2020年10月 8日 (木)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 17 中央本線で活躍中の211系について

山ゲタと揶揄された72系の時代から、新性能車115系が投入され、115系ももはや老朽化し、今のJR東日本・中央線ローカル電車の主役は211系です。

その211系も新製投入されたものでは無く、東海道線東京口で活躍していた0,2000番台と東北線、高崎線で活躍した寒冷地仕様の
1000,3000番台(これらの編成の一部5連14本は幕張に転属した後、再転属)が2013年3月16日のダイヤ改正を前に長野車両センターに転属、中央本線、篠ノ井線、信越本線、飯田線での運用を開始しました。

211-n1-111001 2011/10/1 鶴見 東海道線東京口で活躍していた211系 N1編成
この編成からサハ211-1,2、サロ213/212が抜かれ、6連化されN601編成に
クハ211、モハ211/210の0番台は6編成分とも、N600番台6連として長ナノに転属しました(N601~N606)。

211-n51-110923 2011/9/23 鶴見 付属5連N51編成
2000番台は5連N51~N64と10連N21~N26,N31,N32に組み込まれていましたが、5連の方は廃車となり、10連からN600番台(N607~N614)が誕生しました。

2113000-401-090815 2009/8/15 成東 房総各線で活躍した211系3000番台 401編成は1個パンタ・グループ クモハ211-3035

2113000-501-091015-2 2009/10/15 成田 501編成 2個パンタ付きグループ クモハ211-3040

211-b1-070520-5 2007/5/20 黒磯 211系1000番台5連 B1編成 2両のサハが抜かれN317編成に

千マリの401,405~408=>N301~N305、501~509=>N331~N339 14編成と高タカから転属した3000番台(A,C編成グループ)、1000番台(B編成グループ)からサロ、サハが抜かれ、3連のN300番台39編成が組成されました。

211-n601-141206-3 2014/12/6 四方津 N601編成 0番台

211-n607-171223 2017/12/23 鳥沢鉄橋 N607編成 2000番台

211-n317-171218 2017/12/18 鳥沢 N317編成 1000番台

211-n315-180831 2018/8/31 松本 大糸線ホーム N315編成 3000番台

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2020年9月29日 (火)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 11 岡谷駅あれこれ

2018年晩夏、信州の旅、下諏訪で下車し、2両の保存蒸機、1両のガソリン機関車を見学した後、岡谷駅に到着しました。

180831_20200928143401 2018/8/31

180831_20200928143501 鉄筋コンクリート造りの平屋建て駅舎が竣工したのは1952年です。

180831_20200928143601

岡谷市は古くは製糸業、今は精密機械工業が盛んで「東洋のスイス」とも呼ばれる岡谷市の中心駅です。1905年11月25日の富士見駅からの延伸時に終着駅として開業、1906年6月11日には辰野駅経由で塩尻駅まで中央本線は延伸しました。しかしこのルートは現在のみどり湖経由の塩嶺ルート(12km)に較べると27kmもあり、大変な大回りでした。

070324 2007/3/24

180831-2_20200928143701 2018/8/31

しかし、1900年代初頭のトンネル掘削技術や蒸気機関車による運行では現在のルートは不可能と考えられていました。その理由のひとつは糸魚川~静岡構造線と呼ばれる中央構造線が通っており、大断層が存在すること、もう一つはトンネルを掘った場合、片勾配のトンネルになり、掘削技術的な問題と蒸気機関車牽引列車では乗務員の窒息事故が予想されることでした。

中央線の旅客需要の急増、スピードアップの必要性から1970年代になると塩嶺ルート、下諏訪~塩尻ルートなどが検討され、乗車実績の高さから岡谷駅で分岐する塩嶺ルートの建設が決定し、岡谷市内の用地買収解決に時間を要したものの1983年に全長5994mの塩嶺トンネルが貫通、全線複線直流1500V電化の新線が開通しました。

