2017年9月13日 (水)

9月9日の羽田空港 4種類のStarwarsとSQ A350-9 XWB

近鉄特急の話題はまだ続きますが、ここでこの週末の話題を。

関東地方は9月に入ってからも秋雨前線によるカラッとしない天気が続いていましたが、9月9日土曜日からの週末は秋晴れの良い天気になりました。

そこで久しぶりに羽田空港国際線ターミナルに行ってみました。朝10時頃から夕方4時過ぎまで居た関係でかなり日に焼けましたが、収穫は既撮ではありますが、ANAのSTARWARSが4機とも撮影できたこと、シンガポール航空A350-941XWBなどでしょうか。

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Ja789a_boeing_777381er_40687_878__2
Ja789a_boeing_777381er_40687_878__3 2017/9/9 HND       JA789A Boeing 777-381ER cn40687 ln878

まずBoeing 777-381ER JA789A Star Wars BB-8 Livery がトラクターに牽引されて110番Spotへ、、乗客の搭乗、荷物の積み込みなどを済ませて、NH223便でFRAに向けて出発

Ja743a_boeing_777281er_40902_1090_1
続いてBoeing 777-281ER JA743A
C-3PO Livery がNH584便で松山から11:12 到着

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さらにBoeing 767-381ER JA604A
Star Wars Livery がNH624便で鹿児島から13:16 到着

これであともう一機来ればサイクルヒットだなと思っていたら、

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Boeing 787-9 Dreamliner
Star Wars R2-D2 Livery がNH216便でパリCDGから14:36に到着となりました。同機は当日の折り返しフライトはなく格納庫に牽引されて行きました。

9vsmp_airbus_a350941xwb_170909_hnd2
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いつもはここら辺で家路につくのですが、到着予定を見ると、シンガポールのフライトSQ632があったので、待ってみることに、RWYチェンジで、到着滑走路はRWY22になりましたが、16:00頃、翼端が丸く上がった機体が降りて来ました。
Airbus A350-941XWB 9V-SMPでした。9V-SM*と言えば、かつて744に使用されてレジですね。同機のSpot109への到着を見届けて帰宅としました。

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2017年7月22日 (土)

海外から飛来する787 4 LOT ポーランド航空

LOT Polish Airlinesはポーランドのフラッグキャリアであり、その創立は1929年、それまで存在した民間航空会社数社が合併して設立しました。LOTとはポーランド語でFlightを意味する言葉で、99.82%の株式が国有財産省の所有となっています。

Splrb_boeing_7878_37894_78_170529_nSP-LRB Boeing 787-8 cn37894 ln78 2017/5/29 NRT

1989年のベルリンの壁崩壊、それに続く東欧の民主化、ソ連の崩壊で、ポーランドも西側陣営に取り込まれ、1999年にNATOに、2004年5月1日にEUに加盟しました。

Splrb_boeing_7878_37894_78_170529_2
LOTの使用していた機体も冷戦時代はソ連製のTu-134などを西ドイツの空港で何度か見ましたが、現在は今回紹介するBoeing 787をヨーロッパの航空会社では最初に導入した会社になりました。

Splrb_boeing_7878_37894_78_170529_3
787-8に関しては8機目を先日受領したそうで(関連記事)、-9を3機導入の予定だそうです。787-8のコンフィグはビジネス18席、Pエコノミー21席、エコノミー213席の計252席仕様です。

それら以外のFleetは

737-400 3機
737-800 4機 発注中

737-8MAX 6機 発注中

DHC-8-400 Q400 10機

Embraer170 6機
Embraer175  12機
Embraer195 6機     となっており、45機が運用中、13機が発注中となっています。

成田への就航は定期便としては2016年1月14日からで、当初は週3便でしたが、7月から週4往復になっています。

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2017年6月23日 (金)

海外から飛来する787 3 Scoot

鉄道イベントの話題の切れ目に登場する、この話題、今回は成田空港通いが復活してからしばしばお目にかかるオレンジ色の塗装のLCC Sccot (SCO/TZ)です。

                               Scoot

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9vofb_boeing_7878_37118_335_17050_2 2017/5/3 NRT 9V-OFB  Boeing 787-8 cn37118 ln335
第一ターミナルのデッキ、撮影用の穴は全て塞がっており、やむなく網越しに撮ったため、網の影が写っています。

