2025年11月 6日 (木)

東武鉄道 51092F 「クオッカトレイン」を撮影

2025年10月31日、埼京線武蔵浦和駅と十条駅で71-000形を撮影した帰途、池袋駅で東武東上線ホームになにやら黄色の電車が停まっているのを発見。
50090-50092-251031-6
その正体は10月13日から運行が始まった『“ニコニコ”笑顔やしあわせを呼ぶ黄色い電車「クオッカトレイン」』でした(2025/9/30:東武ニュースリリース)。クオッカはオーストラリアに生息する有袋類カンガルー科の動物で口角が上がり、笑っているように見える表情から“世界一しあわせな動物”とも呼ばれています。東松山市比企丘陵にある埼玉県こども動物自然公園ではクオッカをはじめとする絶滅危惧種の希少動物の保護繁殖に取り組んでおり、今では11頭が同動物園で飼育されています。

クオッカが来園して5周年となることを記念して東上線において50090型の51092Fに「クオッカ」とコアラなどオーストラリアの動物が車体全体にデザインされ、運行が始まりました。東上線の座席指定制列車「TJライナー」用として、2008年6月14日のダイヤ改正より運用を開始した50090型は6編成ありますが、その中でも51092Fは2015年11月28日から2019年2月7日まで「フライング東上号」、2019年2月14日から2022年9月2日まで「池袋・川越アートトレイン」、そして今回の「クオッカトレイン」とたまたま検査入場の時期とキャンペーンの時期が一致するという強運のせいなのか?、スペシャルマーキングを一手に引き受けている感じがします。

50090-50092-251031 50090-50092-251031-2 50090-50092-251031-3 50090-50092-251031-9 50090-50092-251031-102025/10/31 池袋

池袋から小川町までの間、当面の間、運行の予定だそうです。

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2025年8月28日 (木)

東武鉄道 日比谷線直通用 70090型

東武鉄道は50000系50090型に次ぐマルチシート車両として日比谷線直通車両に70090型を導入することを2019年3月26日に発表、同年12月19日には列車名をTHライナーとし、当該サービスを2020年6月6日から開始するとアナウンスしました。

Thliner-poster-201017edit2020/10/17 TH Linerの運行開始をアナウンスするポスター

車両定員はロングシート時は先頭車126人(座席39人)、中間車136人(座席45人)、クロスシート時は先頭車122人(座席39人)、中間車132人(座席45人)となっています。

70090-77791-2406242024/6/24 西新井 71791F

70090-71792-211105-22021/11/5 西新井 71792F

70090-77793-2406242024/6/24 西新井 71793F

70090型は2019年度に4編成、2020年度に2編成投入されました。

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2025年8月27日 (水)

東武鉄道 日比谷線直通用 70000型

東武鉄道は日比谷線直通車両として
2000系 1962年5月31日~1993年8月1日
20000型 
20050型 1988年3月25日~2020年3月27日 20050型は20000型の5扉版 自動界磁励磁制御式主回路チョッパ制御からVVVF制御
20070型 1997年3月25日~2018年3月7日 20050型を3扉にしたもの 
が活躍してきましたが

03系と同様に20000系時代は3扉車と5扉車が混在し、ホームドア設置に支障を及ぼし、乗客の混乱も招いていました。これらの問題を解決するため東京メトロ13000系と歩調を合わせる形で2017年から導入されたのが70000型でした。製造は13000系と同様に近畿車輛が担当しました。東武の車両を近畿車輛が製造するのは初で、この実績から2025年から導入された80000系も近畿車輛の製造となりました。

主要諸元

最高運転速度 100 km/h(東武線内) 80 km/h(日比谷線内)
設計最高速度 110 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 1,035人
車両定員 先頭車:140人(座席45人) 中間車:151人(座席51人)
自重 Mc1:34.3 t M1:33.2 t M2:32.9 t M3:35.1 t M2':33.2 t M1':33.1 t Mc2:34.5 t
編成重量 236.3 t
全長 先頭車:20,470 mm 中間車:20,000 mm
全幅 2,780 mm
全高 3,972 mm パンタグラフ付き車両全車3,995 mm

