2024年夏の新潟旅行 その25 越後線の旅 part2 吉田~柏崎間
新潟から乗車してきた120Mは吉田駅5番線に到着します。向かい側の4番線には当駅始発の122M柏崎行が出発待機をしています。
2024/8/20 吉田 新潟から120Mとして到着したE129系A30編成
2024/8/20 吉田 吉田から柏崎まで122Mとして走るE129系 A14編成
吉田駅は1912年8月25日、白山駅~当駅間が越後鉄道により開通した際に開設されました。同年12月28日には越後線が地蔵堂(仮駅)まで延伸し、中間駅となりました。1913年4月20日、越後線地蔵堂∼出雲崎間が開通すると、吉田駅は西吉田駅に改称されました。1916年10月16日には西吉田~弥彦間が開通、1922年4月20日には西吉田~燕間が開通しました。1927年10月1日、越後鉄道は国有化され、国有鉄道越後線となりました。
1959年10月1日に駅名が吉田駅に戻り、1961年12月27日、駅舎改築工事を起工、1962年7月26日に竣工し、翌27日から使用が開始されました。
単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線の計3面5線の地上駅でこの図のように越後線と弥彦線が使い分けられています。
2024/8/20 粟生津(あおうづ)
吉田を出て6分ほどで粟生津に到着しますが、前方にORIOと大書された塔が見えます。一体何だろうか、あの塔は?と帰って調べてみたら、オリロー(株)新潟工場でオリローは避難ハッチ、緩降機等を製造する会社でこの塔は50m以上あり、避難器具の試験のためにつくられたそうです(関連記事)。
粟生津の次の駅、分水と寺泊の間で信濃川のもう一つの分水路、大河津分水路を渡ります。こちらは江戸時代に計画され、1907年に着工、1922年に通水が始まり、1922年の補修で安定稼働となった全長9.1km川幅720m(分岐点付近)、180m(河口付近)の分水路です。
2024/8/20 大河津分水路
寺泊は「魚のアメ横」と言われるくらい賑わいと活気あふれる魚市場や寺泊漁港で有名ですが、越後線の駅はかなり内陸部にあり、あまりそういった雰囲気は感じませんでした。
2010/7/17 柏崎の海岸から見た柏崎刈羽原発
出雲崎を過ぎ、吉田を出発して1時間くらい過ぎると刈羽駅に到着します。刈羽と荒浜間の線路の西側の海岸沿いにあるのが、東電ホールディングスの柏崎刈羽原子力発電所です。1969年に柏崎市、刈羽村の発電所誘致決議がなされ、1974年に当時の田中角栄政権が電源三法(電源開発促進税法、特別会計に関する法律、発電用施設周辺地域整備法)を制定、角栄曰く「東京に造れないものを造る。造ってどんどん電気を送る。そして、どんどん東京から金を送らせる」で1978年に1号機原子炉着工、1997年に7号機原子炉が運転を開始し、総出力821.2万kwでカナダのブルース原子力発電所を抜いて世界最大の出力の原発となりました。しかし、作業員の被ばくトラブルの隠蔽、予備品倉庫の火災、燃料棒の接触、社員のIDカード紛失、他人のカードで中央制御監視室に出入、テロリズム対策侵入検知装置の機能喪失の見逃し等の相次ぐトラブル、安全対策工事の未完了などが見つかり、さらに2011年3月の東日本大震災による東電福島第一原発事故発生後の新規制基準適合性審査中を理由に全機が停止状態となっています。最近のニュースでは古くなった1,2号機を廃炉とし、3号機他の再稼働を東電は考えていると報道されています。
2024/8/20 東柏崎~柏崎間
信越本線と合流する越後線
吉田を出発して約70分、新潟からは2時間5分で終点柏崎に到着します。
2024/8/20 柏崎
この駅に降り立つのは1975年11月、2010年7月と3度目ですが、線路の廃線、ホームの配置などは1975年当時と変わりありません。ここからは信越本線で直江津に向かいました。
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