2017年8月 2日 (水)

18切符2日目の旅 下今市から東武ワールドスクウェア駅へ 6 SL C11 207「大樹」試運転の様子その2

東武ワールドスクウェア駅を一通り、観察し、早めの昼食を済ませた後、11:46発の316列車で下今市に引き返し、先に戻っていたSL「大樹」牽引列車の見学をしました。

170724
170724_2
下今市駅の駅名標、観光案内もクラッシックなタイプになっています。

既にC11207号機は方向転換を終え、機関庫の中にいました。DE101999号機がちょうど方向転換中でした。

C11207号機の履歴については、2017年1月11日の東武ファンフェスタ2016その1の記事で触れました。JR北海道で復活後、SL冬の湿原号などでも活躍しましたが、財政上の問題、機関士確保の問題、動輪軸受け発熱トラブルなどから、東武鉄道のSL運行開始に備えて借り受けることとなり、この地にやって来ました。

C11_2078634_170724
庫からお出ましになり、

C11_2078634_170724_2
C11_2078634_170724_3
タンク機のC11ならばヨを連結したままで転車台に乗ってしまいます。

C11_2078634_170724_4
そのまま通り抜け、

C11_2078634_170724_5
引き上げ線に入り、転線して客車編成の前に

C11_2078634_170724_6
C11_2078634_170724_7
13:00の大樹3号の運転に向けて準備OKとなりました。
本番では客車はホームに据え付けられるのでこういったシーンは試運転時のみかと思います。

0_170724
ちなみに鬼怒川線のゼロキロポストは下今市駅構内にあります。

明日の記事ではサポート役のDE10 1099号機について触れます。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2017年8月 1日 (火)

18切符2日目の旅 下今市から東武ワールドスクウェア駅へ 5 SL C11 207「大樹」試運転の様子その1

SL[大樹」の名前の由来は日光東照宮の将軍の別称・尊称が大樹であり、大きな樹は東京スカイツリーを連想させるとのことです。

                「大樹」(たいじゅ)

機関車に装着されるヘッドマークのデザインはC11の3つの動輪、徳川家の3ツ葉葵の家紋、そしてSL復活プロジェクトにおける3つの目的
①鉄道産業文化遺産の保存と活用
②日光・鬼怒川エリアの活性化
③東北復興支援の一助    も意味しているとのことです。

C11_207_sl_2
C11_207_sl_2_170724_2
C11_207_sl_2_170724_3 2017/7/24 東武ワールスクウェア

8月10日の運転開始に向けて連日のようにSL牽引列車の試運転が行われているようです。

この日も下今市から乗車したRevaty会津111号が発車した数分後にやって来ました。

SLの運転時刻は

下り      下今市 東武ワールドスクウェア 鬼怒川温泉
SL大樹1号   9:02       9:31       9:38 
     2号  11:41      11:13      11:08
     3号     13:00      13:29      13:36
     4号     15:09      14:41      14:35
     5号     16:32      17:01      17:08
     6号  18:43      18:15      18:09   

となっており、2号のスケジュール通りでした。

C11_207_sl_2_170724
機関車後部の前照灯も2つ目なんですね。機関車の後ろには車掌車ヨ8634が付いています。

C11_207_sl_2_170724_5 客車は前からスハフ14 5 オハ14 1 スハフ14 1

車内には地元の方々でしょうか、試運転列車に招待された方々が乗車されていました。

14_1_170724 スハフ14 1 には試運転の幕表示

De10_1099_170724
De10_1099_170724_2
最後尾にはDE10 1099がサポート

De10_1099_170724_3
側面の行路標入れには東武の社紋と今試712の行路図も挿入されています。

明日の記事では下今市での転車台上風景などを紹介します。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2017年6月20日 (火)

