2026年2月16日 (月)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その33 神戸高速鉄道、走らせる車両を持たない準大手私鉄

神戸には神戸高速鉄道と神戸市高速鉄道があります。後者は神戸市営地下鉄の条例上の正式名称で、こちらは他の都市の地下鉄同様に車両も走らせている第一種鉄道事業者です。一方、前者は東西線7.2km、南北線0.4kmを運営し、阪急電鉄・阪神電気鉄道・山陽電気鉄道・神戸鉄道の4つの私鉄を連絡する鉄道として1968年に開業しました。路線のほぼすべてが地下線(トンネル)であることから「トンネル会社」とも呼ばれました。1987年に地方鉄道法が廃止され、鉄道事業法に移行してからは第三種鉄道事業者として位置づけられました。

240904_202602151011012024/9/4 高速神戸駅 入口

太平洋戦争終結後の神戸市復興基本計画(1946年)で神戸市電が担っていた市街地輸送の高速化・大容量化を神戸に乗り入れる4民間鉄道会社を活用して実現したい神戸市の思惑と路線を延伸したい4私鉄の思惑を両立させる形で建設に向けた合意が成立し、1958年に神戸市が40%、乗り入れ4社が合計40%、地元財界(三越や関西電力、金融機関等)が20%が出資する第三セクターとして神戸高速鉄道が設立されました。運行形態は自社の車両を保有するよりも4社の車両が乗務員ごと乗り入れるのが合理的という判断のもと、駅や設備の建設・管理を行うスタンスをとりました。路線規模からして車両を保有するには車両基地の確保も必要となり、乗務員の養成にも時間を要することから、このスタンスが正解でした。

240904_202602151013012024/9/4 高速神戸駅 ホーム
路線は神戸高速鉄道が第三種事業者として神戸高速鉄道が保有していますが、駅は第2種事業者の阪神電気鉄道・阪急電鉄の駅で、両者の共同使用駅です。駅番号は阪神のHS35となっています。ホーム有効長は8両編成分ありますが阪神方面(2・4番のりば)の停車列車は、阪神・山陽の6両編成(115 m)以下のため両端1両分ずつ(8両編成の1・8号車部分)は固定柵でガードされています。近鉄の車両はいません。1号線が阪急神戸高速線、2号線は阪神神戸高速線、3,4号線神戸高速線。

230829-edit2023/8/29 新開地駅駅名標 

230829-edit_202602151031012023/8/29 新開地駅 山陽電鉄の停車駅案内

路線は 西代駅~元町駅 5.0km 阪神神戸高速線
    新開地駅~神戸三宮駅 2.8km 阪急神戸高速線 (新開地~高速神戸間0.6kmは阪急神戸高速線と重複)以上が東西線
    新開地駅~湊川駅 0.4km 神戸電鉄神戸高速線  以上が南北線 ですが、1968年の開業時は山陽電鉄は西代以東を廃線とし、電鉄兵庫∼長田間の併用軌道を解消しました。また京阪神急行の三宮駅は頭端式ホームでしたが貫通式に改め、神鉄の湊川駅も同様でしたが、地上駅から地下駅に切り替えで乗り入れに対応しました。また阪急、阪神とも戦後しばらくの間、架線電圧が600Vの区間が残っていましたが、1968年までには1500Vに昇圧を完了しました。

経営改善のため、2009年4月には神戸市が保有する株式の一部を阪神阪急HDに売却、2010年10月には阪急神戸高速線:西代駅 - 新開地駅間 2.9km、山陽電気鉄道神戸高速線:元町駅 - 西代駅間 5.0km、阪急神戸三宮駅 - 高速神戸駅間 2.2kmの第二種鉄道事業路線が廃止されています。このため阪急神戸線の乗り入れは新開地までとなりました。山陽電鉄は西代以東の第二種事業者ではなくなりましたが、車両は阪神本線に乗り入れ、大阪梅田まで行っています。

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2026年2月12日 (木)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その32 PRiVACEサービス車両 2350形 を暫定的に組み込んだ9300系

