ANAの国内線仕様 B747-481D JA8099
cn25292/ln891として製造、1991年11月27日に初飛行、1992年1月13日にANAに引き渡されたのが-481Dの初号機、JA8099でした。
-400Dは最大離陸重量を-400の87万5千lb(オプション最大)から60万lb(=27万2160kg)に引き下げ、標準最大航続距離は2250nm(=4167km)とし、日本国内線向けの機体としました。クラシック747-SR運航の経験から2階客席床面の構造強化、2階客席窓を右側3列、左側2列追加、中・後部胴体の上部構造の強化、胴体フレームの強化、後縁フラップのトラック追加、後桁バルクヘッドの追加といった飛行サイクル数の増加に対応した強化がなされました。飛行時間が短いことからウイングレットは廃止され、ウイングレット先端から211in(=5.36m)の位置で外側継ぎ目に合わせ翼端部を取り外し、そこに新設計の主翼端部を取り付け、747-200/300と同じ翌端フェアリングを取り付けています。これらにより全幅は64.43mから59.64mとなり、一番外側の前縁可変キャンバーフラップはなくなりました。エンジンはPW, GE,RRと選択可能でしたが、JAL、ANAともにGE CF6-80C2B1Fが選ばれました。
1992/8/23 HND 京浜島
1996/5/4 HND 国内線第一ターミナル
1998/2/23 HND
JA8099はスーパーシート27席、普通席542席のコンフィグレーションで就航、これはJALの-446Dより1席多い世界最多の座席となりました。また国内幹線以外に関空~グアム線にも就航が可能で昼は国内線、夜はグアム国際線という使われ方もしました。
2012年3月、20年強の活躍期間で退役を迎え、その特殊性から貨物航空機に転用されることなく解体されました。
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コメント
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B767−281様 お早うございます。暑さは一向に収まりませんね。雨が降らないのにも困っています。庭の植物の鉢は子ども用のプールに水を張って入れています。さて747ー481Dですが、そのような機体の強化が為されていたのは知りませんでした。123便事故後の検査で露わになった機体構造の弱さのせいかも知れませんね。123便事故ですが、最近読んだ米田さんの「40年目の真実」が一番説得力があると思います。尻もち事故から機体後部に歪みが生じ、まず垂直尾翼が破壊されたそれが事故の直接的な原因ではと思います。世の中センセーショナルな「ミサイル衝突説」などもありますが、今ひとつ真実性に欠けているように思います。
投稿: 細井忠邦 | 2025年8月23日 (土) 10時36分
細井忠邦 さま、おはようございます。
JALのB747-446Dではどの機体も国際線用にコンバートされることなく生涯を全うしましたが、ANAのB747-481DはJA8955とJA8957の2機が国内線仕様から国際線仕様に変更になり、さらに国内線に再コンバートされたと記憶しています。また元々国際線仕様だったJA401A,JA402Aは国内線仕様にコンバートされました。あの改造は大掛かりになると聞いており、素人目に見たウングレットの付け外しだけではないということを調べて今回の記事で書き込みました。
米田憲司氏の「40年目の真実」早速読まれましたか、わたしも紹介記事は見ていたのですが、失念しており、早速注文しました。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2025年8月24日 (日) 08時27分