第31回新幹線車両基地公開 その4 保存車両5 C11 351号機

新幹線総合車両センターに保存される車両、今回はC11 351号機です。

C11_351_161022_2 2016/10/22 新幹線総合車両センター

先に紹介した2両と同様にこの機関車もかなり傷みが激しい状態です。

履歴は沖田祐作氏の機関車表データによると

C11351     日本車輌名古屋工場=1442           1946-08-31 S66.1t1C2t(1067)
   車歴;1946-08-31 製造→ 納入;国鉄;C11351→ 配属;仙台局→1946-08-31 竣工→
      配置[仙鉄達499];仙台局→1955-08-01 現在;仙台→1962-03-00 現在;仙台→
      1964-04-01 現在;会津若松→1972-10-11 廃車;会津若松→
      1976-00-00 保存;宮城県仙台市「市民SL 公園」;C11351→
      1994-11-00 移管保存;宮城県JR 東日本「仙台総合車両所」;C11351

名古屋の日本車輛工場で1946年8月31日に落成、新製配置は仙台でした。その後、会津若松に転属し、1972年の廃車まで同所で活躍しました。

C11_351_161022_3
製造時期からと番号(247から381)からは戦時設計機ですが、後年の装備改造で3次形までのスタイルに改められています。

なお、今回見ることはできませんでしたが、機関士側のキャブの扉は欠落しており、板で塞いであるとのことです(参考)。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2017年4月 1日 (土)

大井川鐵道 蒸気機関車 C11形式 190号機

昨日の記事に続いて大井川鐵道で活躍する蒸気機関車C11形式190号機です。

C11190_170312

2017/3/12 新金谷車両基地

C11形はC10形の改良増備車として1932年から登場しました。形式でいうとC10形のあとに1931年C54形が登場し、その後、薄鋼板部品の接合に電気溶接を採用し、軽量化を図り、運転整備重量を66.05t、動軸重を13t以下の12.5tに抑えることができたのがC11形式ということになります。

C11_1905_170312 2017/3/12 第一橋梁

190号機は141号機から246号機までの3次形に属します。貨物列車牽引用に軸重を増やすため、水槽容量が増大されました。サイドタンクの下端が運転室床面より低くなり、背部炭庫の上辺が水平となったのが構造的特徴です。

沖田祐作氏の機関車表データによると

C11190     川崎重工兵庫工場=2361            1940-09-11 S66.1t1C2t(1067)
   車歴;1940-09-11 製造→ 納入;国鉄;C11190→ 配属;仙台局→1940-09-11 竣工→
      配置[仙鉄達754];仙台→1943-00-00 早岐→1945-08-00 現在;早岐→ 西鹿児島工場→
      1950-10-15 熊本→1970-05-10 全検→1974-04-25 休車→
      1974-06-12 廃車[工車203];熊本→ 保存;熊本県八代市個人;C11190→
      2001-00-00 譲渡;大井川鉄道;C11190→2001-06-23 フェリーにて御前崎港到着→
      2003-07-17 試乗運転開始→2003-07-19 営業運転開始

1940年9月11日に川崎重工兵庫工場で竣工、仙台局に配置、戦後は早岐へ転属、最後は熊本で1974年6月12日付けで廃車となっています。その後、八代市で個人が静態保存していましたが、2001年に大井川鐵道に譲渡され、2年間かけて整備され、2003年7月19日から営業運転が開始されました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2017年3月13日 (月)

