2023年11月 7日 (火)

2023年 北九州旅行 その64  門司から博多へ 鹿児島本線駅巡り その2 遠賀川駅

鹿児島本線の駅シリーズ、今回は遠賀川駅です。西小倉駅から西へスペースワールド、八幡、黒崎、折尾など、これまでに降りた駅は数駅あるのですが、今回の旅では降りてませんので、遠賀川に飛びます。

230601_20231106072201 2023/6/1 駅名標

遠賀はかつては「おか」と読んだそうで、日本書紀や万葉集にも記述がみられるそうです。1890年11月15日、九州鉄道が博多駅方面から延伸してきた路線の赤間駅~当駅間が開業した際に開設されました。開業時は遠賀郡島門村と浅木村の境目に駅が設けられたそうですが、1908年7月1日の遠賀川河川改修で現在地に移転しました。このときに鞍手郡鞍手町の室木駅までの11.2kmを結んだ室木線が開業しました。敷設の目的は沿線の炭鉱から算出する石炭の運炭でした。1978年7月25日には古月~室木間の貨物営業が廃止され、1981年9月18日には第1次特定地方交通線として廃止が承認され、1984年2月1日、遠賀川~古月間の貨物営業も廃止となり、1985年4月1日、全線廃止となり、西日本鉄道のバスによる輸送に転換となりました。

室木線は山陽新幹線の建設現場に近かったことから、以前石炭の積み込みに使われていた室木駅構内の空き地等が軌道工事区として利用されることとなり、室木駅から室木トンネルの工事現場まで専用線が敷設され、新日本製鉄八幡製鐵所で製造された25mレールが軌道工事区で溶接され100m-150mのレールとなり、枕木を取付け、専用線を使って現場に輸送され、さらに溶接し,1km以上のロングレールとなって敷設されてゆきました。

1915年4月13日にはやはり石炭輸送を目的に当駅から西芦屋駅までの6.0kmを結んだ芦屋鉄道が開業しました。同鉄道は軌間762mmの軽便鉄道でした。しかし経営が苦しく1932年4月25日には廃止となりました。第二次世界大戦終了後、芦屋町に建設されていた日本陸軍芦屋飛行場を進駐軍が接収し、米軍芦屋基地とし、資材・物資輸送のため、旧芦屋鉄道の路盤等を利用して建設されたのが芦屋線で当初は進駐軍専用側線として1947年3月2日に開業、1950年から大蔵省所有路線(建設費用が大蔵省の終戦処理費から捻出されたため)となり、同年2月10日から一般旅客営業も開始されました。しかし朝鮮戦争の勃発等もあり、芦屋基地が輸送基地となり、物資の輸送量が増加し、貨物主体の路線であり、正式な国鉄路線ともなかなか認知されず、全国版の時刻表にも掲載されなかったようです。1961年6月1日、米軍芦屋基地の返還と共に廃止されました。

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2010/8/29 レールセンターのチキ5500形と牽引用機械

山陽新幹線建設工事の際の経験からか、遠賀川駅の5番のりばの南側にはJR九州の子会社である「九鉄工業」が運営する「遠賀川レール技術センター」がありました。同センターでは黒崎駅から送られてくるレールをロングレールに加工する工事などが行われていました。2010年頃、同センターは廃止となり、跡地にはJR九州と九鉄工業による合同の研修施設「遠賀川施設実習センター」が設置され、中堅社員やグループ企業の土木・施設関係職員の検査・作業技術の向上を目的に、各種の実習が行われ、施設関係の事故の展示なども行われています。

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2018/1/18 火事で焼失した駅舎に代わって設置された仮駅舎

2017年8月30日、午前8時ごろ、駅構内のたい焼き店付近から出火し、駅舎が全焼したのも記憶に新しいことでした。

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2023/6/1 885系 SM-2編成

883-ao18-100829 2010/8/29 883系 AO-18編成

787-bm10-171014 2017/10/14 787系 BM-10編成

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2023/6/1 ED76 83 1091レ

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2017/10/14 EH500-46

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2023年8月10日 (木)

2023年 北九州旅行 その31 787系 BM-15編成から「36ぷらす3」編成への転身 その3

吉崎駅を出発した「36ぷらす3」編成は博多駅5番線に入線となります。このホームは以前、「ななつ星九州」が入線していたのと同じホームでした。

230601 2023/6/1 博多駅地下通路の案内表示
毎週木曜日の朝10時、鹿児島中央行 特急36ぷらす3として出発することが定例化しているためか、電光表示も臨時列車ではなく、特急名まで表示されています。

787-363-230601向かい側、4番線ホームには885系リーレーかもめ17号」が入線しており、撮影条件は決して良くはありません。

787-363-230601-3_20230809133701 10時、定刻に列車は出発して行きました。

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2023年8月 9日 (水)

