2017年11月22日 (水)

三重県のJR,近鉄併設駅 2 鳥羽駅

参宮線の終点、鳥羽駅もJRと近鉄の駅が併設された駅です。近鉄はこの駅で鳥羽線から志摩線に路線名が変わりますが、鳥羽線列車の約半数が志摩線に直通しています。

170805 2017/8/5 JR駅から伊勢市方面 

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右手のホームは近鉄のホームで、JRの番線は右が0番線、0番線ホームを切り欠いて1番線、反対側に2番線となっています。

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JR駅の開業は1911年7月21日参宮線山田(現、伊勢市)~鳥羽間延伸で終着駅として開業しました。

1929年7月23日志摩電気鉄道が鳥羽~真珠港間を開業しますが、1944年2月11日、会社合併で志摩電気鉄道の路線は三重交通の一路線になりました。1964年2月1日、三重交通から鉄道事業が分社化され、旧志摩電気鉄道の路線は三重電気鉄道に承継されました。1965年4月1日、近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併し、旧志摩電気鉄道の路線は近鉄志摩線になりました。1969年12月10日、標準軌化で営業休止、バス代行となり、1970年3月1日、標準軌化の完成で営業再開、五十鈴川~鳥羽間が開業し、全通、駅も国鉄駅の北側に移転しました。

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手前のホームは近鉄6番線、左手のホームはJR0番線となっています。

近鉄ホームは島式ホーム2面4線で、北側から番線番号の3~6を使っており、JRの番線との並び順はおかしくなっています。

170805_6 JR鳥羽駅 駅の2階が土産物屋などのコーナーになっています。

170805_kintetsu 近鉄鳥羽駅

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JRホームの横にはJR口の地上改札が、近鉄ホームから階段を上がると近鉄の改札口があります。両社のホームは中間改札なしに通じていますが、それぞれの改札口にはそれぞれの会社の券売機しかないため切符を買って乗車する際は、(18切符以外では)それぞれの改札口から乗車することになります。

50000_170805t_21 50000系 しまかぜ

今回の旅行では発着頻度が高いせいもあって、近鉄鳥羽駅で多くの近鉄特急車両を写すことが出来ました。

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逆に天気があまり良くなかったせいもあり、水族館や港は観光せずに帰ってきてしまったのが残念です。

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2017年11月21日 (火)

三重県のJR,近鉄併設駅 1 伊勢市駅

日本を代表する観光地伊勢志摩の中心、伊勢市の代表駅で、伊勢参りの玄関口として利用されている駅です。JR東海は参宮線、近鉄は山田線の乗り入れとなっています。

25_m113_170805 2017/8/5 キハ25形気動車

170805_5 2017/8/5 線路の奥は鳥羽方面 背後の長い跨線橋を介して、近鉄伊勢市駅と繋がっています。

駅構造は手前の単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線からなります。

170805 駅名標

参宮鉄道が宮川~山田間を延伸開業した1897年11月11日、山田駅として開業しました。宇治山田町が市制施行された4年後の1959年7月15日に伊勢市駅となりました。戦前から戦後のしばらくの間は「神都」の玄関口の駅として東京駅や大阪駅からの直行列車も発着していました。

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奥に架線柱が見える場所が近鉄の線路ですから、かなり距離は離れています。その間には伊勢車両区が存在していました。

伊勢車両区は参宮線開業以来(1989年11月に参宮鉄道山田機関区として設立)の歴史を持つ車両基地で国鉄分割民営化の際に亀山機関区に統合・廃止も検討されていましたが、関西本線の非電化区間および亀山機関区はJR西日本管轄となり、三重県内の非電化区間の運行拠点を確保するため存続されました。その後、気動車の点検体制見直しで2016年3月31日をもって、名古屋車両区、美濃太田車両区に統合されました。

