2026年1月20日 (火)

速報版 2026年1月の関西旅行 1月16日の成果概略

1月16日、金曜日は叡電の観光列車、HIEI、KIRARA、そして昨年12月より改造で観光列車化された舞の3種類が全て運行される日なので叡電を、さらに15日は休みだった嵐電の新鋭、KYOTRAM モボ1形1の運行を期待して嵐電に再び、そして14日に京都駅を出発したトワイライトエクスプレス瑞風が山陽・山陰周遊コース3日間の旅を終え、京都駅に夕刻に戻ってくるのでこれも狙うことにしました。

まずは嵐電ですが、嵐山本線で運用される車両は始発から9時ごろまでは2両併結で運行されます。モボ1形に関しては現時点では併結相手がいないため、当分の間、この時間帯の運行は北野線の運用に入ることが予想されました。嵐山本線、北野線の運用、車両の走行位置に関しては、こちらのサイトの情報が大変参考になりました。

Dsc041812026/1/16 帷子ノ辻駅に到着するモボ1形 1

Dsc04201北野白梅町

Dsc04225鳴滝

Dsc04250御室仁和寺

Dsc04199車内の様子

Dsc04206運転台 ワンハンドルマスコンタイプですが、レバーは2本あり、運転士は両手で操作していました。

1日切符で北野線を数回往復した後、北野白梅町から203系統のバスで出町柳へ

Dsc04372一乗寺∼修学院間 デオ732 HIEI 
以前は警察車両ラッピングの「PATRAIN(パトレイン)」として運行していましたが、改造工事で前面に大きな楕円状のオブジェが付けられイメージが大きく変わり、話題にもなりました。楕円は比叡山と鞍馬山という2つの霊峰のイメージを2焦点の楕円でイメージしたとのことです。

Dsc04368前回の訪問後、みどり紅葉から登場時の姿に戻された900系 KIRARA 901-902編成

Dsc04384昨年12月1日から運行を開始したデオ721-722改造の100系 舞

修学院の車庫を覗き、叡電の車両を撮影した後は、出町柳まで戻り、201系統のバスで百万遍~京都大学前~知恩院前と乗車、知恩院の門を見学しました。2024年9月の京都旅行では南禅寺の三門を見ており、この日は御室仁和寺の南大門(二王門)も見ており、知恩院の三門をみれば京都三大門を見たことになるからでした。知恩院の境内はあまりに広いので門前で引き返し、そのまま四条通を八坂神社から堀川のホテルまで歩きました。河原町から烏丸にかけては日本人よりも外国人の方が多かったのではと感じました。

午後は再び、嵐電を撮影し、京都の碁盤の目の通の中では例外的な斜め道、後院通(こういんどおり)を北西方向に進み、山陰線二条駅から京都駅に向かいました。後院通は明治時代に市電を通すために斜めの道が造られたとか。

Dsc04521 Dsc045312026/1/16 京都駅 31番線
17:44 定刻に山陽・山陰周遊の旅を終えたトワイライトエクスプレス瑞風が到着しました。

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2026年1月19日 (月)

速報版 2026年1月の関西旅行 1月15日の成果概略

1月15日は再び、奈良から関西本線~大阪環状線~梅田貨物線を経由して新大阪に向かう「らくラクやまと」に683系6000番台「悠久」編成が入ることを期待して野田駅に向かいました。

Dsc03946
2026/1/15 野田 
しかしやってきたのは前日同様、「安寧」編成でした。

Dsc03954環状線から関西本線で奈良へ、さらに奈良線で六地蔵へ向かい、六地蔵にて京都市営地下鉄東西線に乗り換えました。京阪宇治線の六地蔵駅はJRの六地蔵駅から結構離れていますが、地下鉄の駅は北口を出てすぐ目の前にあります。

