2023年10月 5日 (木)

2023年 北九州旅行 その56  山陽新幹線 小倉駅で見られる車両の変化

山陽新幹線、岡山~博多間が開業したのが1975年3月10日のダイヤ改正でした。早いものであれから48年半が過ぎていますが、山陽新幹線でしか見られない車両も変化して来ました。

230531_20231004043801
2023/5/31 小倉 新幹線小倉駅野駅名標 JR西日本のスタイル

230531_20231004184601 2023/5/31 現行(2023年3月18日改正)の小倉発上り列車時刻表

朝8時台から19時台にかけて、ダイヤはほぼパターン化されており、毎時31分と52分は東京行「のぞみ号」、2分、もしくは10分と39分は九州新幹線から新大阪に直通する「さくら号」もしくは「みずほ号」、12分は岡山までの「こだま号」となっています。31分発ののぞみ号は福山停車、52分発ののぞみ号は新山口停車と別れています。みずほ号が九州新幹線内は鹿児島中央、熊本、博多と通過型に対し、さくら号は鹿児島中央~熊本間を各駅に停車します。

230531-2_20231004190701  22023/5/31 小倉 新幹線編成表
のぞみ号のみが16両で、他の列車はすべて8両です。

230531_20231004191001 2023/5/31 小倉 新幹線改札口の列車案内版

のぞみ号は黄色、さくら号はピンク、みずほ号はオレンジ、こだま号は青に色分けされています。

0-r61-041017-4edit 2004/10/17 小倉 0系 R61編成による「こだま」

100-k53-041017-2 2004/10/17 小倉 100系 K53編成による「こだま」

700-railstar-e6-230531 700-railstar-e6-230531-2 2023/5/31 小倉 700系-7000番台 Rail Star 「こだま851号」

N700-r4-230531-2 N700-r4-230531-6 2023/5/31 小倉 N700系 R4編成 「さくら560号」

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2020年8月10日 (月)

日本車輌豊川工場の保存車両 3 新幹線0系 22形ー2029

  先日の記事に続いて日本車輌製造豊川製作所の保存車両、今回は0系新幹線22-2029です。

Dsc06522 2017/8/4

22形といえば0系編成における東京方先頭車で、1964年から1986年までに0番台1~143、外観的には客用窓が小型化され、主制御器をCS46に変更し、ステップ数が17段から20段になった1000番台1001~1051、内装を200系に準じて変更し、客用窓周りをFRP化した2000番台、2001~2030の合計224両が製造されました。パンタグラフ、主変圧器、整流装置、空気圧縮機が搭載されています。定員は0番台、1000番台が80名、2000番台はシートピッチ拡大で1列減で75名となりました。自重は0番台が57.4t、1000、2000番台が58.9tです。

2029号は第38次(0系として最後の増備)車として22ー2030とともに1985年12月から1986年4月にかけて16両が製造されました。製造当所は0系初期車の置き換え用としてSk26編成に組み込まれ、16両化でYk26編成、晩年はJR東海Yk8編成に組み込まれ1999年9月1
8日
、東海道新幹線における0系最後の営業運行「こだま473号」に使用されました。翌月の廃車に際して製造所の日本車輌製造が譲り受け、保存となりました。

Dsc06535
製作所公開の際には近くで写真が撮れるようです。

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2018年2月13日 (火)

2017年10月の福岡旅行 7 新幹線博多総合車両所公開 その4

2017年10月15日の新幹線博多総合車両所の公開の話題、今回は昨日のWIN350 500-906のすぐそばに展示されていた22-1047の話題です。

Dsc00393 2017/10/15

これまで各地で保存展示されている0系新幹線も先頭車を見てきましたが、この車両、22-1047は編成表示からも分かるように最後は4両編成Q3編成の4号車(新大阪方先頭車)として活躍した車両です。

製造は28次車として1979年8月から1980年3月までの間に89両、22形先頭車として1040から1047までの8両が製造されました。用途は3~5次車の置き換え用で車掌室付25形1200番台と売店車25形1400番台が新登場し、将来の2+2化対応のため床構造を変更しました。

・緊急ブレーキ又入スイッチをバネ復帰形に変更
・将来の2+2化対応のため床構造を変更  といった特徴がありました(参考元)。

Dsc00396
Q編成は小倉~博多間の輸送力適正化のため、ひかり用NH23編成の先頭車等を利用した4両編成が1997年3月から登場、初めはR51編成でしたが、1997年11月29日のダイヤ改正からQ編成となりました。

ちなみに四国鉄道文化館(西条市)にはQ2編成の先頭車21-141が保存されています。

2001年10月1日のダイヤ改正で営業運転から退いた後、Q3編成は新下関駅近くの新幹線乗務員訓練センターで教材として使用されました。但し、3号車はビュッフェ車の37-1505に置き換えられました。私も写真は撮っていませんが新下関駅でこの教習用編成を見たのは憶えています。