2023年 北九州旅行 その30 787系 BM-15編成から「36ぷらす3」編成への転身 その2

今回は吉崎駅で博多駅入線待ちをする787系BM-363編成「36ぷらす3」の各車両について見て行こうと思います。

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36ぷらす3 編成図

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2023/6/1 BM-363編成 6号車先頭部

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種車はクモハ786-2で

787-bm15-100830 2010/8/30 竹下 BM-15編成 クモハ786-2

スカートを含め、外板に関しては手を加えておらす形態的に変化が無いのが分かります。
ライト周りやキャノピー窓中央部に「36+3」やアイコンが入れられ、ボンネット中央部に「Discover Kyusyu Express 787」と金色文字が入れられ、編成番号の表記は車体下部に移されました。

787-363-230601-6 車体側面には「BLACK TRAIN 36 PLUS 3 SINCE 2020」と金文字が入っています。

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6号車と5号車は解放客席のグリーン車で1+2列の座席が並んでいます。座席は800系新幹線の座席をベースにしたものとなっています。

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4号車はマルチカーで共用スペースとなっており、車内イベントなどに活用されます。36個の星と3個の星を十字架のような記号で繋げたアイコンが大きく描かれています。

787-363-230601-15 787-363-230601-28 3号車はビュッフェ車としてデビュー、「リレーつばめ」転用の際にビュッフェ部分を座席車にしたサハシ787-2→サハ787-202の経歴を持つ車ですが、この度、サロシ787-363として再度「シ」になるにあたり、車体は方向転換し、2号車寄りに2人用個室を6室、ビュッフェ部分は車内の昼食の提供準備に利用されます。

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2号車には6人用個室3室、2人用個室(車椅子対応)1室が設置されています。

787-363-230601-19 787-363-230601-20 787-363-230601-21 1号車には4人用個室が4室、既存のグリーン個室もそのまま残されています。新設した個室はパーテーションの高さを抑えた明るく開放的な空間になっています。
車体外板に大きな金色の円盤状のエンブレムが貼ってある車両がグリーン個室車のようです。

両先頭車の1号車、6号車は熊本八代産のイ草を使った畳敷きとなっており、客室入り口横に靴箱が設置されています。

787-363-230601-35 787-363-230601-36 同編成は9:44頃、吉崎駅を出発し、博多駅に向かいました。

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2023年8月 8日 (火)

2023年 北九州旅行 その29 787系 BM-15編成から「36ぷらす3」編成への転身 その1

JR九州は1989年3月11日に登場した「ゆふいんの森」以来、多くの観光列車(D&S(デザイン&ストーリー)列車 )を登場させてきました。 その第12弾として2019年11月21日に概要が発表され、2020年10月16日から運行が開始されたのが787系BM-15編成を種車に水戸岡鋭治氏が車両デザインを担当した「36ぷらす3」と命名された列車でした。これまでのD&S列車は全て気動車でしたが、初めて電車をベースにした列車となり、D&S列車として初めてJR九州以外の線路(肥薩おれんじ鉄道)を通過する列車となりましt。

命名の由来は九州島が世界で36番目に大きい島であること、5日間の行程で沿線の35のエピソードを紹介することで、利用者自身で“36番目のエピソード”を語ってほしいとの願いが詰まっていること、「3」は乗客・地域住民・JR九州を表し、「驚き、感動、幸せ」の意味も込めてあり、36+3=39で「感謝=サンキュー(39)の輪」を広げたいということだそうです。

運行は毎週木曜日に博多駅を出発し、
木曜日(赤の路)博多~玉名~熊本~牛ノ浜~鹿児島中央
金曜日(黒の路)鹿児島中央~大隅大川原~青井岳~宮崎
土曜日(緑の路)宮崎空港~宮崎~延岡~宗太郎~重岡~大分~別府
日曜日(青の路)大分~別府~杵築~中津~門司港∼小倉~博多
月曜日(金の路)博多~佐賀~肥前浜~長崎:長崎~肥前浜~佐賀~博多(2022年9月まで)
       博多~佐賀~肥前浜~武雄温泉~上有田~早岐~佐世保:佐世保~早岐~有田~武雄温泉~江北~佐賀~新鳥栖~鳥栖~博多
*西九州新幹線部分開業で肥前浜~長崎間が非電化となったため(詳細はこちらに)、在来線での長崎への電車の直通は不可能となり、佐世保往復に変更となりました。

今回の九州北部旅行では6月1日木曜日に博多発のシーンが狙えるので同日、博多駅に向かいましたが、これまでの経験では博多から西へ向かって出発する列車は吉崎駅で博多駅のホームが空くのを待つケースが多かったので吉崎駅で降りてみると、案の定、「36ぷらす3」編成が待機していました。