E353-s101-180831-2 2018/8/31 旧線の辰野~岡谷間は実質的に飯田線と一体化しており、岡谷駅まで飯田線を走るJR東海の313系が乗り入れて来ています。

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2007/3/24 かつては119系なども見られました。0番線は塩尻方面専用ホーム。

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2020年9月21日 (月)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 5 上諏訪駅周辺あれこれ

2018年の夏の終わりの信州地方の旅、茅野駅に続いて下車したのは上諏訪駅でした。

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2018/8/31 オールドタイプの駅名標と最近、観光地最寄り駅に見られる駅名標

1905年11月25日、茅野駅と同じ鉄道院中央本線富士見~岡谷間の開通の際に開業し、旅客・貨物の取扱が始まりました。

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この駅舎が完成、オープンしたのは1950年3月でした。

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1番線、新宿方面上りホームには温泉浴場が設置されていますが、これは1986年8月8日のことでした。

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まだこの頃はE257系も活躍中でしたが、E353系の姿をよく見かけるようになりました。

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ホームの構成は単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の典型的構成で、東口(霧ヶ峰口)、西口(諏訪湖口)があり、花火大会の際には線路を横断する形で通路が開設され臨時の改札が設置されます。その際は3番線は使用休止となります。

現在、211系が滞留している電留線などがある場所がかつて上諏訪機関区のあった場所かと思われます。機関区は中央線のこの区間の開業時に設置されました。中央本線が非電化の時代はD50, D51などの大型貨物用蒸機の基地で石炭・水の補給が行われており、20両前後が配置されていました。1962年5月に上諏訪~辰野間が電化されると本線を走る蒸機は転出してゆき、先日の記事で記述したように茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷での入換に従事する機関車C12,C50, C56の集中管理基地となってゆきました。信濃大町に駐泊し、大糸線の貨物、飯山区貸し出しで臨時スキー列車牽引に就くC56もありました。C56126やC56130に集煙装置が付いているのは大糸線対策でした。1984年の貨物取扱廃止を受け、1987年に廃止されました。機関区があった頃の配線図はこちらの記事に詳しいです。

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2020年2月22日 (土)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 4 岡山電車区配置の213系

昨日に続いて岡山電車区所属の系列の話題で、今回はJR西日本ではここにしか居ない213系0番台の話題です。

213-871012
1987/10/12 岡山 瀬戸大橋線が開業する前に3連x3の9連で宇高連絡快速運用に就いていた頃の213系

213系は国鉄最後の新系列車両で0番台が岡山地区向けに1987年から1988年にかけ製造されました。211系の20mステンレス製軽量車体に117系100番台のように片側2カ所の両開き扉と2枚1組の一段下降式ユニット窓を配置しました。前面はFRP製のマスクが採用されました。客室からの前面展望に配慮し、前面窓は助手席側と貫通扉の窓が下方に拡大されました。
軽量ステンレス製車体のため編成重量が小さくなり、MM'ユニットではなく1M方式で3両1M2T(Mc-T-T'c)が基本組成となりました。抑速ブレーキも搭載されており、25‰での運行も可能であるため、瀬野八本松間も運行可能となっています。

主要諸元
最高運転速度 110 km/h 130(曲線通過+20)km/h(U@tech)
減速度(常用) 3.5 km/h/s 4.3 km/h/s (U@tech)
減速度(非常) 5.0 km/h/s 5.2 km/h/s (U@tech)
車両定員
座席60・立席8(クモハ213形0番台原形車)
座席64・立席8(サハ213形0番台)
座席58・立席8(クハ212形0番台)
座席40・立席0(クロ212形)
座席42・立席72(クハ212形100番台)
非営業車両(事業用)(サヤ213/クヤ212形U@tech)
自重
37.3 t(クモハ213形0番台)
24.1 t(サハ213形0番台)
26.5 t(クハ212形0番台)
33.0 t(クロ212形)
26.7 t(クハ212形100番台)
全長 20,000 mm
全幅 2,966 mm (クロ212形以外)2,950 mm (クロ212形)
全高 4,090 mm (クロ212形以外)3,670 mm (クロ212形)
車体 ステンレス 普通鋼(クロ212・クヤ212形)
台車 DT50B・TR235B(0番台)WTR235(クロ212形)WTR235BX(サヤ213形)WTR235XB(クヤ212形)
主電動機 MT64
保安装置 ATS-SW(岡山電車区所属車)ATS-SW・ATS-P (U@tech)

