武、東急ATSが搭載されており、乗り入れが可能でした。

03-101-150429-52015/4/29 小菅 01編成

03-109-170217-3_202508241430012017/2/17 西新井 09編成 5扉車試作編成

03-110-1111042011/11/4 東武動物公園 10編成

03-126-1611182016/11/18 小菅 26編成 この編成以降は新製時からVVVF制御方式 正面ガラス中央のVマークはVVVF制御方式を示しています。

03-29-1301192013/1/19 多摩川 29編成 この編成から再び3扉編成に

03-842-1612232016/12/23 北千住 42編成 最終編成

2000年3月8日には中目黒駅手前でボルスタレス台車の輪軸不均衡から競り上がり脱線が起き、死者5名、負傷者63名を出す大事故が起きました。この事故で03-802が大破し、同年9月に同番号で代替新造が行われました。この事故の後、東京メトロは新規設計の車両ではボルスタレス台車を採用をしていません。

後継車として20m7連の13000系の導入が2017年3月25日から開始されると、それに先立ち2月1日には第14編成が運用離脱、2020年2月28日の第36編成を最後に日比谷線での運用は終了となりました。
18m級ストレート3扉車体ということで、熊本電気鉄道、長野電鉄、北陸鉄道、上毛電気鉄道に譲渡されています。

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2025年8月22日 (金)

ANAの国内線仕様 B747-481D JA8099

cn25292/ln891として製造、1991年11月27日に初飛行、1992年1月13日にANAに引き渡されたのが-481Dの初号機、JA8099でした。

-400Dは最大離陸重量を-400の87万5千lb(オプション最大)から60万lb(=27万2160kg)に引き下げ、標準最大航続距離は2250nm(=4167km)とし、日本国内線向けの機体としました。クラシック747-SR運航の経験から2階客席床面の構造強化、2階客席窓を右側3列、左側2列追加、中・後部胴体の上部構造の強化、胴体フレームの強化、後縁フラップのトラック追加、後桁バルクヘッドの追加といった飛行サイクル数の増加に対応した強化がなされました。飛行時間が短いことからウイングレットは廃止され、ウイングレット先端から211in(=5.36m)の位置で外側継ぎ目に合わせ翼端部を取り外し、そこに新設計の主翼端部を取り付け、747-200/300と同じ翌端フェアリングを取り付けています。これらにより全幅は64.43mから59.64mとなり、一番外側の前縁可変キャンバーフラップはなくなりました。エンジンはPW, GE,RRと選択可能でしたが、JAL、ANAともにGE CF6-80C2B1Fが選ばれました。

Ja8099-ana-b747481d-cn25292-ln891-9208231992/8/23 HND 京浜島

Ja8099-ana-b747481d-cn25292-ln891-9605041996/5/4 HND 国内線第一ターミナル

Ja8099-ana-b747481d-cn25292-ln891-9802231998/2/23 HND

JA8099はスーパーシート27席、普通席542席のコンフィグレーションで就航、これはJALの-446Dより1席多い世界最多の座席となりました。また国内幹線以外に関空~グアム線にも就航が可能で昼は国内線、夜はグアム国際線という使われ方もしました。

2012年3月、20年強の活躍期間で退役を迎え、その特殊性から貨物航空機に転用されることなく解体されました。

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2025年8月21日 (木)

東急電鉄の車両 池上線・多摩川線で活躍する7000系2代

東急7000系2代は池上線・多摩川線で活躍している老朽化した7700系や1000N'系置き換えのため5000系列(6次車)をベースに設計・開発された系列です。当初の計画では2011年度までに3両編成17本が導入され、7700系を置き換える予定でした。しかし2013年3月の東横線・東京メトロ日比谷線の相互直通運転の終了で1000系に大量の余剰が発生することになり、1000系を改造した1000系1500番台を池上線・多摩川線に投入することになり、2007年度、2008年度に導入された各2編成とその後に増備された3編成で2011年度末の在籍数は7編成21両に留まりました。
 その後、2017年度に2本、2018年度に6本が投入され現時点では15本45両の陣容となっています。

主要諸元

最高運転速度 85 km/h(池上線)80 km/h(東急多摩川線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 378(座席133)人
車両定員 先頭車122人 中間車134人
自重 26.8 - 34.1 t
編成重量 92.1 t
全長 18,100 mm(先頭車)18,000 mm(中間車)
車体長 17,700 mm(先頭車)17,500 mm(中間車)
全幅 2,800 mm
全高 4,050 mm
車体高 3,640 mm
台車 TS-1019B(電動台車)TS-1020C(付随台車)
主電動機 かご形三相誘導電動機 (TKM-99A)
主電動機出力 190 kW
駆動方式 TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式
歯車比 87:14 (6.21) 118:19 (6.21)
編成出力 1,520 kW
制御方式 VVVFインバータ制御(IGBT素子)
制御装置 東芝→東芝インフラシステムズ製 (静止形インバータ一体型)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ、全電気ブレーキ、保安ブレーキ
保安装置 東急形ATS、ATC-P、TASC

