2024年9月 3日 (火)

速報版 2024年晩夏 京都の旅 1日 台風の進路に悩まされた往路

2週間前の新潟の旅に引き続き、18切符の残り2日分を使って京都の旅を敢行しています。

今回ほど台風の進路に悩まされたことはありませんでした。8月22日午前3時にマリアナ諸島で発生した台風10号(サンサン)は発生時点では鹿児島付近に上陸後、日本列島を縦断する形で進み、8月中には北海道方面に抜けて行くと予想されていました。日本近海の海水温が平年よりも高かったことにより、台風は発達し、勢力を強め、鹿児島県薩摩川内市付近に上陸したものの、台風を流す風の力が弱く、移動速度は著しく低下しました。そのため、九州から関東にかけて発達した雨雲が断続的にかかり、宮崎県のえびの高原也静岡県の天城山では総雨量が900mmを越えるなど各地で記録的な大雨となりました。結局、台風10号は九州から四国へ、さらに東進し、9月1日正午に東海道沖で熱帯低気圧になりました。台風から熱帯低気圧になる条件は最大風速が17.2m未満になることです。また熱帯低気圧は海上の強い日差しで発生した水蒸気が上昇気流となり、出来た渦によるもの、温帯低気圧は南の暖気と北の寒気の温度差で起きた渦によるもので、熱帯低気圧に寒気は関与していません。

私も今回の京都旅行の出発を控え、先週、列車の運行状況が気になっており、特にJR東海の在来線の運行状況を毎日のようにチェックしていましたが、9月2日朝の時点で、東海道本線静岡~掛川間が雨による規制で列車の運行が止まっていました。

いつもなら関西に行く場合は、東京発6:30の1521E熱海行、熱海から沼津1423M、沼津から豊橋755M、豊橋から大垣2319F、大垣から米原229F、米原から京都3483Mで京都に15:43に到着出来るのですが、静岡~掛川間がいつ復旧するか出発時点では読めなかったので、中央線塩尻経由で名古屋まで行くことにしました。

Dsc09902

2024/9/2 早朝の国分寺駅 中央線列車案内 東海道経由の場合は5:28発の東京行に、中央線経由の場合は5:32発の高尾行に
      塩尻での接続待ちを考慮するともう少し遅い高尾方面でも間に合ったはず

Dsc09906 2024/9/2 高尾 1450M 高尾から塩尻まで 塩尻着9:18

Dsc09940_20240902194801 2024/9/2 塩尻 しなの3号 A102+A202

Dsc09944 Dsc09948_20240902195101 2024/9/2 塩尻 しなの6号 A204+A3

Dsc09959_20240902195401 2024/9/2 塩尻 あずさ5号 

Dsc09960 2024/9/2 塩尻 2080レ EH200-19

塩尻では90分の接続待ちとなり、その間に中央西線の特急「しなの」、中央東線特急「あずさ」、さらに南松本から蘇我までEH200が牽引する2080レなどを撮影

Dsc09962 2024/9/2 塩尻 313系 B504編成 1826M

塩尻から中津川間は東海道でいうと沼津~豊橋間のような、編成両数も運行本数も少ない区間ですが、景色は絶景です。

Dsc09974_20240902200201 2024/9/2 中津川 315系C6編成 

中津川から先は名古屋近郊区間で最新鋭の315系8連が投入されています。13:16に出発して14:36に名古屋駅に到着。東海道経由より、2時間弱の遅れです。塩尻での接続を短く、すれば乗車時間的には殆ど同じかも知れません。

あとは東海道新快速で大垣、大垣から米原、米原から新快速で京都駅には17:12に到着、堀川四条のホテルには18時前に到着しました。新幹線を使えばドアtoドアでも4時間弱の旅ですが、中央線、東海道経由の鈍行の旅も色々な見聞があるものです。

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2022年9月19日 (月)

