2022年5月 5日 (木)

東武20000系の4連化、20400系へ 東武日光線南栗橋以北、宇都宮線のローカル電車は20400系に

東武20000系は伊勢崎線と営団地下鉄日比谷線との相互乗り入れ用車両として活躍していた2000系の後継車として1988年3月25日から営業運転を開始した系列でアルナ工機・東急車輛製造が製造し、20000型、20050型、20070型の3形式が存在しました。車体は18m、制御車と電動車の6M2T・8両固定編成でした。
20000型は1988年から1992年まで13編成が製造され、オールステンレス製軽量車体でボルスタレス台車が採用されました。制御方式はAFE(自動界磁励磁制御)式主回路チョッパ制御で出力140kWの直流複巻電動機を搭載しました。20050型は朝のラッシュ時の混雑緩和を目的に前後各2両を5扉車、主回路制御方式もGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御方式としたマイナーチェンジ車で1992年から1994年までに8編成が製造されました。2000年3月8日に中目黒駅構内で発生した脱線衝突事故で21852Fの中間車(モハ23852・モハ24852)が被災し、代替製造されました。20070型は列車増発用に1996年から1997年にかけ3編成製造され、扉はすべて3扉とし、パンタグラフをシングルアーム式、車内案内表示器をLEDスクロール式に、補助電電装置を東芝IGBT式SIV(190kVA)、戸閉装置を変更し、側扉のガラスを複層ガラスとした編成でした。

20000-21421-220109 2022/1/9 東武宇都宮 21421

2017年、日比谷線直通編成は20m級車体7両編成の70000系に置き換えが開始され、20000系の3形式は4両編成・ワンマン化改造工事を受け、20400系に改造、東武日光線南栗橋以北、宇都宮線、鬼怒川線等に投入されることとなりました。改造工事は日立製作所と津覇車輛工業が担当し、22編成への改造が予定されました。

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20000-21421-220109_20220504090901 2022/1/9 東武宇都宮 21421車内

主な改造内容

・帯色はSL大樹をイメージした濃紺色とし、扉位置の視認性向上のためドア横に黄色の横縞を加える。先頭車の前面窓下部には濃紺色の上に黄色を配置する。
・ワンマン化対応改造、主幹制御器は左手操作式ワンハンドルマスコンに
・運転台のモニター装置は日立製 Synaptra に変更、放送装置には自動案内放送装置を新たに設置
・接客設備は内張り・床材・腰掛けを70000系の意匠をベースとしたものにリニューアル、浅草方から2両目と3両目の連結面側にフリースペースを設置
・パンタグラフは浅草方から2両目に1基増設する形で2基搭載
・東武鉄道初となる客室扉の個別ドア開閉ボタン(車外は開ボタン、車内は開閉ボタン)を設置
・M車用台車に増粘着装置(ミュージェット)を新設

20400系は種車により、20410型(先頭・中間車とも20070型)、20420型(先頭車は20000型、中間車が20070型)、20430型(先頭・中間車とも20050型、SIVはGTO素子)先頭車は5扉を3扉に改造、20440型(先頭車が20000型、中間車が20050型、SIVはGTO素子、中間車の1両は5扉車からの改造車)と4形式になりました。

制御装置は東洋電機製造製GTOサイリスタ素子式インバータ(ATR-H8150-RG642A)、ブレーキ方式は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(HRDA-2)、駆動装置はTD撓み板継手中実軸平行カルダン(TD-88)、主電動機は三相交流かご形誘導電動機 TM-92 出力150 kWとなっています。
20410型3編成、20420型3編成、20430型8編成、20440型8編成の改造が2022年3月末に終了、2018年9月3日より宇都宮線での営業運転を開始し、これにより2019年5月12日をもって宇都宮線8000系は淘汰されました。2019年9月24日からは日光線南栗橋~新栃木での運用も開始し、2020年6月6日ダイヤ改正において南栗橋~新栃木の10000系を置き換えました。2020年11月9日からは新栃木~東武日光の6050型運用置き換えを開始を開始し、2021年7月1日の運用拡大では区間急行運用や鬼怒川線運用も誕生しました。2021年11月15日の運用拡大では急行運用が誕生し、2021年12月7日の運用拡大では急行運用が全て20400系となりました。

20000-21421-220109-3

2022/1/9 南栗橋 21421

まさに北関東、東武日光線を走るローカル車輛は20400系一色になってしまった感があります。

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2022年5月 3日 (火)

