日本車輌豊川工場の保存車両 3 新幹線0系 22形ー2029
先日の記事に続いて日本車輌製造豊川製作所の保存車両、今回は0系新幹線22-2029です。 2017/8/4
22形といえば0系編成における東京方先頭車で、1964年から1986年までに0番台1~143、外観的には客用窓が小型化され、主制御器をCS46に変更し、ステップ数が17段から20段になった1000番台1001~1051、内装を200系に準じて変更し、客用窓周りをFRP化した2000番台、2001~2030の合計224両が製造されました。パンタグラフ、主変圧器、整流装置、空気圧縮機が搭載されています。定員は0番台、1000番台が80名、2000番台はシートピッチ拡大で1列減で75名となりました。自重は0番台が57.4t、1000、2000番台が58.9tです。
2029号は第38次(0系として最後の増備)車として22ー2030とともに1985年12月から1986年4月にかけて16両が製造されました。製造当所は0系初期車の置き換え用としてSk26編成に組み込まれ、16両化でYk26編成、晩年はJR東海Yk8編成に組み込まれ1999年9月1
8日、東海道新幹線における0系最後の営業運行「こだま473号」に使用されました。翌月の廃車に際して製造所の日本車輌製造が譲り受け、保存となりました。
製作所公開の際には近くで写真が撮れるようです。
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