PRiVACEサービス車両 2350形は2024年7月8日までに2350から2361までの12両が竣工していますが、2300系(2代)編成は2024年度末までに2300F~2302F、2025年度は2303F~2305Fが竣工しましたが、2356~2361までを組み込む2300系編成の竣工は2026年度以降という計画となっています。この間、2356~2361は9300系(9303F~9308F)に組み込まれて営業運転に就くこととなりました。

9300系は6300系の後継特急車として2003年から2010年にかけ日立製作所笠戸事業所にて8両編成11本が製造され、2003年10月14日から営業運転に投入された系列です。拙Blogにおいても9300系に関しては2024年7月22日の記事で触れていますが、2300系の登場、PRiVACEの導入などで特急運用から急行・各停運用への転用、さらに千里線・大阪メトロ堺筋線直通を考慮して、リニューアル改造;ロングシート化改造、制御装置の更新、4M4T電動車比率向上改造が始められました。

これらの改造は長らく阪急の車両の製造を担当してきたアルナ車両正雀工場で実施され、2025年5月に9300F、同年11月までに9302F、12月に9301Fと施行、同系列の1・2次車の改造が完了しました。4M4T化に関しては元3号車のT9870形を電装化し、新2号車として連結、元2号車のT9850形は新3号車となりました。制御装置はRG684-A-MからRG6057-A-Mとなりました。

今後は2350形を組み込まない9309F以降のリニューアル改造が行われ、さらに2300系(2代)の増備で特急等運用から離脱した9303F~9308Fのリニューアルが進められるのでしょうか。

9300-9404-240904 Privace2359-in-9304f-240904 9300-9304-2409042024/9/4 茨木市 PRiVACE2359を組み込んだ9304F

93009405-2409042024/9/4 十三 PRiVACE2360を組み込んだ9305F

9300-9306-2409042024/9/4 大阪梅田 9306F

9300-9408-2409042024/9/4 茨木市 9308F

2350形の組み込みに際してはそれまで連結されていたT9880形が一時保留車扱いとなっています。2350形を組み込んだ9300系編成には写真のようにPRiVACEのHMが掲示されていましたが、2026年1月の時点では外された編成も目にしました。

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2026年2月11日 (水)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その31 阪急京都線にデビューした2300系(2代) PRiVACEサービス車両 2350形

JRと阪急・阪神、京阪の各社間で熾烈な競争が繰り広げられている京阪神間ですが、2019年3月16日のダイヤ改正でJR西日本が新快速に有料座席サービス「Aシート」を導入したのに対抗し、阪急電鉄は同社では初となる座席指定サービス「PRiVACE」を京都線特急車両に導入することとし、2024年に登場する2300系(2代)8両編成に1両、2350形として組み込むこととしました。昨日の記事の表に示したように2300系の竣工は2024年度に3編成(2300F~2302F)、2025年度に3編成(2303F~2305F)となっており、2350形は2024年度のPRiVACEサービス開始用に3両(2350~2352)と単独で6両(2356~2361)竣工しており、後者の6両はこれまでの特急車両9300系に暫定的に組み込まれ運用されることとなっています。2350形を組み込んだ9300系に関しては明日の記事で触れます。

Privace-240904-2
Privace-240904-32024/9/4 十三駅京都線ホームのホームドアに掲示されているPRiVACEの案内広告

Privace-240904
PRiVACE連結編成はダイヤが乱れた場合でも準特急、通勤特急、特急以外の種別では運行されないようです。

Privace2350-in-2300f-2409042024/9/4 茨木市 2350

Privace2350-in-2300f-240904_202602100859012024/9/4 大宮 

2350形は車体中央に側扉が設置され客室が前後2つに分けられています。一方の客室では車椅子スペースを、もう一方の客室では荷物置き場が設置され、2+1配列の回転リクライニングシート(座面スライド機構付き)がそれぞれ7列ずつ設置され、2つの客室で2人掛け側と1人掛け側の左右が逆転する千鳥配置となっています。各座席には読書灯、コンセント、インアームテーブルがあり、枕部分および2人掛け席の肘掛け部にはパーテーションが設けられています。
客室内のモケットは一般車両と同様ですが、床面はカーペット敷きとなり化粧板の木目も一般車両とは異なる柄を採用し、鴨居部も木目調となっています。デッキは床面も木目調で、壁面上部は大理石調となっています。