床面高さ 1,140 mm
車体 アルミニウム合金 ダブルスキン構造
台車 ボルスタ付モノリンク式片軸操舵台車 SC-107 (TRS-17M)
主電動機 永久磁石同期電動機 (PMSM) 全閉自冷式 SEA-535
主電動機出力 205 kW
駆動方式 WN継手式平行カルダン方式
歯車比 109:14 (7.79)
編成出力 2,870 kW
制御方式 2レベルSi-IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 三菱電機製 MAP-214-15V284A (M1・M1' 車)MAP-216-15V285A (M3 車)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ・純電気ブレーキ
保安装置 新CS-ATC 東武形ATS・ATO

車体の外観は異なるもののアルミニウム合金、ダブルスキン構造は13000系と同様であり、制御装置は13101~13121Fと同様となっています。主電動機も1時間定格205kWの永久磁石同期電動機 (PMSM) を採用しています。1つの台車を固定軸と操舵軸に分け電動機は固定軸に取り付けられています。

70000
東武鉄道 70000型 編成表

70000-77701-170708-22017/7/8 中目黒 71707F

70000-77703-211105-22021/11/5 西新井 71703F

70000-71718-211105-22021/11/5 西新井 71718F

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2025年6月26日 (木)

東武伊勢崎線(スカイツリーライン)曳舟駅(TS04) 創世期の本線、現在の本線、都心乗り入れの本線が分岐する駅

1899年8月、東武鉄道が最初に開業したのが日本鉄道海岸線(現、常磐線)北千住~久喜間でした。1902年4月1日には北千住~吾妻橋(現、東京スカイツリー駅)間、1904年4月5日には亀戸~曳舟間が開業しました。亀戸~曳舟間の開業と同時に総武鉄道に乗り入れ、両国橋(現、両国)までの直通運転を始めました。ちなみに両国橋駅の開業も同じ1904年4月5日でした。直通運転の開始で吾妻橋~曳舟間は廃止され、亀戸~曳舟間が本線格の扱いとなりました。東武鉄道の都心のターミナルは両国橋駅となりました。

1612232016/12/23 亀戸線ホーム

0-1701132017/1/13 亀戸線0キロポスト

8000-2r-8679-2506172025/6/17 曳舟 8500型 8579F

10050-2r-12262-250610-212025/6/10 曳舟 10030型 11262F

1907年9月1日、総武鉄道が国有化されると東武鉄道はターミナルを吾妻橋駅に戻すことになり、1908年3月に吾妻橋~曳舟間を貨物線として再開、1910年3月に吾妻橋駅を浅草駅に改称し、同区間の旅客営業が再開、亀戸~曳舟間は支線(亀戸線)となりました。但し、国鉄常磐線からの貨物列車は引き続き亀戸線を経由し両国橋まで運行されていました。1926年7月1日、国鉄は常磐線金町駅と総武線新小岩駅を結ぶ貨物専用の短絡線新金線を開通させ、東武亀戸線の貨物輸送は終わりました。

曳舟~押上間は2003年3月19日に地下鉄半蔵門線が押上まで延伸した際に線増として開業しましたが、列車運用、人の流れ的にはまさにこちらが現在の本線的位置づけにあります。

1603122016/3/12 曳舟駅駅名標 
ちなみに現在は2017年4月1日に駅直結のビルに東京曳舟病院が開院したことから副名称で「東京曳舟病院前」が追加されています。

一方、曳舟~浅草間は浅草駅に発着する特急列車のルートではあるものの、急行、区間急行、普通列車に関してはターミナルである浅草駅のホーム有効長が1番線のみ8両、他は6両であることから、10両編成の急行列車は曳舟駅から押上駅~半蔵門線方面に向かう運用がメインであり、区間急行は下り列車は浅草駅基準で平日が5 - 9・16 - 23時台、土休日が5 - 9・21 - 23時台、上り列車は東武動物公園駅基準で平日が5 - 9・22 - 23時台、土休日が5 - 9・23時台の運転となっており、昼間の時間帯は浅草~北千住間の折り返し列車がメインとなっています。

