2025年5月 5日 (月)

2024年春の名古屋周辺旅行 樽見鉄道の旅と旧谷汲駅の見学 その5 国鉄樽見線開業時の終点 谷汲口駅

2024年3月17日、樽見鉄道の旅、本巣駅で駅周辺、及び機関区周辺を見て回った後、9:38発の13レに乗車すること10分で谷汲口駅に到着しました。

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2024/3/17  谷汲口駅 駅名標

この駅は1956年3月20日、国鉄樽見線として大垣駅から当駅までの21.7kmが開業した際の終着駅でした。国鉄樽見線は元々、揖斐川水系の根尾川に沿って敷設された路線でしたが、東大垣駅のすぐ先に揖斐川橋梁がありましたが、谷汲口までは根尾川の東側をかなり離れて走っていますが、谷汲口から北は根尾川に寄り添うように北上してゆきます。谷汲口駅が終着駅となったのは1200年の歴史を持つ美濃の名刹、西国三十三番満願霊場として知られる谷汲山華厳時の最寄り駅であることからだと思います。

240317-2_20250504065201駅舎

240317-2_20250504065401列車の到着、発車に合わせて谷汲口駅と華厳時を結ぶバスが運行されています。

このバスに乗車し、華厳時の少し手前にある名鉄旧谷汲口駅に向かいました。また当駅にはかつて樽見鉄道で活躍していたオハフ500形502(旧国鉄オハフ33 1527)も保存されています。これらについては以降の記事で触れます。

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2025年4月23日 (水)

2024年春の名古屋周辺旅行 岐阜駅で再会した名鉄モ513号

2024年3月15日から3月18日まで名古屋周辺旅行、3月17日は名古屋から大垣へ向かいましたが、まずは岐阜で途中下車し、2014年8月に市内の金(こがね)公園に保存されているのを見て以来、10年ぶりに駅北口のペデストリアンデッキ下のスペースに保存されている名鉄モ513号に再会しました。

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2024/3/17 岐阜駅北口

この車両はかつて美濃電気軌道が岐阜市内の路面電車さらにそれに接続する笠松線に投入するため1926年夏に日本車輛製造が新製した半鋼製車体の四軸ボギー車で。セミスチール・ボギーを略してセミボ510形と名乗りました。アメリカにおいて1900年代から1920年代に盛んだったインターアーバンのスタイルを範とし、「郊外用トシテ市内乗入兼用ニ設計シタル車輛」「郊外用(市内乗入兼用)」(日本車輛のカタログ)にあるように市内・郊外直通を想定した車両として設計され、併用軌道区間を走る高床構造車でした。

主要諸元(1967年以降廃車まで)

車両定員 74人(座席38人→27人)
自重 18.2t
全長 13,308mm
全幅 2,203mm
全高 4,006mm
車体 半鋼製
台車 日本車輌製造製27MCB1型
主電動機 E.E.社製DK60型
主電動機出力 44.8kW×2
駆動方式 吊り掛け駆動
出力 63.4kW×4
制御装置 単位スイッチ式 HL480-F
制動装置 SME 直通ブレーキ

1923年に美濃電が新製した木造ボギー車のBD505形(505~510)に準拠し、当時流行った半円筒形正面5枚窓の半流線型スタイルを踏襲し、側窓は2段窓とし、車体両端に客用扉を設置し、戸袋窓は楕円形としました。

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1930年8月、美濃電は名古屋鉄道と合併、同年9月には名岐鉄道となりました。1941年の形式称号改訂でモ510形となりました。名鉄傘下になったのちは美濃町線で働いていましたが、1967年に岐阜市内線と揖斐線の直通運転が開始された際にモ510形は先輩のBD505形1941年からモ520形521~526)とともに直通運転用車両となり、以下の改造が施されました。

・塗装の変更 軌道線車両標準塗装(下半分緑/上半分クリーム)からスカーレットと白のツートンカラーに
・オールロングシートから転換クロスシートへ シート配置は車内中央を境に2人掛けシートと1人掛けシートが交換
・自動折り畳み式の客用扉ステップ新設
・集電装置は製造当初はトロリーポール、戦後はビューゲル、この改造でパンタグラフに
・制動装置をSM-3直通空気ブレーキからSME非常弁付直通空気ブレーキに改造
・正面に密着自動連結器を新設