Privace-240904-2_202602100908012024/9/4 大宮
PRiVACEの空席案内 準特急、通勤特急、特急の停車駅にはこういった情報表示装置が設置されPRiVACEの空席状況が分かるようになっています。

 

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2026年2月10日 (火)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その30 阪急京都線にデビューした2300系(2代)

2003年にデビューし、2010年までに8両編成11本が製造された京都線用特急車両9300系の後継として2024年から製造されているのが2300系(2代)です。本系列の最大の特徴は阪急初の座席指定サービスPRiVACE用の回転リクライニングシート車両(2350形)を連結していることです。日立製作所笠戸事業所が製造を担当し、8両編成12本が登場する予定となっています。尚、初代2300系は1960年に神宝線の2000系の姉妹車として登場した系列で回生ブレーキと定速運転機能を持ち「オートカー」「人工頭脳電車」と呼ばれ、1961年には2000系と共に鉄道友の会ローレル賞を授与された車両でした。

PRiVACE用の回転リクライニングシート車両(2350形)に関しては明日以降の記事で触れ、本記事では2300系(2代)普通車輛について触れます。

2300
2300系 編成表 現時点までに6編成が竣工し、営業運転に就いているようです。
2024年9月時点では1編成のみでしたが、2026年1月には2303Fを見かけました。

主要諸元

設計最高速度 130 km/h
起動加速度 2.6 km/h/s
減速度(常用) 3.7 km/h/s
減速度(非常) 4.2 km/h/s
編成定員 884名
車両定員 先頭車:112(37)名
中間車(一般車):124(48)名
中間車(PRiVACE):41(40)名
自重 2300形:30.5 t
2350形(一般車):26.3 t
2350形(PRiVACE):28.7 t
2800形:36.1 t
2900形:33.5 t
全長 18,900 mm
車体長 18,380 mm
全幅 2,830 mm
車体幅 2,780 mm
全高 4,095 mm
車体 アルミニウム合金
台車 ボルスタ付きモノリンク式空気ばね台車
電動台車:FS579M
付随台車:FS579T
主電動機 かご形三相交流誘導電動機
東洋電機製造製 TDK8129-A
主電動機出力 190 kW
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
歯車比 5.33
制御方式 ハイブリッドSiC IGBT素子VVVFインバータ制御
制御装置 東洋電機製造製 RG6054-A-M
制動装置 全電気指令式電磁直通空気ブレーキ(電力回生優先ブレーキ付き)

2300-2400-240904-3
2300-2300-2409042024/9/4 2300系 第1編成
この頃はまだ1編成のみが営業運転に就いており、駅で運用を聞いたら、この日は茨木市発の準特急に入るとのことでした。

車体はアルミ合金製で日立製作所のA-train(AはAdvanced・Amenity・Ability・Aluminum を統合的に表したもの)技術により製造されたものです。先頭部の形態は疾走感を意識したデザインとなっており、後年、神宝線にデビューした2000系にも引き継がれたスタイルです。

2300-2300-240904-3
2300-2300-240904_20260209103801
一般車両はドア間は転換クロスシート(一部固定)、車端部はロングシートで先頭車両では乗務員室直後の座席が省略されており、車椅子スペースが中間車よりも拡大されています。化粧板は木目調、モケットはゴールデンオリーブ色です。車内ディスプレイは32インチハーフサイズのLCD表示器で、各ドア上に千鳥状に配置し各車両3基設けてあります。


2300-2300-240904-2
運転台はワンハンドル式で、モニタ装置を2つ搭載しており、1300系の車両情報統合システムから大きく機能を拡張させた車両制御システム(TCMS)を採用することで、同社で初めて制御転送指令を実現しました。

主要機器は1300系とほぼ同じで出力190kWの主電動機が1両に4基搭載され、M車にVVVFインバータ制御装置とシングルアームパンタグラフ、M'車にSIV(180kVA、AC440V)が搭載されています。台車は電動台車がFS579M、付随台車はFS579Tとなっています。