Dsc00395
今回は通常の0系の姿で公開されていましたが、2014年の同所の公開ではドラマ撮影用に1000形試作車B編成を模した姿で公開されたそうです(関連記事)。

B編成と言えば私も小学校2,3年の頃、あこがれの「夢の超特急」の姿であり、1964年10月の開通後、0系量産車の姿(当時は0系とは言いませんでしたが)を見て、前照灯の形や厳めしいスカートの排障器のスタイルなどに違和感を感じたものでした。

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2016年12月30日 (金)

東海道新幹線開業から50年 その38 保存されている新幹線車両 6 京都鉄道博物館 0系トップナンバー編成

1964年10月1日の東海道新幹線開業から52年3ヶ月が経過し、北海道から鹿児島まで新幹線が繋がっている時代となりました。2014年10月の開業50周年から、東海道・山陽新幹線で活躍した車両、保存されている車両を見てきましたが、今回からは今年9月に訪問した京都鉄道博物館の新幹線関連の展示に触れようと思います。

0_211_160902
0_211_160902_2 2016/9/2 京都鉄道博物館

0系4両は京都鉄道博物館、入口を入ってすぐのプロムナードの部分に展示されています。

京都鉄道博物館の新幹線関係の実車展示は

           車両番号
0系 21形       1
   16形       1
   35形       1
   22形       1

100系 122形   5003

500系 521形     1           です。

21-1, 22-1, 16-1の3両は1964年3月に落成した1次車の先行製造車、鴨宮モデル線C編成6両(←新大阪 21-1+26-1+35-2+16-1+25-2+22-1 東京→) のメンバーで、35-1は営業運転編成が12両となったため、1964年8月に落成した2次車です。

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0_161_160902 0_161_160902_3
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0_351_160902_2

0_221_160902_2 22-1

朝日新聞社刊世界の鉄道’79の記事でご紹介したように、1978年3月にはこれらの車両はすべて引退し、1978年4月13日、保存のため大阪市港区交通科学博物館に陸送されました。現役時代の総走行距離は約600万kmでした。

2007年8月には機械遺産(11番)として認定され、2008年10月にはJR西日本より、鉄道記念物に指定され、2009年10月には重要科学技術史資料(第00045号)(未来技術遺産)に指定されました。2014年4月に交通科学博物館が閉館となり、京都鉄道博物館に保存されることになりました。

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2016年9月16日 (金)

東海道新幹線開業から50年 その35 保存されている新幹線車両 5 リニア鉄道館 part8 922系電気・軌道総合試験車

2016年の夏も終わり、秋らしくなってくると新幹線開業から50年とはという気分ですが、先日、訪問した京都鉄道博物館にも新幹線関連の展示がありますので、しばらくこのシリーズを続けます。

今回はリニア鉄道館に保存されていた922系電気・軌道総合試験車(ドクターイエロー)T3編成です。

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92226_140812_2 2014/8/12 リニア・鉄道館 車体番号は922-26

新幹線の事業用車の歴史

東海道・山陽新幹線の場合、電気・軌道試験車は921形から始まりました。
編成ではなく、在来線の試験車のように単独のタイプで、開業前は試験編成1000形に、開業後は911形ディーゼル機関車に牽引され、登場時は4000形4001と呼ばれた921-1921-2の2両が存在しました。車体は丸みを帯びた箱型で前面は非貫通3枚窓で、測定機器の電源用にディーゼル発電機を搭載していました。921-1は1978年5月より、東北新幹線先行試験区間の小山試験線に投入され、各種試験・測定に使用され、1980年に廃車・解体されました。921-2は旧形客車マロネフ2911から改造され、測定項目は921-1より少なく、車長も若干短いものでした。1975年末に廃車となり、1976年、浜松工場の車体解体設備で解体されました。軌道検測車、921-11は後述の922形10番台(T2編成)に、921-21は922形20番台(T3編成)に組み込まれました。

92226_140812

941形は鴨宮モデル線区で運用されていた1000形A編成2両編成を1962年8月に電気試験車、さらに1964年に救援者に改造したものです。1号車は資材室に、2号車は救援要員用座席40席と工具棚がセットされていました(関連ブログ記事)。

922形0番台1000形B編成4両編成を電気・信号系の測定車に改造したもので、後にT1編成と呼ばれました。1975年に廃車解体されました(関連ブログ記事)。

92226_140812_4 7号車922-26は元来休憩室でした。

922形10番台1974年に0番台の老朽化と博多開業が迫る中、新製されました。T2編成と呼ばれ、922形11-16の6両に921-11を組み込んだ7両編成で測定を行いました。0系16次車との同時発注のため、側窓が大窓となっています。