速報版 大井川鐵道「SLフェスタ」 その3 新金谷基地見学と大井川第一橋梁での撮影

SLフェスタ」参加のために初めて訪れた大井川鐵道、2日目(3月12日、日曜日)は昨日と同じように金谷発7:48の3列車で新金谷まで乗車しました。

21003_170312
車両は南海ズームカーでした。

21000_170312
内部は高野線の特急時代のシートが残されており、行楽電車という雰囲気でした。

新金谷は大井川鐵道大井川本線の車両基地(新金谷車両区)があり、鉄道ファンとしては見逃してはいけない駅です。

170312_3
1面2線のホーム両側には客車の留置線があり、ここから千頭まで運行されるSL,ELに牽引される客車が留置されています。

170312 2017/3/12 新金谷 ホーム西側の留置線 E102号機とオレンジ色の旧形客車

170312_2 ホーム東側の留置線 

形式は国鉄のスハ43系ですが、台車のタイプがTR23、TR46などいろいろ観察できる楽しみもあります。

Sl_170312 大井川鐵道にとってSL列車はセールスポイントで、駅入り口前にはその日のSL列車の座席予約状況がこのように表示されます。

左へ進むと駐車場、バスの車庫を過ぎるとSL広場があり、

C12_164_170312
2011年10月7日に再設置された転車台上にはC12164号機が展示されています。

C5644_170312
C11190_170312
本日の運転に向けてC5644号機、C11190号機が準備に入っていました。

E34_170312
電車庫手前では西武から来たE34がなにやら整備中

続いて、代官町寄りの踏切を渡り、線路の東側を金谷方面に歩くとこちらにもSL広場があります。

E33_e32_170312 E33 E32 は電車庫の横に留置状態 その後は近鉄16103

21002_170312 電車庫には南海ズームカー 21001+21002編成

36170312 ホーム横 最東側の留置線には オハニ36 7 展望車 スイテ821 お座敷客車 (青帯車)が留置されていました。スイテ821は西武鉄道サハ1501形の改造車です。

車両区の脇から南東方向に分かれる側線は砂利採取線の跡で14系座席車が3両留置されていました。

14_170312
車体番号は スハフ14557 オハ14535 スハフ14502 でした。これらは「はまなす」で運行されていた客車で平成28年3月の北海道新幹線開通で「はまなす」が廃止されたため、JR北海道より購入し、大井川鐵道での機関車牽引列車に平成29年6月頃から使用されるとのことです(ニュース記事)。

16002f_170312 2017/3/12 近鉄16000系 

新金谷からは元近鉄16000系モ16002+ク16102 で、川根温泉笹間渡まで乗車し、近くの大井川第一橋梁を通過する列車の撮影を楽しみました。

E1023_170312
E1023_170312_2
EL E10 2 牽引 客車急行

C56_447e501_170312
C56_447e501_170312_2
C5644牽引 旧客7両 E501

C11_1905_170312
C11_1905_170312_2
C11 190 旧形客車5両

21003_170312_2
南海ズームカー

16000_170312
近鉄特急 16000系

9:30頃から13:00過ぎまで、数本の列車を撮影できたので、橋のインカーブ側からいろいろな角度で撮影を試みました。
川根温泉笹間渡発13:21の10列車(南海ズームカー編成)で金谷まで、金谷から18切符で小平まで戻りました。

またの機会に是非訪問し、次は沿線の別の場所で撮影をしてみたく思いました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2016年11月26日 (土)

公園保存蒸機 C11 245号機 鵠沼運動公園

全国の公園等に保存されている車両を見て歩くシリーズ、今回は2014年12月、江ノ電撮影で鵠沼を訪問した際に、立ち寄った鵠沼運動公園に保存されているC11 245号機です。

C11_245_141230 2014/12/30 鵠沼運動公園
正月を迎えルための、飾り付けもされたC11 245号機

アクセスは小田急江の島線鵠沼海岸駅から徒歩10分程です。

この公園は正式名称を藤沢市立ハ部公園(はっべこうえん)と言うそうですが、読みが難しいため鵠沼運動公園という通称で呼ばれているそうです。ハ部とはこの地域の小字名だそうです。

C11_245_141230_3 遠目に見ても、表面がよく磨かれているなとわかる美しさを保っています。

141230
公園内には屋外プール、夏には高校野球県大会の予選でも使われる野球場、テニスコート、遊具広場、多目的広場があり、SL展示場は市民有志、藤沢鉄道車両保存会・藤沢SL少年団によって大切に管理されているとのことです。

C11_245_141230_6
生憎、訪れたときは保存場所は閉まっており、こんな写真しか撮れませんでしたが、再訪してみようと思っています。

C11_245_141230_2
以前にも「世界の鉄道 ’75」の記事で出てきましたが、C11はその昔、大都市圏近郊で快速列車を牽引していたのですね。

沖田祐作氏の機関車表のデータによる、履歴です。

C11245     日本車輌名古屋工場=1173           1943-05-29 S66.1t1C2t(1067)
   車歴;1943-05-29 製造→ 納入;国鉄;C11245→ 配属;? →1943-05-27 竣工→ 配置;? →
      1955-08-01 現在;新発田→1962-03-00 現在;新津→1973-09-03 会津若松→
      1973-04-00 小牛田→1974-05-28 廃車;小牛田→
      保存;神奈川県藤沢市「鵠沼運動公園」;C11245

