2020年5月14日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 10 津山まなびの鉄道館 展示車両 9 キハ52 115

津山まなびの鉄道館の展示車両、機関車編に続いては気動車編です。
まず最初はキハ52形です。

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2019/8/3 津山まなびの鉄道館

国鉄制式の呼称ではありませんが国鉄における気動車の開発の歴史を語る際に形式番号的に近いグループを鉄道ファン的に系列番号で呼んでいますが、1953年に登場した10系気動車群
キハ17形(キハ45000形)便所付き 片運転台
キハ16形(キハ45500形)便所なし 片運転台
キハ10形(キハ48100形)便所なし 両運転台
キハ11形(キハ48000形)便所付き 両運転台
キハ12形(キハ48200形)便所付き 両運転台 酷寒地仕様
キハ18形(キハ46000形)便所なし 中間車
キロハ18形(キロハ47000形)二三等合造車 便所・洗面所付き中間車
キハ50形(キハ44600形)便所なし 片運転台 エンジン2基装備 試作
キハ51形(キハ44700形)便所付き 片運転台 エンジン2基装備 
は、DMH17形エンジン搭載車でしたが、エンジン出力が小さかったため、車体断面を大きくできず、居住性に問題を抱え、乗り心地の点でも問題がありました。

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1955年にスイス国鉄の準モノコック車体とプレス鋼板溶接車組立台車を取り入れたナハ10形軽量客車が開発され、これを気動車の車体にも応用することで十分な車強度を保ちつつ、従来比3/4の軽量化が可能となり、従来のエンジンのまま1956年に登場したのがキハ55形(キハ44800形)準急用気動車でこの成功を受けて一般形気動車として誕生したのが20系気動車群です。
キハ20形(キハ49000形)暖地向け 便所付き 両運転台
キハ21形 寒地向け 便所付き 両運転台
キハ22形 酷寒地向け 便所付き 両運転台
キハ25形 暖地向け 便所付き 片運転台
キハユニ25形 寒冷地・極寒地向けの郵便荷物合時代造車
キハユニ26形 暖地向けの郵便荷物合造車
キユニ21形 キハ21形を改造して郵便荷物合造車としたもの
キハ52形 キハ20形の2エンジン搭載版

キハ52形はエンジン2基搭載の気動車として初の両運転台車で、エンジン、変速機、放熱器を搭載するため床下スペースはきつく、全長は21.3mの車両限界一杯となりました。初期型0番台は1958年から1962年製造でエンジンはDMH17C垂直シリンダータイプで床面にエンジン点検蓋があるのに対し、後期型100番台は1962年から1966年にかけて製造されエンジンは横型DMH17Hが搭載され、排気管は車体中央から車端部に移された関係で側窓は等間隔になりました。

115号は1965年9月3日に落成、高岡機関区に配置(実際の配置は糸魚川機関区で給油設備の関係から書類上、高岡機関区)、越美北線に転属、同線では185系のような越美北線カラーでしたが、大糸線に転属後は2004年7月29日から国鉄標準色に戻り、2010年に廃車されるまで活躍しました。

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2019年7月27日 (土)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その4 駅 阿字ヶ浦

ひたちなか海浜鉄道の駅シリーズ、最後は阿字ヶ浦駅です。


阿字ヶ浦


阿字ヶ浦といえば夏、海水浴場で有名で遠浅の約1.5kmの砂浜は一説には「東洋のナポリ」と言われているようです。かつては上野から直通の急行「あじがうら号」が走っていたこともあり、その当時の名残でホームは7両分の長さがあります。


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2006/7/29 駅舎

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2016/3/5 
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2006/7/29

車両の話題でも出てきましたが、阿字ヶ浦駅の側線にはかつて活躍してた車両の廃車体が置かれ、夏場は臨時の海水浴客の更衣室として使用されていました。


1938年に水戸陸軍飛行学校、大日本帝国陸軍水戸飛行場(前渡飛行場)が建設され、戦後の1946年6月からはアメリカ軍水戸射爆撃場として利用されていた土地が1973年3月15日に日本政府に返還され首都圏整備計画の一環として整備されたのが国営ひたち海浜公園です。

現在、当駅がひたちなか海浜鉄道の終点ですが、国営ひたち海浜公園の南側を通って大規模複合商業施設「ファッションクルーズニューポートひたちなか」がある公園西口付近までの約3.1kmの延伸計画があり、ひたちなか市は2016年12月2024年度運行開始の事業計画を発表しています。延伸区間には終点を含めて3駅の新設が見込まれているそうです。


