2023年 北九州旅行 その52 下関駅にみられる TWILIGHT EXPRESS 瑞風 を迎えるサイン
「トワイライトエクスプレス」と言えば、1989年7月21日に運行開始され、大阪~札幌間を約22~23時間で結ぶ臨時寝台特急でしたが、車両の老朽化などにより、2015年3月12日に約26年間におよぶ歴史を閉じました。
2010/12/8 第一淀川橋梁を渡るEF81 44号機牽引 上り トワイライトエクスプレス
2008/3/22 上野幌 DD51 1102他重連に牽引され札幌に向かう下り トワイライトエクスプレス
その流れを受け継いで2017年6月17日から営業運転を開始した京阪神地区から山陰・山陽エリアの立ち寄り観光を実施するクルーズトレインが「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」です。
車両は網干総合車両所宮原支所に配置される87系気動車
1・10号車: 展望車 キイテ87-1/2
2・3・8・9号車: 「ロイヤルツイン」 キサイネ86-1/101/201/301
4号車:「ロイヤルシングル」 キサイネ83-401
7号車:「ザ・スィート」 キサイネ86-501
6号車:ダイニングカー「ダイナープレヤデス」 キシ86-1
5号車:ラウンジカー「サロン・ドゥ・ルゥエスト」 キラ86-1 の10両編成から構成されています。
10両編成ですが1・5・6.10号車を動力車とし、ディーゼル発電機で発電した電力と蓄電池の電力を組み合わせ、三相誘導電動機をVVVFインバータ制御方式で駆動するシリース式ハイブリッドシステムを採用しています。
運行コース
山陽コース
(下り) 1日目 京都・大阪→倉敷→(五日市車中泊)2日目→岩国→下関
(上り) 1日目 下関→宮島口→(車中泊)2日目→(三原→広→三原)→尾道→大阪・京都
山陰コース
(下り) 1日目 大阪・京都→城崎温泉→(車中泊)2日目→東萩・萩→下関
(上り) 1日目 下関→出雲市→(車中泊)2日目→(伯耆大山→岸本→伯耆大山)→鳥取→京都・大阪
山陽・山陰(周遊)
1日目 京都・大阪→岡山→下関車中泊
2日目 車中泊→宍道・松江→車中泊
3日目 車中泊→(伯耆大山→岸本→伯耆大山)→東浜→京都・大阪
を基本に運行されています(大雨等により不通区間が生じた場合は変更されました)。
まだ実車にお目にかかったことはありませんが、山陽・山陰各コースの西のターミナル駅である下関駅の地下通路には
2023/6/2 TWILIGHT EXPRESS 瑞風の歓迎を示すポスターが掲示され、
2023/6/2
かつては東京や関西からの寝台特急・急行が到着し、乗客が機関車の付け替えを見学し、駅弁などが売られていたものの、今は降車専用となり、上って行こうとすると駅員に声掛けされる3・4番線の門司より先端部付近には
2023/6/2 下関
列車から降りてくる客向けのサイン? (写真の上方向が線路側)
7号車 停車位置目標
などがホーム足元に掲示されています。
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