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2026年2月 9日 (月)

2024年9月の京都、嵐電と阪急沿線の旅 その29 大阪梅田、十三にて阪急電車を撮影 宝塚線で働く能勢電鉄6002F

2024年9月4日、朝の嵐電併結運用を撮影した後は、大宮駅から阪急京都線で大阪梅田方面に向かいました。

2409042024/9/4 大宮 駅名標

240904_20260208084401大阪梅田駅 手前から京都線、宝塚線、神戸線の3線が乗り入れる壮大な頭端式ホーム

2024年7月16日の記事でも紹介しましたが、阪急6000系は2200系の車体と5100系の機器類を組み合わせ、1976年から1985年にかけ130両が製造された系列ですが、宝塚線には4M4Tの8連貫通編成、神戸線には山陽電鉄乗り入れが考量された2+6両の6M2T編成が投入された系列でもありました。

1997年11月17日に運行が開始された日生エクスプレスは大阪梅田駅と能勢電鉄日生中央駅間を平日の朝夕に7往復設定された列車(朝は大阪坂梅田方面のみ、夕方は日生中央方面のみ)で登場以来長らく阪急宝塚線平井車庫所属の8両編成が使用されてきました。言わば阪急の車両による片乗り入れ方式でしたが、2014年7月31日、6000系6002Fが譲渡され、2014年8月1日から相互乗り入れ方式となりました。尤も,6002Fに関しては能勢電鉄内では日生エクスプレス専用編成となっており、ラッシュ時間以外は阪急宝塚線内で他の8連と共通運用が組まれて活躍しています。

6000-6102-2409042024/9/4 十三 能勢電鉄6002F 6102
譲渡から10周年のHMに隠れて車体番号が見えませんが6102ですね。10:00少し前に大阪梅田に向かう急行

6000-6002-1910182019/10/18 川西能勢口 
梅田行 普通運用に入る6002F

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2026年1月15日 (木)

速報版 2026年1月の関西旅行 1月14日の成果概略

1月の中旬という厳冬期に学会でカリフォルニアのサンディエゴを訪問したことはしばしばありましたが現役の頃は年度末に向け研究成果報告会などが立て込みなかなか趣味の旅行をするなんて考えつきもしませんでしたが、時間に余裕が生まれたら、この時期に旅行を計画すると意外とどこも空いていて予約も取りやすく、価格も繫忙期に比べてかなり安いということが分かったので関西に来てしまいました。ホテルは2024年9月の時と同じ四条堀川にしました。

ターゲットは

JR西日本 683系6000番台 特急「まほろば」着席通勤列車「らくラくやまと」に使用されている 安寧、悠久編成

トワイライトエクスプレス瑞風

阪急電鉄 宝塚線、神戸線に投入された 2000系

近鉄   8A系 1A系

嵐電   モボ1形

叡電   デオ732 ひえい 等を考えておりました。

1月14日は

 Dsc03642_20260114213401323系 LS15編成 任天堂Super World スペマー

Dsc03663683系6000番台 らくラクやまと 安寧編成 大阪環状線野田駅

Dsc03674同編成は新大阪到着後、向日町に回送されますが、茨木駅の待避線に30分強停車します。

Dsc03707_20260114215301Dsc03710阪急宝塚線、神戸線にデビューした2000系 神戸線御影駅

17日までこちらに滞在予定で、上にあげたターゲットは近鉄以外は時間と場所が定まっているのでなんとかなるのではと思っています。

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2024年9月 5日 (木)

速報版 2024年晩夏 京都の旅 3日目 嵐電から始まり、阪急PRiVACE、JR、阪急2300系で締めくくり

京都の旅、3日目は壬生川通が嵐電と交差する「四条大宮2号」踏切で6:10発の始発から約2時間、朝のラッシュ時間の嵐電併結編成の撮影を敢行しました。6:10発の始発編成は四条大宮駅に滞泊する編成が無いために西院車庫からの回送が6:01頃やって来ます。