10000-6r-16603-2506172025/6/17 曳舟 浅草~北千住間の各停として活躍する10000型11603F

50050-51054-2506172025/6/17 曳舟
昼間の時間帯、伊勢崎線から半蔵門線に直通、あるいは半蔵門線から伊勢崎線方面に直通する急行列車は曳舟駅で浅草~北千住間のローカル列車と緩急接続を行っています。急行列車の停車しない東向島、鐘ヶ淵、堀切、牛田の各駅に向かう客は反対側ホームの北千住行き各停に、浅草から北千住以北へ向かう客は急行に乗り換えとなります。上り列車においても同様の接続が行われています。

250610曳舟駅ホーム下通路にある曳舟そば

最近、昔からあった駅そば店がどんどん無くなりつつある中で、東武鉄道ではこうして駅ホームや地下通路に店が残って営業が続いているのはうれしいことです。

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2025年6月19日 (木)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 21 30000系の東上線集結による地下鉄対応車不足のため東上線からコンバートされた50000型

2015年1月15日30000系、31602F・31402Fが東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線直通の任を解かれ東上線に転属したことで30000系13編成が東上線に、新鋭50000系に関しては50000型9本が東上線地上線運用、50050型18本が伊勢崎線・半蔵門線・田園都市線直通運用、50070型7本が東上線・有楽町線・副都心線・東横線・みなとみらい線乗り入れ運用、50090型6本が東上線TJライナー・川越特急運用という体制になりました。

50008-1603182016/3/18 朝霞台 51008F

50000-50009-1610102016/10/10 朝霞台 51009F
東上線時代の51008F、51009F

その後、30000系31606F・31406Fが2020年2月、31609F・31409Fが2021年9月に東上線に転属となったことで、この2編成の抜けた分の編成補充、乗り入れ機器の転用を考慮して、東上線地上線用の51008Fと51009Fが南栗橋に転属、50050型とともに伊勢崎線・半蔵門線・田園都市線直通運用に入ることになりました。51008F2019年12月23日から24日にかけ、51009F2021年8月22日から23日かけ森林公園から南栗橋に回送されています。

50000-51008f-2506172025/6/17 二子新地 51008F

50000-51009f-250617 2025/6/17 二子新地 51009F

50000-51009f-250617_20250618075901


50000-51009f-250617-2


2025/6/17 曳舟 51009F

新製されて15年、南栗橋転属から4年が経過する両編成ですが、しばらくこの状態は続くのでしょうか?

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2025年6月18日 (水)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 20 30000系の後継として半蔵門線、田園都市線直通に使用される50050型

東武鉄道は「人と環境にやさしい次世代車両」というコンセプトのもと、バリアフリー・省エネルギー・メンテナンスフリーを目指し、日本鉄道車輌工業会が定めた鉄道車両の規格の一つ、「通勤・近郊電車の標準仕様ガイドライン仕様」を考慮し、50000系電車2004年に登場させました。東武の通勤車としては初のアルミ車体が採用され、製造は日立製作所が担当しました。

50000系は用途別に型式に分けられ、東上線地上線用(一部、伊勢崎線用)が50000型、伊勢崎線・半蔵門線・田園都市線直通用が50050型、東上線・有楽町線・副都心線・東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線乗り入れ対応用が50070型、東上線座席定員制列車「TJライナー」用が50090型と区分されています。

50050型の運行開始は2006年3月18日で来年には20周年を迎えます。南栗橋車両管区に18編成(180両)が配置され、伊勢崎線(東武スカイツリーライン、南栗橋、久喜~押上)、東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線の運用に就いていますが、日中は東武線内を走るよりも押上~中央林間間を走る方が多いのが運用の特徴ともなっています。50000型との違いは「営団11号線、田園都市線、半蔵門線直通車両規格仕様」を満たすため、車体幅が30mm細い2,770mmとなっていること、前面に運行番号表示器を設置されていること、乗入れ対応として、保安装置に新CS-ATC/ATC-Pや各路線用の列車無線等が追加されていることです。