東武鉄道 350系の引退

昨日の小田急ロマンスカー50000形VSEに続いて今回は東武350系急行用車両の引退について触れようと思います。
東武350系は300系と同様に元々急行用だった1800系を改造した系列で3M3Tから4M2T化され、発電ブレーキ・抑速ブレーキを付加されたものが300系、4連化されたものが350系となりました。

1869-111204 2011/12/4 春日部 1819編成

東武伊勢崎線の急行列車は1953年11月に運行が開始され、順調に利用客数が増加し、1968年度には116万6千人になっていました。その一方、車両はモハ5310形・クハ350形5700形といった日光線特急車両のお古が使用されており、陳腐化もかなり進行していました。輸送力増強とサービスの向上のため、投入されたのが1800系1969年9月20日にまず4両編成6本が登場しました。1811Fから1813Fが日本車輛製造、1814Fから1816Fがナニワ工機製でした。その後、1977年7月に4連2本が増備(アルナ工機製)、1979年には各編成に中間車2両(すべてアルナ工機製)が挿入され、6連8本体制となり、1987年にマイナーチェンジ版の1819編成(アルナ工機製)が増備され、6連9本体制となりました。1988年から1989年にはそれまでに登場した編成の仕様を1819Fに揃える改造工事が行われました。その後、1998年まで伊勢崎線急行用車両として活躍しました。

1800系のうち、200系の増備で運用を離脱した1813,1816,1817, 1818編成を種車に1818編成は301編成に、1817編成は302編成に、1816編成のうち6連化される前の4両を351編成に、1813編成のうち6連化される前の4両を353編成に、1816編成と1813編成のうち、6連化で増備された中華車輛を合わせて352編成としました。352編成は中間車を方向転換の上、先頭車化改造しています。改造に際し、両系列には発電ブレーキ・抑速ブレーキが装備され、300系は3M3Tから4M2Tに変更されました。

300-301f-150429-2 2015/4/29 北千住~小菅 300系 301F 「きりふり」

350-170217-2 2017/2/17 曳舟 350系 「しもつけ」

両系列とも「きりふり」「ゆのさと」「しもつけ」や団体専用列車として運行されていましたが、300系が2017年4月にを最後に運用を終了、350系も2022年3月のダイヤ改正で定期運用を終了しました。

本家の1800系のうち、1811F、1812F、1815Fは2001年から長いこと館林駅構内に休車扱いで留置されていましたがこれら6連3本を通勤車両として格下げ改造して利用することとなり、1979年製の中間車2両を廃車として4連化し、デッキ仕切り壁、トイレを撤去、座席を固定・つり革の新設などの改造を施し、通勤車1811~1813Fとし、2001年4月23日から佐野線や小泉線で営業運転に入りました。しかし、ドア数が少ないことから遅延を招き、2006年7月に運用離脱となりました。

1814Fは改造させることなく解体され、1819Fは1998年秋より、団体専用車となり、「りょうもう」の代走などでもしばしば活躍、イベント列車として活躍しましたが、2018年5月20日の団体専用列車「ありがとう1800系ラストランツアー」をもって引退となりました。

今回の350系の引退で、様々な形で生きながらえてきた1800系急行系列も最後の時を迎えることとなりました。

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2022年2月 3日 (木)

通勤電車シリーズ 205系 9 山手線に6扉車 サハ204の投入

1990年代初頭,2年半弱つくばからドア・トゥー・ドア、2時間かけ毎日、霞が関に通った時期がありましたが、当時の山手線・京浜東北線の上野~秋葉原間の混雑は凄まじいものでした。その約20年前の高校時代(1971年4月~1974年3月)にも高田馬場から渋谷まで山手線を毎日利用していましたので、混雑には慣れていましたが、上野駅で既に戸口まで人の壁ができている車内に入るのは抵抗感を感じたものでした。JR東日本ではこう言ったラッシュ時の混雑緩和と乗降時間の短縮を目的に、山手線205系編成に6扉車両を導入することにしました。

5000-5555-191020-2_20220202082701 2019/10/20 寝屋川車庫で休む5555編成 

5000-191020_20220202083001 5000系の可動式座席 3扉時 5扉として運用する際はこの座席は上昇し、上部に格納されました。

混雑緩和の目的で通勤車両の扉数を増やした車両としては京阪電鉄が1970年に導入した5000系が最初かと思います。5扉車ではありますが、ラッシュ時以外は扉2か所の部分が座席になる点が極めてユニークでした。デビュー当時から存在は知っていましたが、なかなか写真に収めることができず、引退直前に乗車し、記録することができました。