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2両編成での運行が基本のためモ510形を総括制御化、モ520形をク代用として牽引、推進するためモ510形の主電動機は他形式から転用し、出力アップ、制御器も交換

1972年から1979年にかけ、近代化改造が行われ

・車体塗装のスカーレット一色化
・車内放送装置新設
・客用扉の自動化および鋼製扉化
・正面窓のアルミサッシ化
・ワイパーの自動化
・前照灯のシールドビーム化
さらに 側窓のアルミサッシ化、モ512の戸袋窓のHゴム化などが施工されました。

1980年代後半には冷房装置が無いことが問題となり、モ770形に置き換えられる形で511,515、520形全車が廃車となりましたが、レトロブームもあり、モ512~モ514は動態保存的に残され、1988年には鉄道友の会からエバーグリーン賞を受賞、1997年モ780形の新製で予備者扱いとなり、2000年にモ512が廃車されますが、モ513、モ514は部品の確保すら難しくなる中、名鉄は製造当時の設計図を元に予備部品を内製し、可動状態を確保しました。2005年3月31日の岐阜600V線区の全廃で2両は除籍となり、形式消滅しました。

512_150811_2 2014/8/11 旧美濃市駅

モ512は2000年に旧美濃駅へ搬入され、静態保存

513_140811_122014/8/11 岐阜金公園

モ513は2005年6月より、金(こがね)公園に静態保存

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→ 2019年11月16日に岐阜駅北口駅前広場完成10周年で移設

モ514は旧谷汲駅に搬入され、静態保存   (写真は後日、別の記事で)

モ515は車体のみオールドスパゲティファクトリー名古屋店店内に展示保存(まだ訪問していません)

となっています。

1996-240317 2024/3/17 岐阜駅北口前

140811 2014/8/11 岐阜市内

2005年4月1日、廃止された名鉄揖斐線、岐阜市内線、美濃町線、田神線の代替バス運行を始めた岐阜乗合自動車(岐阜バス)の塗装はかつての電車の塗装を模しています。また2010年度から導入された連節バス「清流ライナー」は名鉄電車と同じスカーレット一色でした。

来年で製造100年を迎える古豪ですが、これからも80年間に渡る「岐阜のインターアーバン電車」としての活躍を後世に伝えてほしいものです。

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2022年7月 8日 (金)

大川端・佃島周辺を散策する part8 都03ルートで四ツ谷駅から晴海埠頭へ

これまでのこのシリーズは2021年11月17日、水曜日に現地を訪問した時の写真をもとにした記事でした。今回からは2022年6月28日、火曜日そう関東地方では観測史上異例となった9日間連続の猛暑日となった頃に現地を再訪した際の記録に基づくものです。

Dsc09854 都営バスの四谷駅前停留場と都03ルート案内、時刻表 四谷から晴海埠頭と東京駅丸の内北口を結んでいるのが現在の都03ルートのようです。

Dsc09855 2022/6/28 四谷駅前から新宿通りを新宿方向 当日は前日、異常に早い梅雨明けが発表となり、朝から35℃を超える猛暑日でした。

前回は地下鉄有楽町線の月島駅を出発点にしましたが、今回は四ツ谷駅から都営バス都03ルートで晴海埠頭を目指しました。なぜこのルートにしたかと言えば、1964年12月から1973年12月頃まで、父親の仕事の関係で杉並区清水3丁目の公務員住宅に暮らしていました。この地に引っ越した当初は沓掛(くつかけ)町という町名で環状八号線に面して都営バスの沓掛町操車場、後の清水操車場があり、ここから晴海埠頭、東京駅南口、新宿西口行のバスが出ていました。家から数分のところにバスの始発停留場がありましたので、休日、新宿、銀座、築地、さらに晴海埠頭で開かれていた自動車ショーなどここからバスでいったものでした。清水操車場に関するバス路線の変遷に関してはこちらに詳しく書かれています。あの頃の都営バス304系統(20.603km:1970年3月27日を以って廃止)が短縮され現在、四谷駅前から晴海埠頭に至る都03ルートとして残っていることを知り、乗ることにした次第です。