1987年3月に岡山電車区の115系老朽車取替えのため、Mc-T-T'cの3連8本(C-1からC-8)が製造され、投入されました。製造は近畿車輛・川崎重工業・日本車輌製造・東急車輛製造・日立製作所でした。翌年開業予定の本四備讃線(瀬戸大橋線)用車両の先行投入で、宇野線宇高航路連絡快速列車11往復で運用が開始されました。


213-ts2121-020329-2
2002/3/29 岡山 クロ212-1を先頭にした「マリンライナー」

1988年3月の瀬戸大橋線開業時には「マリンライナー」として運行されることとなり、クロ212形、クモハ213形、サハ213形そして、「スーパーサルーンゆめじ」用3両編成が製造され、編成が組み替えられ、1989年3月時の「マリンライナー」増発時の増備でMc-T-Tscx5、Mc-T-T'cx6、Mc-T'c-T'cx1、211系2両を含む3連13本39両の体制となりました。
2003年10月1日のダイヤ改正で「マリンライナー」はJR四国5000系/JR西日本223系5000番台に置き換えられることとなり、213系は同列車の運用から離脱しました。

Dsc02689
2019/8/4 岡山 サハが抜かれ2連となったC-03編成


Dsc02749 2019/8/4 岡山 3連のまま残されたC-06編成

Dsc02646_20200221205201
2019/8/2 岡山 サハ213-7から改造されたクハ212-101

それに伴い、改造/廃車が発生し、C01編成のサハ213-1はサヤ213-1(U@tech)に改造され、C02,C03編成のサハは廃車、C07-C11編成のクハ212-100番台はサハ213から改造されました。クロ212-1はクヤ212-1に改造され、サヤ213-1と編成を組み、技術試験車U@techとなりました。この技術試験車U@techも2019年3月31日付けで廃車となっています。現時点で岡山電車区に配置されている213系は28両で2012年から2015年にかけ、吹田総合車両所で体質改善工事が施工されました。

工事内容は通風器撤去、スカートの変更、つり革と手すり、座席モケットを225系に準じたデザイン・材質へ更新、吊り手増設、袖仕切りの大型化、和式トイレを車椅子対応の洋式トイレに変更、乗降口床面の黄色塗装、車椅子スペースの整備、ドアチャイムの設置、乗降扉のガラスを単板ガラスから複層ガラスに変更、乗降扉に半自動機能の追加、行先表示器のLED化、乗降扉の上にLED式の車内案内表示装置を配置、乗務員室と客室との仕切り扉を引き戸に変更 でした。


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2019年9月14日 (土)

JR東海の211系 その3 大垣から静岡に転属した編成

昨日の記事で触れたように、JR東海の211系5000番台のうち、2次車の一部、3連11本が1989年から大垣電車区に配置され、東海道本線の運用に就きました。神領区投入の車両もこのときに、大垣区の車両とともに中央西線の運用のみならず、東海道本線の運用に就きました。列車番号表示器は使用されず、先頭車の車番が表示されました。

1990年に4次車が投入されると神領区の2次車3連1本が大垣区に転出しました。
C22 クハ210-5026+モハ210-5026+クモハ211-5026

1992年、国鉄時代に投入された211系0番台の予備車を確保するために、2次車3連1本と4連K20編成のサハ211-5018とともに神領区から大垣区に転属しました。
C23 クハ210ー5033+モハ210-5033+クモハ211-5033 サハ211-5018