オールステンレス車体で部材は5000系列と共通化が図られ、車体長は18m・片側3扉、前面形状は非常用貫通扉を運転室から見て右側にオフセット配置された流線型を採用していています。

70002_20250820085901

7301-1301272013/1/27 蒲田 7101F

7102-1401192014/1/19 雪谷 7102F

7000ii-7303-1605142016/5/14 蒲田 7103F

70007315-250820-212025/8/20 鵜の木 7115F 現時点でのラストナンバー

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2025年8月20日 (水)

東急電鉄の車両 池上線・多摩川線で活躍する1000系

東急1000系は9000系の設計をベースに東横線・地下鉄日比谷線相互直通運転用に8両編成8本(64両)、東横線・目蒲線兼用(1000N系)に4両編成4本(16両)、池上線用(1000N'系)に3両編成11本(33両)の計113両が1988年から1993年にかけ製造されました。

東横線に投入された8両編成は営団との乗り入れ協定から編成中の中間車はすべて電動車とし、6M2Tの高MT比でした。ただ、制御方式は1基で2両分の電動機を制御する1C8M方式としたため、編成内の制御装置の台数は9000系に較べて少なくコストダウンは図られていました。池上線用の3両編成は2M1T方式で各電動車に制御装置を搭載する1C4M仕様です。

製造は5次に渡ってなされ、
1次車 1988年度 1001F・1002F
2次車 1989年度 1003F∼1007F・1010F、1011F
3次車 1990年度 1008F・1012F、1013F        東横線・日比谷線
4次車 1991年度 1014F~1018F 目蒲線用1000N系
5次車 1992年度 1019F-1023Fの先頭車 1024F 池上線用1000N'系

2013年3月16日、東横線と東京メトロ副都心線の相互直通運転開始で東横線と日比谷線の相互直通運転が終了し、1000系の東横線での運用が終了しました。これに伴い、一部の編成は池上線・多摩川線に残る7700系などの置き換えのため、クハ1000形、デハ1200形、クハ1100形を、デハ1500形、デハ1600形、クハ1700形に改造し、2014年5月10日から営業運転に投入されました。クハ1000形の電動車化にあたってはデハ1250形の台車等が流用されました。

1000-1012-1605142016/5/14 石川台 池上線で活躍する1012F 

1000-1312-1604302016/4/30 蒲田に到着する1012F

元々は東横線、目蒲線の共通予備編成として1010F~1013Fの4編成が4連で製造、東横線では1010F+1011F,1012F+1013Fでペアを組んでいまた。その関係でデハ1312は貫通路を繋げて連結可能にするため、全面貫通路が中央に配置される形態となりました。

1013-250227

1312-2502272025/2/27 洗足池 1013F 「緑の電車」 初代3000系風 池上線活性化プロジェクト
両エンド共に貫通扉がセンターにあるタイプになっています。これは貫通扉の位置によって乗務員室の機器配置が異なるため、1つの編成における先頭車のタイプを揃えることで乗務員の操作ミスを防止するために取られた措置です。

1000-1317-1605142016/5/14 蒲田 1017F きになる電車 デハ3450形の旧東急標準ツートンカラー

1000-1705-160430-32016/4/30 蒲田 1505F 1500番台改造後の標準色

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2025年8月19日 (火)

東急電鉄の車両 大井町線急行用に投入された6020系 各停用5両編成も登場

2025年7月からは9000系や9020系の置き換え用として各停版の5両編成の6020系も登場しました。こちらに関しては2027年頃までに18本が導入される予定だそうです。番号は6050番台となっています。

7両編成は大井町~中央林間の直通運転を行っていますが、5両編成は原則、大井町~溝の口間となっています。

60205r
これまでに入線済みの6020系50番台各停用

6020-6152-250812-22025/8/12 旗の台 6152F

6020-6153-2508122025/8/12 旗の台 6153F

6000-6155-2508122025/8/12 旗の台 6155F

6020系50番台の増備で9000系や9020系がこの1~2年の間に淘汰されてゆくことになります。車種のバラエティの豊富な大井町線の姿を記録しておく時期かと感じています。



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2025年8月18日 (月)

東急電鉄の車両 大井町線急行用に投入された6020系 7両編成

 東急大井町線急行の輸送力増加を目途に2018年に2020系シリーズとして6020系が2本、7両編成で投入されました。これは田園都市線で2020系が営業運転を開始したのと同じ2018年3月28日のダイヤ改正からでした。

60207r

2018年3月から10月にかけてはオールロングシート編成で運用に就いていましたが、2018年10月から11月にかけにデュアルシートの新6321,新6322が新津総合車両所で竣工し、長津田に甲種回送されると早速編成組み換えが行われ、新旧のデハ6321・6322が入れ替わりました。このとき旧のデハ6321・6322は同じ時期に新津で竣工した2020系2026F、2027F9連に組み込まれ番号もそれぞれ2326・2327に改番されました。

6020-6721-2507082025/7/8 二子新地 6021F

6020-6722-2011062020/11/6 二子新地 6022F

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2025年8月15日 (金)