水戸岡鋭治氏が787系のデザインを担当した際、外板の塗装を黒にしたかったそうですが「黒は鉄道に使わない」という理由で却下されダークグレー塗装となった経緯があり、「787系を造るときにできなかったことが、36ぷらす3でできた」と述べているそうで、黒を主体に金の文字、飾りが入ったスタイルとなっています。

787-363-230601-2 2023/6/1 吉崎 36ぷらす3の編成は九州を廻るたびに向きが逆転しますが、この日の編成は6号車が先頭でした。787-363-230601-7 現在、一般の787系編成はAround Kyusyuのロゴを付けていますが、36ぷらす3編成(BM-363)はDiscover KYUSYUとなっています。また各車両の車体番号は全て-363となっています。

787-363-230601-22 明日の記事では6両編成の構成メンバーについて触れます。

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2023年8月 7日 (月)

2023年 北九州旅行 その28 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その3 にちりん

2022年9月23日の西九州新幹線部分開業後、787系で運用される列車、今回は日豊本線の特急列車です。

本来なら「にちりん」「にちりんシーガイヤ」「ひゅうが」「きりしま」を紹介すべきところですが、生憎、「にちりん」しか写真はありません。

編成的には「にちりん」の4・5・6・7・11・12・14・15号は南福岡のBM-1~14の6両編成、他は大分のBo6101・102・103・6104・105・6106・107~111の4両編成で運転、「ひゅうが」の1・5・12・16号は6両編成、他は4両編成で運転、「きりしま」は全て4両編成で運転となっています。

ちなみに大分の4両編成の6000番台は検測装置搭載による改造のためのようで、Bo6101とBo6102は2021年1月12日同年6月8日に小倉総合車両センターにて、Bo6106には2020年2月29日に同センターにて電力設備監視装置が搭載されたそうです(情報)。

787bo102-3-230602-6 2023/6/2 小倉 「にちりん3号」

同列車は滞泊先の門司港駅から小倉駅まで回送され、小倉発6:39~行橋6:55/6:55~宇島7:09~中津7:15~柳ヶ浦7:26~宇佐7:31~杵築7:47~亀川7:59~別府8:03/8:04~大分8:14/8:16~鶴崎8:24~幸崎8:42~臼杵8:57~津久見9:08~佐伯9:25/9:26~延岡10:32~南延岡10:37~日向市10:50~高鍋11:15~佐土原11:27~宮崎11:37/11:40~南宮崎11:43/11:45~宮崎空港11:50と今の787系の運用時間の中では博多(7:31)から宮崎空港(13:19)までの「にちりんシーガイヤ5号」に次ぐ長時間運用の特急となっています。

787bo102-3-230602 2023/6/2 小倉 3番線に向かうBo-102編成

787bo102-3-230602-3 2023/6/2 小倉

787-bo105-3-230603-2 2023/6/3 小倉 3番線に向かうBo-105編成

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787-bo105-3-230603-6 2023/6/3 小倉 Bo-105編成

日中はあまり見ない787系編成も早朝の小倉駅では5:57の「きらめき1号」、6:53の「かささぎ1号」、7:04の「リレーかもめ9号」、そして6:39の「にちりん3号」、8:31の「にちりんシーガイヤ5号」で姿を現します。

日豊本線の話題が出てきたついでに記述しますが2023年6月6日以来、運用に就いていなかったEF510-301号機ですが、2023年8月1日から運用(4075レ往復)に復帰しました。今のところ、1日、2日、3日と運用に入り、4日は休んだようですが、5日、6日には運用に入っており、順調なようです。

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2023年8月 3日 (木)

2023年 北九州旅行 その27 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その2 かささぎ・きらめき

787系が担当する特急、今回は「かささぎ」、「きらめき」の紹介です。

「かささぎ」は肥前鹿島と博多、門司港を結ぶ特急として2022年9月のダイヤ改正で誕生しました。

一昨日の783系特急の話題でも登場しましたが、この肥前鹿島という駅は長崎本線の江北(2022年9月に肥前山口から改称)~諫早間にある駅で西九州新幹線全線開業後は平行在来線上の駅となります。長崎新幹線は当初、軌道可変(フリーゲージ)方式が導入されるはずでしたが、開発が遅れ、2022年9月、現在のリレー方式での開業となりました。この開業方式に関しては与党検討委員会と佐賀、長崎の両県、JR九州、国土交通省、鉄道・運輸機構の6社が話し合い、2016年3月に工事予算、開業後の運行方式に関して合意がなされました。それによると