1999年313系が投入され、神領区211系の東海道本線運用が消滅。関西本線での運用が大垣区から神領区に移管され、神領区から2次車3連7本が大垣区に転属しました。これを機に大垣区の編成番号は車番順に振り直されました。東海道本線の運用範囲は菊川まで延長され、飯田線直通運用は313系に置き換えられました。サハ211-5018は神領区に戻され、K125編成に組み込まれK20編成となりました。

2115000-k20-170805
2017/8/5 亀山 一時はサハ211-5018が大垣区の4連化に転属し、3連唯一のクハ210-5300番台(K125編成)となり、1999年12月の改正でサハが戻され再びK20編成に戻った編成

クモハ211ー5011(ex.K108), 5012(ex.K109), 5013(ex.K110), 5014(ex.K111), 5015(ex.K112), 5017(ex.K114), 5024(ex.K120)
を先頭とする3連が加わり、3連20本体制となりました。5017を先頭とする編成は2005年に愛知万博関連輸送で神領区に貸し出されました。

2115000-c11-050705

2005/7/5 枇杷島 大垣区時代のC11編成

2115000-c14-050705

2005/7/5 枇杷島 C14編成

2115000-c24-050705

2005/7/5 清洲 C24編成

2115000ll

2006年、313系が増備され、大垣区の211系の運用は消滅、静岡への転属となりました。C11ーC30 の20編成がLL1ーLL20となりました。

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2019年9月13日 (金)

JR東海の211系 その2 2次車投入後、現在に至る編成内の車両番号の変化

JR東海の211系、民営化された後の製造開始は1988年7月に4連4本、3連6本が神領区に配置されました。
1_20190912193201
1次車はすべて神領区に配置されました。各車両の番号も編成毎に統一されていました。

続いて国鉄から継承した103系や113系の置き換え、列車増発のために1989年11月から1989年3月にかけて4連16本、3連11本が神領区にまた3連11本が大垣区に配置されました。サハを含む4連が他の3両とどう組み合わさるか、また3連が神領と大垣でどう分配されるのか等はありますが、サハ以外のメンバーの番号はこの時点までは統一されていました。

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Kで始まる編成番号が神領区、Cで始まる編成番号が大垣区でした。

この後、昨日の記事にあるように1989年7月の3次車製造で1・2次車4連からのサハの抜き取り、新製車の4連化

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神領区の1・2次車4連11本のクハ210形5000番台を5300番台と差し替え、捻出されたクハ210形5000番台と新製車11本を静岡区に投入、SS1-11編成としました。黄色のセルが3次車です。

311

1990年3月に4次車が増備されると3連3本に1次車4連のサハを抜き取って挿入

43

さらに2連用クモハ211形6000番台が9編成分増備され、GG編成として静岡区に投入されました。

42
緑色のセルが4次車

以上で、現在、静岡区に配置されているSS編成とGG編成はの構成は辿ることが出来ました。
明日の記事では大垣に配置されたC11-21編成が静岡にLL1-20編成として転属してくる経緯に触れます。

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2019年9月12日 (木)

JR東海の211系 その1 静岡地区211系投入の経緯

113系115系のフルモデルチェンジ車として、軽量ステンレス製車体、ボルスタレス台車、界磁添加励磁制御方式、電気指令式ブレーキなどを装備して国鉄時代の1985年に登場し、分割民営化の後もJR東日本、JR東海、JR西日本によって設計・製造されたのが211系電車でした。今回からは現在も名古屋地区、静岡地区などで活躍する211系のうち、国鉄時代に投入された4連2本については2017年8月13日の記事、中央本線や関西本線で活躍中の5000番台については2017年8月14日の記事にて触れているので、静岡地区で活躍中の編成について触れます。

211系JR東海車の静岡地区投入は1989年7月に3連17本が製造されたのが最初でした。これはJR東海版211系としては3次車にあたり、クハ210形にはトイレが設置され、新たに5300番台となり、クモハ211形は身延線などの狭小建築限界トンネル通過に対応して屋根の一部を切り下げ、C-PS24A形パンタグラフを装備した5600番台が登場しました。