当初から国際線機材として就航したANAのB747-481 JA8098

cn25207/ln870として製造、1991年8月2日に初飛行、同月21日にANAに引き渡されたのがJA8098でした。
同機はそれまでの4機(JA8094~JA8097)とは異なり、受領直後から成田空港をベースとして国際線仕様で活躍を開始しました。コンフィグレーションはJA8095と同じF19/C79/Y260の358席でした。ワシントンDC、ロンドン、パリ、フランクフルト、香港線などに投入されました。

Ja8098-ana-b747481-cn25207-ln870-nrt-9811998/11/13 NRT

Ja8098-ana-b747481-cn25207-ln870-nrt-9601996/4/29 NRT

Ja8098-ana-b747481-cn25207-ln870-nrt-9801998/9/13 NRT

2010年10月、保管状態になり、N599MSとリレジ、2011年6月18日からは中国のYangtze River Express(金鵬航空、2002年7月に揚子江快運航空公司として設立、2017年に現在の名称に)に売却、同時に-481BDSFに改修され、レジはB-2437となりました。同社の便として関空にモ飛来していたようです。2017年7月7日からは会社名の変更でSuparna Airlinesのフリートメンバーとなっています。機齢34年ですが、現役です。

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2025年8月14日 (木)

東急電鉄の車両 大井町線急行用に投入された6000系二代

大井町線は輸送力強化の一環として2008年3月28日からそれまでの5両編成に対して6両編成の急行列車を運行することになりました。そのために製造されたのが6000系二代でした。6両編成6本が投入されました。
東急の標準車両と位置付けられていた5000系をベースに設計されており、共通の部材を使用したオールステンレス車体です。特徴的な前面のフォルムは繊維強化プラスティック(FRP)製で正面から見て左側にオフセット配置で非常用貫通扉が装備されており、前照灯と尾灯は下部に縦一列に配置されています。

主要諸元

最高運転速度 95 km/h(大井町線)110 km/h(田園都市線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 878人(6両編成)
編成重量 178.8 t(6両編成)
全長 20,435 mm(先頭車)20,000 mm(中間車)
全幅 2,800 mm
全高 4,050 mm
車体 軽量ステンレス
台車 軸梁式ボルスタレス台車 TS-1019A(電動台車)TS-1020A(付随台車)
主電動機 かご形三相誘導電動機 TKM-99A
主電動機出力 190 kW
駆動方式 TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式(6202号車のみWN継手)
歯車比 87:14(6.21)
編成出力 2,280 kW
制御方式 VVVFインバータ制御 (IGBT素子)
制御装置 東芝製 SVF065-A1(1C4M2群)SVF065-B1(1C4M1群)SVF065-B2(増結車)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ・全電気ブレーキ
保安装置 ATC-P

60006
6000系2代 登場時の6連編成表

2017年下半期から大井町線の急行は7連化することになり、2017年8月29日から30日にかけ総合車両製作所横浜事業所からデハ6300形6両が甲種回送され、同年11月4日から7両編成での営業運転が始まりました。

2019年度から6020系に続き、6000系2編成にもQseatの組み込みが行われることになり、デュアルシート仕様のデハ6300形が製造され、6101F,6102Fに組み込まれました。これにより余剰となったロングシート仕様のデハ6301,6302は総合車両製作所横浜事業所へ輸送されたのち、2021年にデハ5489・5490として改造され5080系に編入、新造車とともに目黒線8両化に使用されました。

60007qseat
7連化され、さらに6101F,6102FにQseatが組み込まれてからの編成表

6000-6601-1612232016/12/23 二子新地 6連時代の6101F

6000-6701-201106-212020/11/6 二子新地 7連化され3号車がデュアルシート車に置き換えられた6101F

6000-6602-1705062017/5/6 あざみ野 6102F 6連時代

6000-6703-2507082025/7/8 二子新地  7連化された6103F シートはすべてロングシート

6000-6104-160826-212016/8/26 二子新地 6連時代の6104F

6000-6705-2506172025/6/17 二子新地 7連化された6105F

6606-1502142015/2/14 溝の口 6連時代の6106F

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2025年8月13日 (水)

東急電鉄の車両 大井町線に転属した8500系

1969年から建設が始まった新玉川線用車両として地下線火災対策基準「A - A基準」を満たした8000系が増備されましたが、渋谷から先の地下鉄半蔵門線との直通運転用として東急・帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)共通の車両規格が作成され、この基準に合致する車両として路線識別用の赤帯の貼り付け・機器取扱の変更、および電動車比率の向上による先頭車の電動車化などのマイナーチェンジが施された車両が8500系でした。8500系は初期には4連、5連、6連、7連、8連などで活躍した時期もありますが、最終的(5000系投入直前)には田園都市線・半蔵門線・東武伊勢崎・日光線相互直通運転用として8601Fから8637F,8642Fの10連38本と8638Fから8641Fまでの5連4本体制となりました。

850010
8500系 10連編成表

2002年5月2日から2003年2月21日にかけて新型車両の5000系が投入されることとなると8601F,8602Fが運用を離脱、さらに5連2本で10連化していた8638F+8639Fと8640F+8641Fが5連に分割され大井町線に転属となりました。