2016年11月3日から2017年8月にかけては東武鉄道・埼玉県・春日部市との共同企画で『クレヨンしんちゃん』の25周年を記念したラッピング編成が計5編成運行されました。拙blogでもこれらの編成は2016/11/192016/12/42016/12/26の記事で紹介しました。さらに51062Fの「展望歌舞伎ラッピング」といったものもありました。

50050-51f-2506102025/6/10 小菅 50050型 51F

50050-53f-250610-edit2025/6/10 小菅 50050型 53F

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2025年6月17日 (火)

東上線に集結し、活躍する30000系

東武鉄道の場合、伊勢崎線系統と東上線系統の車両のやり取りは羽生~寄居間の秩父鉄道の線路を介しておこなわれ、30000系の転属に限らず、東上線の車両の南栗橋車両管区での検査・修繕などの場合もこのルートで東上線の車両が移動しています。

30000-34401-161010 2016/10/10 朝霞台 


30000-31601-151212-22015/12/12 朝霞台
東上線系統に配置され特徴的だった2段の電気連結器も撤去されました。

2011年1月26日に31601F・31401Fが森林公園検修区へ回送され、6月13日より東上線での営業運転が開始されたのを嚆矢に、同年10月には31611F・31411Fが続き、2015年1月15日の31602F・31402Fまで、31606F・31406F・31609F・31409Fを除く13編成が東上線系統に転属となりました。ちょうど東上線ではデジタルATCを導入する直前の時期で地下鉄直通時代に設置されていた車両側機器の撤去で空いたスペースにデジタルATC機器を設置するタイミングと転属のタイミングが合致していました。

東上線転属にける改造として、クハ36600形とクハ31400形の付随車(サハ)化改造による10両固定編成化(乗務員室は未撤去)、先頭車の電気連結器の撤去、床下車両情報制御装置本体の更新や運転台計器類の液晶モニター化(グラスコックピット)、マスコンハンドルの交換、行先表示器や自動放送装置のプログラム変更などが実施されています。伊勢崎線系統に残った31606F+31406Fは2020年2月に、31609F+31409Fも2021年9月末に転属し、15編成すべてが東上線に集結しました。


30606-2311122023/11/12 池袋
6+4の連結部のクハは運転台機能が撤去され、サハ化、永久固定連結となりました。

東上線転属にける改造として、クハ36600形とクハ31400形の付随車(サハ)化改造による10両固定編成化(乗務員室は未撤去)、先頭車の電気連結器の撤去、床下車両情報制御装置本体の更新や運転台計器類の液晶モニター化(グラスコックピット)、マスコンハンドルの交換、行先表示器や自動放送装置のプログラム変更などが実施されています。伊勢崎線系統に残った31606F+31406Fは2020年2月に、31609F+31409Fも2021年9月末に転属し、15編成すべてが東上線に集結しました。

34405-1603182016/3/18 坂戸

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2025年6月16日 (月)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 19 半蔵門線乗り入れ用に登場するも今は東上線に集結した30000系

当初、1999年度に予定されていた地下鉄半蔵門線の押上延伸、伊勢崎線曳舟駅~押上駅間開業、直通運転の開始に合わせ東武鉄道は既存の10000系を改造した車両を充当する予定でしたが、当時、次世代通勤車両の計画が浮上し、改造費用も掛かることなどから30000系6連・4連を新製することにしました。

アルナ工機、東急車輛製造、富士重工業が製造を担当し、1996年から2003年にかけ、6連・4連15本が竣工しました。ちなみにアルナ工機、富士重工業にとってみればこれが最後の鉄道車両製造となりました。