03-109-170217-3 2017/2/17 西新井 東京メトロ03系 09編成

首都圏では営団地下鉄日比谷線を走る営団03系1990年9月に5扉試作車編成(09編成、8両編成のうち、両端の2両 1・2・7・8号車を5扉車としました)が登場、効果が確認されたため、第28編成まで5扉車として量産されました。

20050-28851-151206 2015/12/6 越谷 東武20050系

日比谷線に乗り入れる東武鉄道も1992年から20000系の部分5扉車20050系を投入しました。

204s
1993年3月18日時点での山手電車区 205系編成表

山手線への投入にあたり、6扉車のモックアップが作製され、座席の折りたたみ構造、扉間の座席定員、手すりやつり手の位置、暖房方法が検討され、この結果に基づき、まずサハ204-901,-902の2両が1990年3月に近畿車輛で製造されました。扉は両開き、扉間の側窓は1か所で出入り扉の高さを1800mmから1850mmに拡大、側窓と扉窓の天地寸法も拡大し、室内への採光を増やしました。そのため幕部のビートの位置も従来車とは異なっています。

 扉と扉の間にはプロテクターを巻いたスタンションポールが設置され、つり手の数を増やし荷棚にも手すり状の部分を設け、掴まる場所を増やしました。座席は跳ね上げ式で乗務員室からロックの指令を出せる方式とし、所定時刻にロックを解除、乗客が手動で座席を引き出す方式としました。定員は154名、座席30名、座席跳ね上げ時は定員157名でした。暖房は座席下に設置できないため、床暖房方式としました。冷房はAU717(50,000kcal/h)を一台搭載、室内冷気流出防止のためサーキュレーターを設置しました。出入り扉の第2,5扉を締め切り扱いとし、4か所開閉扱いにすることも可能でした(量産車では省略)。戸閉機械は直動式とし、かもい部に設置しました。台車はTR241Bを履きました。

 試作車は10両編成(ヤテ42編成)のいろいろな位置に組み込まれテストした後、1990年3月10日から2,9号車に組み込まれ営業運転を開始しました。1990年6月からは車内情報サービスを行うため、各扉上部にモニター画面を設置、屋根上通風機に受信アンテナ、床下にチューナー、制御用コントローラー、ゴーストキャンセラーを搭載し、-901では5インチ液晶、-902では6インチCRTを設置しました。

 1991年秋からサハ204形量産車の製造が始まり、12月1日から9日にかけてすべての編成の10号車に6扉車が組み込まれ、53編成の11両編成化が完了しました。11両編成化で冷房用電源の不足が懸念されたため、量産車からDC-DCコンバータが床下に搭載され、試作車でも同様の改造が施されました。

205-24-020427 2002/4/27 恵比寿 ヤテ24編成 前から2両目が6扉車

205-25-020427 2002/4/27 五反田 ヤテ25編成 

 登場時は「詰込み電車」、「戦後の酷電を思い出す」などと酷評されましたが、徐々に浸透し、JRでは横浜線の205系(後日、記事にします)、209系E231系などでも登場、私鉄では京王帝都電鉄も1991年6000系で5扉車、東急電鉄も田園都市線の5000系に6扉車を2005年から組み込みました。これら多扉車もその後の新線の開通による混雑の緩和と駅ホームドアの整備による開口部の問題等で歴史から消え去ることになりました。

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2021年12月24日 (金)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その10 50000型5編成、50070型2編成、50090型2編成の増備

2010年度には50000型5編成(51005F-51009F)、50090型が2編成(51095F、51096F)、そして2011年度には50070型2編成(51076F 、51077F)が増備され、2004年度から開始された50000系一族の製造に終止符が打たれました。2009年度に増備が終了した50050型18編成に対して、50000型9編成、50070型7編成、50090型6編成の計40編成、総勢400両の一族となりました。

50000型に関しては12月15日の記事で掲載してありますので、50090型、50070型に関してのみ載せます。

5109551096 51095F,51096F竣工、営業運転開始、編成構成

50090-51095-1610312016/10/31 池袋

50090-50096-170109 2017/1/9 朝霞台

2011年度に製造された51076F,51077Fでは車内案内表示器がLED表示式から、9050系・20050系以来となる液晶ディスプレイ (LCD) 方式に変更されました。50070型のうち、51071F、51072F以外の編成においても2画面方式のLCDへの交換がなされました。