8500-5
8500系 5連編成表

8500-8538-130119_202508120859012013/1/19 中延 8638F

8500-8539-161223-212016/12/23 二子新地 8639F

8500-8540-1502142015/2/14 溝の口 8640F

8500-8641-9008-1605142016/5/14 旗の台 8640F

8500系の一部の編成,8637Fなどは営業運転終了後も長津田検車区において保存され、この7月には自走も確認されていますが、大井町線で活躍した4編成に関しては2018年11月に8639F,2019年1月に8640F,2月に8641F,4月に8638Fとすべての編成が廃車となっています。

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2025年8月12日 (火)

東急電鉄の車両 地下鉄半蔵門線乗り入れ用2000系が5連化、大井町線に転属となった9020系

7月17日の記事で触れたように田園都市線から半蔵門線押上までの乗り入れ用に9000系をベースに10連3本が製造されたのが2000系でした。その2000系のうち2003Fは元来、付随車を除く8両が1993年2月3日に落成、東横線で活躍した後、同年11月17日にサハ2703とサハ2803が落成、田園都市線に転用されました。

2000_20250811204501

それから20数年の月日が流れ、2000系も機器の更新、内装のリニューアルの時期を迎えました。まず、2003Fの付随車を除く8両が長津田車両工場に2017年5月に入場、2018年3月までに
・VVVFインバータ制御装置をGTO素子による日立製作所のVFG-HR1820DからSiC-MOSFET素子を用いた三菱電機製に換装。1C8M制御から1C4M2群制御に変更。
・主電動機を出力175 kW全閉形の三相誘導電動機に変更
・ブレーキ受量器の改修
・19芯ジャンパ栓設置
・パンタグラフのシングルアーム化、下り方に増設
・空調装置の換装
・車外スピーカーの換装
・火災対策実施
・各号車にフリースペースを設置
・7人掛け座席中央の仕切を撤去し、カーブを描く握り棒を新設
・化粧板・床敷物・カーテン・座席モケットの変更
・沓摺に黄色の警戒帯を貼付                  といった改修が施工されました。

2003f59020

2003Fは2018年9月に再入場し、8連から上り方先頭車と下り方4両が残され、クハ2000形にBATT、クハ2100形にCPが新たに搭載され大井町線用5連となりました。2019年2月1日、2000系としての大井町線での運用は終了し、長津田工場に入場し、9020系に改造されました。

一方、2002Fは両先頭車とM1(デハ2202、デハ2302,デハ2402)に2003Fと同様の改造を施し、M1は3両とも単独デハのMに変更、デハ2302とデハ2402を抜いた上で元2003Fのデハ2253・デハ2203を組み込み9022Fとしました。2001Fは先頭車のみを改造、元2002Fのデハ2402,元2003Fのデハ2353・デハ2303を組み込み,9021Fとしました。改造済みの2003Fもデハ2303を抜きデハ2302を組み込んで9023Fとしました。余剰となった中間車15両はいずれも廃車・解体されました。

9020-9121-250617-212025/6/17 二子新地 9021F

9020-9122-2507082025/7/8 二子新地 9022F

9020-9123-250708-212025/7/8 二子新地 9023F

9000系の地下鉄乗り入れ版として登場した2000系、最後は9000系一族と同じ大井町線で5連化され活躍していますが、廃車の時期が迫っており、次の職場は西武鉄道の支線となるようです。

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2025年8月11日 (月)

東急電鉄の車両 7000系以降の系列で地下鉄線に乗り入れていない車両 9000系

以前、3000系2代の記事でちょっと触れましたが、9000系は東急にとっては初となるVVVF制御方式の量産車、ボルスタレス台車を履いた量産車という記念すべき系列です。車体は8000系の後期車や8090系などから登場した軽量ステンレス鋼製の20m4扉です。

主要諸元

最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.1 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h
減速度(非常) 4.5 km/h
編成定員 5両編成:701(座席263)人 8両編成:1,142(座席428)人(車椅子スペース設置後)
車両定員 先頭車130(座席49)人 中間車144(座席56)人 車椅子スペース付中間車153(座席53)人
自重 24.3 - 33.8 t
編成重量 235.7 t(8両)
全長 20,000 mm
全幅 2,800 mm
車体幅 2,770 mm(車体基準幅)
全高 4,050 mm
床面高さ 1,170 mm
車体 ステンレス鋼
台車 軸箱守 + 軸ばね方式ボルスタレス台車 TS-1004形・TS-1005形
主電動機 かご形三相誘導電動機 TKM-86形
主電動機出力 170 kW × 4
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 85:14=6.07
制御方式 GTO素子VVVFインバータ制御(1C4M)
制御装置 日立製作所製 VF-HR107形・VF-HR112形
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(HRA)
保安装置 ATC-P・東急型ATS(2008年3月まで)

1985年度から1990年度にかけ5次に分け、8両編成14本(9001F~9006F, 9008~9015F)、5両編成1本(9007F)の計117両が製造されました。

