2024年夏の新潟旅行 その24 越後線の旅 part1 新潟~吉田間
信越本線の高崎~直江津間は官設鉄道によって開業しました。特に高崎~軽井沢間は東京~大阪を結ぶ中山道幹線の一部として建設され、軽井沢|直江津間はその資材運搬のために建設されました。一方、直江津~新潟(旧駅)間は私鉄の北越鉄道により開業しました。この区間の開業の仕方は結構複雑で
1897年 5月13日:春日新田~鉢崎(現、米山)8月1日:八崎~柏崎 11月20日:柏崎~北条、沼垂~一ノ木戸(現、東三条)
1898年 6月16日:一ノ木戸~長岡 12月27日:北条~長岡
1899年 9月5日 直江津~春日新田 が開業しました。
1907年8月1日、北越鉄道は国有化されました。同年10月12日には国有鉄道線路名称制定で高崎~新潟間を信越線と命名しました。
信越線は柏崎から内陸部に入り、長岡、三条を経由するため、柏崎から日本海沿岸を経由し、新潟に至る鉄道が計画され、1911年3月に設立された越後鉄道によって、新潟駅の手前、白山駅まで開業しました。その開業の歴史は
1912年 8月25日:白山~吉田 11月11日:柏崎~石地 12月28日:吉田~地蔵堂(仮駅、後に廃止) 石地∼出雲崎
1913年 4月20日:出雲崎~地蔵堂
1927年1月、水戸鉄道(後の水郡線)、陸奥鉄道(後の五能線)、苫小牧軽便鉄道・日高拓殖鉄道(後の日高本線)とともに越後鉄道の国有化案が浮上、同年10月に国有化され越後線となりました。1943年に旧新潟駅~関屋駅間の貨物線が敷設、漸く信濃川を渡って接続され、1951年6月に旅客営業が開始、1958年の新潟駅移転で現在の形になりました。柏崎~新潟間、営業キロ83.8kmの路線です。
新潟大学が1970年代以降に五十嵐地区に移転し、沿線の宅地化も進み1984年4月、弥彦線とともに全線が電化されました。
ちなみに越後線は柏崎から新潟方面が下り、新潟から柏崎方面が上りとなっています。
2024/8/20 新潟 信越線、白新線、越後線の1番列車の出発案内
8月20日、新潟駅発5:04発の120Mで吉田まで、吉田から122Mで柏崎へ、さらに直江津方面に向かいました。
2024/8/20 新潟 1番ホームに入線している120MはE129系2連 A30編成
側扉の窓ガラスの角が丸い点などは異なりますが、E233形をベースにしている点は感じます。
ワンマン運転対応になっています。
シートは115系時代とは異なり、ドア間でクロスとロングが分けられています。
越後線の運用を見ていると越後線から新潟駅で折り返す運用と信越線や白新線から越後線の内野まで走り折り返す運用がほぼ同数あるように見えます。
新潟駅を出ると上越新幹線と併走し、別れたところに上所駅があります。私が訪れた2024年8月にはまだ工事中でしたが、2025年3月15日のダイヤ改正で開業しました。新潟南高の通学、あるいは新潟県の社会福祉施設「新潟ユニゾンプラザ」の利用者からの要望で設置された駅です。右にカーブして信濃川を渡り、再び左にカーブすると白山駅で前述のように越後鉄道が開業した当初の駅は2ブロック位、北にありました。次の関屋と小針の間で信濃川の関屋分水路を渡ります。関屋分水路は1972年8月10日に通水が開始され、洪水から新潟市を守り、新潟西港への土砂の堆積を防止する役割を果たしています。信濃川の上流側には似た機能の分水路として大河津分水路もあります。寺尾の先に新潟大学前という駅がありますが、沿線の地図をみると内野にかけて多くの大学、短期大学が集まっています。また線路の北側が砂丘、南側が少し低くなっており、海岸段丘の斜面に線路が敷設されていることが分かります。

海岸線沿いに聳える角田山から弥彦山
内野を過ぎると海岸線から少し離れた内陸部を線路は走り、越後曽根、巻あたりでは海縁に聳える角田山、松ケ岳、多宝山、弥彦山などが見え、手前には穀倉地帯が広がります。弥彦山の標高は634m、東京スカイツリーの高さと同じなんですね。
新潟駅を出発して約50分で弥彦線と交差する吉田駅に5:53に到着します。
向かいのホームに停車中の吉田発5:54の122Mへ乗り換えです。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
« 西武鉄道 ワンマン運転対応改造(側面監視カメラ設置等)が進む9000系 | トップページ | 2024年夏の新潟旅行 その25 越後線の旅 part2 吉田~柏崎間 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その5 有栖川にて朝ラッシュ時の嵐電を撮影 part3(2025.12.01)
- 2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その4 有栖川にて朝ラッシュ時の嵐電を撮影 part2(2025.11.27)
- 2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その3 有栖川にて朝ラッシュ時の嵐電を撮影 part1(2025.11.26)
- 2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その2 嵐電の旅、嵐山線で嵐山へ(2025.11.25)
- 2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その1 中央東線・西線経由で京都へ(2025.11.24)
「路線について」カテゴリの記事
- 2024年夏の新潟旅行 その33 磐越西線の旅 part2 咲花から喜多方まで(2025.11.19)
- 2024年夏の新潟旅行 その32 磐越西線の旅 part1 歴史 新津から咲花まで(2025.11.18)
- 2024年夏の新潟旅行 その25 越後線の旅 part2 吉田~柏崎間(2025.10.29)
- 2024年夏の新潟旅行 その24 越後線の旅 part1 新潟~吉田間(2025.10.28)
- 埼京線 40周年記念の復刻ラッピング編成 ハエ117編成を撮影 (2025.10.22)
「電車E129系」カテゴリの記事
- 2024年夏の新潟旅行 その32 磐越西線の旅 part1 歴史 新津から咲花まで(2025.11.18)
- 2024年夏の新潟旅行 その25 越後線の旅 part2 吉田~柏崎間(2025.10.29)
- 2024年夏の新潟旅行 その24 越後線の旅 part1 新潟~吉田間(2025.10.28)
- 2024年夏の新潟旅行 その21 新潟駅周辺の散策 part1 東新潟駅から越後石山駅まで (2025.10.07)
- 2024年夏の新潟旅行 その18 新潟支社内で活躍するローカル列車 電車編 E129系 part2 4連B編成(2025.10.01)
« 西武鉄道 ワンマン運転対応改造(側面監視カメラ設置等)が進む9000系 | トップページ | 2024年夏の新潟旅行 その25 越後線の旅 part2 吉田~柏崎間 »





コメント