2022年夏 名古屋遠征 JR東海 静岡車両区に転属した313系8500番台 S1~S6編成

2022年3月にダイヤ改正で神領車両区に315系、8連が7編成(C1~C7編成)新製配置された関係で、313系8500番台B201~B206編成は静岡区に転属となり、編成番号はS1~S6編成となりました。転属当初は東海道本線(熱海~豊橋間)の他、御殿場線、身延線などの運用に入るとのことでしたが、その後、ネットで運用を調べてみると、

A81:○浜松0701―922M後―静岡0815△
○静岡1842―157M前―島田1909 
 島田1918―回152M後―静岡1956 
 静岡2004―1464M後―熱海2123 
 熱海2133―1463M前―静岡2248 
 静岡2318―㋵853M前―浜松0027△

A82:○浜松0556─730M後―静岡0712 
 静岡0719─125M前―島田0746 
 島田0751―124M後―興津0840 
 興津0854―747M前―静岡0911↙
 静岡0921―747M―浜松1032 
 浜松1051―774M―興津1220 
 興津1225―775M―浜松1354 
 浜松1410―826M―静岡1521 
 静岡1603―1462M前―熱海1721 
 熱海1738―461M後―島田1927△

A83:○島田0720―734M前―三島0852 
 三島0910―229M後―沼津0917 
 沼津1024―1438M前―熱海1043 
 熱海1051―1445M後―沼津1110 
 沼津1125―1444M前―熱海1143 
 熱海1149―1451M後―沼津1209 
 沼津1221―1448M前―熱海1241 
 熱海1256―1455M後―沼津1314 
 沼津1344―1454M前―熱海1405 
 熱海1413―441M後―浜松1654 
 浜松1720―458M前―熱海1952 
 熱海2010―475M後―島田2157△

A84:○島田0538―回723M後―掛川0555 
 掛川0556―921M後―豊橋0656 
 豊橋0709―928M前―熱海1023 
 熱海1033―433M後―静岡1147△
○静岡1530―151M後―島田1558 
 島田1604―446M前―熱海1755 
 熱海1807―465M後―浜松2050 
 浜松2327―890M前―掛川2355 
 掛川0025―㋵回863M後―浜松0044△

A85:○浜松0638―736M前―沼津0854 
 沼津0931―1436M前―熱海0951 
 熱海1000―1441M後―静岡1115△
○静岡1423―142M前―興津1440 
 興津1445―793M後―浜松1615 
 浜松1620―452M前―熱海1904 
 熱海1911―1459M後―静岡2033 
 静岡2100―154M前―興津2116 
 興津2135―159M後―島田2227 
 島田2245―回160M前―静岡2305 
 静岡2317―㋵880M前―沼津0011△

A86:○沼津0627―733M後―浜松0843 
 浜松0850―750M前―静岡1002△
○静岡1806―829M前―浜松1924 
 浜松1934―856M後―静岡2048△
○静岡2214―845M―浜松2327△

のように211系5000番台(LL編成)5600番台(SS編成)と併結(313系8500番台は熱海方に)、あるいは単独で6運用に入っていることがわかりました。6編成が6運用に入るため、予備車無しの状態となり、検査等で入場の際には211系や313系の他の編成の代走となるとのことです(情報はこちらから)。淡いブルー文字の運用は今回、乗車もしくは撮影した編成

いろいろな線区の運用に入っているのであれば狙い撃ちするのは大変ですが、東海道本線単独の運用であれば狙い撃ちも可能です。新幹線を使って、静岡・浜松あたりまで行き、そこから乗車することももちろん可能ですが、18切符1日分で東京から行ける範囲でできるだけ多くの編成に乗車、撮影を考え、9月7日水曜日に以下のような行程でトライしました。

一橋学園5:17~国分寺5:20/5:28~東京6:09/6:15-1731M-小田原7:39/7:58-熱海8:19/8:23-沼津8:41
沼津までの行程は8月2日火曜日に名古屋に向かったときと同じです。
沼津に到着するとA83運用の島田発734M三島行が間もなく上りホームに入線してきます。早速、乗車しました。

Dsc01669 2022/9/7 三島 313系8500番台 S2編成 A83運用

この編成は8:52に三島駅4番線に到着し、折り返し9:10発229M沼津行となります。その後、沼津~熱海間のシャトル運用を務め、熱海発14:13、441Mで浜松へ向かいます。