・工事費用は、両県が実質負担額約12億8千万円(佐賀3億2千万円、長崎9億6千万円)をいったん支払い、両県がJR九州から購入予定だった肥前山口-諫早間の線路や駅舎などを、暫定開業時に無償譲渡してもらうことで相殺する。
・肥前山口-諫早間は暫定開業時、運行をJR、鉄道施設の維持管理を両県で担う上下分離方式に移行するが、JRが20年間運行を維持するとしていた期間を23年に延長する。
・上下51本から10本に減便される予定だった博多-肥前鹿島間の在来線特急は、暫定開業後3年間は上下14本程度に上積みし、普通列車は現行水準を維持する。
・肥前山口-武雄温泉間の複線化工事は暫定開業までに大町-高橋間を実施、その後は段階的に整備する。 (以上、情報はこちらから)

これらに則って同区間に登場したのが特急「かささぎ」です。名称の由来は佐賀県の県鳥がかささぎだからです。下り8本・上り9本が設定され、このうち7往復が肥前鹿島駅まで乗り入れることになりました。「リレーかもめ」が新幹線に接続する特急であるのに対して、「かささぎ」は接続しない特急という位置づけです。

787-bm11-101-230602 2023/6/2 小倉 門司港発「かささぎ101号」 BM-11編成

787-bm13-101-230601 787-bm13-101-230601-2 2023/6/1 西小倉 「かささぎ101号」 BM-13編成

かささぎ 下り 101号 門司港発 103~113号 博多発 201号 小倉発、佐賀行
     上り 202号 佐賀発 102号(783系)204号 佐賀発 106~114号 博多行 104号 博多~吉塚間普通列車 
787系は

特急「きらめき」は2000年3月11日のダイヤ改正でそれまで「つばめ102号」「にちりん101号」として運行していた博多発門司港行の特急に独立した名称を与える形で設定された列車で、2001年3月3日のダイヤ改正では同区間を走っていた「ホームライナー・エアポートライナー」も特急として編入し、種別統一がなされました。2011年3月12日の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業では「リレーつばめ」「有明」の門司港・小倉~博多間を編入し、日中の運転もかなり増えましたが、利用不振で削減され、現在は当初のホームライナー的運行に戻っています。ちなみに「きらめき」の列車名は1988年3月13日から1997年3月21日までJR西日本の「しらさぎ」を補完する米原~金沢間速達形特急に使用されていた名称です。

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2023/6/1 小倉

787-bm6-230601-7 2023/6/1 小倉 きらめき1号 BM-6編成

787-bm1-1-230602-6 2023/6/2 小倉 「きらめき1号」 BM-1編成


きらめき 下り 1号 3号(783系)5号(小倉~博多)
     上り 2号 (博多∼小倉)4・6号 8・10号(783系)12号     特記以外は787系

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2023年8月 2日 (水)

2023年 北九州旅行 その26 新幹線の開業で職場を転々としつつも、今も在来線の主力特急であり続ける787系 その1 リレーかもめ

1992年にデビューした787系に関してもその登場からの歴史を九州北部旅行前に予習してきました(1,2,3)。

787系は6両編成(BM1 - 8・10 - 14・363編成)14本と増結用予備車のサハ787形100番台12両が南福岡車両区に、「有明」用に登場した4両編成(Bo102・103・105・107 - 111・6101・6104・6106編成)11本が大分鉄道事業部大分車両センターに配置されています。

2022年9月23日のダイヤ改正では「リレーかもめ」「かささぎ」が登場し、「リレーかもめ」の1・3-5・8・9・12・13・16・21・24・25・28・29・32・33・36・37・40・41・44・57・61・62・62・65号 に関しては787系が担当、すべて増結用車両を組み込んだ8両編成での運転となっています。

「かささぎ」に関しては101・103・106 - 109・111・112・114・201・202・204号 が787系の担当ですが、103・107・108・109・111・112・114・204号が8両編成、101・106・201・202号が6両編成となっています。

2000年3月登場の「きらめき」は1・2・4・5・6・12号 が787系の担当で1・2・5・6号は8両編成、4・12号は6両編成となっています。

2001年10月から2021年3月まで、そして2022年9月から再登場した福北ゆたか線の特急「かいおう」は全列車787系の担当で、6両編成となっています。

1993年3月から2000年3月までと2011年3月からの「にちりん」の全列車は787系の担当で4・5・6・7・11・12・14・15号は6両編成、他は大分の4両編成が担当、5・14号は「にちりんシーガイア」として運転されています。

今回は撮影していませんが日豊本線南部をカバーする「ひゅうが」(2011年3月 - )全列車も787系の担当で1・5・12・16号は6両編成、他は4両編成で運転されています。

さらに「きりしま」(2011年3月 - )全列車も787系の担当で、こちらはすべて4両編成での運転です。

2020年10月からはBM-15編成を改造し、D&S(デザイン&ストーリー)列車としたBM-363編成が登場し、「36ぷらす3」として九州一周する運行がなされています。