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2019年7月24日 (水)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その4 駅 那珂湊 其1

湊線の駅シリーズ、次は那珂湊駅です。

那珂湊

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2006/7/29 当時は開業90周年の掲示があり、「関東の鉄道駅百選」の選定プレートもありました。

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2016/3/5 

開業は1913年12月25日、湊線の開業とともにこの駅も開業しました。湊線のメイン駅で駅舎は築100年を迎え、1998年には「関東の駅百選」に選ばれた木造駅舎です。

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2006/7/29 当時はキハ20の姿をよく見かけました。

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2016/3/5 ほぼ10年後、キハ20の姿はまだありましたが、主力車両の顔ぶれは変わりました。

単式、島式2面3線のプラットホーム構造で駅横には車両基地でもある機関区が併設されています。車両の夜間停泊も設定されています。列車交換に関しても当駅で全列車の交換が行われています。

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2016/3/5 「おさむ」の方は2019年6月23日に惜しまれつつ推定17年の生涯を全うしたそうですが、2009年に迷いネコとして駅にやってきて以来こうやって可愛がられていました。

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2016/3/5 冬場にポイントの凍結を防止するためのカンテラ

2012年6月3日には会津鉄道芦ノ牧温泉駅と姉妹駅提携がなされました。

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2019年7月17日 (水)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ205

ひたちなか海浜鉄道の車両の話題、今回は日本全国で唯一現役の国鉄キハ20形キハ205の紹介です。

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2016/3/5 那珂湊

1965年帝国車輛の製造で国鉄キハ20のラストナンバー522です。国鉄からJR西日本に継承、JR西日本廃車後は1986年から1991年にかけて水島臨海鉄道に売却され、キハ201-212として活躍しました。キハ20-522は210となり、トイレの撤去、サブエンジン方式でデンソー製のエアコン搭載による冷房化が行われました。1996年1月28日に茨城交通に移籍となりました。

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2016/3/5 阿字ヶ浦

茨城交通では入線後、すぐの1996年8月にワンマン化改造が行われ1998年5月頃には国鉄気動車標準色への塗装変更もされました。キハ20形としては2017年3月19日、水島臨海鉄道で頑張っていたキハ205(元国鉄キハ20―321)が運行を終了したため、この車両が最後のキハ20形となりました。

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2016/3/5 阿字ヶ浦

国鉄キハ20形は暖地向け両運転台、1エンジン方式で4位側に便所を持つスタイルで計画時はキハ49000形、登場時は車両商号改正後の1957年から1965年にかけて409両が製造されました。0番台はバス窓、200番台以降は改良型の2段窓となり、500番台が最終型で室内等が蛍光灯方式、暖房も温水式、台車はDT22C,TR51Bを履きました。ローカル線用、簡易郵便車として0番台改造の600番台が2両、200番台改造車が1両存在しました。

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運転台

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車内

現在はイベントなどの際に動く状態となっています。

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2019年7月16日 (火)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 ケハ601廃車体@那珂湊

再び、湊線の車両の話題に戻ります。

今回紹介するのは1960年、新潟鉄工所で製造されたわが国初のステンレス製気動車ケハ600形601号です。海浜に近い路線で塩害による腐食を考慮してステンレス車体で製造されたそうです。

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2016/3/5 那珂湊

正面は当時の流行である正面2枚窓の湘南型を模したスタイルで、左右窓上部に行先表示器に類似した小窓が用意されていましたが、表示装置は装着されず、明り取り窓のようになっていたそうです。

1963年6月20日までは水戸駅までの直通運転列車につかわれましたが、液体式のトルクコンバータ搭載でしたが併結運転時には総括制御が出来ず、付随車として運用に入り、他車との連絡にはジャンパ線が使われましたが、使い勝手は良くなかったそうです。

1992年に廃車となり、台車は抜かれ車体のみが那珂湊機関区に置かれ、倉庫となっていましたが、市民団体「おらが港鉄道応援団」の手で整備され、現在はギャラリーとなっているようです。

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2019年7月13日 (土)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ2005 @阿字ヶ浦