5107651077 51076F,51077F竣工、営業運転開始、編成構成

50070-51076-160422 2016/4/22 多摩川 2019/3 LCD2画面化改造

50070-51077-170708 2017/7/8 中目黒 2019/6 LCD二画面化改造

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2021年12月23日 (木)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その9 50000型2編成、50050型3編成の増備

2009年度はまず7月から8月にかけ50050型の最終ロットとなった3編成(51066F-51068F)が竣工、甲種回送されました。窓・化粧板が50090型に準じたタイプとなり、座席も形が変更され座り心地が改善され、扉には警戒色のライン・開閉サインが付けられました。行き先表示は従来車と同じままでした。
地下鉄乗り入れ機器に関しては51066Fは新製品を搭載、残りの2編成は地上用にコンバートされる30000系2編成の機器を流用しました。

5106651068 竣工・営業運転開始・地下鉄乗り入れ機器関係と編成構成

50000-51066-150530 2015/5/30 小菅

50067-160206 2016/2/6 西新井

51068-120901 2012/9/1 五反野

50050型は18編成となり、30000系2編成と合わせて、本線~半蔵門線~東急田園都市線系統で活躍しますが、2019年頃から30000系2編成を地上線(東上線)に移籍させ、50000型のうち半蔵門線規格に合致する後期編成をコンバートさせることとなり、51008F,51009Fが仲間に加わり、20編成体制で同線で活躍することになりました。

2009年度第4四半期の1月から2月にかけては,51002F以来5年弱のインターバルを経て、50000型2編成(51003F、51004F)が製造されました。詳細や写真は12月15日の記事に掲載した通りです。

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2021年12月22日 (水)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その8 50050型5編成、50070型1編成の増備

これまで見てきたように50000系一族は、2004年度から、50000型、50050型、50070型、50090型と年度ごとに用途に応じて、本線、東上線系統に数編成ずつ配置されて来ました。最終的に配置される編成本数の関係から20番飛ばしの番号体系で幸いオーバーフローは生じませんでしたが、2019年度に51008Fと51009Fが本線に移籍し、50050型18本+50000型 2本の体制を見ると、50050ではなく、50030からにしておけば良かったのではないかとも感じる次第です。

2008年度には50070型1編成(51075F)、50050型が5編成(51061F-51065F)が増備されました。

51075 最初に増備されたのは50070型の方で51075編成が8月に竣工、森林公園に配置されました。

変更点は側窓のうち、7人掛け座席部6か所のうち車端寄りの4か所も開閉可能となっていることです。



50070-50075-170121-2 2017/1/21 朝霞台 

5106151065 年が明けてからは51061F~51065Fの5編成が年度末までに甲種回送されています。

地下鉄乗り入れ用機器に関しては51061Fと51062Fは新製品を搭載、残りの編成は地上線にコンバートされた30000系から供出された機器を搭載しました。

50050-50061-170714 2017/7/14 曳舟 2014/4に床材を交換しています。

50050-51062-161202 2016/12/2 春日部 2014/5 床材の交換が行われてます。

50063-150429-22015/4/29 小菅 2014/8 床材が交換されています。

50050-51064-211207 2021/12/7 二子新地 

50065-150429 2015/4/29 小菅 2021/8 前照灯がLED化されました。

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2021年12月21日 (火)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その6 50090型 51091編成 ~51094編成

2007年度の第4四半期、すなわち2008年2月から3月にかけては、さらなる新形式として50090型が登場しました。同年6月14日のダイヤ改正で東上線に登場する座定員制列車「TJライナー」用として4編成が製造されました。

51091510942 竣工と営業開始

51091510941 編成構成

近鉄のlL/Cカーのようにクロスシートとロングシートを状況に応じて設定可能なマルチシート(住江工業製)車で掛け幅455mm、シートピッチ1000mmとなっています。

50091-150429-2 2015/4/29 朝霞台

50092-160416-22_20211220152901 2016/4/16 朝霞台 51092Fのフライング東上ラッピング 2015/11~2019/2

50090-50092-190401 2019/4/1 朝霞台 51092Fの池袋・川越アートトレインラッピング

50090-50093-1904012019/4/1 下赤塚

50090-51094-1904012019/4/1 下赤塚

 

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2021年12月20日 (月)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その5 50070型 51071編成 ~51074編成

51060Fが2007年1月に竣工した後の同年3月には東上線から有楽町線直通用として、50070型が登場しました。2006年度中に51071F,51072Fの2編成、2007年度に51073F, 51074Fの2編成が竣工しています。