Dsc03959東西線は全線乗り通して36分程ですが、どの駅もホームドアと壁で線路とは遮断されており、

Dsc03961六地蔵

Dsc03963
太秦天神川

地上に出る区間もないため、どんな車両が走っているのか、京阪京津線が片乗り入れしているのはわかりますが、今一印象の薄い路線のように感じました。

Dsc03974帷子ノ辻 モボ21形 27

Dsc03981太秦広隆寺 モボ620形 624

終点、太秦天神川は嵐電嵐山線との接続駅で、嵐電沿線でも写真を撮りました。ただこの日はKYOTRAM モボ1形はお休みでした。

Dsc04008竹田 京都市営地下鉄烏丸線 10系 1819

Dsc041052022年3月から運行が開始された 20系 2135

さらに近鉄京都線で大和西大寺まで行き、近鉄、阪神の車両も撮影しました。

Dsc04089大和西大寺 8A419

2024年10月に運行が始まった8A系4連、奈良線、京都線、樫原線では当たり前のように見かける車両となっています。従来の車両との併結運転もされています。

Dsc04064大和西大寺 阪神1000系 1208F 
2019年3月から「阪神電車×桃園メトロ連携記念ラッピング列車」となって運転されています。

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2026年1月14日 (水)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その20 叡山電鉄の沿線風景 宝ヶ池~鞍馬

八瀬比叡山口から宝ヶ池まで戻り、今回は鞍馬を目指します。

900904-2409032024/9/3 宝ヶ池 鞍馬方面には900系903-904編成で向かいました。

宝ヶ池を発車した電車は2分程で八幡前駅に到着します。駅名は三宅八幡宮にちなんでおり、かつては柵や上屋の柱が朱色に塗られていたこともあったそうです。三宅八幡宮への表参道は叡山本線の三宅八幡駅側にありますが、最寄り駅は八幡前駅です。昨年12月29日の記事で紹介しましたが、この駅は1981年11月から12月にかけ京都国際会議場で開催されたシンポジウムに参加した際にフラッとあるいてやってきた駅でしたが、今もそのときと変わらない風景が残っているように感じました。

八幡前から岩倉にかけ線路は大きく左へカーブし、岩倉駅では線路は東西方向となります。1990年9月28日に二軒茶屋まで複線区間が延伸するまでは複線区間の末端であったため、岩倉止まり、折り返しの列車が多く設定されていました。

かつて車庫があった木野駅を過ぎて1989年9月21日に開業した京都精華大学前駅を過ぎると二軒茶屋駅です。駅名の由来は鞍馬に行く旅人のために茶屋が二件あったことに由来するそうで、一軒は昭和初期に市原に移転し後に廃業、もう一軒は1992年に廃業したそうです。ちなみに東京の三軒茶屋は大山道と登戸道の分岐(追分)に信楽(後に石橋楼)、角屋、田中屋の三軒の茶屋が並んでいたことに由来しています。

240903_202601191815012024/9/3 二軒茶屋を発車した後の後方展望

何度も出てきましたが1994年11月10日に山端多~当駅間は資材供出で単線化され、1990年9月28日に岩倉~当駅間が再複線化されました。鞍馬寄りに片渡り線2組があり、その先は上り線側が単線の本線、下り線側が引上線となっています。ここから先は単線となっています。

開業時2面2線式相対式ホームだった市原駅は1939年、鞍馬電気鉄道の経営合理化で単線化されました。

市原駅から二ノ瀬駅にかけては線路両側にカエデの木々が植わっている一帯があり、「もみじのトンネル」と呼ばれています。

240903_20260113182701駅名標 貴船口

貴船神社で有名な京都奥座敷貴船への玄関口、貴船口駅は鞍馬川・貴船川の河川合流点付近および京都府道361号上黒田貴船線の鉄橋上に設けられています。

240903_20260119181701駅名標 鞍馬

240903_20260119182001
終点、鞍馬駅は1929年10月20日、現在地より起点寄りに400m手前に仮駅として開業しました。12月20日に現在の駅が開業し、仮駅は廃止されました。天狗のオブジェが展示されたのは2002年で2019年10月18日には2代目にリニューアルされました。

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2026年1月13日 (火)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その19 叡山電鉄の沿線風景 出町柳~八瀬比叡山口