留萌鉄道の廃線で湊線に移籍したキハ2005は昨日のキハ2004よりも1年早い1969年にやって来ました。製造は1966年東急車輌製造ですので、留萌鉄道での活躍は極めて短かったのですね。国鉄キハ22形と同形になりますが、便所と二重窓は省略されています。

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2016/3/5 阿字ヶ浦

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1974/10/4 島原鉄道オリジナル塗装

キハ2005の方は茨城交通色になりましたが、2010年国鉄急行色の肌色地に窓周りスカーレットの2色塗りに、さらに2013年には三本ひげの島原鉄道塗装に塗り替えられました。ただ、この時期に水漏れを起こし、運用から外れました。

2015年末でキハ2004と同様に正式に引退となりました。

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2019年7月12日 (金)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ2004 @那珂湊

湊線の車両シリーズ、今回は留萌鉄道の廃線で湊線に移籍してきたキハ2000形です。元々は国鉄キハ22形の類似車でキハ2004は1970年に移籍しました。

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2006/7/29 那珂湊 茨城交通時代、同駅で休息するキハ2004

キハ2004は淡黄色地に赤帯の国鉄準急色になりましたが、2015年12月25日、二代目キハ11形の導入により。運用から離脱しました。結局、2015年限りで正式に引退しました。

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2004-160305 2016/3/5 那珂湊 2015年暮れの引退後、那珂湊に放置されていた頃の姿

その後、那珂湊駅構内に放置されていましたが、2016年10月13日、平成筑豊鉄道での動態保存のため、搬出され、10月17日金田駅に搬入されました。

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2019年7月11日 (木)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ203@那珂湊

昨日の記事で紹介したキハ200形、キハ2032009年に展示用車両として国鉄首都圏色(通称、タラコ色)に塗色変更されました。キハ202,キハ204も那珂湊駅に放置され、撤去、解体されましたが、203は2016年3月の時点で解体を免れ、残存していました。

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3枚とも 2016/3/6 那珂湊 勝田より踏切から

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2016/3/6 那珂湊 タラコ色になるとともに車体記号もキハ20⁴29になっています。

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2019年7月10日 (水)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ201廃車体@阿字ヶ浦

キハ201は元々、広島地区に配置されていた国鉄キハ20形で鹿島臨海鉄道大洗鹿島線開業時に4両が譲渡されました。鹿島臨海鉄道では2000形(2001~2004)となり、投入に際して前照灯、尾灯が角型シールドビームに交換されました。さらに車内の更新、トイレの汚物処理装置設置改造などが国鉄大宮工場で施工されました。

冷房装置が搭載されていないため、6000形の増備で運用から外れ、1989年から1991年にかけて全車、茨城交通に譲渡されました。茨城交通では200形(201~204)となり、こちらではワンマン改造がなされていないことで2006年までに全車、廃車となりました。

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キハ201はキハ221と同様に阿字ヶ浦駅に留置され、海水浴客の臨時更衣室となっていました。2009年3月、キハ221と同様に撤去されました。

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2019年7月 9日 (火)

湊線の風景 茨城交通からひたちなか海浜鉄道 その3 旅客車編 キハ22 2 @那珂湊

まず最初に本題とは関係ありませんが、毎週日曜日13:30頃玉川上水を出発して、上石神井まで行き、一旦入庫して南入曽まで西武新宿線を下る101N系の回送、7月7日日曜日は運転されなかったようです。考えられる理由は、同日、101N系の車両交換が行われ、多摩湖線から1249F(イエローベージュツートン)が3か月で多摩川線に戻り、1251F(近江鉄道塗色)が多摩湖線に異動となる甲種回送が行われ、263Fが牽引車として新秋津口で回送を担当したため、編成に余裕がなかったためではないかと思われます。

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今回は昨日のキハ221同様、羽幌炭鉱の閉山で廃線となった羽幌炭礦鉄道から茨城交通に譲渡されたキハ22形のうちキハ222の話題です。1962年富士重工業で製造されました。

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2006/7/29 那珂湊

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Img_70852016/3/5 那珂湊

塗色は羽幌炭礦鉄道カラーから茨城交通オリジナルカラーに塗り替えられ、さらに国鉄気動車用旧標準色(軽快色)に塗り替えられました。2012年にエンジン故障を起こし、長らく休車状態でしたが、2013年に修理され運用に復帰しました。2015年2月22日をもって営業運転を終了、検査期限切れで休車扱いとなり、同年中に廃車となりました。

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