12月10日、土曜日は上記のフリー切符を利用して、鎌倉方面に出かけてきました。
「江ノ島・鎌倉フリーパス」は小田急電鉄が小田急線往復+乗り降り自由[江ノ電全線(藤沢~鎌倉)+小田急線(藤沢~片瀬江ノ島)]+施設優待・料金割引の1日有効切符(新宿からおとな1470円)として発売しているものに西武鉄道が一部の駅を除く、西武新宿までの往復割引切符の料金を加えて発売しているもので、一橋学園駅からは往復で2030円でした。
購入後、早速多摩湖線の車内で撮影した切符ですが、一橋学園~西武新宿往復の2枚と新宿からの小田急関連の分の3枚構成となっています。
西武新宿駅
国鉄新宿駅までの延伸の過程で仮駅として1952年3月25日に誕生し、新宿東口の再開発を待つものの、結局は国鉄新宿駅乗り入れが断念され、1977年3月3日に恒久的なターミナルとなった西武新宿駅、来年3月で40年になるのですね。
小田急の新宿駅の開業は1927年4月1日で、小田原線の起点であり、同電鉄の東京側のターミナル駅です。1964年に地上4面3線、地下3面2線の2層構造の駅となりました。
普段は千代田線から小田急線ということが多く、新宿から小田急線に乗るのも久しぶりでしたが、新宿発の藤沢方面直通の列車は1時間に1,2本で殆どが相模大野で乗り換えとなるのですね。
新宿発9:11の急行に乗り、代々木上原、下北沢、成城学園前、登戸、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘、町田と停まり、相模大野で向かい側ホームで出発待ちの9:53の藤沢行き急行に乗り換え、中央林間、南林間、大和、長後、湘南台と停まり、10:17に藤沢着、さらに藤沢発10:20発の各停で片瀬江ノ島には10:27に到着しました。
竜宮城を模したというユニークな形態が特徴の片瀬江ノ島駅、開業は1929年4月1日でした。開業当時、大船から江ノ島を経由して、茅ヶ崎に向かう東海土地電気株式会社の路線の計画もあり、この駅は計画路線が開業するまでの暫定的なものという建前でしたが、計画路線の建設は予算的に無理と判断して、この竜宮城駅舎を造ってしまったそうです。

つくばからの鎌倉周遊では殆どJRを使って、鎌倉駅からや大船駅から湘南モノレールでコースでしたので、新宿~<小田急>~藤沢~片瀬江ノ島ルートは実は久しぶりでした。
片瀬江ノ島駅から州鼻通りを通って、江ノ電の江ノ島駅へ、江ノ電も乗り放題でした。
鎌倉各所を観光した後、片瀬江ノ島駅に戻り、帰りはロマンスカーに乗ることにしました。
「えのしま84号」 車両は30000形EXE、現在までのところ、唯一ブルーリボン賞を受賞出来なかった小田急ロマンスカー車両ですが・・・
車内清掃が終わって、乗車してもシートの向きがいつまで経っても変わらないと思っていたら、藤沢でスイッチバックするために片瀬江ノ島~藤沢間は最初から全員逆向きで走るのですね。
EXEの特徴である分割併合の機能を活かして、相模大野で小田原からの「さがみ84号」を併結して、
新宿高層ビル群
片瀬江ノ島から新宿まで68分の乗車でした。
登場した頃から、ロマンスカーらしくない車両と言われてきましたが、小田急では70000形新ロマンスカーの発表と同時に30000形EXEのリニューアルを発表しており、既に1編成がEXEαとして登場しており、2017年3月から営業を開始するそうですね。
そんな日帰りの鎌倉観光でした。鎌倉編は江ノ電シリーズの記事に盛り込む予定です。

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