170805_3 ホームで見かけた古そうな木製のベンチ

伊勢の名物「赤福」、江戸時代初期には皇大神宮(伊勢神宮内宮)前、五十鈴川のほとりで「赤福」の屋号を持つ餅屋が営まれていたそうです。

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伊勢車両区の線路を越えて近鉄駅とを結ぶ跨線橋

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跨線橋の内部 JR駅と近鉄駅間で中間改札はありません。

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近鉄伊勢市駅も地上駅でこちらは相対式ホーム2面2線です。ホームの番号はJRの1,2,3に続いて4,5となっています。甲特急、しまかぜを含む全列車が停車します。
近鉄が乗り入れたのは1930年9月21日、参宮急行電鉄が外宮前駅(現、宮町前)から延伸し、当駅に乗り入れた時でそれ以来、共同使用駅となりました。

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伊勢神宮外宮に通じる南口

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駅前から商店街を進むと外宮の正面へ

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かつてこの参道には三重交通神都線が走っていたそうです。

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その頃の写真も展示されていました。
三重県の駅シリーズの後に伊勢神宮の様子も記事にします。

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2017年8月21日 (月)

JR東海の非電化区間で活躍 その3 キハ25形気動車

”パンタグラフの無い313系”といっておかしくないほど、313系先頭車とそっくりなキハ25形、JR東海の一般標準形気動車として、2011年3月1日から営業運転を開始しました。

25_p1_111225 2011/12/25 名古屋 武豊線区間快速を担当していた頃

全車、日本車輌製造製で、2010年から2011年にかけて武豊線用と2013年の伊勢神宮の式年遷宮に合わせた快速「みえ」の輸送力増強用に投入された1次車2014年以降、キハ11形の置き換え用に高山本線、大多線、紀勢本線、参宮線向けに投入された2次車、さらに暖地用に2次車の仕様変更を行った車両が製造されています。

25_p1_111225_3 2011/12/25 名古屋 ステップ準備工事の様子が分かります。

車体は先頭部が普通鋼製、それ以外の部分がステンレス鋼製で1両につき片側3カ所の両引き戸の客用ドアが設置されています。武豊線に投入された1次車は電化後の転用先でのホーム高さを見越して乗降口にステップ取り付け準備工事が施されて登場しましたが、2次車からはステップ付きで登場しました。

3131300_b503_120913 2012/9/13 名古屋 313系1300番台 B503編成 形態を較べると中央の前照灯、スカートの形態、ステップ準備工事、電気連結器などの違いが分かります

313系との形態の違いを見ると、前面貫通扉上の前照灯の省略、排障器の形状の違い、スノープラウの取り付けなどに気がつきます。

25_m108_170805t 2017/8/5 鳥羽 M108編成 2次車以降では側窓が4枚窓に、スカートに鹿衝突対策衝撃緩和装置が、そして暖地仕様ではスノープラウが撤去 

2次車では2シート工法、レーザー溶接の採用で車体のステンレス地をマット仕上げに変更し、ビートレス車体としました。1次車では側窓は5枚連続窓でしたが、2次車では中央部3枚を2枚に変更し、4枚窓としました。

3132300_w4_090813 2009/8/13 沼津 313系2300番台 W4編成 側窓4枚への変化は313系2300番台でも見られます。

858_170804_3 2017/8/4 名古屋

キハ85形に先行して採用されていた鹿衝突対策の衝撃緩和装置を、分割併合に支障がない形状に変更した上でスカートに取り付けました。

暖地仕様ではスカートのスノープラウが省略され下方向へ拡大されました。

1次車の車内は313系1300番台に準拠し、座席は転換式クロスシートが主体で、クロスシートがドア間に5列ずつ配置されています。0番台の場合トイレは連結面側の車端部にあり、トイレのない100番台はこの部分にロングシートが設置されています。トイレは車椅子にも対応する大型のもので、この反対側に車椅子スペースが設けられました。

乗務員室はワンマン運転に対応し、LCD運賃表示器や運賃箱などワンマン運転用の機器類が装備されました。これに関連して、客用ドアは開閉ボタン付きの半自動式が採用されました。