Dsc01685
2022/9/7 三島 211系5600番台 SS11編成

併結相手は211系5600番台(狭小建築限界トンネル対策パンタグラフC-PS24A形を装備)SS11編成でした。

Dsc01678

Dsc01679

2022/9/7 三島 1437M 

到着後、まもなく下り1437M、373系6連(F10+F4編成)が到着しました。この日は踏切遮断機破損の影響で若干遅れていましたが、この列車は373系使用(間合い運用)の”ちょっと得した気分になる”普通列車として有名です。

三島で伊豆箱根鉄道駿豆線の車両などの写真を撮っていると

Dsc01704 2022/9/7 三島 1436M 313系8500番台 S1編成 A85運用

9:37に沼津発1436M熱海行でS1編成がやってきました。これは浜松発6:38、736Mで沼津着8:54に続くもので、熱海到着後、1441Mで静岡に向かい、静岡到着後は3時間くらい休憩します。

Dsc01708 2022/9/7 三島 1436M 211系5600番台 SS10編成 A85運用

併結相手は211系5600番台(狭小建築限界トンネル対策パンタグラフC-PS24A形を装備)SS10編成でした。

Dsc01734 2022/9/7 三島 928M 313系8500番台 S3編成 A84運用

Dsc01740 2022/9/7 三島 928M 211系5600番台 SS4編成 A84運用

10:11には数分遅れでしたが、豊橋6:47発928M熱海行A84運用がやってきました。313系8500番台はS3編成、211系5600番台はSS4編成でした。

その後、熱海発10:00、1441M (SS10+S1)に10:13に三島から乗車し、静岡に向かいました。乗車体験に関しては明日の記事でレポートしますが、11:15に定刻に静岡に到着。途中から日本海側を通過する台風の影響か結構、激しい雨になりました。

Dsc01742 2022/9/7 静岡 313系8500 S1編成 1441M

静岡まで来たのはA82運用、774Mで興津に向かう編成を撮影するためですが、まずは昼食休憩。

Dsc01754 2022/9/7 静岡 313系8500 S3編成

11:47には熱海10:33発433M(SS4+S3)が到着、S3を切り離してSS4のみが島田に向かいます。

Dsc01762 2022/9/7 静岡 313系8500 S6編成 

浜松10:51発774Mとして12:04に3連でやってきた興津行はS6編成でした。興津まで15分程度の短時間ですが、乗車します。

Dsc01769 2022/9/7 興津 313系8500 S6編成 A82運用

興津では3番線に12:20定刻に到着、到着後5分で折り返し、浜松行775Mとして発車して行きました。

3138000-s5-220802-2 2022/8/2 沼津 313系8500 S5編成 2536M

ということでS5編成は8月2日に沼津駅で2536Mとして撮影しているので、S4編成以外はすべて撮影出来ました。S4編成に関してはまたの機会にでも狙おうと思います。

興津からは
興津12:29-430M-熱海13:26/13:29-1876E-東京15:17 といった行程で戻りました。

今回の小旅行、313系8500番台以外にも伊豆箱根鉄道の3000系軌道線車両復刻塗装など思わぬ収穫もありましたので、別の機会にレポートできればと思います。

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2022年8月18日 (木)

2022年夏 名古屋遠征 沼津にて313系8500番台と遭遇

小田原から熱海へ、熱海では4分の接続ですが、到着ホームの向かい側に停車している221系に乗車。この電車1435Mは沼津で三島を8:27に発車し、沼津で10分停車している945M豊橋行に乗り継ぐことができます。ただ沼津の1435Mの到着ホームは3番線(折り返し上りホーム)、945Mは2番線に停車しているので、跨線橋もしくは地下道を通っての乗り換えとなります(沼津駅の線路構成図)。

3138000-s5-220802-2 2022/8/2 沼津 御殿場線ホームに入線していた313系8500番台 S5編成

ちょうどこの乗り換えの際に御殿場線が発着する5番線に3月のダイヤ改正で中央西線からコンバートされた313系8500番台S5編成が入線しており、撮影することができました。313系8500番台は6編成ありますが、東海道線で今回の旅で見かけた編成はこのS5編成と豊橋に到着直前にすれ違った編成だけでした。