2011年11月1日シンガポール航空の出資で長距離国際線を運航するLCCとして設立されました。Scootの意味は英口語で”走り出す”という意味とのことです。同じく、シンガポール航空が出資して設立したLCCにタイガーエアがあります。これらは今年7月に合併すると報じられています(参考)。

9voja_boeing_7879_37112_240_170512_ 2017/5/12 NRT 9V-OJA Boeing 787-9 cn37112 ln240

成田、初就航は2012年10月29日からで、台北/桃園経由でシンガポールとを結びました。

9vojc_boeng_7879_37114_284_170529_n 2017/6/9 NRT 9V-OJC Boeing 787-9 cn37114 ln284

Fleetに関しては

Airbus A320 2機 リースで導入予定
Boeing 777-200 6機 すでに売却・返却済み

Boeing 787-8 9V-OFAから E OFGから I  8機 1機発注中
     787-9  9V-OJAからF  6機

787-8は C21Y314(OFA~OFG)とC18Y311 787-9はC35Y340

となっています。

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2017年6月15日 (木)

海外から飛来する787 2 Etihad Airways

海外から日本に乗り入れてくるBoeing 787のシリーズ、2回目はアラブ首長国連邦(UAE)アブダビに本拠を置く、エティハド航空(ETD/EY)(الاتحاد للطيران‎; al-ittiḥād liṭ-ṭayarān)です。アブダビ首長国の国営航空で、Etihadとは”連合”を意味します。

Etihadairwaysabudhabimasterlogoeng

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A6bla_boeing_7879_39646_229_17060_2 2017/6/9 NRT A6-BLA Boeing 787-9 cn39646 ln229

アラブ首長国連邦第2代大統領ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーンにより、
2003年7月に設立されました。ドバイを拠点とするエミレーツ航空と並びUAEおよび中東の代表的キャリアです。

A6blc_boeing_7879_39648_286_170512_ 2017/5/12 NRT A6-BLC Boeing 787-9 cn39648 ln286

2003年11月12日に商業運航を開始してから、潤沢なオイルマネーを背景に新規機材を投入、さらに2006年6月までに1か月に1路線を開設という驚異的なペースで成長を続けました。2010年代には合併と買収(M&A)で会社の規模拡大を図り、
                         株式取得率
エア・セイシェル(セイシェル)           40%
ダーウィン・エアライン(スイス)          33.3% 
エア・セルヴィア(セルヴィア)           49%
ヴァージン・オーストラリア(オーストラリア)   21.24%
アリタリア-イタリア(イタリア)           49%  
ヴァージン・オーストラリア以外は経営権を取得

A6ble_boeing_7879_39650_305_170503_

A6ble_boeing_7879_39650_305_17050_2
2017/5/3 NRT A6-BLE Boeing 787-9 cn39650 ln305

さらにスターアライアンスでもなく、ワンワールドでもなく、スカイチームでもない独自の航空連合 Ethihad Airways Partnersを立ち上げ、
アリタリア-イタリア
ジェット・エアウェイズ
エア・セイシェル
エア・セルヴィア
エティハド・リージョナル
NIKI   がメンバーとなっています。

A6ehj_airbus_a340642_cn_933_090927_ 2009/9/27 CDG A6-EHJ Airbus A340-642 cn933
同航空の機体、最初に見たのはこのF1特別塗装機でした。

保有機材は

Airbus A300 0               3 リタイア
Airbus A310  0       1  リタイア
Airbus A319   2        2 リタイア
Airbus A320 23      4 リタイア
Airbus A321  10 
Airbus A330  31              10 リタイア
Airbus A340  10              3  リタイア
Airbus A380  10
Boeing 747     0              2  リタイア   
Boeing 767     0              2  リタイア
Boeing 777    29             6   リタイア
Boeing 787   13    3オーダー         

