2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その12 叡山電車を撮影するために出町柳駅へ
出町柳から八瀬までの叡山電気鉄道平坦線は京都電燈が1925年に営業を開始した路線であり、宝ヶ池(当時は山端)∼鞍馬間は1927年、京都電燈と京阪電気鉄道の合弁会社として設立した鞍馬電気鉄道が1929年12月20日に全通させた路線です。1942年、電力事業の戦時統制で京都電燈は発送電事業を日本発送電へ、配電事業を関西配電に譲渡し、解散し、鉄軌道部門は京福電気鉄道を設立、同年8月鞍馬電気鉄道は京福電気鉄道と合併し、宝ヶ池∼鞍馬間は京福電気鉄道鞍馬線となりました。
1978年9月、京都市電が全廃され他の鉄道路線との連絡が経たれたことで沿線乗客は京都市内と直結する路線バスに流れ、叡山本線、鞍馬線の乗客は激減、赤字額も膨らみ京福を配下に持つ京阪グループの経営も圧迫することになりました。1989年10月5日に京阪鴨東線が開業し、出町柳で京阪線と叡山本線が連絡することで旅客数は増えたものの19億4千万円に達していた累積損失の解消の目途は立たなかったので京福から叡山電鉄は分社化され、1991年11月に京阪電気鉄道が筆頭株主となり、2002年3月から同社の完全子会社となりました。
2024/9/3 出町柳駅周辺地図 出町柳は今出川通が鴨川を渡る賀茂大橋の東詰めの1ブロック北にあり、北西から下ってくる賀茂川と北東から下ってくる高野川の合流点のすぐ下流に賀茂大橋がかけられています。
現地の地図は北が下向きで表示されているのでわざと引っくり返しました。
1989年10月に開業した京阪鴨東線の地下駅での出入口
駅名標
叡山電車路線図
叡山本線 出町柳∼八瀬比叡山口 5.6kmは比叡山の森をイメージした緑のラインカラー
鞍馬線 宝ヶ池∼鞍馬 8.8kmは貴船・鞍馬の紅葉から赤のラインカラーとなっています。
八瀬比叡山口からは比叡山ケーブルカー、ロープウエイ(京福が経営)で比叡山の山頂まで、鞍馬寺には鞍馬寺が運営するケーブルカーがあります。
駅構内案内図
列車案内表示
ホームは1~3番線まであり、さらに1・2番線降車ホーム、3番線降車ホームがあります。1番線は1両用、2・3番線は2両用で1番線は1両で運転される八瀬比叡山口行用、2・3番線が鞍馬行用となっています。線路が分岐するのは宝ヶ池ですが編成長の関係から出町柳で既に分けられています。
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B767−281様 こんばんは。京都は年に3回は行っているのでこの叡山鉄道も何度も乗っています。今回のブログでそんなに多額の赤字を抱えていた経緯を初めて知りました。つくづく交通はつながりが大切だと改めて思いました。最初に京都に行ったのは75年でまだ市電が走っていました。今思うと京都はインバウンドのおかげもあって常に渋滞だらけ。もし市電を残していて最近のような高性能者を走らせていたら素晴らしいのに、と思いました。京都には友人もたくさんおりますが、バスについては自分が乗る路線以外はほとんどわからない。また地下鉄東西線に関してはなんであんなところに作ったのかわからない、と言っています。
投稿: 細井忠邦 | 2025年12月24日 (水) 21時00分
細井忠邦さま、おはようございます。
私も京都は親戚が住んでいた関係で1960年代頃から訪問はしており、市電の乗車経験もあるのですが、同じ関西でも食文化とかでは大阪の方が魅力的で一人で旅行するようになってからは京都には泊まらずというパターンが多かったように感じます。
最近はインバウンド、オーバーツーリズムでホテルなども値段の上昇、予約が取れないといった状況のようですが、歴史を持った街の魅力を皆が享受できるようにするのが行政の役割ではないかと感じています。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2025年12月25日 (木) 04時27分