1943年5月29日に、日本車輌名古屋工場で誕生、新潟地方で活躍し、晩年は東北に。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2016年7月22日 (金)

公園保存蒸機 C11 189号機 イオンモール府中

今回の保存車輌は、2014年12月、広島、西南四国の旅で立ち寄ったイオンモール府中に展示保存されているC11189号機です。

C11_189_141219_2 2014/12/19 イオンモール府中 駐車場

141219
イオンモール府中はJR天神川駅から北方に10分程度歩いた場所にある大ショッピングモールです。

C11 189号機の履歴をいつものように沖田祐作氏の機関車表データで見てみると

C11189      川崎重工兵庫工場=2360            1940-09-07 S66.1t1C2t(1067)    車歴;1940-09-07製造→納入;国鉄;C11189→配属;仙台局→1940-09-07竣工→       配置[仙鉄達754];仙台局→1955-08-01現在;志布志→1970-08-24全検→       1975-01-20休車→1975-02-17廃車[工車1382];志布志→       1975-01-26貸与[工車1426-2]保存;広島県戸河内町「三段峡駅前」;C11189

1940年9月7日、川崎重工兵庫工場で落成し、仙台局管内に配置されたようです。ただ、戦時中のため、記録が途切れており、1955年8月1日の鹿児島志布志への転属まで詳細が不明です。その20年後の1975年1月20日に志布志で廃車となっています。廃車後、可部線三段峡駅で保存されていましたが、2003年12月1日の可部線の可部以北区間の部分廃止でこちらに移転したようです。

C11_189_141219_7
外板にはだいぶ痛みがみえます。九州に配置されたC11タンク機関車の形態的特徴である炭庫の通風孔がこの機関車でもあります。

同様の通風孔は同じタンク機C12形でも存在し、例えば

C12 187号機 常陸大子駅
C12 287号機 小櫃公民館 などでもありました。

C11_189_141219_17
キャブサイドの窓枠は欠損しているのか、大きなアクリル板で蓋がされています。

C11_189_141219_12
スポーク動輪は黒く塗られ、ロッドは赤が入れられ、クロスヘッドは白く塗られています。

C11_189_141219_25
植物が繁茂する時期は植栽に囲まれている感じのようですが、訪れた時期が真冬であったため、駐車スペースのなかにポツンとおいてあるといった感じでした。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2015年10月 2日 (金)

公園保存蒸機 C11 265号機 武豊線 半田駅横

美濃市に保存されている旧名鉄美濃市駅の話題に続いて、2014年夏の旅行では、台風11号の余波で大雨の天気でしたが、武豊線半田駅、東海道線刈谷駅、安城駅、岡崎駅周辺の公園、児童館などに保存されている蒸機、市電、名鉄電車などを観て回りました(関連記事)。

C11_265_140812_14 C11 265号機 2014/8/12 半田駅横

まずは武豊線半田駅横に保存されているC11 265号機から行こうと思います。

武豊線は今では知多半島周辺から名古屋への通勤・通学路線になっていますが、その歴史は1886年3月1日、中山道鉄道(後の東海道本線)の建設資材を武豊港から運搬するために敷設され、愛知県内で初めて武豊~熱田間が開通した路線でした。名鉄河和線(1931年開業当初は知多鉄道)が平行して走るため営業的にはかなり苦戦を強いられているようですが、2015年3月1日には全線電化されました。
140812 JR東海 半田駅 駅舎 2014/8/12

Jr_140812_3 JR最古の跨線橋 2014/8/12 半田駅

Jr_140812 跨線橋内にも掲示が

140812_2 ランプ小屋 
跨線橋の脚注もかなり古い様式であることが分かります。この形態の柱、どこかで見たことがあると思ったら
131221
御殿場線山北駅裏の交通公園(D5270号機が保存されている)に展示されていた鉄道院の銘が入った柱と同じタイプであることが分かりました(関連記事)。