1
Boeing 787はすべて-9タイプで、2014年末に初号機が納入されました(関連記事)。   
コンフィグはFクラスのある3クラス仕様の5機と2クラス仕様の8機に分かれます。日本に来ているのは5機の方のようです。

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2017年5月27日 (土)

海外から飛来する787 1 Aeromexico

ここ4回の記事でANAJALBoeing 787の現状を見てきましたが、成田、羽田、関西空港等に飛来する国際線機材でも787が増えてきています、今回からはそれらを航空会社毎に見てみます。

Production Listから787の製造状況を見てみると、この5月時点でLine numberは632まで付与されており、Thomson Airwaysの787-9 通算564号機までが納入されています。といっても、開発の遅れなどから本来、ANAなどに納入されるはずだった、Ln1, 2, 3の機体が受領拒否され、Boeingが保管状態の機体もあり、エチオピア航空が発注したLn 10, 18号機(ET-ATG, ET-ATI)やRwandAirのLn19号機は発注状態のまま、またLn 5, 11, 17, 149, 193, 293, 315, 325の機体、この中にはサウジアラビアの財務経済省の機体、Boeing Business Jetなどが含まれますが、すでにStored状態の機体もあります。これらを差し引いてActiveな機体は546機のようです。

N783am_boeing_7878_37167_359_170512 2017/5/12 NRT N783AM Boeing 787-8 cn37167 ln 359

まずはアエロメヒコ航空 (ブランド名:Aeromexico 正式社名:AEROVIAS DE MEXICO, S.A. DE C.V.)です。
メキシコ合衆国最大の航空会社でフラッグキャリアで、拙BlogでもSan Diego航空の記事で触れたことがあります。

N967am_boeing_7878_dreamliner_cn_35 2014/8/2 NRT N967AM Boeing 787-8 cn35312 ln163

日本へは2006年にメキシコシティ~ティファナ~成田で就航開始、その時はBoeing 767-200ERでの乗り入れでした。2014年9月に復路がモンテレイ経由となり、、2016年1月から787-8の投入で往復ともに直行便化されました。2017年3月からはデイリーでの就航になりました。
787フリートは

Aeromeico_fleet_s
現時点で14機、-8が9機、-9が5機です。コンフィグは
-8が C32 Y211の243席仕様
-9が C36 Y238の274席仕様  で、エンジンはGEnxタイプです。

Xaamr_boeing_7878_36844_264_170503_ 2017/5/3 NRT XA-AMR Boeing 787-8 cn36844 ln 264

日本へ飛来しているのは専ら-8の方で、-9は飛行実績からみると専らヨーロッパ、南米線に就航しているようですが、 787-9 XA-ADL写真のようなスペシャルマーキングです。

SKYTEAMの設立メンバーですが、SKYTEAM塗装の機体は無いようです。

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2017年5月26日 (金)

JALのBoeing 787-9 8機の活躍

JALの787-92015年6月から納入が開始され、初号機はJA861Jでした。エンジンはGEnx-1B74/75です。

Ja863j_boeing_7879_38137_391_170512 2017/5/12 NRT JA863J Boeing 787-946 cn38137 ln391

JA846JからJA860Jまでは787-8用に確保されています。ただ、787-8は既に25機で完納となっているので、将来この記号は別の機体に付与されるかも知れません。

現在までの787-9はJA868Jまで8機納入されており、

コンフィグは 
Cクラス44席(JAL SKY SUITE)
PYクラス35席(JAL SKY PREMIUM)
Yクラス(JAL SKY WIDERII)の3クラス195席仕様で

Ja868j_boeing_7879_34845_544_170512 2017/5/12 NRT JA868J Boeing 787-946 cn34845 ln544

就航路線は
成田~ボストン、フランクフルト となっています。

最終組み立て工場はJA863Jがノースチャールストン工場製であることは分かっていますが、JA866J以降は不明です。

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2017年5月25日 (木)

JALのBoeing 787-8 25機の活躍

JALBoeing 7872012年3月から納入が開始されました。

エンジンは先日の記事のようにGEnxシリーズが選択されました。登録記号はJA801Jからではなく、JA821Jからスタートしており、JA845J2016年6月末に納入され、完納となっています。