9000_20250810115901
9007F以外の14編成は元住吉検車区に配置され東横線で活躍しました。

9001-1301192013/1/19 祐天寺 9001F

9005-1301132013/1/13 中目黒 9005F
9005Fは今年、9000系編成としては最初に5両編成版で廃車になりました。

9110-130113-32013/1/13 代官山 9010F

9000系導入当時の東横線では急行と各停の列車運用が分離されていましたが、9000系は双方に投入されました。2001年3月28日から東横線で特急の運転が開始され、9000系は各停から特急までの運用に充当されました。2004年2月1日には横浜高速鉄道みなとみらい線が開業し、東横線との直通運用が開始、9000系もみなとみらい線元町中華街駅まで運用範囲を拡大されました。

東横線に5050系が増備されるのにつれ9000系は8連から5連に短縮化され、大井町線に転属となりました。

9000_202508101309015連化され15編成すべてが大井町線での活躍となった9000系

9000-9007-1301192013/1/19 中延 9007F

新製配置以来、5連で大井町線で活躍する9007F 既に赤帯からオレンジ帯に

9000-9002-130119-22013/1/19 大井町 9002F

9000-9104-1502142015/2/14 溝の口 9004F

9000-9108-1605142016/5/14 旗の台 9006F

9000-9012-1705062017/5/6 市ヶ尾 9012F

9000-9113-1301132013/1/13 二子玉川 9013F
現在、この編成は登場当時の赤帯になっています。

9000-9015-2506172025/6/17 二子新地 9015F
9013Fと同様に赤帯になった9015F

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2025年8月 8日 (金)

国際線仕様機ながらまずは国内線に投入されたANAのB747-481 4機 JA8097

cn25135/ln863として製造、1991年6月25日に初飛行、7月11日にANAに引き渡されたのがJA8097でした。この機体もJA8096同様、スーパーシート27席(最前部Aゾーン)、普通席523席計550席の暫定国内線仕様で導入され、国内線で当初は活躍しました。

Ja8097-ana-b747481-cn25135-ln863-920823-

1992/8/23 HND 国内線時代のJA8097

1993年、3クラスのコンフィグレーションに改修、国際線に転出しました。

Ja8097-ana-b747481-cn25135-ln863-nrt撮影年月日不詳 NRT

Ja8097-ana-b747481-cn25135-ln863-970211-1997/2/11 NRT

Ja8097-ana-b747481-cn25135-ln863-981025-1998/10/25 NRT

ANAを退役後、2009年10月9日からはTF-AMTのレジでAir Atlanta Icelandicへ、貨物機に改修されること、少なくとも-481SFに変更されることはなく、2009年10月から2012年5月までは同じレジでSaudi Arabian Airlinesにリース、さらに2012年5月から2015年1月までも、社名を変更したSaudiaにリースされ、2015年1月には保管状態となり、2016年4月には解体されました。

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2025年8月 7日 (木)

東急電鉄の車両 7000系以降の系列で地下鉄線に乗り入れていない車両 8000系(一部を除き)

東急初の20m車体、ワンハンドルマスコン、電気指令式ブレーキ採用の車両として1969年11月にデビューしたのが8000系でした。私も1971年4月から1974年3月まで高校通学で東横線を利用していたため、この8000系登場の頃はよく憶えています。
制御方式は他励界磁チョッパ方式で電力回生ブレーキが可能でした。製造途中から補助電源をMGからSIV方式にしたのも本系列の特徴でした。

主要諸元

最高運転速度 110 km/h (東横線・田園都市線)75 km/h (大井町線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 4両編成(2M2T)2.4 km/h/s 5両編成(3M2T)2.9 km/h/s 6両編成(4M2T)3.2 km/h/s 8両編成(6M2T) 3.3 km/h/s
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
車両定員 136人(座席定員56または48人)(先頭車)144人(座席定員64または54人)(中間車)
全長 20,000 mm
全幅 2,760 mm(車体基準幅)2,800 mm
床面高さ 1,155 mm(クハ8000形PIII-708形台車使用時)1,170 mm(上記以外)
車体 ステンレス鋼
台車 軸ばね式ダイレクトマウント空気ばね台車
動力台車TS-807形/807A形 付随台車PIII-708形/TS-815A形/815F形
主電動機 直流複巻電動機
TKM-69形・80形(デハ8100形)TKM-82形(デハ8400形)
主電動機出力 130 kW
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 85:16(5.31)
編成出力 3,120 kW (東横線)・1,560 kW (大井町線)
制御方式 電動カム軸式抵抗制御+他励界磁チョッパ制御
制御装置 日立MMC-HTR-20A/20C/20F(デハ8100形)日立MMC-HTR-10D(デハ8400形)
(弱め界磁起動1段、直列13段他、並列11段他、弱め界磁無段階)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(HRD-2形)
保安装置 ATC-P 東急型ATS