51071510742 50070型の竣工と営業運転

基本的には50050型に準じていますが、
・地下鉄線内の駅のホームドアに対応して先頭車の全長を130mm延長し、20130mmとしました。
・車端部の側窓は車椅子スペース部2か所を除いて、全て開閉可能な下降窓に変更しました。
・両先頭車の床下にはATC/S装置の設置に加え、ATO装置と戸閉制御切換装置を、クハ50070形にはATO送受信装置(トランスポンダ)を搭載し、誘導無線装置はサハ57070形に設置しました。
・行先表示器を50000型・50050型の3色LED式からフルカラーLED式に変更しました。
・地下鉄への直通運転に対応するため、主ハンドルの形状やレイアウトを大幅に変更し、計器盤右側には機器操作箱を新設し、上部には車上CCTV(ホーム監視用モニター画面)を設置しました。

51071510741 編成構成

50000-51071-160423 2016/4/23 多摩川

51072-151212 2015/12/12 朝霞台

50070-50073-170121 2017/1/21 朝霞台 2019/11 案内表示器LCD2画面化改造施工

51074-131006 2013/10/6 多摩川 営業運転開始日に一駅分走行し立ち往生したことがあったそうです。2020/4 案内表示器LCD2画面化改造施工

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2021年12月17日 (金)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その4 50050型 51057編成 ~51060編成

東武50000系一族、2006年度は50050型51057Fから51060Fまでと50000型の地下鉄直通バージョンの50070型51071F,51072Fが製造されました。今回の記事では50050型の二次車について触れます。

5105751057 編成構成
2007年度製造のこれら4編成については前年度製造の50050型6編成と変化はありません。

51057510572 地下鉄線乗り入れ用機器に関しては30000系編成の機器を流用しています。

50050-50057-1701132017/1/13 西新井 2013/2に窓開閉化改造、座席モケットを後期車タイプに交換

50050-51058-170506-3
2017/5/6 あざみ野 2013/5 窓開閉化改造、2013/6 座席モケットを後期車タイプに交換

50050-50059-161223
2016/12/23 曳舟 2013/7 窓開閉化改造、2013/10 座席モケットを後期車タイプに交換

51060-150429
2015/4/29 五反野 2013/6 窓開閉化改造 2013/8 座席モケットを後期車タイプに交換

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2021年12月16日 (木)

意外と奥が深い東武 50000系一族 その3 50050型 51051編成 ~51056編成

50000系、50000型51002Fが登場した2005年10月に本線から半蔵門線、東急田園都市線直通用に50050型が登場しました。最初の編成51051Fの営業運転の開始は2006年3月18日でした。

5105151056 50050型の編成構成

2005年度に登場した51051Fから51056Fまでの6編成はそれまで半蔵門線、東急田園都市線直通で活躍していた30000系(6+4両編成)を置き換えるように就役しました。そのため、51051F以外は置き換えられた30000系編成のATC/S装置、乗り入れ用列車無線装置を引き継いでの就役となりました。

51051510562 竣工、営業運転、地下鉄乗り入れ機器の受け渡し

基本的には51002Fに準じていますが、前述のように車体幅が半蔵門線乗り入れ規格に合わせて,2770mmとなり、両先頭車に東武形ATS・新CS-ATC/ATC-Pの機能を1台に集約したATC/S装置を設置し、サハ57050形の床下には半蔵門線用の誘導無線送受信機が設置され、妻面・床下には誘導無線アンテナが設置されました。運転台は、乗り入れ対応として速度計を車内信号対応形に、表示灯に種別表示の追加、3社対応列車無線送受話器の設置やATC/ATS切り換えレバーなどが追加されています。

50000-51051-111104 2011/11/4 東武動物公園 2011/8の全般検査の際に座席モケットが後期車タイプに交換され、2014/7に前照灯がLED化されました。

50000-51050-50052-160625 2016/6/25 五反野 2012/10に窓開の閉化改造が施工され、2013/3には座席モケットが後期車タイプに交換されました。

51053-120901 2012/9/1 五反野 2012/11に座席モケットが後期車タイプに交換され、2014/11には前照灯がLED化されました。


50000-51054-160826 2016/8/26 二子新地 2013/1に窓開閉化改造、2013/2には座席モケットを後期車タイプに交換、2014/7に前照灯LED化

50050-50055-161118 2016/11/18 小菅 2012/11、窓開閉化改造 2013/1、座席モケットを後期車タイプに交換 2014/7 前照灯LED化

50050-51056-161223 2016/12/23 二子新地 2013/3 窓開閉化改造、2013/4 座席モケットを後期車タイプに交換、2014/7 前照灯LED化

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