Ja813j_boeing_747346_23068_589_0204 2002/4/14 NRT JA813J Boeing 747-346 cn23068 ln589

JA801Jから登録していないのはかつてN211JLからN213JLとアメリカ国籍で登録されたBoeing747-246F(N211JL)、Boeing747-346(N212JL, N213JL)1998年にJAレジで登録された際にJA811J~JA813Jに登録されたため、これらを避けてJA821Jからの登録になりました。

Ja821j_boeing_7878_dreamliner_cn_34 2014/8/2 NRT JA821J Boeing 787-846 cn34831 ln 20

JALの787-8 25機は全てエンジンがGEnx-1B64で統一され、最大離陸重量は227900kgです。

Ja836j_boeing_787846_38135_237_1705 2017/5/3 NRT JA836J Boeing 787-846 cn38135 ln237

Ja837j_boeing_787846_34860_222_1705 2017/5/20 HND JA837J Boeing 787-846 cn34860 ln222

この機体は5月中旬から知名度向上のため羽田から中国線・北京・広州に投入されています(関連記事)。

コンフィグが
3クラスC38席(JAL SKY SUITE)PY35席(JAL SKY PREMIUN)Y88席 (JAL SKY WIDERII) 仕様(E11) 10機
JA836J~JA846J

就航路線は成田~ニューヨーク、ダラス、ヘルシンキ、モスクワ、デリー、ハノイ

Ja835j_boeing_7878_dreamliner_cn_34 2014/8/2 NRT JA835J Boeing 787-846 cn34850 ln159

2クラスC42席(JAL SHELL FLAT NEO) Y144席の186席仕様(E01) 15機 JA821J~JA835J

就航路線は
成田~サンディエゴ、バンクーバー、ホーチミン、バンコク、香港、大連、台北(桃園)
羽田~ホーチミン、北京、ソウル(金浦)
関西~ロサンゼルス、台北(桃園) となっています。

JALは787-8の導入でこれまで飛んでなかった空港に新たな路線を開設しているのがわかります。わたしも2015年1月にサンディエゴ出張したときはJALの直行便で往路がJA826J復路がJA835Jでした。

ちなみにこれらの中でノースチャールストン工場製はJA833J、JA843Jの2機です。

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2017年5月24日 (水)

ANAのBoeing 787-9 22機の活躍

787-8の開発時に遭遇したトラブル、さらに就航後に発生したトラブルの苦い経験を考慮して、787-9の開発では単に胴体長を6.1m延長(主翼の前後で3.05mずつ)するだけではなく、新しいシステムの採用がありました。

具体的には

・空気抵抗軽減システムのHybrid Laminar-Flow Control (HLFC)、水平安定板の下面と垂直安定板両面に可動式のエアーインテイクの設置

・離陸後にギアを早い段階で格納するために浮揚後ギアドアーを自動的にOpenするEarly Doors Operation (EDO)

・ランディングギアの大型化 -8では直径50インチ幅20インチだったものが54インチ21インチに

・タイヤブレーキの強化、タイヤ同士の間隔の拡大、タイヤ収納スペースの大型化

・エルロン、フラップを作動させる油圧アクチュエーターの強化

・翼内タンクの燃料消費に合わせて内圧を調整するパイプ(ベントチューブ)の廃止、ストリンガーが代替

などです。

胴体の太さは床下貨物室にLD-3コンテナを2個並列に搭載可能とし、767A300A310に対して持っていたデメリットを解消し、ストレッチ効果で前後に追加で4個のコンテナ搭載が可能となりました。

Ja830a_boeing_787981_34522_146_1704 2017/4/29 HND JA830A Boeing 787-981 cn34522 ln146

ニュージーランド航空がローンチカスタマーとなり、初号機(ZK-NZE)は2014年7月9日に、続いてANAの初号機JA830A7月27日に引き渡されました。ANAの定期便は2014年8月7日から東京~福岡線で運航されました。