2024年9月の叡山電鉄訪問では出町柳~~八瀬比叡山口、宝ヶ池∼鞍馬に乗車、沿線風景も満喫しました。

800800-802-240903-22024/9/3 出町柳を出発 

乗車しているのはデオ723、八瀬比叡山口行ですが、シーサースクロッシングを通過する前に出町柳の到着する鞍馬からのデオ801形と行き違います。約2分で相対式ホームの元田中駅に到着します。この駅は1925年9月27日の開業時点では現在地とり100mほど出町柳寄りにありました。1943年7月10日には京都市電の東山線が延伸開業し、叡電前停留場が設置されました。さらに1949年12月11日には東山線から山端駅(現、宝ヶ池駅)までの市電の乗り入れが開始され渡り線が設置されました。これか宝ヶ池競輪場までの観客輸送のためでした。12月17日には叡電の駅も現在地に移転されました。市電は低床式の1000系が乗り入れに使用されました。1955年9月1日、市電の乗り入れは終了となりました。

240903_20260112145301「「修学院駅到着前

722-240903運輸課に通じる階段

240903_20260112145801駅名標 平坦線区間、比叡山方面は緑の駅名標

茶山・京都芸術大学駅、一乗寺駅を過ぎ、出町柳駅から約7分で修学院駅に到着します。この駅も開業時は現在地より約100m北にありましたが、1970年に北山通りが建設された際に移動しました。駅の横には車両基地が併設されており、駅に離接するローズマンションの2階には叡山電鉄の運輸課があり、定期券や各種乗車券の販売が行われています。有名な修学院離宮は「しゅがくいん」と発音しますが、この駅も開設当時は「しゅがくいん」と読んでいたそうです。

240903_20260112150301宝ヶ池手前の鞍馬方面分岐

修学院から2分ほどで鞍馬線分岐の宝ヶ池駅に到着します。駅の手前で鞍馬方面は左手に分かれてゆきますがどちらも複線の分岐のため鞍馬からの上り線と八瀬比叡山口方面の下り線が平面交差する構造となっています。1925年に京都電燈が叡山電鉄の山端駅として開業、1928年12月1日には鞍馬電気鉄道が山端∼市原間を開業し接続駅となりました。1929年12月20日、鞍馬電気鉄道と京都電燈の乗り入れが始まりました。
1944年5月1日、当駅∼八瀬間が戦時資材供出で単線化されました。11月10日には当駅~二軒茶屋間が単線化されました。1951年、当駅~八瀬間、1958年当駅~岩倉間が複線化されました。

240903_20260112152101 240903_20260112152102

2種類の駅名標

240903_20260112205201先に伸びるのが鞍馬方面、右にカーブしてゆくのが八瀬比叡山口方面

鞍馬方面の線路にある片渡り線は朝に1本のみ3番線から岩倉への折返し電車のために設けられたもので、1990年ごろには廃止になっています。鞍馬電鉄開業時にはシーサスクロッシングが設けられていました。ちょうど撮影している4番線ホームの鞍馬寄りに市電が乗り入れたころの低床式対応ホームの跡が残っているそうですが、今回の旅行では確認できませんでした。

240903-3_20260112153001八瀬比叡山口到着直前

240903_20260112153101駅名標

240903_20260112153201駅舎
駅名の表示は開業時のスタイルに

240903_20260112153301比叡山の西からの登山口となっており、約300m離れた場所にロープウェイの駅があります。

宝ヶ池を出発し、三宅八幡に停車し、約5分で終点八瀬比叡山口に到着です。開業当初は八瀬、その後、八瀬遊園を経て現在の八瀬比叡山口になりました。かつては駅前にあった八瀬遊園(後にスポーツバレー京都、森のゆうえんち)で賑わっていましたが、2001年に閉園となりました。

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2026年1月 8日 (木)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その19 叡山電車の車両 part7 事業用車両 デト1000形 デト1001

前回の記事までで2024年9月に叡山電鉄を訪問した際に撮影できた旅客用車両は紹介しましたが、あと1両、保線工事用に使用される事業用車両デト1000形について紹介しようと思います。

この車両は1974年に嵐電に配置されているモト1000形同様、武庫川車両で製造されました。当時はどちらの線区も京福電気鉄道で、無蓋電動貨車として、嵐山線はフモ501形フモ501,叡山線はデワ101形デワ101の置き換え用として製造・配置されました。嵐電のモト1001に関しては西院車庫の奥に停められているのか、見たことはありません。