形式は
クハ8000形(Tc1、Tc2)奇数番号上り向き、偶数番号下り向き、奇数番号車に140kVAのMGもしくはSIVを搭載
デハ8100形(M1) デハ8200とユニットを組む中間電動車 パンタと制御装置搭載
デハ8200形(M2) デハ8100とユニットを組む中間電動車 CP,BAT,制御用10kVAのSIVを搭載
サハ8300形(T) 一部の車両に冷房電源用50kVASIVを搭載、
       東横線の編成、7連化、8連化のため1980‐1982年に8両製造 その後、MT比を上げるためデハ8200形に改造
デハ8400形(初代・M2)軽量ステンレス車体試作車 デハ8200形に編入
デハ8400形(2代目・M) 1982年製造の単独制御方式の電動車 パンタ、制御装置搭載

8000_20250806070201
東急8000系 製造年次と内訳
・8500系、8090系、8590系も年次に入っていますが、この表では狭義の8000系のみとしています。
・改番等(黄色のセル)
デハ8401,8402はデハ8281,8282を経てデハ8254、8255に
サハ8301~8303はデハ8257~8259に
サハ8304,8305はデハ8260,8261に
サハ8306~8308はデハ8262~8264に
デハ8401~8407はデハ8162~8168に

1次車は非冷房車で登場、2次車から10次車(一部を除く)はクーラーキセのみを搭載した冷房準備車として登場しました。

8500系の新造両数抑制のためクハ8033~8044が中間車代用として貫通幌を取り付け、8500系編成に組み込まれていたことがありました。

1978年秋に約2.0tの軽量化を図った「軽量ステンレスカー」試作車デハ8401,8402が登場、技術的には8090系として量産へ至り、8000系の1981年以降の増備車も軽量車となりました。

東横線、田園都市線、そして8500系に組み込まれた中間車として新玉川線、大井町線で運行されました。運用終了は2008年2月22日でした。20m車であることなどから譲渡先は伊豆急行とインドネシアの鉄道会社であるPT. Kereta Api(KRLジャボデタベック)となりました。

8002-040501_20250806074701 8001-040501_202508060747012004/5/1 下神明 トップナンバー8001,8002を両端にした5連

8000-8005-t5-070304-22007/3/4 熱海 

8000-8151-0908132009/8/13 熱海

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2025年8月 6日 (水)

東急電鉄の車両 7000系以降の系列で地下鉄線に乗り入れていない車両 7200系

東京急行電鉄は1958年、国鉄のサロ153形900番台とともに我が国初のステンレス鋼製車体の電車として5200系:渋谷寄りからデハ5201‐サハ5251‐デハ5202の3両1編成を製造、同年12月1日から営業運転に投入しました。基本性能は5000系初代と同等で、5000系はその特徴でもあるモノコック構造が採用されていたのに対し、通常構造で製造されたため重量的には5000系より重くなっていました。外板をステンレス鋼、骨組みは普通鋼でセミステンレス車と呼ばれました。外板の無塗装化によるメンテナンスフリー化、部材を薄くできるメリットがありました。

1960年から1961年にかけては5000系に新技術を盛り込んだ車両として6000系が登場しました。5200系同様にセミステンレス車体となり、重量と車体価格の低減に向け、1台車1モーター方式(2軸駆動方式)が採られたことが最大の特徴でした。2軸駆動実現のため2つの方式が採用され、A編成では東洋電機製造製の電装品と平歯車平行可撓継ぎ手方式の駆動装置が採用され、B編成として東芝製の電装品、直角カルダン方式の駆動方式が採用され、それぞれ4両編成1本ずつが試作され、比較検討が行われました。その結果、A編成の方式が採用され、C編成として量産4両編成3本が製造されました。空気ばね台車や回生ブレーキなどの技術が盛り込まれた車両でもありました。1962年にはオールステンレス方式の7000系が登場したため、6000系の製造は20両で打ち止めとなりました。

7000系は地下鉄日比谷線乗り入れを主目的として製造されたため全電動車方式を採っており、東横線の急行運用以外の地上線の運用ではオーバースペックであり、MT比を1:1としたモデルチェンジ車として設計されたのが7200系でした。

主要諸元

最高運転速度 100 km/h
設計最高速度 100 km/h
起動加速度 2.5 km/h/s(MT比1:1)2.8 km/h/s(2M1T 3両編成)3.2 km/h/s(3M1T 4両編成)
減速度(常用) 3.5 km/h
減速度(非常) 4.5 km/h
車両定員 先頭車140(座席48)人 中間車150(座席56)人
全長 18,000 mm
全幅 2,744 mm(先頭車)2,740 mm(中間車)
全高 通風器高さ(非冷房)3,805 mm(電動車)・3,820 mm(制御車)
冷房装置キセ高さ 4,082 mm(電動車)・4,067 mm(制御車)
パンタグラフ折りたたみ 4,100 mm(7260・7452は4,115 mm)
車体高 3,670 mm(電動車)3,655 mm(制御車)
床面高さ 1,170 mm(電動車)1,155 mm(制御車)
車体 アルミニウム合金(デハ7200・クハ7500) ステンレス鋼(それ以外)
台車 軸ばね式ダイレクトマウント空気ばね台車
電動車TS-802形 付随車PIII-707形→PIII-708形(一部TS-839A形に再交換)
主電動機 直流複巻電動機
日立製作所:HS-833-Irb
東洋電機製造:TDK-841-AまたはTDK-841-A1
主電動機出力 110 kW × 4
駆動方式 中空軸平行カルダン駆動方式
歯車比 86:15 ≒ 5.73
定格速度 日立車:37.7 km/h
東洋車:36.4 km/h
制御方式 抵抗制御
制御装置 日立製作所 MMC-HTR-10B形
東洋電機製造 ACRF-H4110-764A形
制動装置 回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ(HSC-R)
保安装置 東急形ATS ATC-P(デヤ7200・7290のみ)

