速報版 2015冬の旅行 青森・函館の旅 再び青函トンネルを
2015年12月23、24日の函館市内観光を楽しんだ後、25日は函館発の列車で江差線、津軽海峡線を通り、再び青森に戻りました。
現行のダイヤでは青春18切符利用で、青函トンネル区間(蟹田~木古内)しか特急列車を使わない旅の場合、青森を朝一番の列車で出発すると蟹田、木古内での接続待ち時間が長く、木古内からはバスを使いましたが、上りの函館~青森の場合は待ち時間は殆どありませんでした。
函館 6:53 120D 木古内 7:54/8:03 蟹田 8:50/8:57 332M 青森 9:43
特急スーパー白鳥14号 4014M
2015/12/25 函館駅
6時36分、まだ夜の明けきらない函館駅に入線してきたのはキハ40 1797 でした。
行き先表示がサボである列車も久しぶりに見た気がします。
因みにサボはサインボードの略なんですね。
車内は12月31日の記事の写真で紹介したように、両端の出入り口付近はロングシード、他は4人掛けボックスシートでした。金曜日の朝とあって、函館から江差線方面に通学する高校生で結構、混雑していました。
天気は雨模様でしたが、車窓からは函館山が見えました。
この写真からも函館山が陸繋島であることはよく分かりますが、牛が寝そべるような外観から臥牛山とも言われているようです。島の形成は約100万年前の海底火山の噴出で、流出土砂によって砂州が出来て渡島半島と繋がったのは約5000年前だそうです。
120D列車は定刻に木古内駅に到着、
乗り換えのスーパー白鳥14号の自由席の位置まで移動
2015/12/25 木古内 クハ785-303他
この日のスーパー白鳥14号は増結編成付きの8両で先頭2両は785系300番台 NE-303編成でした。
乗車した789系自由席車両はガラガラでした。
デッキへ通じるドア上部には案内表示があり、現在どのトンネル内を進行中なのかを表示してくれます。
在来線特急で青函トンネルを潜るのは恐らくこれが最後の機会となりますが、気になっていた今年3月26日の北海道新幹線開業後の青春18切符の取り扱いが1月5日に発表になりました。
それによると、オプション券(北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間と、道南いさりび鉄道全区間の乗車をセットにしたもの)を購入すれば、1回の乗車に限り、同区間を18切符で乗車可能にするもので、値段は2300円とのこと。
これまでは18切符さえあれば、青森~函館の往復が可能だったのが、新幹線開業後は新幹線に乗ることになり、さらに4600円余計に支払わなければならなくなるということで、接続の便や奥津軽いまべつ駅での接続の様子はどうなのか、ダイヤを見てみなければ分かりませんが、何のための新幹線か、あるいは道南いさりび鉄道の誕生かと言う気もしないではありません。
50分弱の乗車で蟹田に到着、
蟹田からは701系N13編成で、途中、中沢駅で7分停車し、EH500-10号機牽引の貨物列車の通過待ちなんてこともありました。
こちらも40分強の乗車で定刻に青森に到着しました。
25日は気圧配置が冬型になったせいか、青森も雨から雪になる天気でした。
余談ですが、津軽線では1月17日早朝5時40分頃、蓬田村の中長科踏切(蓬田~中沢間)の中で立ち往生した除雪車と、蟹田駅から青森駅に向かう始発の普通列車 (322M)が衝突する事故がありました。乗客はゼロで、乗務員4名と除雪車の運転手にはけがはなかったそうですが、特急列車の運休が発生し、9時間程度運転が出来なかったそうですね(記事)。事故に遭遇した編成は701系N5編成ですね。
701系N5編成 2015/12/21 千刈踏切
報道写真で見る限り、前面が激しく損傷しており今後の去就が心配です。
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