2024年春の名古屋周辺旅行 藤が丘からリニモで八草へ その1 路線と駅
2005年3月25日から9月25日まで2005年日本国際博覧会(通称:愛・地球博、愛知万博)が長久手会場、瀬戸会場で開催された際に万博の未来感と会場アクセスの目的を兼ねて建設されたのが愛知高速交通東部丘陵線、リニモです。
日本初の磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)の常設実用路線で、万博終了後は地下鉄東山線藤が丘駅と愛知環状鉄道線八草駅を結び、鉄道空白地帯だった長久手市(開業時は愛知郡長久手町)に初めての鉄道をもたらしました。
2024/3/16 藤が丘 リニモ路線図
開業は2005年3月6日、営業キロは8.9km、全線複線、DC1500V電化で起終点駅を含め9駅があり、藤が丘駅~はなみずき通駅のホーム半ばまでが地下線、はなみずき通駅で地表に出て、以東、八草駅までは高架線となっています。ATOによる無人自動運転が行われており、他の新交通システムとは異なり、営業最高速度100km/hの高速運転が行われています。
車輪を使わないため、レールと車輪の接触による騒音・振動がなく、推進力は車輪とレールの接触による粘着力にも依存しないリニアモーターによるため、加・減速や登坂性能に優れ、ゴムタイヤ式よりも静かで乗り心地が良く、最高速度も上回りますが、電力消費量はかなり大きい点がデメリットです。 リニモ 藤が丘駅 入口
藤が丘駅は地下鉄東山線が高架ホームから発着、リニモは地下ホームから発着し、ミニ渋谷駅といった感じです。 リニモ 藤が丘駅改札口
自動改札機も整備されています。 長久手古戦場~芸大通 前面展望
はなみずき通より、東は高架区間となり、こういった風景が続きます。前方の芸大通駅の横に見える巨大な建物はTOYOTA AUTOMOBILE MUSIUMです。朝早くの八草行きに乗車しているため、常に正面に太陽を見る感じになります。
愛・地球博記念公園
陶磁資料館南~八草
藤が丘を出発して約17分で、終点八草に到着します。
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