制御器は日立車:電動カム軸式のMMC-HTR-10B形(直列10段、並列8段、弱め界磁5段・回生9段)と東洋車:電動カム軸式のMMC-HTR-10B形(直列10段、並列8段、弱め界磁5段・回生9段、コミテータ方式の界磁調整器による超多段制御)で異なり,後年、前車は0番台に後車は50番台に改番整理されました。1M方式を採用したことで電動車と付随車の組み合わせを自在に経済的な編成を組めるメリットがあります。
目蒲線・池上線での運用も考慮し、車幅を地方鉄道車両定規に収め、当時の東急の鉄道全線に入線可能としました。

デハ7200形(渋谷向き制御電動車)1967年登場 ステンレス車22両(日立:12、東洋:10)アルミ車1両
デハ7300形中間電動車 1969年登場 ステンレス車3両(日立:2、東洋:1)当初はMG,CPを非搭載
デハ7400形中間電動車 1969年登場 ステンレス車4両(日立:2、東洋:2)
クハ7500形(桜木町向け制御車)1967年登場 ステンレス車22両(日立:12、東洋10)、アルミ車1両

7200系としての製造両数は53両でした。

登場時は非冷房でしたが、途中から分散式冷房装置を各車に4台搭載する方式で冷房化が進められました。台車は電動車がTS-802、付随車がPIII-707形パイオニア台車を履きました。

アルミ試作車は東急車輛製造のアルミ車製作技術習得の目的で1967年12月12日にデハ7200‐クハ7500、1編成がデビューしました。

7200系が最初に投入されたのは田園都市線で1967年から1968年にかけ、2両編成を基本としており、大井町~鷺沼間を4両、以西を2両で運行というパターンでした。1969年に中間電動車デハ7300形、7400形が編成分増備され、貫通タイプ4連での運行になりましたが、過剰性能のため東横線に転属、東横線では4+2両編成で急行運用に入りました。この頃、私も高校時代で東横線で活躍する7200系をしばしば目にした憶えがあります。1974年には東横線の急行が8連化され、2連3本が東横線に転属しました。
1979年8月12日に田園都市線の大井町~二子玉川園間が大井町線となり、田園都市線二子玉川園~つきみ野間は新玉川線と合体し、車両も8500系が田園都市線に集結、7200系は目蒲線配置の一部を除いて東横線に集結しました。

1980年6月以降、東横線には8000系が増備され、7200系は大井町線に転属、1987年には目蒲線、池上線に7200系を集約、このとき、M車が不足し、Tc車に余剰が出たため、クハ7500形6両がVVVF電装化改造を受け、7600系となりました(最終的に9両が7600系に)。1993年には目蒲線の1000系を池上線に転属させることになり、池上線の3連10本を4連5本とし、残りの2連5本は廃車、上田交通へ譲渡となりました。

東急電鉄での営業運転は2000年8月4日に終了、8月6日には目蒲線の多摩川~蒲田間が東急多摩川線として系統分離となりました。

アルミ車2両、7600系改造車9両を除く42両が他鉄道事業者に譲渡され、上田鉄道にはデハ7200形、クハ7500形、各5両が、豊橋鉄道にはデハ7200形15両、デハ7300形3両、デハ7400形3両、クハ7500形9両の計30両が譲渡され1800系に、十和田観光電鉄にはデハ7200形2両が両運転台スタイルとなり譲渡されましたが、同鉄道線が2012円3月31日に廃線となり、2014年6月に大井川鐡道に再譲渡されました。

1800-1808-240104-22024/1/4 三河田原 モ1808他

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Dsc09954

2017/3/11 千頭 モハ7204+モハ7305 デハ7200を両運転台化した際、連結麺側の顔は8000系のような顔に
十和田観光電鉄から大井川鐡道に再譲渡されたモハ7204+モハ7305 導入当初の2連での運転時

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2025年8月 5日 (火)

東急電鉄の地下鉄線乗り入れ用車両 2020系 の目黒線バージョン3020系

東急電鉄は田園都市線に導入された2020系の大井町線バージョンとして6020系(急行用7連)を2編成、2018年3月から、さらに各停用5連版として6050番台を2025年7月に導入しました。同様に、2023年3月から東急新横浜線が開業、相模鉄道線との乗り入れ開始に備え、2019年11月から3020系。8連版を導入しています。

従来の3000系、5080系と共通運用で目黒線、都営三田線、メトロ南北線、新横浜線から相鉄線内の運用(K)を担当していますが、3編成とマイナグループであり、一日中走るタイプの運用が少ないこともあり、私もまだ3編成すべての撮影は出来ていません。