Dsc09857 写真でははっきり行き先が写っていませんが9:39発、晴海埠頭行です。

Dsc09858 10:15 晴海埠頭に到着

四ツ谷駅を出ると麹町を通り、半蔵門へ、内堀通りを右折し、三宅坂、国会前、桜田門、日比谷、銀座、築地、勝どき橋を通り、晴海3丁目で右折、晴海埠頭、客船ターミナルまでの8.083kmの路線です。道路の混雑状況により所要時間は変化すると思いますが、私が乗車した9:39発のバスは10:15に晴海埠頭に到着しました。

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晴海埠頭のバス停の先には晴海客船ターミナルがありますが、かつては東京港のシンボルとして毎年5月には「東京みなと祭」なども開催されていたようですが1993年にレインボーブリッジが開業、橋桁の高さ(52m)の関係でパナマックスサイズの大型クルーズ客船が通過できなくなり、2020年東京オリンピック・パラリンピックに合わせ江東区青海に東京国際クルーズターミナルが建設されることになり、当ターミナルは廃止されることになりました。すでにターミナルビルは2022年2月20日を以って閉館しており、バスだけが発着する状態となっています。

ここは都03の他、東京駅丸の内南口とを結ぶ都05-1、錦糸町駅とを結ぶ錦13甲のターミナルとなっており、大量の都営バスが駐車していました。ここから勝鬨橋のかちどき橋資料館、浜離宮恩賜庭園、旧新橋停車場を訪ねての今回の散策がスタートしました。

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2021年9月14日 (火)

小名木川に沿って歩く その1 都営地下鉄新宿線 東大島駅

7月から8月にかけては荒川上流の秩父鉄道の話題でしたが、今回からは荒川放水路の河口付近の話題となります。

Dsc05867 2021/8/31 駅名標

小名木川の東の端に最も近い駅はと言えば都営地下鉄新宿線の東大島(ひがしおおじま)駅となります。

Dsc05864 一橋学園を7:51に出発、高田馬場、九段下乗り換えで1時間22分で東大島に到着しました。

日本の地下鉄は東京メトロ東西線のようにJRなどと相互乗り入れを行っている軌間1067mmの狭軌、もしくは銀座線、丸ノ内線のような新幹線とおなじ1435mmの標準軌が圧倒的に多い中でこの都営新宿線は唯一、古くは東京馬車鉄道、そして東京市電に遡る1372mmの軌間の地下鉄となっています。

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2021/8/31 荒川橋梁を渡り、東大島駅に到着する10-300形 10-630F

1971年5月1日、地下鉄10号線として建設に着手され、1972年3月1日に都市交通審議会第15号において「橋本 - 調布 - 新宿 - 住吉町 - 本八幡 - 千葉ニュータウン印旛地区間の路線」として答申されました。乗り入れ先は京王線ですが、東京都としては1372mmの軌間はできるだけ避けたかったため、京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)に改軌を打診し、運輸省も同じ考えでしたが、京王側が改軌工事の規模の大きさや輸送力に対する不安から拒否し、結局,1372mmで建設されました。尤も、旧京王軌道が1372mmで建設されたのは東京市電への乗り入れ構想があったからでした。

1978年7月1日、路線名が都営1号線が浅草線、6号線が三田線に改称されたのと同時に都営新宿線となりました。最初の区間、岩本町~東大島間(6.8km)は同年12月21日に開業しました。その後、
1980年3月16日:新宿~岩本町間
1983年12月23日:東大島~船堀間
1986年9月14日:船堀~篠崎間
1989年3月19日:篠崎~本八幡間が開業し、全線開業となりました。

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東大島駅は旧中川に架かる河川橋上駅でしかも旧中川が江戸川区と江東区の区境でもあり、大変珍しい駅となっています。そんなこともあってか2000年には関東の駅百選に選出されています。

Dsc05870 江東区大島方面に出る西側の大島口と江戸川区小松川方面に出る東側の小松川口があり、今回は小松川口から出ました。

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バス路線は大島口、小松川口とも都営バスによる運行で総武線の平井、亀戸、錦糸町駅、地下鉄東西線の門前仲町、東陽町、葛西駅、そして浅草寿町を結ぶ路線でした。