1001-240903 1001-240903-22024/9/3 修学院車庫 デト1001

制御方式は直接制御で、主電動機は京都市交通局600形から流用、50PS(37.5kW)のものを2基搭載し、駆動方式は吊り掛け駆動方式、台車も京都市電600形のKS40Lを流用しています。出町柳よりにZ型パンタグラフが設置されています。1978年の叡山線ポール集電廃止から現在のスタイルになりました。ATSが装備されていないため営業時間中は運転ができません。

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2026年1月 7日 (水)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その18 叡山電車の車両 part6 900系 

1997年6月、京都市営地下鉄烏丸線が北山駅から国際会館駅まで延伸されることとなり、通勤、通学客が大量に烏丸線に移行することが見込まれたため、沿線外から鞍馬、貴船などの観光地に観光客を呼びこむための観光電車として構想されたのが900系でした。

900903-240903-22024/9/3 900系 側面のKIRARAロゴマーク
この楕円形のマークはデナ21などの時代から車体につけられていた車号板を模したものだそうです。

「紅葉を観るために乗りに来ていただく車両」をコンセプトに外観・内装を近畿車輛デザイン室が担当、製造は武庫川車両工業が担当し、1997年10月に901-902編成、1998年9月にに903-904編成が竣工しました。眺望をよくするため平面ガラスを多用し、車体が水晶のようにきらめくことから「きらら」の愛称が与えられました。外装の塗色も編成毎に異なり,901-902編成は上半分をメイプルレッド,903-904編成は上半分をメイプルオレンジとし、下部はベージュに、塗分け部分にはゴールドの帯が入れられました。1998年度、鉄道友の会から「ローレル賞」が授与されています。

主電動機は京阪600形が昇圧時まで使用していた東洋電機製造製複巻式TDK-8565-Aを直巻式に巻きなおしたTDK-8565-B(出力53 kW、端子電圧150 V、定格電流410 A、回転数1,280 rpm)、主制御器は東洋電機製造製発電抑速ブレーキ付電動カム軸式ACDF-M353-777G で奇数号車に搭載され2両分8個の主電動機を制御します。台車は緩衝ゴム式軸支持の近畿車輛製KD-232、パンタグラフは東洋製PT7124-Aで叡電初のシングルアーム方式となりました。CPは京阪から購入した容量1590 リットル/分のHB-1500Bが偶数車床下に搭載されました。

901‐902編成の導入でデオ600形、605・606が廃車され、903-904編成の導入でデオ601・602が廃車されました。当初の予定では3編成製造でしたが経済的理由から2編成となり、デオ603・604の代替車両は製造されませんでした。

900901-240903宝ヶ池 901-902編成

2019年3月21日から901-902編成は新緑シーズンの魅力をアピールするため「青もみじきらら」として黄緑ベースの塗装に変更して運転しており、私が訪れた時もこの塗色でしたが、2025年3月にメープルレッドに戻されたようです(情報)。

900904-240903-21宝ヶ池 903-904編成

900901-240903_20260106081401車内の様子
平面ガラスを多用してもみじのトンネルなどの通過の際に眺望を良くしています。

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2026年1月 6日 (火)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その17 叡山電車の車両 part5 800系 デオ810形 

京阪大津線用500形(501~506)が京都市営地下鉄東西線との直通運転(片乗り入れ)を開始する際に架線電圧の600Vから1500V昇圧対応できないことから、複電圧車として製造が決定していた700形の種車として車体が流用されることになりました。そこで余剰となる主制御器、主電動機を再利用して製造されたのが叡山電鉄デオ810形でした。1993年4月に811-812、1994年3月に813-814、1995年4月に815-816の3編成計6両が製造されました。出町柳よりが奇数番号、鞍馬寄りが偶数番号という付番になっています。これらの代替としてデナ21形122,126、124,125、21、21が廃車となりデナ21形は形式消滅しました。

504-801211_202601050831011980/12/11 蹴上 京阪大津線500形504 

700-708-140811_202601050834012014/8/11 京阪膳所 上の504の車体を流用して製造(代替新造)された700形 708

製造を担当したのは武庫川車両でした。当時、武庫川車両は野上鉄道向けの80形を請け負っていましたが、キャンセルとなった関係で811-812の製造工程がスピードアップされました。帯色は3編成でそれぞれ異なり、811‐812は柳をイメージした黄緑とコバルトブルー、813-814は貴船・鞍馬の山藤をイメージした紫とコバルトブルー、815-816は鞍馬の自然をイメージした淡青色に植物をあしらったアメリカ人デザイナー、アレックス・ボーイズによる「エコモーション・トレイン」となりました。810形では従来のMGに代わりSIVが初めて搭載されました。主電動機はTDK-8560-A、出力は60kW、歯車比は6.0、台車はFS-556、車輪径はデオ800形の860㎜に対して760㎜と小さくなり、床面高さも1147㎜から1100㎜と低くなりました。