今回は「リレーかもめ」として活躍する787系の写真を紹介します。

787-bm6-21-230601-2 JR時代の特急車両にはHMが装備されていないため、列車の先頭車の写真を撮っても何という愛称の特急なにか分からなくなりました。したがって、側面の表示を記録することが重要となりました。

787-bm1-25-230601 787-bm1-25-230601-2 2023/6/1 博多 787系トップナンバー車で構成されるBM-1編成で運行される「リレーかもめ25号」
側面には「つばめ」「有明」等のロゴが残されています。

787-bm1-25-230601-3 787-bm1-25-230601-4 787-bm1-25-230601-5 現在の787系のロゴは”INTERCITY AROUND THE KYUSYU"となっています。

787-bm1-25-230601-7 787-bm1-25-230601-8 サハシ787形(Tb)は「リレーつばめ」転用に際して座席定員確保のためサハ787形200番台に改造されましたが、特徴的な外観は編成内でも目立っています。

787-bm1-25-230601-11 787-bm1-25-230601-10 下り方の先頭車はクモロ787形です。

787-bm1-25-230601-12 「リレーかもめ25号」は博多を11:52に出発、鳥栖12:15、新鳥栖12:20、佐賀12:33、武雄温泉に12:53に到着、向かいのホームに停車する「かもめ25号」に接続、12:56に出発、新大村13:08、諫早13:15、長崎13:24に到着します。現在の西九州新幹線の乗車時間は30分未満です。

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2023年5月18日 (木)

1992年登場のJR九州の787系 その3 「リレーつばめ」の廃止、そして2018年まで

九州新幹線部分開業(新八代~鹿児島中央)の2004年3月13日のダイヤ改正は787系にとって登場後、最も大きな変化をもたらした改正となり、博多~西鹿児島間の「つばめ」から新幹線接続の「リレーつばめ」への転職を強いられた改正となりました。

787-bm14-100321-42010/3/21 新八代駅における「リレーつばめ」と「つばめ」の同一ホーム乗り換え

787-100320-32010/3/20 新八代 787系側面に掲示された「リレーつばめ」ロゴ

787-100320-5そして、列車表示

4両編成11本も併結で「リレーつばめ」3往復、そして「有明」(門司港・小倉~熊本・水前寺)9往復に投入されました。

一方、鹿児島に配置されていたクモハ、クモロを両先頭とし、サハ3両の中間にサハシ改造のサハ200番台を挟んだ7両編成(MscM'T1T2TMM'c)12本は門司港、小倉~新八代間の「リレーつばめ」「有明」「きらめき」に投入され、サハ2両の6両編成2本(MscM'T2TMM'c)は「有明」「かいおう」に投入されました。2004年3月13日、これらの鹿児島配置車両は南福岡に転属となり、787系は南福岡に140両が集結しました。1992年7月のデビュー以来続いてきた鹿児島への787系の配置はこの時点で終了となりました。

787-bm6-051210-22005/12/10 香椎 7+4併結編成による「きらめき」

787-bm12-0512082005/12/8 香椎787-bm-ariake-1008302010/8/30 竹下 サハシから改造の-212の側面にARIAKEロゴをペイント、「有明」運用に就いていたBM12編成

2005年3月1日の改正では臨時ではありますが、「みどり」に7両編成が投入されました。
2009年3月14日の改正では臨時ですが、「かもめ」2往復の運用が復活しました。

2011年3月12日の改正後も南福岡に残った7連17本はサハ787が1両抜かれ、鹿児島時代から6連だった2本を加えて、6連14本となり、「かもめ」10往復(臨時+3)、「みどり」2往復、「有明」1.5往復、「にちりん」2.5往復、「にちりんシーガイア」0.5往復、「ひゅうが」1往復、「きらめき」14.5往復、「かいおう」1往復と多種多様な路線を担当することになりました。「きらめき」の本数が増えているのは「リレーつばめ」として門司港、小倉~博多~新八代間を走っていた分の博多以東分を組み込んだためです。

787-120605_20230516130401 2012/6/5 787系 九州新幹線全通後は側面のマークはリレーつばめやARIAKEからAROUND THE KYUSYUに代わりました。

787-bm1-121222 2015/12/22 西小倉 787系の正面窓下の表示もかつてのTSUBAME,ARIAKEからAROUND THE KYUSYUへ

 

20180401-787

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/4/1時点での南福岡電車区787系編成表

2014年3月16日のダイヤ改正から一部の6両編成にサハ787が組み込まれ、7両編成が復活し、7連と6連で運用が分けられました。

そして2020年9月末にはBM15編成が小倉車両センターに入場、D&S:デザイン&ストーリー 列車 「36ぷらす3」へ改造されました。こちらに関しては今度の九州旅行で記録できればと思います。