半田駅は武豊線の開業と同時に開業した愛知県下では最も古い駅のひとつです。特に、跨線橋は1910年11月に完成した現存するJR駅の跨線橋の中でも最古のものだそうです。また跨線橋に隣接するランプ小屋(危険品庫)も1909年に建てられそうです。

C11_265_140812_4
C11265号機は247号機から381号機の戦時設計の4次形に属します。その形態的特徴は木製のデフレクター、砂箱と蒸気ドーム被いは工作の容易化のために角形(かまぼこ形)となったことですが、この機関車は砂箱はカマボコ形、蒸気ドームは丸形となっています。因みにこれまで見てきた4次形C11を見返してみると

275号機 大田原市交通公園 両方ともカマボコ
304号機 大荒田交通公園 両方ともカマボコ
322号機 鴻巣せせらぎ公園 両方ともカマボコ
368号機 中野紅葉山公園 両方とも丸形         でした。

その履歴を沖田祐作氏の機関車表データから見ると

C11265     日本車輌名古屋工場=1256           1944-04-09 S66.1t1C2t(1067)
   車歴;1944-04-09 製造→ 納入;国鉄;C11265→ 配属;? →1944-04-03 竣工→ 配置;? →
      中津川→1950-03-13 名古屋→1964-04-01 現在;名古屋→1967-03-31 現在;名古屋→
      1968-03-31 現在;名古屋→ 稲沢一→1970-10-26 廃車;稲沢一→
      1971-02-16 展示開始保存;愛知県半田市乙川町「半田市市民ホ- ル」;C11265
-         日本車輌名古屋工場=1257           1944-04-11 S65t1C2t(1067)

誕生は1944年4月9日、日本車輌名古屋工場で新製配置から終生、名古屋周辺で活躍したことが分かります。

C11_265_140812_5 ライトは前後ともシールドビームです。
後部のスタイルも個々に異なっていて興味深いです。例えば、炭庫の高さ、梯子に関しても265号機は高く、2段に別れていますが、これまでに撮影したC11と比較してみると

  1号機 低い 1本 (後日、記事にする予定) 青梅鉄道公園
 64号機 低い 1本
155号機 ライトは炭庫の縁の上に 2本 大垣こどもサイエンスプラザ
189号機 梯子ではなくステップ (後日、記事にする予定) イオンモール府中
245号機 高く 1本 (後日、記事にする予定) 鵠沼運動公園
275号機 高く 2本
292号機 高く 1本 (後日、記事にする予定) 新橋駅前
304号機 前照灯カバーなし 1本
322号機 低く 1本
368号機 高く 1本

C11_265_140812_10
クロスヘッド、動輪回り、油がさされてよく整備されていることが分かります。

C11_265_140812_9
キャブは密閉式でガラス窓も整備されています。

C11_265_140812_15
上屋も設置されており、敷地内には信号機やポイント切り替え器も置かれています。

C11_265_140812
C11 265 号機は武豊線最後の蒸機列車の牽引機だったそうで、それからの保存の経緯なども記されています。

140812_2_2
保存蒸機のすぐ横には鉄道資料館もありました。ただ早朝の訪問であったため、閉館しておりました。次回、機会があれば再訪したく思います。

にほんブログ村 鉄道ブログへ

にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2015年5月29日 (金)

40年ぶりの梅小路蒸気機関車館 13 C11 64号機 324号機(部分)

2014年8月10日に40年ぶりに訪問した京都の梅小路蒸気機関車館の話題、今回は小型タンク機関車のC1164号機です。324号機はキャブの部分のみです。

C11_64_140810

台風接近で横殴りの雨でしたが、C1164号機は扇形庫から見ると沖合に停まっていました。 2014/8/10

C11_324_140810
324号機はキャブと炭庫がこのような状態で資料館内に展示されていました。

C11形に関してはこれまでにも

現役機
195号機 宮崎駅   や

155号機 大垣スイトピアセンター
275号機 大田原市交通公園
304号機 大荒田交通公園
322号機 鴻巣せせらぎ公園
368号機 中野紅葉山公園     などの静態保存機を見てきました、