800810-811-2409032024/9/3 修学院車庫 デオ810形 811

800810-813-240903 2024/9/3 修学院車庫 デオ810形 813

800810-815-240903 2024/9/3 出町柳 デオ810形 815

塗装に関しては登場後変化しており、815-816は2003年7月に近畿車輛デザインによる四季の森をバックに動物を描いた「ギャラリートレイン・こもれび」に変更されました。

800系全編成に2017年2月の813-814を皮切りにスカートが設置され、2019年2月に802-852編成で完了しました。

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2026年1月 5日 (月)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その16 叡山電車の車両 part4 800系 デオ800形 

1989年10月、京阪電鉄鴨東線が開業したことにより、1978年10月の京都市電全廃以来続いた出町柳での他の鉄道路線との接続途絶状態を脱し、叡山電鉄の旅客数は急増しました。さらに1991年9月には岩倉~二軒茶屋間が複線化され線路容量も増加しました。こうした状況に対応し、老朽化したデナ21形の置き換えを目途に1990年から1995年にかけ製造されたのが800系です。800系は機器構成の違いからデオ800形とデオ810形の2つの形式があり、今回の記事ではデオ800形について紹介します。

デオ800形は2両の電動車に機器を分散して搭載しており、出町柳よりが800番台、鞍馬よりが850番台の番号が与えられています。1990年10月に801-851編成、1992年5月に802-852編成が製造されました。


800番台の車両にパンタグラフ2基、主制御器、850番台の車両にCP、電動発電機が搭載されています。台車は住友金属工業製FS-544、主電動機はTDK-8750-A(出力53kW)、東洋電機製造製電動カム軸式ACDF-M353-77Eで1C8Mの抵抗制御方式で駆動方式は平行カルダン駆動方式(歯車比4.21)です。制動方式は電気指令式HRD-1です。冷房装置は車両中央部屋根上に容量15.1 kW(13,000 kcal/h)の東芝製RPU3044 2基が搭載されました。

800800-801-2409032024/9/3 一条寺∼修学院 デオ800形 801

800800-851-240903-2宝ヶ池 851

800800-851-240903鞍馬 851

800800-802-240903-2出町柳 802

800800-801-240903-2デオ801の車内 3扉、オールロングシートです。

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2025年12月31日 (水)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その15 叡山電車の車両 part3 700系 デオ720形 デオ730形

デオ720形はデオ200形の台車、主電動機、駆動装置、集電装置を流用し、721,722が1987年10月(203),11月(204)に、723,724が1988年6月(202), 7月(201)に登場しました。

700720-721-240903 700720-721-240903-22024/9/3 修学院 デオ721
721は724と共に2025年9月19日、開業100周年記念事業の一環として、2両固定編成に改造し、形式名を100系に改めた上で観光列車「舞」(まい)にリニューアルされました。

700720-722-240903-32024/9/3 修学院 デオ722
722は2019年からのリニューアルで車体外観を「沿線の神社仏閣をイメージした朱色」となりました。

700720-723-2409032024/9/3 一条寺∼修学院
723も2020年10月のリニューアルで車体外観を「水が豊かで山紫水明の地である洛北の自然を表現した青色」としました。

登場時、デオ720形の台車は近畿車輛製K63,主電動機は三菱電機製MB115AF主電動機(出力75 kW)、駆動方式は吊り掛け式駆動装置(歯車比3.41)でした。1991年から1992年にかけ、デオ720形の軸受けをローラーベアリングに、車輪を一体圧延車輪に交換し、歯車比を2.85とする工事が施工されました。さらに2002年から2005年にかけ、京阪1900形から流用したTDK-809-A形主電動機(出力90 kW)と、汽車会社製KS-70台車に交換する工事が施工され、駆動方式は中空軸平行カルダン駆動となりました。このとき、歯車比は6.0となりました。2005年から2011年にかけての塗装変更ではクリーム色になり、721は山をイメージした緑帯、722はもみじをイメージした赤色帯、723は新緑をイメージした黄緑色帯、724は川をイメージした青色帯となりました。