3020-3121-250804

2025/8/4 新丸子 3021F

3020-3821-250804-edit2025/8/4 新丸子 3021F

3020-3821-2507282025/7/28 多摩川 3022F

3020-3122-250804-22025/8/4 多摩川 3022F

3020-3822-2508042025/8/4 多摩川 3022F

3021Fは標準色、3022Fは2150Fと同様、「SDGsトレイン 美しい時代へ号」、3023Fは東海道新幹線ラッピングとなっています。

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2025年8月 4日 (月)

東急電鉄の地下鉄線乗り入れ用車両 JR東日本E235系をベースにした2020系

東急電鉄は2020年に東京オリンピックが開催されること、2022年に創立100周年を迎えることを念頭に2017年からJR東日本のE235系をベースに総合車両所(横浜事業所・新津事業所)が担当して、新しい系列の製造に取り掛かりました。それが2020系、6020系、3020系のx020系グループです。

車両のデザインは丹青社が担当、コンセプトカラーは「INCUBATION WHITE」ととし、先頭車両から車体側面上部に導入線区のラインカラーとともに配置され、やわらかみを持たせるため先頭形状は丸みのあるデザインとしました。車体は総合車両製作所の軽量ステンレス車体ブランドのsustinaが採用され、車長20m4扉のsustina24となっています。レーザー溶接を積極的に採用し、骨組みの軽量化、アルミ車体と同等の軽量化が図られ、車体外観の溶接痕を減らし、水密性の向上が図られました。車端部隅柱の一部に補強を追加することでオフセット衝突対策、さらに運転台前面に衝撃吸収用ハニカム材を配置し、前面衝突の際の生存空間の確保が図られています。

主要諸元

最高運転速度 110 km/h
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 4.0 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
全長 先頭車:20,470 mm 中間車:20,000 mm
全幅 2,826 mm(側灯幅)
車体幅 2,778 mm[3]
全高 4,046 mm
車体高 3,620 mm
床面高さ 1,130 mm
車体 軽量ステンレス(sustina)
台車 軸梁式ボルスタレス台車 TS-1041(動台車)TS-1042・TS-1042A(付随台車)
固定軸距 2,100 mm
主電動機 かご形三相誘導電動機
全閉外扇形 TKM-18 (東芝形式SEA-446)
主電動機出力 140 kW
駆動方式 WNドライブ
歯車比 99:14(7.07)
制御方式 MOSFET-VVVF(フルSiC)
制御装置 三菱電機製 MAP-144-15V317
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(HRDA-2)全電気ブレーキ

田園都市線、地下鉄半蔵門線、東武伊勢崎線、日光線乗り入れ用の2020系は老朽化した8500系、東武乗り入れ非対応の2000系の置き換えを目的に2018年に導入され、3月28日から営業運転に入りました。緑のラインカラーを纏っています。2030F以降はラッシュ時の乗降時間短縮を図り、4・5・8号車のドア間の座席を7人掛けから6人掛けに減少させ、ドア横に38cmのスペースを確保しています。

2020_20250803082001
東急2020系 編成表 竣工日に関するデータ
2326,2327は元6020系の6321,6322で6020系のQseat組み込みで余剰となることを見越して2026F,2027Fはデハ2320形抜きで竣工し、デハ6320形2両を改造の上、組み込んでいます。2030F以降の4,5,8号車はラッシュ時対策でドア間の座席が6人掛けになっている車両

2020-2122-2505272025/5/27 小菅 2022F

2020-2023-201029_202508030830012020/10/29 西新井 2023F

2020-2025-2112072021/12/7 二子新地 2025F

2020-2029-211207_202508030832012021/12/7 二子新地 2029F

2020-2030-2506172025/6/17 二子新地 2030F

2020-2032-2506172025/6/17 曳舟 2032F

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2025年8月 1日 (金)

国際線仕様機ながらまずは国内線に投入されたANAのB747-481 4機 JA8096

cn24920/ln832として製造、1991年1月4日に初飛行、2月5日にANAに引き渡された3機目の-481がJA8096でした。この機体は国内線で暫定使用されることを前提にスーパーシート27席、普通席523席、計550席のコンフィグレーションで受領しました。これはメインデッキのギャレーの数を当時、国内線の主力として就航していたSR-81と同じにまで減らしたことで可能になりました。

Ja8096-ana-b747481-cn24920-ln830-920614-

1992/6/14 国内線で活躍していた頃のJA8096

約3年間国内線で活躍した後、1994年から3クラスコンフィグレーショーンに改修、国際線に進出しました。

Ja8096-ana-b747481-cn24920-ln832-970817-1997/8/17 NRT

Ja8096-ana-b747481-cn24920-ln832-971019-1997/10/18 NRT

Ja8096-ana-b747481-cn24920-ln832-97-nrt撮影年月日不詳 NRT

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2009年3月から保管状態に、7月に退役、貨物機に改修-481SFとなり、同年9月まではTF-AMSのレジでAir Atlanta Icelandicに、その後、2015年12月まではSaudi Arabian Airlinesに、その後Air Atlanta Icelandicに戻りましたが、既に解体されているようです。

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