主要諸元

最高運転速度 100 km/h(東武線)80 km/h(半蔵門線)110 km/h(田園都市線)
設計最高速度 120 km/h
起動加速度 3.3 km/h/s 2.5 km/h/s(10000系列併結時)
減速度(常用) 3.5 km/h/s
減速度(非常) 4.5 km/h/s
編成定員 6両編成:890(座席306)人 4両編成:584(座席198)人
車両定員 先頭車:139(座席48)人 中間車:153(座席54または51)人
自重 29.0 - 37.5 t
編成重量 6両編成:199.0 t 4両編成:134.0 t
全長 20,000 mm
車体幅 2,770 mm
全高 4,045 mm 4,080 mm(パンタグラフ搭載車)
床面高さ 1,150 mm
車体 ステンレス鋼
台車 住友金属工業製モノリンク式ボルスタレス台車 SS138形(TRS-95M形)・SS038形(TRS-95T形)[1]
主電動機 かご形三相誘導電動機 TM-95形
主電動機出力 190 kW
駆動方式 TD継手式中実軸平行カルダン駆動方式
歯車比 99:14 (7.07)
制御方式 IGBT-VVVFインバータ制御
制御装置 日立製作所製 VFI-HR1420B形(1C4M制御)
制動装置 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ・純電気ブレーキ
保安装置 東武形ATS
乗入れ対応車:東武形ATS・新CS-ATC・ATC-P
東上線転属車:東武形ATS・T-DATC

31402-1209012012/9/1 小菅

34409-1504252015/4/25 小菅 
2段の電気連結器、上段は122接点の10000系との併結用、下段は37接点の連結用

1997年3月25日のダイヤ改正から営業運転に投入されましたが、2003年3月19日の半蔵門線の押上開業までは伊勢崎線浅草口の地上線運用に投入されていました。2002年度増備車の31611F/31411Fから乗り入れ用機器が搭載され、10連の両先頭、クハ31600形・クハ34400形の床下にATC/S装置の設置や10両編成時の3号車となるモハ32400形に誘導無線アンテナの設置、乗務員室に3社間対応用列車無線送受話器設置や自動放送に乗り入れ先用データの追加などが実施されました。従来車に関しても後日、搭載改造がなされました。当系列は東武鉄道にとって初となるワンハンドルマスコン車であるために乗務員習熟訓練も時間をかけて行われました。また、前照灯がHID式となったことも東武鉄道初でした。

3000031609-1705062017/5/6 二子新地 東武の編成が伊勢崎線まで行かず、押上行として運用されているのをよく見ます。

2003年3月19日、伊勢崎線・半蔵門線・田園都市線の相互直通運転が開始されると南栗橋駅~中央林間駅間98.5kmのロングラン運用が開始されました。2004年当時、東武の直通運用編成は15本で東京メトロの25本、東急の31本に較べて少ないため。走行距離の清算の関係から、中央林間~押上の運用に多く入る運用となり、日中の東武線内運用は多くありませんでした。

30000-36613-1005082010/5/8  館林 

30000-31610-100508-edit

2010/5/8 藤岡~静和

2005年には本系列の後継となる直通対応車両として50050系が搬入され、6+4編成の特異性が運用上ネックとなっていた問題があったこと、南栗橋に10両貫通編成対応の入庫環境が整備されたこともあり、30000系は伊勢崎線を離れることになりました。50050系の内、51051F・51061F・51062F・51066Fの直通運転対応機器は新造品ですが、51052F - 51060F・51063F - 51065Fの機器は30000系の機器を転用することとなり、機器を外された編成は伊勢崎線地上線、宇都宮線、日光線などの運用に入りました。

2011年1月に31601F・31401Fが森林公園検修区転属、東上線での営業運転が始まりました。その後、30000系の東上線への転属は続き、2021年9月末の31609F・31409Fの転属で15編成、すべてが東上線に集結しました。

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2025年6月12日 (木)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 18 各種スペマーが登場し、廃車も進む「りょうもう」 200・250型