700720723-240903デオ723の車内
2016年の定期検査で723の内装は乗務員室との仕切りが茶系の木目調、床がこげ茶の木目調、座席が黄緑色になったようですが2019年のリニューアルで着座位置の明確化のためのセミバケットシート化、座席色の青色への変更、優先座席の色変更が行われたようです。

デオ730形はデオ300形301,302の改造名義で731,732が製造されましたが昨日の記事にあるようにWN駆動の高性能車だったデオ300形ですが日立製KH-23空気バネ台車は軸距が長いためデオ730形がこの台車を履くことができないため台車は京阪1800系(2代)から流用した住友金属製FS-310を履き、主電動機も京阪1800系発生品の三菱電機MB-3005-Dを装備することとし、駆動方式もWN駆動となりました。

2024年9月の京都旅行ではデオ730形を撮影することはできませんでしたが、近いうちに再度挑戦したく思います。

今年、1年お付き合いいただきありがとうございました。皆様、2026年が良い年になりますように。

年明けは1月5日から再開したく思います。


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2025年12月30日 (火)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その14 叡山電車の車両 part2 700系 デオ710形

1978年9月、京都市電が全廃されたことで叡山線は出町柳における連絡が経たれ、さらに沿線各地と市内中心部を結ぶバス路線の充実で乗客数は減少の一途を辿っていました。1982年、当時叡山線の経営を預かっていた京福電鉄の経営再建策が検討され、叡山線については京福電鉄から切り離し、困りの効く経営体制とし、人件費を含む経費の削減、設備の近代化を図ることが決定しました。1985年7月に京福が100%出資する叡山電鉄株式会社が設立され、1986年4月、叡山本線と鞍馬線の経営が叡山電鉄に移管されました。
 車両面では導入から50年以上が経過していた在来車輛をワンマン運転に対応した車両に置き換えて合理化を図るとともにATSを導入、冷房サービスの提供による近代化を行うこととしました。このような経緯から導入されたのが700系で1987年から1988年にかけて8両が武庫川車両工業で製造されました。

700系は機器流用元の車両により、3形式に分かれます。

デオ710形はデナ21形(23,24)の台車、主電動機、駆動装置、集電装置を流用し、711が1987年7月(23)、712が8月(24)、釣りかけ駆動方式で登場しました。

700710-712-2409032024/9/3 修学院車庫で休む デオ712

登場時、台車は日本車輛製D-15、主電動機は東洋電機製TDK557(出力60kW)でした。1992年、阪神電鉄から購入したTDK-818-A形主電動機(出力60 kW)と新製したFS-551台車に交換しました。これにより、駆動方式も中空軸平行カルダン駆動となりました。塗装もアイボリーを主体に側面窓周りと雨樋、車体下端、正面窓下をマルーンとする塗り分けから2005年にクリーム色となり、711は山を意味する緑、712はもみじを意味する赤の帯が窓下にひかれました。

2017年10月には主電動機の予備品確保の関係で京阪5000系廃車発生品のTDK-8120-A1 (130kW)に交換されました。2016年から2019年にかけては712が消防車と救急車をイメージしたラッピングに、さらに2019年から2020年9月末までは三陸鉄道36-700形気動車のラッピングになりました。

2019年からのリニューアル工事で八瀬寄りドア脇への車椅子、ベビーカースペース設置などのバリアフリー対応、着座位置の明確化のためのセミバケットシート化、優先座席の色変更、スタンションポールの設置などの内装の更新、多言語対応、安全性向上のための車体前面強化、前面下部覆い設置などの改造が阪神車両メンテナンスで施工されました。デオ710形では2022年12月に712が上の写真のような人と森が調和する沿線の風景を表現した緑色となって登場、2023年11月には711が比叡山の神秘的な森を表現した深みのある緑色になって登場しました。

2024年9月3日の訪問時は生憎、デオ710形は712の車庫の中に見つけることが出来ましたが、711に関しては見つけられませんでした。次回の訪問時に撮影できればと思っています。

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