2022年夏 名古屋遠征 再び、近鉄名古屋駅に戻って撮影
米野駅から再び、近鉄名古屋駅に戻り、駅構内を散策しました。 2022/8/2 駅名標
この駅の開業は1938年6月26日、米野駅同様、桑名から関西急行電鉄線が延伸した際のターミナル駅(関急名古屋駅)としての開業でした。開業当時から地下駅で、本来は名古屋鉄道の新名古屋駅と同時に開業予定のはずでしたが、名鉄側の工事の遅れから、地下出入口は仮設の状態での開業となりました。当初は予算の関係から1面1線の計画でしたが、将来の発展を考慮し、3面3線での開業となりました。戦後の輸送量増加に対処するため1967年には4面5線への拡幅改良工事が行われ、同年12月1日に完成しました。
4面5線のホームのうち、1,2,3番線は普通、準急、急行が発着し、編成両数も各々、4,5,6両となっています。4,5番線は特急発着用で最長8両となっています。
4番線で出発を待つ、30000系VistaEX編成
列車の発着はパターン化されており、名古屋発の特急時刻表(例えばこちら)によれば、
、「ひのとり」は朝7時から夜9時まで毎時00分発、毎時10分発に鳥羽、賢島方面、毎時30分に難波行乙特急、毎時50分に宇治山田、鳥羽方面といった傾向 1248F 1233系
急行は毎時01,21,41に松坂、五十鈴川、伊勢中川
準急は毎時06、26に四日市2800系 2802F 3連
普通は毎時11,31、51に富吉、津新町、伊勢中川 といった傾向
この駅を最初に訪れたのは1975年1月2日、大学1年の冬休み、大垣行きに乗り、名古屋撮影旅行を敢行した時で、その時の様子は拙blog2012年11月2日の記事にありますが、車両は代われど駅の構造は同じですね。 近鉄名古屋駅と名鉄名古屋駅を結ぶ連絡改札口
これまでJR在来線、新幹線との連絡通路は何度か使ったことがありましたが、頭端式ホームの右手にこんな通路があったことは今回初めて知りました。連絡改札を抜ければ、目と先に名鉄電車が見える名鉄ホームに直接行けるとは全く知りませんでした。
歴史を遡ると近鉄名古屋線改軌前は名鉄とも線路が接続されており、団体専用列車などの相互直通運転も行われていました。
というわけで近鉄関係はこれで終わり、次回からは名鉄の旅となります。
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