まだ記事にしていない
189号機 広島イオンモール府中
245号機 鵠沼運動公園
265号機 半田市鉄道資料館
292号機 新橋駅日比谷口SL広場 もあり、

近々再訪を予定している
1号機 青梅鉄道公園  もあり、

さらに動態保存機では

真岡鐵道の325号機
大井川鐵道の 190号機、227号機、
JR北海道の171号機、207号機もあります。

C10形をベースにして薄鋼板を使用する構造の見直しと工作法を改良したため、運転整備重量の削減に成功しました。その結果、動軸重を12.5tにおさまり、入線可能範囲が広がりました。

国鉄機として381両、民間向けとして20両が製造されており、ローカル線貨物から、寝台特急「さくら」の早岐~佐世保間の牽引まで活躍の場も広かったため、保存機も多く残されていると言うことなのでしょう。

C1164号機の履歴はいつものように沖田祐作氏の機関車表のデータによりますと、

C1164      川崎重工兵庫工場=1532            1935-03-17 S66.1t1C2t(1067)
   車歴;1935-03-17(竣工日?)製造→ 納入;国鉄;C1164→ 配属;大阪局→
      1935-03-28 配置;奈良→1938-10-28(六検施工11/1 発11/7 着)湊町支区→
      1939-02-09 発(2/25 着)滝川→1939-03-26 発(3/26 着)深川→
      1939-11-04 発(11/5 着)野付牛→1940-05-01 発(5/1 着)深川→
      1940-10-05 発(10/06 着)室蘭→1941-03-31 現在;室蘭→
      1942-01-07 発(10/7 着)借入;静内→1942-01-26 発(1/26 着)返却→
      1942-02-07 発(2/7 着)借入;静内→1942-02-11 発(2/11 着)返却→
      1943-04-23 発(4/23 着)借入;静内→1943-05-12 発(5/12 着)返却→
      1943-05-14 発(5/18 着)借入;標茶支区→1943-09-09 発(9/10 着)追分区で六検→
      1943-09-00 函館→1944-10-15 発(10/17 着)宮古→1948-06-20 発(6/22 着)仙台→
      1949-11-20 一休;仙台→1954-10-06 発(10/7 着)会津若松→
      1955-08-01 現在;会津若松→1959-05-01 改称;会津線管理所→
      1967-00-00 改称;会津若松運転区→1972-05-27 発(5/28 着)郡山工場にて検査実施→
      1972-08-04 発(8/6 着)1972-08-05(通達上の転属日)梅小路→1986-05-30 廃車;梅小路→
      保存;京都府JR 西日本「梅小路機関車館」;C1164(最終走行距離=1,741,930㎞)

川崎重工兵庫工場で1935年3月17日に誕生しています。最初は関西本線で活躍しましたが、4年後に北海道に渡り、根室本線、日高本線などで活躍し、戦後は東北へ最後は会津若松で引退しています。

1番違いの63号機は喜多方市の日中線記念緑道公園で保存され、同じく1番違いの65号機は釧路の「炭鉱と鉄道館」で保存されています。

64号機は24号機から140号機までの2次形に属し、内火室板に直角に取り付けられ煉瓦アーチの支持を確実にし、ボイラーの水の対流を改善し、熱伝導効率を上げるアーチ管が取り付けられ、砂箱と蒸気ドームの位置が1次形と入れ替わったタイプです。下り勾配で缶水が蒸気ドームに入るのを防ぐ対策のためでした。

D51_793_140809_6
D51793号機の火室の内部 3本のアーチ管が見えます 2014/8/9 長浜スクエア

C11_64_140810_2
2次形の特徴はサイドの水タンクの下の線とキャブの床の線が合致していることでもあり、3次形以降は軸重を増加させるため水槽容量が増大し、サイドタンクが大きくなりました。

C11_64_740929
1974年に訪問した際はモクモクと煙を吐いていました。 1974/9/29

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

2015年4月19日 (日)

