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2026年8月28日 (金)

鳴り物入りのハイテク・ハイパフォーマンス機として導入されるも僅か10年の活躍期間で去っていたJALのMD-11 その3 JA8582

cn48573/ln559として製造、1993年1月10日にロールアウト、N90187のテストレジで初飛行、1994年4月5日にJALに引き渡されたのがJA8582でした。JALのMD-11としては初の長距離仕様機でした。愛称はタンチョウ:Red-Crowned Craneでした。ファーストクラスの座席が導入され3クラス制となったのもJA8582からでした。

Ja8582-961223-nrtrwy-341996/12/23 747全盛時代の成田空港

中距離仕様機は専らシンガポール、クアラルンプール、デンパサール、ジャカルタ、バンコク、マニラ、デリー、北京、香港、上海、プサン、ソウルなどのアジア各地と成田、名古屋、関西を結ぶ路線に投入されていましたが、長距離仕様機は747-400ではキャパが大きすぎる、成田~アムステルダム、成田~チューリッヒ、成田・関西・名古屋~ロンドン、関西~フランクフルトなどのヨーロッパ方面や成田~ダラス・フォートワース、名古屋~ロサンゼルスの北米方面、成田~オークランドなどのオセアニア方面に投入されました。

Ja8582-980214-nrtrwy-161998/2/14 NRT-RWY16

Ja8582-981210-nrtrwy-341998/12/10 NRT-RWY34

JA8582は最後まで残ったJALのMD-11であり、2004年10月12日の香港発成田行きJL730便(MD-11としてのラストフライト)で退役しましたが、10機のうちで唯一、JJカラーに塗り替えられた機体でもありました。ちなみにJJカラーになって第二エンジンのJ-Bird表記やウイングレット、胴体への「タンチョウ」の表記は消されました。

200412月刊エアライン誌 2004年12月号の表紙 10月に退役したJA8582が表紙を飾っていました。

退役後はMD-11Fに改修、N279UPとしてUPSのフリートに加わり、2024年1月23日に保管状態になるまで活躍しました。現在はAerSaleの管理下にあり、スペアパーツ取り機として解体はされていないようです。

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