速報版 2026年初夏、岡山、広島方面の旅 総延長35.8km、日本一の輸送人員を誇る広島電鉄 part 2 車両編 6 900形 913号
広電の車両、今回は750形に続いて大阪市電から譲受した900形です。種車は2601形で1969年10月から12月にかけ14両が導入されました。拙Blogにおいても2015年9月15日の記事で触れています。今回は同記事で写真を載せていない、現役最後の一両となった913号の写真を紹介します。
大阪市交通局2601形は木造ボギー車の置き換え用として1955年から1961年にかけ大阪車輛工業により2601-2714の114両が製造されました。台車はブリル77E、主電動機は端子電圧600V時の定格出力が37.5kW≒50馬力のSS-50、制御器はKR-8、ブレーキはSM3直通ブレーキ、という至って平凡かつ古典的な仕様でした。2626 - 2639の14両が2201形全車と共にワンマンカーに改造され、23号系統(都島車庫-港車庫)で使用されましたが、同系統が廃止となった1968年に運転を終了し、ワンマン仕様車全車が広島電鉄に移籍して900形となりました。それ以外のツーマンカーは、路線縮小の度に数を減らしつつも、大阪市電が全線廃止になる1969年3月31日のさよなら運転まで営業運転に供されました。
広島電鉄に譲渡された元大阪市電のうち、1601形、1651形、1801形由来の750形は13mを超える大型車両でしたが、2601形由来の900形は12m未満の中型車でした。901-904は広電初のワンマン仕様車として落成し、1969年12月より白島線の運用に投入されました。905-914は車掌乗務のツーマン仕様に改造の上、運用に入り、後にワンマン化されました。
2026/5/17 913号 皆実町六丁目
2026/5/18 913号 広電本社前
2026/5/18 913号 紙屋町西 
広電900形となった車両も多くが廃車となる中、906号はソウルに、907号はタイコンケーン市に譲渡されており、913号は循環線というまるでレトロ車両の動態保存の場のような働き場を得て活躍しています。これからも末永く日本各地から広電に集まった車両が活躍してゆくことを期待します。
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