25_m101_170805_4 2017/8/5 津 M101編成車内

2次車の車内は313系2300番台に準拠し、座席は全座席ロングシートに変更されました。トイレは1000番台・1500番台にあり、1次車と同様連結面側の車端部に車椅子対応の大型トイレが設置され向かい側に車椅子スペースが設けられました。1100番台・1600番台にはトイレはなく、車端部にもロングシートが配置されています。1次車と同様ワンマン運転に対応しワンマン運転用の機器類を装備しましたが、デッキの整理券発行器は半減し、各車両最後部のドア付近のみの設置となりました。

定員は、1次車では0番台が134人(座席40人・立席94人)、100番台が140人(座席48人・立席92人)。2次車では1000番台・1500番台が129人、1100番台・1600番台が136人となっています。

25_m101_170805_170805_6 2017/8/5 津 M101編成運転室

乗務員用設備も313系4次車を基にした設計で、極力部品を共通化しました。そのため、JR東海の気動車では初めてワンハンドルマスコンが採用されました。

エンジンカミンズUK社・ショッツ工場製電子燃料制御式ディーゼルエンジン「N14ERシリーズ」(社内形式 C-DMF14HZD形)を1両につき1基搭載しました。最高出力は520ps (382kW) 、通常運転時は最大450ps (331kW) 、異常時のみ最高出力となるよう切り替える方式が採用されています。変速機は変速1段・直結4段の液体式変速機(C-DW23形で1次車はパワーオンシフトであるか、2次車以降は同期シフトになりました。1次車も美濃太田車両区に転属後に同期シフトに変更されました。最高速度は110km/h。

エンジンの排気管を車体妻面(連結面側)に装備することから、エンジンや変速機などの動力系の機器は車体中央から後方にかけて配置され、ブレーキ関係の機器は車体前方(先頭側)に配置されました。動力系が後寄りにあることから、台車の配置も、前方が付随台車、後方が動台車となりました。動台車については、動力の伝導効率を高めるため両軸を駆動する2軸駆動が採用されました。動台車・付随台車ともにボルスタレス台車であり、形式は動台車がC-DT67形(1次車)、付随台車がC-TR255形です。

2次車では、動力台車に東海道新幹線のN700A系で採用されている台車振動検知システムを基に開発された振動検知装置「BVD(Body Vibration Detector)」 を在来線車両では初めて搭載しており、床下に取り付けられた同装置により、台車などの状態を常時監視し、軽微なうちに故障を検知して運転台に表示できるようになっています。そのほかに、減速機の支え構造が改良されたため、動力台車の形式がC-DT67A形に変更された(付随台車はC-TR255形のまま)。また、エンジン側の変速機と動力台車を繋ぐ推進軸の落下対策を強化し、落下防止枠の形状を変更したものを増設しています。

ブレーキは、電気指令式空気ブレーキの他、機関ブレーキ、直通予備ブレーキ、耐雪ブレーキを装備しました。

25_p4_111225_2 2011/12/25 笠寺 P4編成

0・100番台 P1~P5 2010年11月から2011年2月にかけて製造

新製時は武豊線・東海道線大府~名古屋用に名古屋区に配置され、現在は美濃太田車両区に配置されています。

25_1100_m2_170805 2017/8/5 松阪 M2編成

1000・1100番台 P101~P108 M1~M4 2014年9月から2015年6月にかけて製造

P編成(1001~1008,1100~1108)は美濃太田車両区配置で高山本線、大多線用、M編成(1009~1012, 1109~1112)は名古屋車両区配置で紀勢本線、参宮線用、M4は2017年3月4日付けで美濃太田区に転属

25_m113_170805_2 2017/8/5 伊勢市 M113編成

1500・1600番台 M101~M114 暖地仕様 2015年6月から2016年1月に製造 名古屋車両区所属 紀勢本線、参宮線用で名松線はキハ11 300番台が検査時等に代走で入線

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