2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その1 安治川口駅
大阪市此花区島屋六丁目にある安治川口駅はJR西日本とJR貨物の駅です。
2023/8/30 駅名標
1898年4月5日、西成鉄道が大阪~安治川口間を開業した際に終着駅として開業しました。現在は大阪環状線の支線となっていますが、大阪から安治川に至る路線は当時の大阪港であった安治川河口付近の築港工事のための資材運搬、臨港鉄道としての需要から開業が急がれたようです。1905年4月1日には天保山(廃止後、桜島駅に)まで開業し、1906年12月1日には国有化され、西成線となりました。
1940年1月29日には鉄道車両としてガソリン動車の危険性を認識させた西成線列車脱線火災事故:(3両編成のガソリン動車キハ42000形が駅員の分岐器切換えミスにより、3両目が2対の線路にまたがって走行する事態となり、駅構内の島屋町踏切の構造物に衝突、脱線転覆し、燃料のガソリンに引火、車両火災が発生し、死者189名、重軽傷者69名を出す大惨事となりました。)が起きています。
1987年4月1日の国鉄分割民営化ではJR西日本とJR貨物の駅となりましたが、民営化後しばらくはJR貨物の職員が駅の改札業務を行っていたこともあるそうです。
2004年3月13日、当駅と東京貨物ターミナルを結ぶM250系貨物電車によるコンテナ列車「Super Rail Cargo」の営業運転が始まりました。早いものでもう20年ですか、登場したときは増発や他の電化線区への進出もあるかと思いましたが・・・
2023/8/30 着発線で入換作業中のHD300-19号機
2023/8/30 機街線で休むEF210-335号機
最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
最近のコメント