3次車の変更点は側面方向幕が幕式のまま天地方向が拡大し、将来の120km/h運転を考慮して、増圧ブレーキ準備工事がされた点です。クハ210形5300番台はトイレ部分の明かり窓を廃止し、便所対面座席は211系2000番台同様に背もたれがロングシートと同様の高さのクロスシートとなったことでした。
新製された3連がそのまま静岡に配置されたのではなく、3連6本がまず神領区に投入となり、1・2次車の4連からサハを抜き取り、3連に組み込み4連化しました。残り11本に関しては神領区の2次車4連11本のクハ210形5000番台と新製車クハ210形5300番台を差し替え、抜かれたクハ210形5000番台をクモハ211形5600番台を含むユニットと3連化し、静岡に配置しました。

4次車として1990年3月にクモハ211形5600番台、クハ210形5300番台を含む3連3本が神領区に投入され、トイレ無しで残っていた1次車4連3本からサハを抜き取り、新製車に組み込み4連化しました。この増備で神領区の4連は全てトイレ付クハ210形5300台組み込み編成となりました。
一方、静岡区には1M仕様のクモハ211形6000番台が登場し、C-CS59A主観制御器、C-MT64形電動機を搭載し、213系5000番台と同仕様の2連での運転が可能となりました。トイレは省略され、クハ210形5000番台と連番で3本新製されました。1991年3月には6000番台2連が6本増備され、すでに6000番台は御殿場線運用には適していないことが判明していたので、今回からすべて東海道線中心に運用変更されました。

静岡車両区 配置総数 111両

3両編成 SS1-SS11   クモハ211形は狭小トンネル対応5600番台
3両編成 LL1-LL20 2006年10月1日、大垣区より転属
2両編成 GG1-GG9  クモハ211形6000番台

それぞれのグループのトップナンバー編成を

2115000-ss1-090404-3
2009/4/4 舞阪 SS1編成

2115000-ll1-090325
2009/3/25 熱海 LL1編成

2116000-gg1-070304
2007/3/4 富士 GG1編成

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2019年3月14日 (木)

2018年10月の関西旅行 JR王寺駅

2018年10月の関西の旅、2日目は近江鉄道、信楽高原鐡道に乗車した後、草津線、東海道線、奈良線、関西本線と乗り継ぎ、奈良から王寺に向かいました。

181006 2018/10/6 関西本線(大和路線)のホームの駅名標

181006_2 和歌山線ホームの駅名標

王寺駅はJR西日本と近鉄が乗り入れている奈良県有数のターミナル駅で、JR西日本は関西本線と和歌山線、近鉄は生駒線、田原本線が乗り入れており、田原本線の駅は新王寺となっています。同じ会社の2路線が乗り入れていますが両駅は直線距離で100m程離れており、改札は別々、駅名も違う点がユニークです。尤も、近鉄田原本線の反対側のターミナルも西田原本駅として橿原線の田原本駅から西に離れた場所に存在していますが。

王寺駅は1890年12月27日、初代の大阪鉄道が奈良~王寺間を開業した際に終着駅として開業しました。1891年2月8日には大阪鉄道は稲葉山仮停車場(現、三郷(関東には「みさと」という駅がありますが、こちらは上の写真のように「さんごう」です)まで、さらに3月1日には高田まで延伸(現在の和歌山線)ました。1900年6月6日関西鉄道が大阪鉄道の路線を承継したため、王寺駅も関西鉄道の駅となりました。その関西鉄道も1907年10月1日に国有化され、国有鉄道の駅となりました。1909年10月12日、線路名制定で関西本線所属駅となりました。

181006_4 ホームにある信貴山の鳥居のレプリカ

わたしの個人的体験では1976年3月、大学2年の春休みでしたが家族で奈良県、和歌山県を旅行し、初日は奈良市内を見学、市内の旅館の泊り、奈良から国鉄で王寺に、王寺駅で駅弁(ご飯とおかずが分けられたタイプ)を購入し、和歌山線で橋本へ、さらに高野山に向かいました。