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2021年4月20日 (火)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 111  軽井沢駅からJR関東バスにて碓氷峠を下る

2018年晩夏の信州の旅、軽井沢から横川までは、同区間の信越本線廃止後は国道18号線碓氷バイパスを経由するJRバス関東の路線があります。

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2018/9/2 軽井沢駅周辺案内図上の案内図、左が北ですがバスは駅の北東側にあるバスターミナルの5番乗り場から発着しています。

Dsc05998 横川駅までの運賃は現在は520円

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所要時間は34分程で、両端駅でそれぞれ列車に接続しています。
日中は約2時間おきに走っています。通常便はバイパス経由で横川駅までノンストップですが、季節によっては旧道経由の便も出ています。

Dsc06001 旧道経由の便は途中、熊野平、めがね橋などにも停車します。

Dsc06005 乗車したバスはバイパス経由のため、一旦西方向に向かい線路を渡り、南下、南軽井沢の交差点を左折、碓氷バイパスへ、

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途中で眠りについてしまいましたが、定刻に横川駅に到着しました。

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2020年9月30日 (水)

2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 12 塩尻駅あれこれ

2018年晩夏、岡谷から塩嶺トンネルを越え、左手からは辰野経由の旧線が合流し、中央西線との分岐が見えてくると間もなく塩尻駅に到着します。

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2018/8/31 北が下ですが、塩尻駅を中心に中央東線(新線・旧線)、塩尻大門、中央西線、篠ノ井線の位置関係がよくわかります。

塩尻駅の開業は中央線の延伸ではなく、1888年8月15日に官設鉄道長野駅~上田駅間が開業した際に篠ノ井駅が開業、この駅を起点に1900年11月1日、篠ノ井~西条間が中央線として開通、1902年12月15日に塩尻まで開通した際に開業しました。岡谷まで延伸したのは1906年6月11日のことでした。1909年10月12日の国有鉄道線路名称制定で、(神田)昌平橋~篠ノ井間が中央東線となりました。その後、同年12月1日に塩尻~奈良井間が開業し、塩尻~篠ノ井間は支線となり、1911年5月1日、名古屋まで全通した際に塩尻~篠ノ井間は篠ノ井線として分離されました。

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ホームによって駅名標の路線図が異なっており、東日本の列車が発着する手前のホームは新線と旧線が示されており、名古屋方面の東海の列車が発着するホームは会社のシンボルカラーで分けられています。

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2007/3/24 4番線は東線(新旧)、西線に対応しており、出発信号伝達信号機もそれぞれの線に対応してあります。

塩尻駅は1982年5月17日に現在地に移転するまでは、上の記述から推察できるように東京~名古屋間がスルーできるような位置にありました。塩嶺トンネル経由の新線と辰野経由の旧線が合流し、西から中央西線が合流する手前の場所で通称「塩尻大門」として塩尻駅移転後も貨物駅として残されていました。2000年3月に同駅を発着する貨物列車が廃止され、現在は車両基地として機能しています。移転前の塩尻駅では名古屋~松本・長野方面の特急「しなの」などは同駅でスイッチバックを余儀なくされていました。

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改札口の感じから、境界駅ではありますが旅客営業に関してはJR東日本が管轄していることがわかります。


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2007/3/24

180831_20200929192401 2018/8/31 駅舎もこの10年でリフレッシュされたようです。

Dsc05620 駅前からは最近、多くの街で見ることが出来るコミュニティバスが発着しています。

次回の記事ではこれまで数回の訪問で塩尻駅にて撮影した車両について触れます。

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2020年9月 7日 (月)

芦屋町高浜町児童公園、およびその付近の興味深いこと

先日の記事で福岡県芦屋町高浜町児童公園に静態保存されているD6061号機を紹介しましたが、同公園や周辺には興味深い物がいくつかありました。今回はそういったものをこの機会に紹介しておきます。

Dsc00144 Dsc00146 2017/10/14 まずはこの児童公園のトイレですが、平成13年度(2001年度)の宝くじの助成によって設置されたものだそうで、D60を模したSL形のトイレでした。