Dsc00363

2024/9/4 四条大宮2号踏切 モボ106+モボ101

この編成が6:10発の嵐山行で嵐山まで行き帰ってくるのが7:06でした。その間に
左の時刻が大宮方面、右の時刻が嵐山方面
6:16 625+632 6:25
6:35  104+622   6:45
6:45  631+102   7:01     
7:06  106+101   7:17
7:16  301+614   7:25
7:27  625+632   7:36
7:31  633+616   7:40
7:41  104+622   7:48
7:49  612+501   7:56
7:58  631+102   8:05
8:06  2001+2002 (8:13)      まで撮影しました。

嵐電の場合、朝の併結編成の相手はVVVF車の2000形以外は共通運用なので毎日、違う車両と併結しているようです。

Dsc00493_20240904192701 2024/9/4 梅田 9306F

嵐電を満喫した後は大宮駅にて阪急・阪神1日フリー切符(¥1600)を購入し、阪急京都線で大阪梅田に向かいました。ちょうど大宮から乗車した準特急は9300系9306Fでしたが、PRiVACEと書かれたHMの意味は、2024年7月に登場した2300系の座席指定有料サービス車両を暫定的に組み込んだ編成であることでした。9300系11編成のうち、9303F~9308Fの6編成のT2車9880~を外し、2300系の座席指定車2350~を暫定的に組み込んだ編成にこういったHMが掲示されています。

Dsc00617_20240904192801 2024/9/4 茨木市 9305Fに組み込まれた2360

2300系の製造、運用投入に関しては今年度は2300F、1編成のみですが、PRiVACEカーの2350の他に2356~2361の6両が製造され、9300系に暫定的に組み込まれ運用に入っているようです。

十三にて京都線、宝塚線、神戸線の編成を30分程度撮影した後、神戸線で三宮に向かいました。

またEF200が現役でEF66の0番台などが活躍していた頃、元町駅の神戸よりで複々線の外側線を走る貨物列車をよく撮影したものでしたが、最近はとんとご無沙汰でした。今回、富山機関区のEF510が岡山まで行き、帰りに1086レを牽引して12時32分に神戸貨物ターミナルを出発するのをまだ撮影していなかったので元町で狙うことにしました。Dsc00581 2024/9/4 元町 1086レ EF510-17
台風10号の影響でJR貨物の列車も運休が長引いたため、EF210牽引の貨物列車に関しては訳の分からない時間に通過する中、1086レはほぼ定刻にやって来てくれました。

本来は宝塚線から能勢電鉄線も訪問する予定でしたが、今回はパスして一旦、ホテルに戻ることにしました。その前に阪急の駅員に2300系編成の運行予定を聞いてみると、17:23茨木市発の準特急で走るとのこと。

夕刻、再び阪急京都線で茨木市に向かい、正雀方面から回送でやって来た2300Fを無事撮影することが出来、さらに河原町まで、そして折り返し大宮まで乗車することが出来ました。

Dsc00667 Dsc00672_20240904195001 2024/9/4 茨木市 2300F 同駅始発の準特急 河原町行
2300系と1300系を並べてみると、2300系は独特の形態の窓枠をしていることが分かります。

Dsc00670_20240904195401 梅田より4両目に2350形,PRiVACEカーが連結されています。

Dsc00681 車内は車端部を除き、転換クロス式シートで最終的に12編成まで増備され、京都線の特急車両として活躍することが運命付けられています。

Dsc00680_20240904195901

車端部はロングシートと車椅子スペースとなっています。

Dsc00689_20240904200201

運転台は大型ディスプレイが2基設置され、Tハンドルタイプのワンハンドルブレーキ・マスコンとなっています。

というわけで京都での2日間を満喫しました。明日は東海道をひたすら東上します。

 

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2024年7月31日 (水)

2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その19 1300系

阪急では1960年に導入され2016年まで在籍した2300系に代わり、2024年7月21日から2代目2300系の運転が始まったようですが、これに関しては次回関西を訪問した際に狙うこととし、今回は2014年3月30日に運用を開始した1300系について触れることにします。神宝線の1000系の京都線版であり、8両固定編成16本が現在までに製造されています。9300系が特急運用主体のクロスシート車で千里線や堺筋線には入線しないのに対し、1300系はロングシート車として千里線、堺筋線に入線します。
 制御方式はIGBT素子によるVVVF制御で全閉内扇式かご形三相誘導電動機を駆動しています。
1300系の導入により、2015年3月22日を以って、初代2300系の営業運転が終了また、堺筋線に乗り入れない3300系、5300系の8両編成の廃車、堺筋線に乗り入れない車両の7連化が進んでいます。

