2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その36 元町駅で東海道・山陽系貨物列車を撮影 part3 EF210基本番台牽引の貨物列車
JR貨物は1990年3月に輸送力増強対策として1600t貨物牽引可能なEF200形を登場させましたが、地上側の設備、特に変電所の電力供給問題から1600t貨物は運転不可能という問題に直面し、EF200形に代わる従来のEF65,EF66形の後継機として開発したのがEF210形でした。1996年3月に三菱電機・川崎重工業で試作機901号機が落成、新鶴見機関区に配置となり、各種試験に供され、1997年8月に岡山機関区に転属、1998年7月からは量産機18両が製造されました。試作機は主電動機がFMT3形(565kW)なのに対し、量産機は同出力で小型化したFMT4形となり、歯車比も試作機は1:4.44なのに対して量産機では1:5.13となりました。台車も試作機では軸距が2600mmのFD5(中間台車)、FD6(両端台車)でしたが、量産機では主電動機の小型化で軸距が2500mmとなったことでFD8(中間台車)、FD7E(両端台車)となりました。
2005/8/22 5096レ 岡山機関区 A28仕業
2005/8/22 列車番号不明
2005/8/22 1076レ 岡山機関区 A32仕業
拙Blogでは2025年1月15日の記事で基本番台の全検、塗装変更について15号機が2024年8月22日に出場したことを紹介していますが、その後。18号機が2025年1月31日に出場、そして最後に8号機が2025年3月25日に出場し、EF210基本番台はすべて最終とされる第三全検を終え、新塗装化されました。
2024年9月以降、中央線のG車挿入などもあり、貨物列車の撮影からしばし遠ざかっており、その間に0番台、100番台の新塗装化が進み、300番台の新造機も増えてきたので今年になって貨物列車の撮影を再開し、18号機は撮影できたのですが、
2026/2/4 西浦和 4093レ
昨年3月に全検を終えたばかりの8号機が2025年12月11日に岡山A423仕業で幡生操車場に向かった後、故障したのか翌々日の12月13日には同僚の128号機に無動力回送という形で牽引され、岡山機関区に戻ったようです。その後、運用には入っておらず情報もありませんでしたが、2月2日に「自力不可・訓練」とドアに書かれ、岡山機関区内に留置されていることがこちらの記事で明らかになりました。
EF210基本番台に関しては第三全検で終わりということですので、あと7年後には全機廃車になっているのかと想像されますが、8号機に関してはこれで終わりではなく再起してほしいと思います。
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