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近くには芦屋中央幼稚園がありますが、そこの園児送迎用のばすもSLのスタイルを模したものでした。ナンバープレートも111、333でした。

最後は訪れた時はちょうど衆議院選挙の選挙運動期間で、ここは福岡8区で日本中で知らない人とは恐らくいない候補者の選挙区でした。

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2020年8月27日 (木)

公園保存蒸機 北九州市(黒崎)桃園公園に保存されているD51 244号機

2017年10月、新幹線博多車両基地の公開イベントに参加するため福岡県を訪れました。その際に県内各所の公園で保存されている車両に関して紹介します。この旅行の関しては同年12月29日から2018年2月26日までの間、間に別の話題を数件挟みながら、詳報してあります。

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2017/10/14 黒崎駅南口

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Dsc09820_20200826184201 市立児童文化科学館前が最寄りのバス停

Dsc09821 桃園公園の奥にある北九州市立児童文化科学館

Dsc09785 ドームはプラネタリウムでしょうか。

最初は国道3号線に沿って並行する鹿児島本線の八幡駅と黒崎駅のほぼ中間に位置する桃園公園に保存されているD51形244号機です。黒崎駅から国道3号を走るバスで現地に向かいました。

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前照灯のガラス欠損、ナンバープレートがレプリカであること以外は塗装がだいぶ劣化していますが、よく整備されています。

沖田祐作氏の機関車表データによると
1939-12-16 国鉄大宮工場 製番14
東京局配属
1939-12-20配置 国府津
1944-8-24広島第一
1953-4-2柳井
1958-10-1長崎
1961-9-28門司
1970-4-9全検
1972-3-15休車
1972-4-28廃車 門司 とのことです。

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履歴を見ると広島工場で整備された時代が結構長いですが、広島工場特有のㇵの字エプロン、前台枠埋め込み尾灯といったスタイルではありません。

浜寺公園に保存されているD51 469号機が1940-1-22 国鉄大宮工場 製番15ですので、年末、年始で製造年は違いますが兄弟関係にあります。以前、D51516号機の記事で纏めてありますが、大宮工場では30両のD51が製造されました。

1938年度 D51 187 - 194(製造番号1 - 8)
1939年度 D51 195 - 198・243 - 244・469 - 472(製造番号9 - 18)
1940年度 D51 506 - 515(製造番号19 - 28)
1941年度 D51 516・517(製造番号29・30)

Dsc09815 デフレクター後方の潤滑油の6連バルブはランボード上に枕木方向に並び、カバーが掛けてあります。

Dsc09792 逆転器モーションリンクプレートの穴は小穴タイプ、白く塗装されています。一方、砂管のパターンは187、469、513、516などと共通のパターンです。

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潅水清浄装置はキャブから少し離れて取り付けられています。

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炭水車の尾灯は欠損しています。

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キャブ内も立ち入り可能でしたが、メータ類のガラスはありませんでした。

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2020年7月 1日 (水)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 15 姫路市内散策と姫路城

姫路で迎えた朝、ホテルは姫路駅に近かったので、まずはJR姫路駅、山陽電鉄姫路駅、そして国宝姫路城(白鷺城)を訪問することに致しました。


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2019/8/5 姫路駅 山陽本線(上)と播但線(下)の駅名標

JR姫路駅は兵庫県下では県庁所在地の神戸駅や三宮駅よりも大きな駅舎、駅ビルを持つ駅で駅長が配置された管理駅として姫路市内にある山陽本線のひめじ別所駅から網干駅までの各駅を管轄しています。山陽本線以外に、播但線、姫新線、そして山陽新幹線が乗り入れる駅でもあります。