922系20番台はT2編成の増備として1979年に新製されました。T3編成と呼ばれました。T2編成が検査、入場中に運行ダイヤに影響を及ぼすことなく測定・検測を行うため製造されました。0系27次車と同時発注のため、側窓は小窓となっています。2005年9月30日にT5編成に置き換えられ、廃車となりました。

92226_140812_5

    1号車:通信・信号・電気測定車
    2号車:データ処理・架線摩耗測定車
    3号車:電源車(観測ドームあり)
    4号車:倉庫
    5号車:軌道検測車(921形、3台車で短車体)
    6号車:救援車(観測ドームあり)
    7号車:休憩室

92226_140812_6

展示の922-26は廃車後も博多総合車両所に保管されており、リニア・鉄道館に保管されることになりました。

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2016年8月11日 (木)

東海道新幹線開業から50年 その35 保存されている新幹線車両 5 リニア鉄道館 part7 食堂車36形

リニア・鉄道館に保存されている新幹線車両、営業用車両としては、今回も中間車、食堂車36形(-84)を紹介します。

3684_140812 2014/8/12

以前の記事でも触れましたが、0系製造過程で食堂車が登場するのは1975年3月10日の博多開業に向けた17次車の製造時でした。27形と36形というユニットで登場し、H編成の7号車に27形、8号車に36形が組み込まれました。

食堂車ということから36形は屋根、床下に水タンクを搭載しているため、本来M'車に搭載するCPや主平滑リアクトルはこのユニットに限って、M車の27形に搭載されています。

その後の製造を追ってみると

0番台大窓車で96ユニット

17次  -1~-64       1974/4~8
18次    -65~-74      1974/8~12
19次    -75~-86      1975/1~3
20次  -87~-92     1975/6~7
21次  -93~-96     1976/6~7

1000番台小窓車3ユニット製造されています。

22次  -1001~-1003  1976/9~1977/3

17次車からはMGの容量が35kVAにアップされ、20次車からは食堂入口表示及び案内が取付けられ、21次車では料理室機器使用表示灯新設などの変化がありました。

3684_140812_5
山側に通路を設置し、室内は山側2列、海側1列、左右7テーブルが設置されました。下り方は仕切りで区切られました。上り方海側には厨房があり、冷蔵庫や大型電子レンジ、食器洗浄器などが設置されました。さらにその付近に機器搬入のための扉があります。

3684_140812_2

上り方連結面にある窓付きの扉は客用ではなく業務用でした。食堂定員は42名でした。当初は通路との仕切り壁に窓がありませんでしたが、風景が見られるよう、1979年 から窓が取り付けられました。

3684_140812_4 テーブル上にセットされた食事もなかなかリアルです。

1986年には3両が26形1900番台に改造されました。 JR西日本「ひかり」アコモ改善に伴い、36-1と56が食堂内を「グランドひかり」並に改造されました。しかし、0系「ひかり」減少の中、改造は2両に留ま り、この2両も改装後の活躍は短いものでした。1995年1月16日に食堂の営業は終了し、その後も編成中に連結され続けました、1999年に最後の1両が廃車と なりました。

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2016年7月19日 (火)

東海道新幹線開業から50年 その34 保存されている新幹線車両 5 リニア鉄道館 part6 ビュッフェ車37形

リニア・鉄道館に保存されている新幹線車両、営業用車両としては、今回も中間車ですが、ビュッフェ車37形2523号車が保存されています。

372523_140812 2014/8/12 リニア・鉄道館

新幹線0系のビュッフェ車・二等客室の合造車は当初、35形でした。1972年度製の第13次車まで、150両製造されました。

出入り台は東京寄り1カ所のみで、山側に窓、テーブルと椅子、通路があり、富士山の眺望が楽しめる配置でした。調理室は海側でした。

ビュッフェと言えば「こだま」形151系モハシ150形急行形サハシ153形など、椅子の無い立食スタイルでしたが、0系では窓側のテーブルにFRP製の椅子が13脚設置され、手洗い器、エアタオル、速度計と列車位置情報装置も壁に装備されていました。

151系や153系のビュッフェ車同様、編成中に2両組み込まれ、向きは同じ向きでしたが、東京寄り(12両編成で)9号車は壁がサーモンピンク、テーブル上面が黒、椅子が黄色と朱色であったのに対して、新大阪より5号車は壁がグレーチェック、テーブル正面がバーミリオン、椅子がクリームと青と意匠が変えてありました。

372523_140812_2 説明板

0系が小窓車にモデルチェンジした1976年度製の第22次車からは新形式の37形が製造されるようになりました。番号も普通車にあわせて、1000番台から始まり、第27次車から1500番台、30次車から2500番台となり、36次車まで合計139両が製造されました。