181006_3 2018/10/6 王寺駅の電留線

王寺駅の歴史で一番印象に残っているのは1982年8月の台風10号による集中豪雨で大和川が氾濫し、構内の電留線が水没、停留中だった101系6両編成10本60両と113系40両が被災し、101系54両が廃車になったことです。このため、首都圏で廃車待ち状態だった中原電車区の101系(カナリア色)54両が急遽、関西に送られ、また車両不足に対処するため、和歌山線にはDE10牽引の50系客車列車が運転されたそうです(情報はこちら)。

201_136_181006 2018/10/6 3番線ホームの関西本線・大和路線 201系 ND612編成

105_tc5_181006_2 2018/10/6
5番線ホームで出発を待つ103系1000番台改造の105系 SW008編成

117_320_181006 2018/10/6 和歌山線方面から王寺駅に到着する117系 SG005編成
以前、和歌山の117系を紹介したときとは違い完全に単色の塗装です。

221_04_181006_2 電留線で休む221系 NA421編成

わずか1時間程度の滞在の間にJR西日本の国鉄型車両を見ることが出来るのも今の王寺駅の特徴かもしれません。

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2017年8月14日 (月)

名古屋~亀山間 関西本線 その4 211系 JR東海が投入した5000番台

分割民営化の翌年の1988年、JR東海は名古屋・静岡の都市圏、ラッシュ対策のため、オールロングシート、トイレなしの211系5000番台・6000番台を投入しました。213系5000番台と同様に室内からの展望を良くするため、前面貫通扉と運転室助手席側の窓は下方に拡大されました。

2115000_k2_080904 2008/9/4 名古屋 211系5000番台 4連K2編成+3連+313系の併結編成

国鉄時代に投入された0番台と異なり電気連結器・自動解結装置が装備され、ジャンパ連結器は省略されため、スカートの形状が変わりました。各車両両端4つのドアにはドア仕切り表示灯が設置され、ドアカット時に表示するようになりました。

補助電源は213系5000番台同様、従来の三相交流440VからDC600Vになり、DC-DCコンバータを使用し、冷房装置も直流電源によるインバータ制御方式の集約分散式C-AU711D-G1 2基になりました。

1988年から1991年にかけ、4次に渡り、
クモハ211-5000番台 48両
      -5600番台 20両
      -6000番台 9両
モハ210        68両
クハ210 -5000番台 57両
      -5300番台 20両       
サハ211        20両

が製造されました。

1次車 1988年7月に4連4本、3連6本が神領電車区に投入

2次車 103系や113系の置き換えのため、1988年11月から1989年3月にかけて4連16本、3連11本が神領区に、3連11本が大垣区に投入されました。

2115000_k6_090324 2009/3/24 名古屋 トイレ付き5300番台クハ組み込みK6編成

3次車 静岡地区への投入も開始され、1989年7月に3連17本が製造されました。1.2次車では短距離運用主体であったためトイレを装備していませんでしたが、中央線での快速運用などから利用客の不満が続出し、トイレ付きのクハ210-5300番台が登場しました。さらに狭小建築限界トンネルの存在する中央線中津川以北や身延線への入線に備えて屋根を僅かに切り下げ、C-PS24A形パンタを装備したクモハ211-5600番台が登場しました。

2115000_k11_090324 2009/3/24 名古屋 クモハは狭小建築限界トンネル対応の5600番台

1.2次車の4連6本からサハを抜き、3次車3連6編成に挿入し、神領区に配置。
2次車4連11本のクハ5000番台を3次車11編成のクハ5300番台と差し替え。抜かれたクハ5000番台はクモハ5600番台を含むユニットと3連を組成し静岡区に(転属車)。

2115000_k115_090323 2009/3/23 名古屋 K115編成3連のクハは5001 トイレなし

4次車 1990年3月、クモハ211-5600番台とクハ210-5300番台を含む3連3本が神領区に投入され、トイレなしで残っていた1次車4連3本のサハを4次車に組み込み4連化し、神領区の4連20本はトイレ付きに(K1~K20編成)。静岡地区の増備車として213系5000番台の走行装置を211系の車体に載せた1M仕様の6000番台、2連3本を投入、クハ210-5000番台は連番で製造。1991年3月には6000番台増備車2連6本が静岡運転所に投入。