1300_20240730075301
二代目1300系 製造順の編成表


1300-1400-191018_20240730075601


2019/10/18 十三 1400(1300F) トップナンバー


1300-1415-230829


2023/8/29 十三 1415(1315F) 現時点でのラストナンバー


1300-1408-230829-21
2023/8/29 十三 1408(1308F) 「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」 

ラッピング編成が多いのも1000系、1300系の特徴です。

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2024年7月30日 (火)

2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その18 3300系

1969年12月6日、地下鉄堺筋線、天神橋筋6丁目~動物園前間7.0kmが開業し、大阪市営地下鉄60系・阪急3300系それぞれ5両編成による直通運転が始まりました。阪急側は1921年に開業していた千里線(北大阪電気鉄道が開業)と同日から直通運転を開始しました。阪急側が最初に用意した直通車両が3300系でした。その後、5300系、7300系、8300系、1300系と様々な車両が乗り入れていますが、3300系はいまだ健在です。

3300系は上記のような経緯から、大阪市交通局と協議の上、設計されました。ちょうど1970年の大阪万国博覧会を前にした時期で1967年から1969年までに120両が製造され、1979年に付随車6両が増備されました。従来の阪急車両より、幅が100mm広く、長さが100mm短い御堂筋線用60系同じサイズですが、神宝線へは車両限界に抵触するため入線できません。

3300_20240729101601

3300系の製造順の編成表

昨日の記事でも触れましたが3300系はそれまでの京都線の車両の付番方式を踏襲し、トップナンバーは01でした。当初、堺筋線の直通運転の詳細が未確定であったため、MT比4:3の7両編成(Mc-M'-T-Tc+Mc-M'-Tc)が落成し、本線の急行用などに投入されました。なお、付随車の番号は編成で下一桁を揃えるため偶数番が欠番となりました。

直通運転の計画が明らかとなり5両編成14本を用意することとなり、地下線内の故障列車の救援推進のため、5両編成は4M1T構成となり、初めて梅田と反対側の先頭車として+100の形式が登場しました。

1979年、堺筋線6連化のため付随車6両が追加製造されました。

1982年から1985年にかけ、冷房改造が施工されました。

3300-3358-230829

2023/8/29 桂 3358(3331F)

3300-3362-230829 2023/8/29 十三 3362(3328F)

3300系は現在、7両編成が4本残っています。
3323x7R: 3323+3427+3313+3413+3337+3813+3363
3328x7R: 3328+3425+3312+3412+3336+3812+3362
3329x7R: 3329+3405+3343+3424+3342+3818+3363
3331x7R: 3331+3407+3308+3408+3332+3808+3358

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2024年7月29日 (月)

2023年晩夏の関西旅行 阪急電鉄編 その17 5300系

阪急5300系は神宝線・京都線共通規格車5100系の機器と大阪市交通局堺筋線乗り入れ対応車3300系の車体寸法を採用した初の系列でした。1972年から1984年までに105両が製造されました。阪急の系列でも京都線では3300系のように3301がトップナンバーでしたが、5300系から0がトップナンバーとなりました。

5300 5300系の製造順 編成表

5300F:2連 5301F:8連 5302F~5309F、5311F、5312F:4連 5310F:6連 といった編成形態で製造され、ここまでは冷房装置RPU3003-8,000 kcal/h×4基を搭載していました。5313F以降は10,500 kcal/h×3基となりました。

5300-5313_20240728111901 1981年頃 大阪梅田
製造当時のスタイル、急行表示も看板の時代

5300-5302-191018 2019/10/18 大阪梅田 1989年からのリニューアルで標識灯、尾灯は窓下に移設され顔つきが変わりました。

5300-5424-230829
2023/8/29 十三 5424 (5324F)

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