1969年から1987年にかけ54両が製造され、伊勢崎線の急行列車の愛称を「りょうもう」に統一したのが1800系でした。「りょうもう」のスピードアップと将来の特急格上げに向け、接客設備の向上、性能アップ(最高速度105km/hから110km/h、設計上は165km/h)を目指し、1700系、1720系「DRC」を更新する形で1990年11月から1998年1月にかけ、6両編成9本が登場したのが200型でした。さらに1998年2月30000系通勤電車と同様にVVVF制御装置、ボルスタレス台車といった当時の最新技術を取り入れ、完全新製されたのが250型でした。「りょうもう」から1800系は撤退し、1999年3月のダイヤ改正で急行から特急に格上げされました。

200-208f-160701-21 2016/7/1 小菅 208F 台鉄普悠瑪塗装

2016年6月17日からは208Fが台湾鉄路管理局 との友好鉄道協定締結を記念して普悠瑪号TEMU2000形に合わせた塗装となり、2018年11月19日まで運行されました。

200-209f-1800-250610 2025/6/10 曳舟 209F 1800系メモリアル塗装

2021年8月7日にはデビュー30周年を記念し、205F、209Fが1800系の塗装を再現したカラーリングに変更されました。

200-205f-express-250527-21 2025/5/27 小菅 205F りょうもう「カルピス」エクスプレス

2024年3月31日からはアサヒ飲料との特別コラボにより、205Fが「りょうもう『カルピス』EXPRESS」としてカラーリングを「カルピス」をイメージした白と青の特別塗装に変更されました。

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2025/5/27 小菅 206F 「MLB Tokyo Series」開催記念ラッピング

2025年3月7日より3月31日までの期間限定で「MLB Tokyo Series」開催記念ラッピング列車が運行され、206Fが紺を基調とし、白のラインの入ったラッピングとなっています。

500系Revatyの登場、増備により、登場から30年以上が過ぎた、種車からすれば60年以上が経過する200型は置き換えの時期にあり、201F(2019年10月ころから休車)が2020年12月1日に廃車、2021年8月16日、208F廃車、2022年6月7日、251F(2022年3月改正から休車)が廃車、2022年9月29日、202F(2022年3月改正から休車)が廃車となりました。

200-207f-250610 2025/6/10 小菅 207F

廃車が進行することで通常塗装を見る機会もだいぶ減ってきました。

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2025年6月11日 (水)

小菅の複々線を走る様々な列車達 東武の車両編 17 デビューから35年、置き換えが進む「スペーシア」 100系

1990年に登場、同年6月1日から営業運転に投入され、老朽化が進んでいたデラックスロマンスカーDRC 1720系を置き換えた100系スペーシア500系Revatyの増備や新たなフラッグシップ特急N100系スペーシアXの登場で置き換えられる立場となり、2022年3月16日に104F、2023年2月2日には105F、2024年11月7日には101Fが廃車となりました。

拙Blogにおいて100系に触れた2014年頃はリニューアルによる塗装変更が完了した頃で、「」「」「サニーコーラルオレンジ」の3種類の塗色をそれぞれ3編成が纏っていた頃でした。しかし、それもつかの間ののことで2015年には日光東照宮四百年式年大祭を記念し、2015年4月18日から103F、2015年7月にはJR直通対応の106Fが「日光詣」の金・黒・朱の当別塗装となりました。

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2025/5/27 小菅 103F 「日光詣」

2021年6月からは102F, 105F,107F~109Fの5編成が登場時の塗装に塗り替えられ、さらに2021年12月5日からは101Fが先代1720系を模したカラーリングになったようですが、特に101Fは既に廃車となっており、1720系塗装は記録できませんでした。

2023年12月24日には109Fが栃木県誕生150年を記念し、「いちご王国」栃木県をPRする意味でいちごをイメージした赤とピンクを基調とした「いちごスペーシア」になっており、この塗装は2026年暮れごろまで維持されるそうです。

100-109f-2506410-edit 2025/6/10 小菅 109F 「いちごスペーシア」

100-109f-2506410 2025/6/10 曳舟 109F 「いちごスペーシア」

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