さらに2022年9月23日、西九州新幹線(武雄温泉~長崎)間の開業で新設された「リレーかもめ」「かささぎ」の大半の列車に充当されることとなり、7両編成は8両化され、西九州新幹線全通まではこの状態が続くと思われます。こちらも今度の九州旅行で記録してくるつもりです。

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2023年5月17日 (水)

1992年登場のJR九州の787系 その2 4連「有明」編成の登場

昨日の記事と多少重複しますが、1996年3月16日のダイヤ改正で南福岡電車区の787系配置は一旦ゼロとなりますが、1999年2,3月に両先頭車クロハ786、クハ787-1~6が製造され、中間MM'ユニット・モハ786-1,5,6,102,105,106、モハ787-2,10,12,14,18,20が鹿児島から転入し、有明用4両編成、クロハ786+モハ787+モハ786+クハ787(ThscMM'Tc)6本が組成されました。

787-bm111-030712

2003/7/12 多々良踏切 九州新幹線開業前に着々と準備が進められたころ

787-bm101-1008302010/8/30 香椎 BM101編成 両端先頭車は新製車

787-bm106-051206
2005/12/6 海老津 BM106編成 赤い有明ステッカー付

1999年3月13日のダイヤ改正からこれらの編成は「有明」9往復(併結+0.5)、「つばめ」(併結2)の運用に就きました。さらに2000年2月、有明用4連の増備に向け、鹿児島総合車両所にクロハ786-7~11の5両(第7次車)が新製配置、サハ787-102,108,112,113,114がクハ787-同番号に改造となり、中間MM'ユニット・モハ786-2,4,101,103、モハ787-4,8,16,20とともにこれらの先頭車が2000年2月から3月にかけて南福岡に転属となりました。2000年3月11日のダイヤ改正は「有明」が全列車787系となり、783系は同列車から撤退となりました。

7874
2002/4/1 南福岡電車区に配置された787系有明用4連

このようにして組成されたBM100番台の編成11本(通称:有明編成)は2004年3月13日のダイヤ改正までは「有明」20.5往復(併結+2)、「つばめ」(併結0.5)、「きらめき」0.5往復に使用され、2001年10月から2003年3月までの間は「かいおう」にも投入されました。

787-110127
2011/1/27 多々良踏切 きらめき等で見られた併結編成 クロハ786は783系同様の中央デッキ出入り扉方式

2011年3月12日、東日本では前日の午後発生した東日本大震災で大混乱状態でしたが、九州では九州新幹線博多~八代中央間が開業し、787系にとっては2度目の大移動となりました。有明編成と言われたクハ787、クロハ768を両端とする4連11本が南福岡から大分車両センターに転属となり、活躍の場を日豊本線に移し、「にちりん」7往復、(臨時+4)、「きりしま」10往復、「ひゅうが」2往復、「川内エクスプレス」1往復を担当するようになりました。まさに大分以南、宮崎、鹿児島地区の日豊本線特急を担当しており、この5月末からの九州旅行ではカバー仕切れない範囲ですが、いずれ機会があれば記録したく思います。

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2023年5月16日 (火)

1992年登場のJR九州の787系 その1「つばめ」デビューから「リレーつばめ」になるまで

 JR九州が1992年7月15日のダイヤ改正で博多~西鹿児島間に由緒ある列車名「つばめ」を復活させ、同区間の航空機、高速バスに対抗すべく打ち出したのが787系交流特急電車でした。技術的には783系811系のサイリスタ位相制御、発電ブレーキ併用電気指令空気ブレーキ、DT400K、TR400K台車を装備し、4時間近い長距離列車に投入しても、競争力を持つ車両としての位置づけでした。車両デザインのみならず客室乗務員の接客水準、車内販売グッズ、提供される食材まで水戸岡鋭治氏が全面的にタッチしました。同氏のJR九州関連への関与は新製・鉄道車両はキハ200系気動車「赤い快速1991年、改造・鉄道車両はキハ58系7000番台気動車「アクアエクスプレス1988年、建築物では熊本駅1991年、鉄道以外ではジェイアール九州バス「レッドライナー1990年です。

787-tsubame-020315

787-tsubame-020315-2

2002/3/15 博多 

 787系は1992年から2002年にかけ日立製作所、近畿車輛にて140両が製造され、1993年第36回鉄道友の会ブルーリボン賞、通商産業省グッドデザイン賞、1994年第5回ブルネイ賞を受賞しています。尚、787系のブルネイ賞受賞(長距離旅客列車部門)は我が国の鉄道車両では初めてのことでした。