神領区
0番台 4連 2本 K51 K52
5000番台 
4連 20本 K1~K20 クハはトイレ付き 5300番台 K3~K11のクモハは5600番台
3連 17本 K101~K117 クハはトイレなし 5000番台

2115000_c11_050705 2005/7/5 枇杷島 大垣区時代の3連 C11編成 現在は静岡に転属

大垣区
0番台 C1 C2 神領区に転属
5000番台 C11~C30 3連20本 2006年に静岡に転用

静岡車両区
5000番台 3両編成 31本 SS1~SS11 生え抜き組 LL1~LL20 大垣からの転属組
6000番台 2両編成 9本 GG1~GG9

Dsc07110 2017/8/5 亀山で昼寝中の神領区K20編成

本題の関西本線運用は静岡に転属する前に大垣区に配置されていた2次車3連の時代に1997年から運用が開始されました。しかし、1999年313系投入で、普通列車にも311系が投入されるようになり、関西本線の運用は神領区に移管されました。2011年10月、213系5000番台が撤退してからは、神領区の4連が普通、区間快速、快速で運用されています。

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2017年8月13日 (日)

名古屋~亀山間 関西本線 その4 211系 国鉄時代に投入された4連

関西本線、JR東海の管轄する電化区間を走った電車、最後に紹介するのは211系です。

211_c1_050705
2005/7/5 枇杷島 国鉄時代に名古屋地区に投入された211系4連C1編成

211_c2_080904_2
2008/9/4 名古屋 C2編成

名古屋地区に211系が最初に投入されたのは国鉄時代の1986年で東海道本線快速列車増発用として、0番台4両編成(McM'TTc')が2本製造されました。車内はセミクロスシートで、先頭車の電気連結器や自動解結装置も非設置でジャンパ栓が装備されていました。塗色は青色の帯に白のストライプでしたが、JR東海のコーポレイトカラーがオレンジ色に決まったことで、1988年に他の211系と同様の湘南色帯になりました。

形式  クモハ211 モハ210 サハ211 クハ210    変成記号の変遷
       Mc     M'    T     Tc'
設備                      WC
機器   Cont   MG/CP
重量(t)    36.0         34.9        23.9        26.8

番号    1     13    13    7       K1~C2~K52
       2     14    14    8       K2~C1~K51

配置  新製配置  神領電車区~1989年~大垣電車区~2011年9月~神領車両区

1999年の313系の大量増備で高速ダイヤへの移行に備えて最高速度120km/h対応の工事が施工、台車へのヨーダンパ設置やブレーキの増圧対応工事も行われました。併結した311系・313系のLED式車内案内表示器を操作するための操作盤と、それを車掌が動作確認できるようにLED装置が、乗務員室内に設置されました。2005年には、バリアフリー化対応としてドアチャイムの取付とクハ210形への車椅子スペースの新設が行われました。米原側ボックス席を1組撤去の上、2人掛ロングシートを移設してその跡への設置となっています。さらに集電装置をシングルアーム式のものに交換され、転落防止幌の取り付け、吊り手の増設も行われました。

211_k52_120913 2012/9/13 名古屋 神領区への転属でC2編成はK52編成に

関西本線での運用は2011年9月の神領区に再配置されてからでした。(211系が関西本線の運用に就いたのは211系5000番台3連が大垣区に投入され、1997年10月の改正でこれら3連が関西本線の運用に就いたときが最初だそうです)。

実際に走行するのは朝と夕方以降の列車で、朝の運用を終えると、亀山駅、名古屋車両区、神領車両区のいずれかに留置となっています。

211系としてはかなり異端な存在でこれまで31年間の車生を送って来ましたが、はたしていつまで運用されるのか注目される存在にかわりありません。

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