2022年夏 名古屋遠征 特急「しらさぎ」 681系0番台、2000番台、683系8000番台の時代
2003年3月のダイヤ改正で485/9系から特急「しらさぎ」・「加越」を引き継いだ、683系2000番台でしたが、それから12年後の2015年3月14日のダイヤ改正では「しらさぎ」から撤退し、直流化改造され289系として、特急「くろしお」などの特急を担当することになりました。
それ以降、「しらさぎ」には金沢総合車両所配置の681系W編成(0番台)、N編成(2000番台、元北越急行所属車)、683系8000番台(元北越急行所属車)が使用されるようになりました。「はくたか」用として運用されていた北越急行の681系2000番台、683系8000番台も同新幹線の開業で廃止となり、JR西日本に転籍しました。
2011/5/28 高岡 「はくたか」として運用されていた頃の北越急行681系2000番台 2008/9/5 金沢 はくたかとして運用されていた頃の北越急行683系8000番台 N03編成
2008/9/5 金沢 はくたかとして運用されていた頃の北越急行683系8000番台 N13編成
金沢総合車両所の681系、683系 「しらさぎ」「能登かがり火」「ダイナスター」用編成
特急「ダイナスター」は2015年3月改正まで福井発着で運行されていた特急「はくたか」の金沢以西を引き継いだ列車で福井~金沢間を「しらさぎ」や「サンダーバード」が運転されていない朝の下り、夜の上りのみ運行されています。
2017/8/4 名古屋 681系W05編成
2017/10/20 福井
2022/8/5 清洲 ホームライナー大垣2号として通勤時間帯の着席輸送にも使用される681系
この列車は稲沢貨物線を通過する旅客列車でもあります。
「しらさぎ」には2015年3月から6月頃まで681系の量産先行車1000番台も投入されたことがあるそうです。同、1000番台車も2015年9月9日付でV01編成3両(クハ681-1201+モハ681-1301+クハ680-1501)、2019年10月7日付でW01編成5両(クハ681-1501+モハ681-1101+サハ680-1301+モハ681-1051+サハ680-1101)の8両が廃車されており、残るはW01編成のクロ681-1001だけとなっていましたが、同車も今年度中に廃車となるようです。
北陸新幹線、金沢~敦賀間の延伸は2023年度末とされており、それに伴う在来線特急、特に「しらさぎ」の運行がどうなるのか、JR西日本は名古屋~敦賀まで、福井県側は福井までの運行を希望しているようです。「しらさぎ」の場合、今でも名古屋~米原間の乗客は少ないとのことで列車の存続すら気になるところです。北海道新幹線の札幌延伸で小樽~長万部間の函館本線(山線:140km)の廃止が決定したように、なにか新幹線の建設は首都圏へのアクセスは向上するものの、その土地の文化、鉄道を中心とした文化を破壊しまくっているような気がしてなりません。
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