2115000-ll14-220802 静岡に到着した945M

373-f9-220802 静岡 上り線ホームには9:45発4003M 特急「ふじかわ5号」 373系F9編成

これまでも東海道線を18切符で旅することはありましたが、沼津から豊橋まで1本の列車というのは初めての経験でした。この列車、211系5000番台LL14編成3連と313系2500番台T2編成3連の6連ですが、三島~浜松間は6連で運行されますが、浜松で313系は切り落とされ211系3連のみが豊橋まで運行されます。途中、長時間停車するのは沼津の10分、静岡の4分、浜松の10分です。

2115000-ll14-220802_20220817123701 浜松では切り離し作業の関係で10分停車となりました。

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2022年4月18日 (月)

通勤電車シリーズ 205系 49 富士急行への譲渡 part2 6502編成 トーマスランド20周年記念号

205系の富士急行(言、富士山麓電気鉄道)への譲渡に関し、4月16日土曜日に久しぶりに現地を訪れ、活躍中の編成を見てきました。富士急行線訪問は2016年11月以来となります。

Dsc08556
2022/4/16 富士山 211系3000番台 N304編成、富士山駅でスイッチバックし、河口湖方面に向かいます。

新小平発6:48、西国分寺乗り換えで高尾まで行くと高尾発7:24の1455Mに2分の接続で乗車出来ます。211系の3連+3連の運行で後ろ3両は大月止まり、前の3両が河口湖まで行きます。富士山には9:07に到着しました。

Dsc08554
富士山駅では河口湖方面から大月に向かう6500系6502編成と交換になりました。
この編成は4月14日の記事で紹介した元ハエ28の一部で、2018年3月21日から運行開始し、トーマスランド20周年記念のラッピングを纏っています。

Dsc08601 10:45 大月からの河口湖行きで富士山駅に到着する6502F

Dsc08604 折しも、河口湖駅で長めの休憩を取った211系N304編成 高尾行きとの交換になりました。

VVVF制御方式の時代に1980年代、民営化される前の国鉄技術陣が開発した界磁添加励磁制御方式を採用した系列同士がこうやって交換する風景があと何年見ることができるのかとも感じました。

Dsc08684 大月駅に到着する6502F

Dsc08692
Dsc08705 大月駅を出発

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2022年3月23日 (水)

通勤電車シリーズ 205系 39 東北本線・日光線用 600番台の登場 part1 東北本線 小金井~宇都宮~黒磯間

昨日の記事にあるように首都圏の205系の中で大転配の後、最も早く205系の置き換えが始まったのは京葉車両センターの京葉・外房・内房線用編成でした。

205600
ケヨ1~10編成とハエ編成2本からの205系600番台への改造

メルヒェン顔と言われた新製配置編成12本のうち、まずケヨ11、ケヨ12編成が全車両廃車となった後、おそらくケヨ1~10編成から、東北・日光線向け600番台改造案が出たのかと思います。当初は4両編成、10本改造(東北線6本、日光線4本)の計画が途中から12本に変更されたのではと思います。そのため、10本分の転属が終了した後、少し時間をおいて追加分の2本の改造が行われ、それらの原資は埼京線の編成となり、顔もメルヒェンではなく原形顔となりました。

東北本線の黒磯開業は1886年12月1日、私鉄の日本鉄道によるもので当時は奥州線と言われていました。1959年5月22日に黒磯まで直流電化されました。同年7月1日には黒磯から先、白河まで交流電化され、黒磯駅は交直流地上切り替え駅となりました。黒磯までが直流電化されたのは那須御用邸まで直通列車を運転する必要からだったと言われています。電化開業以来、小金井から黒磯までの運転は宇都宮運転所、小山電車区、新前橋電車区の80系、115系、107系、211系が担当し、115系引退後はE231系、E233系も担当して来ましたが、2013年8月24日から205系600番台が投入され、211系の運用がなくなりました。