0_371000 37形1000番台 枇杷島

普通席の区画のサイズが大きくなり、ビュフェ部分は縮小され、椅子も無くなりました。レイアウトも変更されましたが、壁の速度計は存置されました。

37形、1500、2500番台では電話室も廃止され、ビュフェ内に電話が設置されました。

ビュッフェのサイズは1500番台(29両)では幾分拡大され、側窓の数は5個から6個に増加しました。客室は定員が43名から38名に減少しました。しかし、シートピッチ拡大の2500番台(42両)では再び窓は5個に戻りました。

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2016年6月26日 (日)

東海道新幹線開業から50年 その33 保存されている新幹線車両 5 リニア鉄道館 part5 グリーン車16形

リニア・鉄道館に保存されている新幹線車両、営業用車両としては、中間車ですが、グリーン車16形2034号が保存されています。

162034_140812 2014/8/12

16形M'sでパンタグラフ、主変圧器、整流装置、CPを搭載し、おなじグリーン車形式の15形とは異なり、客用乗降扉が両端2カ所に設置されていました。
基本0番台車が143両、1000番台車が41両、2000番台車が35両製造されており、2034番はラスト-1番でした。

162034_140812_3 貫通路からずらっと並ぶシートを眺めると不思議と旅情がかき立てられます。

2000番台は6-12次車の置き換え用に1981年から1986年まで製造され30-38次車として投入されました。当時量産中だった200系に準拠し、内装等を大きく変更したため新番台となったものでした。
グリーン車においてはシートピッチの変更はありませんでしたが、客用窓周りがFRPユニット化され、客用窓が850mmから900mmに拡大されました。

162034_140812_2 2034号は1986年、日本車輌製造で落成しました。

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2016年4月26日 (火)

東海道新幹線開業から50年 その30 保存されている新幹線車両 5 リニア鉄道館 part2 100系

このシリーズは2014年10月の東海道新幹線開業50周年を記念に始めましたが、すでに1年半が過ぎてしまいました。前回に続き、保存車輌編、名古屋のリニア・鉄道館に保存されている100系です。

1231_140812_5 2014/8/12 リニア・鉄道館

1231_140812
この保存車両は123形の1号車で、100系量産第一陣として1986年6月に日立製作所で竣工しました。初代G1編成の大阪方先頭車としてまずは「こだま」で活躍を開始し、同年10月に2階建て車両を含む4両が竣工するとX2編成の先頭車として東京~博多間の「ひかり」運用を担当するようになりました(関連記事)。

1231_140812_2
しかし、時代の流れは100系の後継者300系を誕生させ、1997年末ごろから東海度「こだま」の役割を担うようになり、2000年にはX編成は全廃となり、123-1は浜松工場で保存されるようになりました。

1231_140812_6 0系と並ぶと100系先頭車の尖がりぶりが一層目立ちますね。

1689001_140812 123-1の後ろには二階建て食堂車 168-9001も保存されています。

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2016年4月 9日 (土)

東海道新幹線開業から50年 その29 保存されている新幹線車両 4 リニア鉄道館 part1 0系

全国に保存されている新幹線車両、今回からは名古屋のリニア・鉄道館です。

新幹線車両といえばリニア・鉄道館というだけあって、ここにはいろいろなタイプの車両が保存・展示されています。

0系の試作1000形の模型
0系 16-2034 21-86 36-84 37-2523 
100系 123-1 168-9001
300系 322-9001
700系 723-9001
955形 300X 955-6

2186_140812_3

2186_140812_5
21-86 2014/8/12 リニア・鉄道館

21形86号は12次車として、1971年11月から1972年2月にかけて増備された64両(21形では86,87の2両)です。この増備でこだまもビュッフェ車が1両に、またこだま変則編成がひかり編成になりました(関連記事)。

また12次車としての改良点は

長大トンネル対策準備(換気装置の耐気密形換気送風機準備工事、難燃化対策)MF化
グリーン車棚に整風板取付(風が直接当たらないようにするため)
グリーン車客室前後の仕切壁にマガジンラック設置
ATC装置記録器を多情報高速印字形に変更
カーテンの難燃化 などです(情報はこちらから)。

2186_140812_4最後はK17に組み込まれていたようですが、

手元にある1979年のJRR編成表ではK46編成に組み込まれており

 1   2    3    4     5    6     7    8    9   10   11  12  13   14   15  16
Mc M'  M    M'   Mk  M'   M    M'  M   M'   M   M's  Mb  M'   M  M'c  幹オサ

86 171 171 371 427 372 246 781 546 782 746  81  63  172  172 86

といった編成でした。

廃車は1991年でした。

リニア鉄道館への搬入の様子や公開前のようすがこちらのサイトに記録されています。

2186_140812_6

0系、100系、300系とこれまでの東海道のスターが並ぶ姿は壮観です。

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