保存蒸機 C11 155 大垣スイトピアセンターこどもサイエンスプラザ

2014年8月の京都・滋賀・愛知・静岡への旅行、琵琶湖の東岸に保存されていたC57128号機を見学した後、東海道線で関ヶ原を越えて、大垣で下車することにしました。大垣での目的は大垣スイトピアセンター内のこどもサイエンスプラザに保存されているC11 155号機の見学です。
C11_155_140811
C11 155 2014/8/11 大垣スイトピアセンター こどもサイエンスプラザ

大垣スイトピアセンターは大垣市と財団法人大垣市文化事業団が運営する施設で1992年4月5日に開業しました。4つの施設、図書館、学習館、文化会館、こどもサイエンスプラザがあり、こどもサイエンスプラザの建物内にC11 155号機は保存されています。なお、スイトピアは水都である大垣に由来しています。
C11_155_in_140811
こどもサイエンスプラザの建物 ガラス張りの1階部分にC11の姿が見えます。

C11_155_140811_3
機関車のサイドにはプラットホーム状の台が設けられキャブ内も見学できるようになっています。
C11_155_140811_15_2
キャブ内部もメーター、水位計などのガラス類もきちんと保たれており、今でも動いている感じです。

C11_155_140811_2
これまでいろいろなC11を見てきましたが、155号機の煙室扉のハンドルは8時と2時の方向を前照灯下部を除いて上半周を囲むタイプで銀色に塗装されています。これまでに紹介した機関車では大田原交通公園の275号機大荒田公園の304号機鴻巣せせらぎ公園の322号機真岡鉄道の325号機などが同じタイプです。一方、中野紅葉山公園の368号機は簡略化されたタイプです。近々、半田駅横の265号機が出てきますがこちらも別タイプです。

C11_155_140811_5
後部前照灯は増設コールバンカーの上に設置されており、炭庫の通風口はありません。

C11_155_140811_4 機関車の履歴を紹介する説明板も整備されています。

沖田祐作氏の機関車表データによると

C11155     汽車製造大阪工場=1920            1940-08-22 S66.1t1C2t(1067)
   車歴;1940-08-22 製造→ 納入;国鉄;C11155→ 配属;名古屋局→1940-08-22 竣工→
      配置[名鉄達679];名古屋局→1947-10-00 現在;名古屋→1955-08-01 現在;大垣→
      1972-05-15(12/9 廃車?)廃車;大垣→ 保存;岐阜県大垣市「大垣市文化会館」;C11155

1940年8月22日、汽車製造大阪工場で誕生後、名古屋に配置され、上の説明板にあるように終生大垣付近で活躍したようです。

C11_155_140811_6
こどもサイエンスプラザが開設されたとき、この機関車も搬入されたとのことで、その時の様子が写真や新聞記事で紹介されています。

さらに大垣ゆかりの鉄道関係の人々、大垣市と鉄道、大垣駅の沿革、EF58EH10の活躍を紹介するボードなどが設置されていました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