115300-y377-030517-2 2003/5/17 矢板~野崎間 115系300番台 Y377編成

107-n1-030419-2 2003/4/9 黒磯 107系0番台 N1編成 


107-r1-060312 2006/3/12 黒磯 107系 100番台 R1編成

211-a01-060805 2006/8/5 黒磯 211系3000番台 A01編成

205600-y1-170303 2017/3/3 宇都宮 駅横の電留線で休む205系600番台 カラーは東北線用の湘南色と日光線用のクリーム・ゴールド・ルビーブラウンの2種類が用意されました。

205系600番台改造に当たっては
・パンタグラフのシングルアーム化
・帯色の変更
・車椅子対応のトイレ設置
・車椅子スペースの設置
・運行番号表示器のLED化
・側扉の半自動化対応ボタンの設置
・ドアチャイムの追加  
運転関係では
・抑速ブレーキと耐雪ブレーキの追加
・増粘着材噴射装置(セラジェット)の設置
・霜取り用パンタグラフの設置
・ヒーターの増強 が行われました。

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2021年8月30日 (月)

秩父鉄道の駅 その4 上熊谷駅

秩父鉄道の駅シリーズ、今回は上熊谷駅です。

100515 2010/5/15 駅名標 ホームの幅の関係から駅名標の写し込みに十分な余裕が無かったのを憶えています。

1901年に上武鉄道が熊谷駅~寄居駅間を開業した際にはこの駅はなく、1933年4月1日、秩父鉄道の鎌倉町駅として開業しました。しかし、同年7月1日には駅名が現在の上熊谷に改称されました。熊谷市でも熊谷駅や上熊谷駅周辺は星川、弥生、宮前、筑波、銀座、桜木、末広と多くの町名が存在する特徴的な地名の地域です。

1205-100515 2010/5/15 上熊谷 1000系 1005F

1943年12月5日には東武熊谷線が開業し、当駅も共同使用駅であったため、現在は単式ホームですが、当時は島式ホームとして運用していた関係(共同使用駅)から、ホームと駅舎が構内踏切で繋がる構造となっています。前回の記事にあるように東武熊谷線は1983年6月1日を以って廃止され、熊谷線ホーム部分はフェンスで閉鎖されました。

100515_20210829074501 熊谷方面

100515_20210829074502高崎方面

駅横にはJR高崎線が併走しているため、秩父鉄道の列車のみならず、JR高崎線の列車、貨物列車なども撮影できるポイントです。2010年当時は手前の東武熊谷線の線路が残っていました。

185-om01-100515

2010/5/15 上熊谷 185系200番台 特急「あかぎ」OM01編成

211-c10-100515

2010/5/15 上熊谷 211系3000番台C10編成

E231-k41-100515 2010/5/15 上熊谷 E231系1000番台 K-41編成

Eh2008-100515
2092-100515 2010/5/15 秋田貨物ターミナルから羽越線、信越線、上越線、高崎線、山手貨物線、武蔵野線経由で東京ターミナルに向かう2092レ

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2021年6月17日 (木)

2021年春、外房線~内房線を巡る旅 その4 蘇我駅と千葉地区ローカル 113系に替わって登場したものの活躍期間が短かった211系

蘇我駅で撮影した千葉ローカル車両、今回は活躍期間が短かった211系3000番台です。

2006年3月に宇都宮線・高崎線の上野駅発着列車のグリーン車連結率を100%にすることが決まり、同年7月までに小山車両センター(宮ヤマ)にE231系1000番台10連基本編成8本(U584~U591編成)と1000番台5連付属編成6本(U105,107,109,111,113,115)の110両が投入されました。

これにより、高崎車両センター(高タカ)の211系3000番台は4号車にサロ212(二階建),5号車にサロ211(平屋式)のC1,2,3,5,6,9編成、4号車にサロ213(二階建)、5号車にサロ210(平屋式)のC4,7, 8,10,11,12編成、4号車にサロ213,5号車にサロ212のC13,14,15,16,17の計17基本編成とセミクロスシートの付属編成B1~17,ロングシートのA1, 23~28,30~34,36,37とサハ211-3027,3028の体制となりました。