主要諸元
最高運転速度 130 km/h
編成定員 189・193人(4両)276人(6両)340人(7両)404人(8両)
全長 20,500 mm 21,600 mm (先頭車)
全幅 2,944 mm
全高 3,670 mm
車体 普通鋼
台車 ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)コイルばね+円錐積層ゴム式 DT400K・TR400K SUミンデン式
(試作台車・一部)DT901K・TR901K
主電動機 MT61QB型直流整流子電動機
主電動機出力 150 kW × 4 / 両
駆動方式 中空軸平行カルダン撓み板継手方式
歯車比 3.50
編成出力 2,400 kW 1,200KW (4M3T/4M2T) (2M2T)
制御方式 サイリスタ位相制御・弱め界磁制御
制御装置 CS404K形制御装置
制動装置 電気指令式ブレーキ (発電ブレーキ併用)
保安装置 ATS-SK、ATS-DK

787-100320 787-100320-2 2010/3/20 熊本

車体は普通鋼製、屋根上等の腐食しやすい箇所はステンレス鋼に、乗降扉は900mmとし、バリアフリー関連設備の設計変更以降は1000mmとなりました。塗装はグレー濃淡のツートンカラーで各所に「TSUBAME]のロゴが入れられました。

787-120605

2012/6/5 門司

車体側面の車両形式・番号表記に「数字または文字を1文字毎に四角で囲む」方式が採用されたのも787系からでした。

内装は側面化粧板はダークグレー、床はカーペット敷きとし、グリーン車の座席は2+1列のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系と同じ1,200mmとなりました。背もたれ自体の角度と背もたれ上部の角度を別々に調節でき、サロンコンパートメントは4人用の個室となっており、開放室と同じ1人掛けのリクライニングシート1台と3人掛けのソファーが配置されています。普通車は一般的な2+2列配置のリクライニングシートで、座席の前後間隔は783系から40mm拡大され、1,000mmとなりました。背面部に収納式のテーブルを設置しているほか、簡易式フットレストを設置しています。サハシ787形のセミコンパートメントは、前後幅で2,010mmのコンパートメント内に2人掛けの座席を向かい合わせに配置しています。

運転台は左にT字形横軸マスコンハンドルと、右に縦軸ブレーキハンドル(常用7段+非常)で構成され、JR九州の電車として初めて本格的な乗務員支援モニタが採用されました。制御方式は783系と同様のサイリスタ位相制御方式ですが、本系列はMM'ユニット方式で電動機は直流直巻き電動機で電動車ユニットの偶数形式が門司港よりと従来とは逆向きになりました。パンタはクモハ786、モハ786形式にPS400K形下枠交差式が搭載されました。

787
鹿児島運転所単独配置時代の787系

1992年7月15日のダイヤ改正時期に合わせ、クモロ787-1~6、クモハ786-1~6、モハ786-1~6,-101~106、モハ787-1~12、サハ787-1~6、-101~104、サハシ787-1~6 52両が第1次車として登場し、鹿児島運転所に配置されました。

MscM'1TbMM'(T1T)MM'c 9両編成5本 が「つばめ」7往復、「有明」1往復に投入されました。
T1Tを欠いた7両編成1本が臨時「つばめ」に投入されました。

1993年2月にはクモロ787-7,8、クモハ786-7,8、モハ786-201,202,301,302(バリアフリー対応で乗降扉が拡大)、モハ787-13~16、サハ787-7~10、105,106、サハシ787-7,8の20両が2次車として製造され、1993年3月18日のダイヤ改正からは

MscM'1TbMM'[T1T]MM'c 9両編成8本体制(総数72両)体制となり、「つばめ」7往復(臨時+1)、「ドリームつばめ」1往復、「にちりんシーガイア」2往復、「ドリームにちりん」1往復に投入されました。783系の記事でも触れましたが、「ドリームつばめ」「ドリームにちりん」「にちりんシーガイア」は787系投入のために設定された名称でもありました。

1993年7月にはクモロ787-9、クモハ787-9、モハ786-203,303、モハ787-17,18、サハ787-11,107、サハシ787-9の9両(第3次車)が新製され、編成はT9までの9本体制となりましたが、鹿児島配置で博多からの日豊本線特急の運用は問題があったので、鹿児島と南福岡に分散配置することになり、1994年3月1日付で9両編成5本が南福岡電車区に転出しました。1993年12月から1994年1月にかけ、クモロ787-10,11、クモハ786-10,11、モハ786-204,205,304,305、モハ787-19-22、サハ787-12,13,108,109、サハシ787-10,11の18両(第4次車)として新製され南福岡区に配置され、9両編成11本体制となりました。