その他のカテゴリー

クルーズトレイン スポーツ ディーゼル機関車 ディーゼル機関車DD13/DD15 ディーゼル機関車DD16 ディーゼル機関車DD50 ディーゼル機関車DD51 ディーゼル機関車DD54 ディーゼル機関車DE10/DE11/DE15 ディーゼル機関車DF200 ディーゼル機関車DF50 ニュース ハイブリッド機関車 ハイブリッド気動車 バス 三セク鉄道 事件・事故 事業用車 催事 地下鉄車両 大相撲 客車 客車12系 客車14系 客車20系 客車24系 客車50系 客車E26系 新交通システム 新幹線0系 新幹線電車 旅客機 旅客機 Airbus A300 旅客機 Airbus A310 旅客機 Airbus A318/A319/A320/A321 旅客機 Airbus A330 旅客機 Airbus A340 旅客機 Airbus A350 旅客機 Airbus A380 旅客機 Boeing 707 旅客機 Boeing 727 旅客機 Boeing 737 旅客機 Boeing 747 旅客機 Boeing 757 旅客機 Boeing 767 旅客機 Boeing 777 旅客機 Boeing 787 旅客機 Douglas DC-10/MD-10 旅客機 Douglas DC-8 旅客機 Douglas DC-9/MD-80 series/MD-90/Boeing 717 旅客機 Lockeed L-1011 Tristar 旅行・地域 日記・コラム・つぶやき 書籍 東京メトロ 東京都営地下鉄 民鉄:京成グループ 民鉄:京浜急行電鉄 民鉄:京王電鉄 民鉄:南海電鉄 民鉄:名古屋鉄道 民鉄:大井川鐵道 民鉄:小田急電鉄 民鉄:東急電鉄 民鉄:東武鉄道 民鉄:江ノ電 民鉄:相模鉄道 民鉄:西日本鉄道 民鉄:西武鉄道グループ 民鉄:近畿日本鉄道 気動車 気動車1000形 気動車2000形 気動車キハ100系 気動車キハ110系 気動車キハ11形 気動車キハ120形 気動車キハ126系 気動車キハ141形 気動車キハ150形 気動車キハ181系 気動車キハ183系 気動車キハ185系 気動車キハ187系 気動車キハ189系 気動車キハ201系 気動車キハ20系 気動車キハ25形 気動車キハ261系 気動車キハ281系 気動車キハ283系 気動車キハ32形 気動車キハ35系 気動車キハ40系 気動車キハ45系 気動車キハ56/57/58系 気動車キハ75形 気動車キハ81形 気動車キハ82形 気動車キハ85系 気動車キハE120系 気動車キハE130系 海外の鉄道 特急電車 私鉄 蒸機8620 蒸機9600 蒸機C10 蒸機C11 蒸機C12 蒸機C50 蒸機C51 蒸機C53 蒸機C55 蒸機C56 蒸機C57 蒸機C58 蒸機C59 蒸機C60 蒸機C61 蒸機C62 蒸機D50 蒸機D51 蒸機D52 蒸機D60 蒸機D62 蒸気機関車 貨物列車 路線について 路面電車 軽便鉄道 近郊形電車 通勤電車 連絡船 鉄道以外の博物館・展示施設 鉄道博物館 鉄道施設 電機ED16 電機ED60/ED61/ED62 電機ED70 電機ED71 電機ED72 電機ED73 電機ED74 電機ED75 電機ED76 電機ED77 電機ED78 電機ED79 電機ED91 電機EF10 電機EF12 電機EF13 電機EF15/EF16 電機EF18 電機EF200 電機EF210 電機EF30 電機EF510 電機EF53/EF56/EF59 電機EF55 電機EF57 電機EF58 電機EF59 電機EF60 電機EF61 電機EF62 電機EF63 電機EF64 電機EF65 電機EF66 電機EF70 電機EF71 電機EF80 電機EF81 電機EH10 電機EH200 電機EH500 電機EH800 電気機関車 電車101系 電車103系 電車105系 電車107系 電車113系 電車115系 電車117系 電車119系 電車121系 電車123系 電車143系 電車151/161/181系 電車153系 電車155/159/167系 電車157系 電車165/169系 電車183/189系 電車185系 電車201系 電車203系 電車205系 電車207系 電車209系 電車211系 電車213系 電車215系 電車221系 電車223系 電車225系 電車227系 電車251系 電車253系 電車255系 電車281系 電車285系 電車301系 電車303系 電車305系 電車313系 電車323系 電車371系 電車373系 電車381系 電車401/403/421/423/415系 電車417系 電車419系 電車451/453/455/471/473/475/457系 電車481/483/485/489系 電車581/583系 電車651系 電車681系 電車683系 電車70/72系 電車7000系 電車701系 電車711系 電車713系 電車715系 電車719系 電車721系 電車731系 電車781系 電車783系 電車785系 電車789系 電車80系 電車811系 電車813系 電車817系 電車883系 電車_旧形国電 電車BEC819系 電車E127系 電車E217系 電車E231系 電車E233系 電車E235系 電車E257系 電車E259系 電車E351系 電車E353系 電車E501系 電車E531系 電車E653系 電車E655系 電車E657系 電車E721系 電車E751系 電車EV-E301系 電車EV-E801系 電車クモハ42 電車クモハ52

カテゴリー

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村