Dsc02971 北口

Dsc02967 南口


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北口駅前広場



開業は1888年12月23日で、同年11月1日に兵庫~明石間が開業した山陽鉄道が、姫路まで延長開業したときでした。なお、兵庫~神戸間の開業は1889年9月1日でした。当時、姫路城内には陸軍歩兵第10連隊が設置されていたこともあり、山陽鉄道の駅は市街地の中心に設置されました。1889年には当駅で日本最初の駅弁が販売されたそうです。播但鉄道が乗り入れたのは1894年で同線は山陰地方とを連絡する陰陽連絡線としてのみならず生野銀山の銀を輸送する役割がありました。1903年6月1日には経営状態が苦しかった播但鉄道が路線を山陽鉄道に譲渡、さらに1906年12月1日には山陽鉄道が国有化されました。姫新線は昨日の記事にあるように1930年に開業しました。電化は1958年に明石から姫路まで電化されました。小学生の頃、母の故郷、萩まで東海道・山陽ルートで行った頃はここで電機から蒸機へ機関車交換が行われていたのを記憶しています。


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山陽電鉄 山陽姫路駅 山陽百貨店の2階に頭端式ホーム4面4線を有する

長距離の国鉄に対して近距離輸送を担う本格的都市間輸送を担う鉄道として1923年8月19日に明石~姫路間で開業したのが神戸姫路電気鉄道、現在の山陽電気鉄道です。並行する路線間では乗客を奪い合う熾烈な競争が繰り広げられ、山陽電鉄が1948年に日本における戦後初のロマンスカー車両820形を投入すると国鉄はC62を東灘信号所で転向させ神戸~姫路間で列車増発し、1972年の新幹線岡山開業以降は新快速に153系、165系、そして117系、221系と続々、高速フリークエントサービスを充実させてゆきました。

1995年1月の阪神・淡路大震災では震災で分断された山陽新幹線やJR神戸線の迂回ルートとして播但線が用いられた関係で乗り換え客で駅は大混雑しました。

在来線の連続立体交差事業は1989年から開始され、1995年8月6日から高架化工事も開始、2006年3月26日にJR神戸線・山陽本線のホームが、2008年12月22日には播但線・姫新線のホームが高架化されました。

Dsc02966 姫路駅周辺ではこういったカラーの神姫バスをよく見かけます。


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2020年6月30日 (火)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 14 姫新線 津山~姫路間の旅

柵原ふれあい鉱山公園を満喫した後は美好町が展示運転日に津山まなびの鉄道館まで運行するバスで津山駅まで戻りました。

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Dsc02957_202006291450012019/8/4 吉ヶ原駅前

津山に2泊した後、今夜の宿は姫路に予約してあるため、姫新線で姫路に向かいます。
津山~姫路間営業キロ86.3kmですが、通して走る列車は現在なく、上月行き、佐用行き、若しくは美作江見行きとなっています。

津山1725~2834D~佐用1831/1849~876D~姫路1952 

乗車した列車は上記の接続列車で佐用で18分の接続でした。佐用駅は智頭急行智頭線が接続(クロス)する駅で沿線では最も重要な駅となっています。小学生の頃、母親の実家の萩から東京に向かう際に鳥取から因美線~津山~姫新線~姫路のルートを辿った経験(1989年まで姫新線に走っていた急行「みささ」か)があり、この区間に乗車するのはその時以来となりました。

190803-2_20200629145101 東津山における姫新線(右)と因美線の分岐

姫新線、姫路~東津山間の延伸は姫津線として
1930年9月1日、姫路~余部間6.1kmも開業から始まり、
1931年12月23日には余部駅 - 東觜崎駅間 (11.7km) が延伸開業、
1932年7月11日、東觜崎駅 - 播磨新宮駅間 (4.3km) が延伸開業、
1934年3月24日、播磨新宮駅 - 三日月駅間 (14.5km) が延伸開業、
1934年11月28日姫津西線 東津山駅 - 美作江見駅間 (20.7km) が開業
1935年7月30日、三日月駅 - 佐用駅間 (14.5km) が延伸開業
1936年4月8日、佐用駅 - 美作江見駅間 (9.3km) が延伸開業して、全通となりました。

127-2-111226127-1002-111226
2011/12/26 姫路

JR西日本は姫新線高速化事業として電化の推進と軌道強化がによる高速化を目指しており、後者に関してはPC枕木化、カント改良工事が進められています。車両面でも2009年3月14日のダイヤ改正から100km/h運転が可能なキハ122・127系気動車が投入され、姫路~播磨新宮間では8分、姫路~上月間では18分の運転時間短縮が実現しました。

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