鹿児島運転所 T1, T3, T4, T7, T8, T9 南福岡電車区 T2, T5, T6, T10, T11

南福岡区の9両編成5本は「にちりんシーガイア」2往復、「ドリームにちりん」1往復、「かもめ」5往復を担当することになり、長崎本線にも進出しました。

1994年6月にはサハ787-110,111の2両(第5次車)が鹿児島に新製配置、クモロ787-12~14、クモハ786-12~14、モハ786-306~308、モハ787-23~25、サハ787-14、112~114、サハシ787-12~14の19両(第5次車)は南福岡に新製配置され、同月末から7月頭にかけ25両が鹿児島に転属となりました。

その結果、1994年7月1日のダイヤ改正では南福岡配置車は
MscM'1T1TbTMM'c 7両編成5本とMM'ユニット2組という体制になり、「にちりんシーガイア」2往復、「ドリームにちりん」1往復、「かもめ」5往復、「有明」(臨時2)往復を担当することに、鹿児島配置車は
MscM'[MM']TbT1TMM'c 9両編成9本で「つばめ」11往復(臨時+1)、「ドリームつばめ」1往復を担当しました。

1995年4月20日のダイヤ改正では「ドリームつばめ」の運用は南福岡の783系が担当となり、鹿児島の787系は「つばめ」11.5往復、「有明」1往復を担当することになりました。この改正で編成表記がT-からBK,BMになりました。Bは787系をKは鹿児島、Mは南福岡を意味します。

1996年3月16日の改正を前にして南福岡区の787系は全車、鹿児島区に転属し、配置0となりました。

7871997

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この結果、鹿児島に集結した787系は
MscM'MM'TbT1TMM'c 9両編成 11本 BK1~11「つばめ」11.5往復、「有明」1往復
MscM'TbT1TMM'c 7両編成 3本 BK12~14 「つばめ」「にちりんシーガイア」「ドリームつばめ」「ドリームにちりん」を担当することになり、再び、鹿児島配置の車両が博多からの日豊本線特急を担当することになりました。

1997年3月22日のダイヤ改正では「つばめ」1.5往復:10,13,20号が7連、その他が9連、「ドリームつばめ」92Mは9連、91Mは7連となっています。

1999年3月13日の改正を前に「有明」用4両編成の組成のため新形式クハ787-1~6、クロハ786-1~6、計12両(第6次車)が新製され、南福岡に配置され、鹿児島からMM'6組が転出しました。

この転属で鹿児島の体制は
MscM'T1TbTMM'c 8本 「つばめ」10.5往復、「ドリームつばめ」1往復、「有明」1往復
MscM'TTbMM'c 6本 「にちりんシーガイア」2往復、「ドリームにちりん」1往復、「つばめ」4往復、「有明」1往復 
MM'5組 T1 6両 となり、「ドリームつばめ」は上下とも7両編成の担当になりました。

2000年2月、有明用4連の増備に向け、クロハ786-7~11の5両(第7次車)が新製、サハ787-102,108,112,113,114がクハ787-同番号に改造となり、MM'5組が2000年2月から3月にかけて南福岡に転出しました。

2000年3月11日のダイヤ改正では新製された車両と転属車両で南福岡の有明用4両編成、ThscMM'Tcは11本になり、「有明」19往復(併結+1)、「つばめ」(併結0.5)、「きらめき」0.5往復(併結+0.5)となりました。

2001年3月1日10月6日にダイヤ改正が行われ、3月の改正では肥前山口往復の「かもめ」運用の復帰、10月の改正では福北ゆたか線、筑豊本線の特急「かいおう」が新設となり、「かもめ」からは再度の撤退となりました。

787-tsubame-020315-3 2002/3/15 博多 セミコンパートメント(4席×6室)、立席ビュフェ、車販準備室で構成されたサハシ787形は特徴的な外観から見分けが容易でしたが、「リレーつばめ」転用でサハ787形200番台に改造となり、消滅しました。改造後も屋根のサイドが高く張り出しているスタイルは残されたので787系編成の中でもサハ787形200番台車はすぐに分かります。

2002年8月6日のダイヤ改正に向け、来る九州新幹線(新八代~鹿児島中央間)の開業に向けてのリニューアルの一環で、サハシ787-3,12のサハ787-203,212への改造、そして787系として最後の新製車、サハ787-115~117が竣工しました3両(第8次車)2002年8月から2003年3月にかけ、サハシ787-1,2,4~11,14の半室ビュッフェを普通車化する改造工事が行われ、-3、-12同様にオリジナル番号に200を加えた番号のサハ787形200番台となりました。

787系は第1次車 52両、第2次車 20両、第3次車 9両、第4次車 18両、第5次車 21両、第6次車 12両、第7次車 5両、第8次車 3両の計140両が製造され、JR各車が製造した特急車両系列では最初に100両を越えた系列となりました。

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