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2025年9月17日 (水)

2024年夏の新潟旅行 その10 新潟駅に発着する列車 特急編 1 「白鳥」

1961年10月1日、いわゆる「サンロクトウ」の全国白紙ダイヤ改正では四国を除く北海道・本州・九州に「特急ネットワーク」が形成されることとなりました。この改正で登場した特急は

「富士」(2往復) 東京 - 神戸、宇野 20系客車
「はと」 東京 - 大阪 151系電車
「おおとり」 東京 - 名古屋 151系電車
「第2ひびき」(不定期) 東京 - 大阪(「ひびき」の増発)151系電車
「みずほ」(毎日運転の不定期列車、翌1962年10月1日に定期列車昇格) 東京 - 熊本 登場当初は一般型客車
「うずしお」 大阪 - 宇野 151系電車
「みどり」(運転開始は12月15日) 大阪 - 博多 キハ82形(80系DC)
「へいわ」 大阪 - 広島 キハ82形(80系DC)
「まつかぜ」 京都 -松江(福知山線経由)キハ82形(80系DC)
「ひばり」(不定期、運転開始は翌1962年4月27日 1963年10月1日に定期列車昇格) 上野 - 仙台 キハ82形(80系DC)
「つばさ」 上野 - 秋田 キハ82形(80系DC)
「白鳥」 大阪 - 上野・青森 キハ82形(80系DC)
「おおぞら」 函館 - 旭川 キハ82形(80系DC)  でした。
(「かもめ」 京都~長崎・佐世保 キハ82形(80系DC)は客車特急の振り替えで登場しました)。

特急「白鳥」はこの改正において大阪~青森間の通称「日本海白鳥」と大阪~上野間(信越本線経由)の通称「信越白鳥」の多層建特急としてデビューしました。列車番号は青森行が2001D、大阪行きが2002D、直江津~上野間は上野行きが4002D、大阪行きが4003Dでした。

停車駅は
日本海白鳥 大阪~京都~米原~敦賀~福井~(大聖寺)~<動橋>~金沢~高岡~富山~直江津~長岡~新津~鶴岡~酒田~秋田~大館~弘前~青森 で新潟は通りませんでした。()は大阪行きのみ、<>は青森・上野行きのみ停車
信越白鳥 直江津~長野~軽井沢∼横川~高崎~上野  でした。

編成は1~6号車の信越白鳥が尾久客車区配置のキハ82形(キハ80系)、7~12号車の日本海白鳥が向日町運転所配置のキハ82形(キハ80系)でハハハシロハ(併結時、尾久編成は逆向き)でした。食堂車は尾久編成は日本食堂上野営業所、向日町編成は日本食堂青森支店の担当でした。1963年4月20日より、信越白鳥は向日町に移管され、キハ80形1両が増結され、ハハハハシロハとなり、1963年10月1日には日本海白鳥もハハハハシロハとなりました。日本海白鳥の大阪~青森間は15時間45分でした。
1965年10月1日のダイヤ改正で信越白鳥は「はくたか」として系統分離され、「白鳥」は新津~新発田間は信越本線~白新線経由となり、新潟駅での客扱いが開始されました。
新潟駅発着時刻は
2001D 16:41/16:45 2002D 11:40/11:45 1967年10月1日改正ダイヤ
4001M 17:25/17:32 4002M 11:11/11:16 1974年12月の時刻表によると
でした。

485-4811500-7410061974/10/6 大阪 出発を待つ「白鳥」
北海道に渡る前に青森運転所に配置され「白鳥」の先頭車として使用されたクハ481-1500番台

485-481200-7511031975/11/3 柏崎~鯨波 クハ481-200を最後尾に大阪に向かう特急「白鳥」

485-4813001979/8/3 鶴形~東能代 
1978年10月2日のダイヤ改正でHMが絵入りとなったクハ481-300を最後尾にした12連の白鳥 

1972年10月2日、白新線、羽越本線の電化完成で車両は青森運転所配置の485系となり、DC,AC50/60Hzの3電源対応の威力が発揮される特急となりました。大阪~青森間の所要時間は13時間40分でした。1975年3月10日のダイヤ改正では山科~近江今津間を湖西線経由に変更し、所要時間は12時間47分となりました。この頃、鉄道ジャーナル誌で特急「白鳥」の全区間乗車ルポを読んだ記憶があります。1982年11月15日のダイヤ改正では金沢~青森間の急行「しらゆき」を発展的に解消した福井~青森間の「福井白鳥」が登場し、部分的に2往復体制となりました。しかし、この「福井白鳥」は1985年3月14日のダイヤ改正で「北越」「いなほ」に系統分離され約2年半で1往復体制に戻りました。(結局、しらゆきを廃止するための部分的値上げだったのではと感じます)。

485-481100-8705041987/5/4 鶴形
それまで盛アオの485系が使用されており、ボンネットタイプの「白鳥」は見ることが出来ませんでしたが、向日町に移管されることで100番台のボンネットタイプが見られるようになった「白鳥」

485-481102-920314-21992/3/14 大阪
JR東日本の上沼垂運転区(現、新潟車両センター)が受け持つようになり、同区に配置されたグレードアップ車を使用した「白鳥」

485-4811500-8702241987/2/24 大阪
「いしかり」に投入されたものの北海道の冬に対しては耐えられないことがわかり、盛アオに再配置され「白鳥」に再投入されたクハ481-1500番台

その後、車両の向日町移管、減車、上沼垂移管、京都移管、車販営業廃止(秋田~青森)などを経て、2001年3月3日のダイヤ改正で大阪~金沢・富山間「雷鳥」「サンダーバード」、金沢~新潟間「北越」、新潟~青森間「いなほ」と系統分離され、39年強の歴史に幕が下ろされました。

新潟駅で撮影した写真は一枚もありませんが、485系時代の日本海縦貫線特急「白鳥」の写真をアップしてみました。

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