昨日の記事にあるように2017年4月の時点で22機の787-9をANAは受領しており、787-8同様、長距離国際線、中距離国際線、国内線用の3つのタイプがあります。

Ja837a_boeing_7879_34526_295_170514 2017/5/1 HND JA837A Boeing 787-981 cn34526 ln295

Ja873a_boeing_787981_34530_345_1704 2017/4/22 HND JA873A Boeing 787-981 cn34530 ln345

まず、長距離国際線機材は
C48席(ANA Business Staggered)、PY21席、Y146席の3クラス215席仕様
Trent1000-K装備、最大離陸重量250800kg
JA836A、JA837A、JA839A、JA871A~JA873A、JA875A~JA877A、JA880A  10機
羽田~バンクーバー、ミュンヒェン、パリ、シドニー、ジャカルタ、シンガポール、北京線に就航しています。

Ja882a_boeing_7879_43872_467_170429 2017/4/29 HND JA882A Boeing 787-981 cn43872 ln467
同機にはANAの50機目の787の標しがあります。

中距離国際線機材は
C40席(ANA Business Staggered)、PY14席、Y192席の3クラス246席仕様Trent1000-D2装備 最大離陸重量247200kg
JA879A、JA882A~JA888A、JA890A JA891A 10機
羽田~シンガポール、ジャカルタ、香港に就航しています。

Ja833a_boeing_7879_34524_202_170520 2017/5/20 HND JA833A Boeing 787-981 cn34524 ln202

国内線機材は
P18席、Y377席の2クラス395席仕様
Trent1000A2装備 最大離陸重量226000kg
JA830A、JA833A 2機

製造工場ではJA839A、JA871A~JA873Aがノースチャールストン工場で製造され、他はエバレット工場です。

今後、787-9は2021年8月までに44機受領する予定だそうです。胴体をさらに延長した787-10も発注しており、2018年度(2019年3月)から3機受領の予定です。

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2017年5月23日 (火)

ANAのBoeing 787-8 36機の活躍

キックオフカスタマーとしてBoeing 787が就航して5年半、ANAはリチウムイオンバッテリーのトラブルやエンジンブレードの腐食の問題を抱えながら,787-8型は2016年5月JA878Aを受領して、36機すべてが導入済みとなりました。現在は787-9型のみの導入が続いており、こちらは4月19日に22機目となるJA891Aを受領しました。

従来のボーイング社の旅客機は747、767、777エバレット工場707、727、737、757レントン工場とそれぞれの1つの工場で最終組み立てされていましたが、787は当初はエバレットだけの予定でしたが以前の記事であったように700機以上のオーダーを抱え、開発遅延ての製造開始となったため、製造速度を上げ、顧客がAirbus A350XWBに逃げないようにするため、エバレット工場の製造ラインを1本追加し、サウスカロライナ州ノースチャールストンに新たな最終組み立て工場をつくりました。

ノースチャールストン製の初号機は2012年5月に初飛行、2015年12月には100機目が初飛行しました。現在、エバレットで月産7機、ノースチャールストンで月産5機の製造ペースで、2019年には月産7機に引き上げられる予定だそうです。ちなみに787-10はノースチャールストンのみでの製造となるそうです。

ANAが受領した787-8ではJA824A、JA828A、JA829A、JA840A、JA874Aの5機がノースチャールストン製となっています。

ANAの787-8はJA801Aから順番に登録されていますが、まずエンジンと最大離陸重量から、国際線長距離、中距離、国内線用に分類されます。

Ja806a_boeing_787881_34515_40_17050 2017/5/3 NRT JA806A cn34515 ln40

Trent1000-C2エンジン装備 最大離陸重量 227900kg   9機
JA805A、JA806A、JA813A、JA814A、JA820A、JA822A、JA823AJA827A、JA828A