高崎から捻出された70両はクモハ211-モハ210-サハ211-サハ211-クハ210の5両編成として幕張車両センターに2006年8月から10月にかけ転入、帯色も転入前に高崎車両センター下新田基地で変更されました。編成番号は車体番号順に401から414となりました。運用は2006年10月21日から開始されました。
   Mc M' T'c      T-T
401 3035        3069 3070
402 3038        3075 3076
403 3039        3077 3078
404 3040        3079 3080
405 3041        3081 3082
406 3042        3083 3084
407 3043        3085 3086
408 3044        3087 3088
409 3045        3089 3090
410 3046        3091 3092
411 3053        3105 3106
412 3054        3107 3108
413 3055        3109 3110
414 3062        3123 3124


2113000-406-090215-2 2009/2/15 406編成

2113000-408-090215 2009/2/15 408編成


2113000-503-090215
2113000-503-090215-2 2009/2/15 503編成

2007年11月からは集電効率を上げるために中央線で使用されていた201系の廃車発生品のパンタグラフ(シングルアーム式のPS35C形)を流用して増設工事が行われ、増設工事済みのマリ402~410編成はマリ501~509に編成番号が変わりました。増設工事未施工のマリ401、405~414はマリ401、405~408に変更されました。

しかし、211系3000番台の活躍は京浜東北線から転用される209系2000・2100番台の導入拡大で2013年3月16日のダイヤ改正を以って終了となり、2013年10月時点ではマリ508編成以外はサハを抜かれて長野総合車両センターに転属、N301~305,331~339編成となりました。

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2021年6月10日 (木)

2021年春、再び信州へ しなの鉄道と小海線の旅 22 最後は小淵沢駅

2021年春、しなの鉄道、小海線の旅最後は小淵沢駅です。

Dsc03153
Dsc031452021/4/3 駅名標 小海線版と中央本線版

Dsc03139 小海線俯瞰図

標高は886.7mで東京駅の3m、新宿駅の37m、立川駅の95m、高尾駅の175mと較べても随分上ってきていることが分かります。また西隣の信濃境との間に長野県との県境があり、山梨県最西端の駅となっています。JR東日本内でも当駅が支社の境界となっており、中央本線下り第四閉塞信号付近までが八王子支社、それ以西は長野支社、小海線は県道11号線との交差付近が境界となっています。

1904年12月21日、鉄道院中央本線韮崎~富士見間開通で開業し、旅客・貨物の取り扱いが開始され、1933年7月27日、小海南線が清里まで開通し、分岐駅となりました。1984年2月1日、貨物取り扱いが廃止され、2017年7月3日、駅舎が新しくなりました。

Dsc03149
島式ホーム2面4線で、3番線はホームがありません。4番線は小海線専用で架線がありません。

Dsc03141

Dsc03142 小海線ホーム4番線に到着した High Rail 1375 2号

Dsc03150 小淵沢からは17:25始発の554Mで帰路につきました。

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2021年4月21日 (水)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 112  最後は横川駅

2018年の8月31日から9月2日にかけて中央本線、篠ノ井線、しなの鉄道北しなの線、飯田線、長野電鉄、しなの鉄道線、上田電鉄別所線、碓氷峠と周った旅も横川駅までやって来ました。

Dsc06008_20210420155901 2018/9/2 横川駅駅舎 駅舎の横には有名な「峠の釜めし」のおぎのやの売店も

Ef63-3-050816 2005/8/16 駅舎の横にはEF63 3号機の動輪が保存されています。

Dsc06012 ここが行き止まりになって早や四半世紀近い年月が経ちます。

141219 2014/12/19 広島県の横川駅

余談ですが、横川と漢字で表記する駅は広島県にもあり、山陽本線から可部線が分岐する駅です。ただ、読みはよこがわです。また韓国の慶尚南道河東郡にもあり、こちらはフェンチョンと発音します。

