ANAの国内線仕様 B747-481D グアム線にも投入可能な JA8966
cn27442/ln1066として製造、N6018Nのテストレジにて1995年7月18日初飛行、12月11日にANAに引き渡されたのがJA8966でした。ANAのB747シリーズでは最後のJA8000番台レジ機となりました。
導入後、芙蓉総合リースに売却され、ANAがリースする形で運航されました。関西~グアム線にも投入された機材でした。
この機体で印象に残っているのは1999年7月23日、NH61便として乗員14名、乗客503名が搭乗し、羽田空港を11:23に離陸、札幌新千歳空港に向かっていたところ、11:25に当時28歳の男がキャビンアテンダントに包丁を突きつけコックピットに行くように指示、11:38に副操縦士をコックピットから追い出し、機長とコックピットに留まり、横須賀への飛行を指示、11:55に犯人は機長を包丁で刺し、犯人自ら操縦席に座り、操縦,機体は迷走飛行に陥りました。この様子を操縦室前で様子をうかがっていた副操縦士と非番で乗り合わせていたエアバス機の機長がドアを破り操縦室に突入、犯人を引きずり出し、座席に拘束、エアバス機の機長が操縦桿を握り機体のコントロールを奪還、間一髪で墜落は回避できました。機体は12:14に羽田空港に緊急着陸、犯人は警視庁に引き渡されましたが、機長は乗客として搭乗していた医師により、機内で死亡が確認されました。犯人が取り押さえられる寸前には機体は2分間に500m以上、高度を下げており、そのまま降下していたら八王子市南部の住宅街に墜落していたと推測されました。
日本で起きたハイジャック事件で唯一死者が出た事件でした。亡くなられた機長はWikipediaの記事などではお名前が伏せられていますが、ANA機の運航の様子を紹介したレーザーディスクにおいて747-481D機を操縦する姿が残されています。
1997/7/28 HND
1998/1/2 HND
2006/6/10 HND
2014年1月6日に退役、16日に羽田空港を離陸し、アメリカ合衆国ミシシッピー州テューペロへ、再就職することなく解体されました。
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