コンフィグは
C46席 ANA Business Staggered
PY21席
Y102席 の3クラス仕様です。長距離国際線仕様で

就航路線は成田~デュッセルドルフ、ブリュッセル、サンノゼ、シアトル、ムンバイ、バンコク、シンガポール

このうちの下線を付した4機は2017年2月にエンジンをTrent1000-Lに換装して、新規に開設されたメキシコ・シティ線投入機材になりました。

メキシコ・シティのベニート・フアレス国際空港は標高2230mに位置するため酸素が希薄でエンジンの燃焼効率が悪いので、改良型のLタイプ(推力31660kg)に換装し、満席での離陸に対処したそうです(関連記事)。

Ja801a_boeing_787881_34488_8_170520 2017/5/20 HND JA801A cn34488 ln8
特別塗装からノーマル塗装に塗り替えられた1号機、4月以来なかなかお目にかかれないと思っていましたが、3月以来Cチェックに入っており、5月中旬に路線復帰したそうです(関連記事

Trent1000A2エンジン装備 最大離陸重量21200kg  16機
JA801A~JA804A、JA807A、JA808A、JA815A、JA829A~JA835A、JA838A、JA840A、JA874A、JA878A

コンフィグは
C42席 ANA Bisiness Cradle
Y198席  の2クラス240席仕様です。中距離国際線仕様で

就航路線は成田~ジャカルタ、クアラルンプール、プノンペン、マニラ、北京、上海(浦東)、羽田~ホノルル、バンコク、マニラ、上海(浦東)、台北(松山)、ソウル(金浦)

Ja809a_boeing_787881_34494_47_17051 2017/5/14 HND  JA809A cn34494 ln47

Trent1000-Hエンジン装備 最大離陸重量172900kg 11機
JA809A~JA812A、JA816A~JA819A、JA821A、JA824A、JA825A

コンフィグは
P12席
Y323席 国内線仕様機でプレミアムクラスにはANA Bisiness Cradleが使用されています。
当初787-3としてオーダーされていたグループと思われます。

後日、紹介するJALの787とは異なり、登録記号のJA8**Aは既に登録されていたDash 8JA841AからJA859A海上保安庁のBeechcraftB300のJA861AからJA870Aまでが存在し、さらにANAの787-8と787-9が入れ子になっており、記号を暗記するのが厄介です。

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2017年5月22日 (月)

Boeing 787、開発から就航当初のトラブル その3

ANAの787が路線就航した約1年後の2013年1月、ボストンでのJAL機の火災発生、さらに宇部山口空港から羽田に向かっていたANA機の発煙による緊急着陸はいずれもリチウムイオン電池の過充電、もしくは過放電による熱暴走、発火と推測され、全世界で運航停止措置が執られました。

世界中でこの時点で就航していた787は8社の50機でした。またボーイング社は787の納入を一時停止することにしました。

8社とその機数は
ANA 17機
JAL 7機
エア・インディア 6機
ユナイテド航空 6機
カタール航空  5機
エチオピア航空 4機
ラン航空 3機
LOTポーランド航空 2機  でした。

アメリカ合衆国連邦航空局(FAA: Federal Aviation Administration)が耐空性改善命令(AD: Airworthiness Directives)を出し、大型旅客機が全世界で運航停止になるのは1979年マグダネル・ダグラスDC-10のパイロン整備事故以来のことでした。

JAL機ボストン事故では大型バッテリーケース内8つのセルのうち、6番目のセルで内部ショートが起こり、大電流が発生、他のセルも連鎖的に異常な高温となる「熱暴走」が発生したためと指摘されており、内部ショートは電解液が低温でリチウムイオンが金属となって析出、あるいは製造過程での小さな金属片が混入し、+と-を繋いだためではないかと推測されましたが、バッテリーの損傷が著しいため、原因は特定出来ていません。

リチウムイオンバッテリーに続いて問題になったのがJAL機に装備されているGEnxエンジンの氷晶アイシング問題でした。

Ja821j_boeing_7878_dreamliner_cn_34 2014/8/2 NRT JA821J Boeing 787-8 cn34831 ln20

2013年11月23日、ボーイング社はGE社のGEnxエンジンを搭載した787747-8を運航する航空会社に対してエンジンの高圧圧縮機が氷晶で破損し、推力が低下する恐れがあるとの警告を発しました。