Dsc06013_20210420160601 高崎方面

Dsc06014 行き止まり、駅の南側、軽井沢寄りには、碓氷峠鉄道文化村が

1997年10月1日の北陸新幹線長野部分開業で信越本線横川~軽井沢間が廃止され、終着駅となりましたが、特急「あさま」「白山」などが停車した12両編成が停車できるプラットホームは今も残されています。

180902_20210420160801 高崎までの列車頻度は朝夕のラッシュ時は30分おき、それ以外は1時間に1本

Dsc06016 高崎との間は211系3連がピストン輸送していました。

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2021年1月 4日 (月)

2020年の御用納め、18切符で再び長野へ その1 松本まで

2020年は1月末のクルーズ船から始まり、新型コロナウイルスの蔓延に世界が翻弄された年となりました。3月下旬から5月上旬の第一波、6月には一旦終息の気配を見せるものの、7月から9月にかけての第二波、そして11月初旬、冬の気配が近づくとこれまでの感染者数を遙かに超える新規感染者、そして重症者の増加でまさに医療逼迫の年越しとなってしまいました。安倍政権時代の2020年4月7日に緊急事態宣言が出され、5月25日に解除されましたが、第三波における全国新規感染者数は第二波のピーク時全国1500人に対して4500人、重症数は280人に対して700人弱とこれまでの人数を遙かに上回るものとなっています。この事態に対して首都圏の知事達は政府に緊急事態宣言のさい発令を要請したというニュースも流れている年明けとなりました。

そんな中、政府が進めて来たGoToトラベルキャンペーンは遅まきながら12月28日から一時停止となりましたが、私は2018年晩夏の信州旅行シリーズの今後の記事の材料として、長野電鉄には東京メトロから3500・3600系を置き換えるために,2020年から同じ日比谷線の後継車の03系が譲渡され,3000系として活躍を開始しており、しなの鉄道ではJRから譲渡され活躍を続ける115系に各種の特別塗装(ラッピング・イベント塗装)車が登場し,中でも2018年に重要部検査を受けた後、台湾鉄道EMU100型電車風の塗装を纏い、「台湾自強号色」として運行されるS9編成、そしてJR東日本E129系と同型のsustinaS23によるSR1系を是非,記録しておこうと思い、小平から18切符で長野まで往復してきました。

Dsc00448 2020/12/28 一橋学園 世間的には御用納めの月曜の朝でしたが、同駅の一番列車でまず国分寺へ

Dsc00449 国分寺5:33発の高尾行きに乗車

Dsc00451 5:58 高尾駅3番線に到着、4番線には同じE233系の大月行き1451Mが待っており、3分の接続で発車

Dsc00460 このE233系6連は大月で富士急行線からやってくる4連のパートナー編成を併結して東京方面に戻ります。2018年8月31日に同駅で目撃した光景と同じでした。

Dsc00458 大月では富士急行で活躍する元国鉄・JR東日本の205系(6000系6003編成),田の字窓の初期編成とも遭遇

Dsc00454 大月からは6:54発の高尾からやってくる427Mで松本へ
早朝の便で乗客が少ないこと、コロナウイルス蔓延に伴う措置として各駅でドアが全開されることなどもあり、211系6連の車内の温度はかなり低温となっていました。沿線の様子を見ていると、小淵沢までは雪などありませんでしたが、小淵沢から先、信濃境、富士見あたりではかなりの積雪があり、茅野に抜ける頃には雨に変わっており、そこから先は晴天、松本到着時も晴天でした。

Dsc00468 9:35松本に定刻に到着。篠ノ井方面の普通列車は11:09までないので、駅周辺を散策。

Dsc00498 松本駅西口(アルプス口)が抜け、南下、アルピコ交通(松本電鉄)上高地線の西松本駅、

Dsc00502 JR東日本の松本運輸区、車両センターの前を通り、

Dsc00523 東口(お城口)から再び駅構内へ

Dsc00538
アルピコ交通上高地線にはかつて活躍したモハ10系の塗装を模した3003-3004編成が入線中


Dsc00550 松本からは長野~松本間のシャトル運用に投入されているE127系100番台2両編成で長野へ

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