2013年7月31日、ロシアの航空貨物会社エアブリッジ・カーゴ747-8F(GEnx-2B67エンジン装備)が香港国際空港着陸のため降下中にエンジンの推力が低下したため、2基を停止して着陸、着氷が原因とわかり、3基の高圧コンプレッサーに破損が見いだされました。ロシア連邦航空局からの安全勧告を受け、ボーイング社は787でGEnx-1Bエンジンを採用している航空会社に対して飛行規程の改定し、「高度30,000ft以上の雲中を飛行する際、飛行経路上に積乱雲などの活発な雲域がある場合、その周囲約90km以内を飛行することを禁止する」との通知が出されました。

高高度で空気中に浮遊する氷晶をエンジンのファンが吸い込み、内部の高温のステーターベーンなどの表面で溶け、水膜が形成され、水膜がさらに氷晶を補足し、大きくなった後に剥離、これが圧縮機に吸い込まれると損傷を与え、エンジンのサージング、ストールを起こし、燃焼室まで至るとエンジン停止が起こるもので、エンジンの防氷システムでは解決できない問題のようです。

JALはこの問題に対処するために787で運航していた赤道付近の積乱雲が多く発生する「熱帯収束帯」を通過する路線を767777に振り替えました。

またGE社はエンジン内部の防除氷システムのソフトウエアを変更し、高圧圧縮機の前方を氷塊が通過するのを検知して防氷システムが作動するようにしました。

2016年1月29日JAL17便JA822J)がバンクーバーを離陸し、成田まで140kmの高度20000ftで右エンジンのファンブレードに氷が付着し、異常振動が発生、右エンジンを停止し、左エンジンのみで着陸となりました。この機体は燃費性能の向上を目指してエンジンの細かい改良を施しており、Engine Performance Improvement Program2の状態の右エンジンに着氷が発生、PIP-1状態の左エンジンは正常でという皮肉な結果になりました。

ANAの787はロールスロイス社製Trent1000エンジンなので氷晶アイシング問題で悩ませられることはありませんでしたが、Trent1000エンジンの設計に関わる中圧タービンブレードの問題で悩ませられることになりました。

Ja807a_boeing_787881_cn34508_ln41_1 2014/7/22 NRT JA807A cn34508 ln41

2016年2月22日、クアラルンプール発成田行きNH816便(JA804Aの右エンジン)と3月3日、ハノイ発羽田行き(JA807Aの右エンジン)さらに8月20日、羽田発宮崎行きNH609便(JA825Aの右エンジン) において中圧タービンブレードが硫化腐食で破断するというトラブルが発生しました。いずれもパイロットが手動でエンジンを停止し、出発空港へ緊急着陸しました。

ANAはこれらの事実を8月25日に公表し、26日から31日まで、787の運航する国内線を18便欠航としました。

タービンブレードは1500~1600度の燃焼ガスが吹き付けられ、ニッケル基耐熱合金の金属をその温度から守るために冷却空気が流され、空気の膜で保護されています(関連記事)。

タービンの金属に硫黄が接触し、高温状態になると金属が硫黄(硫黄と酸素はよく似た挙動を示す元素ですから、鉄が錆びるのと似た現象と考えられます)と化学反応し、腐食が起き破断に至るというもので、ロールスロイス社の見解ではブレードのコーティングの設計に問題があったと言うことです。

Ja825a_boeing_787881_34516_148_1705 2017/5/14 HND JA825A cn34516 ln 148

トラブルの起こったエンジンの使用期間は2.2年から2.7年でエンジン早期交換で対処することとなり、
国際線 飛行回数 1250~1450回 使用期間 1.5年~2.5年
国内線        4200~4400回         同じ

となりました。 

硫化腐食のトラブルは777に装備されたPW4000エンジンでも2005年頃に問題(関連記事)となっており、PW4000の場合は製造工程でのミスト判断されましたが、今回は設計段階での問題なので耐硫化腐食コーティングを改善したタービンの供給が待たれ、2017年1月27日から、改良型タービンブレードの供給が開始され、-8 36機、-9 21機の全機分交換は2019年度末までかかる予定だそうです(関連記事)。

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